べっぴんの町
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べっぴんの町 | |
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監督 | 原隆仁 |
脚本 | 柏原寛司 |
原作 | 軒上泊 |
音楽 | 埜邑紀見男 |
撮影 | 宗田喜久松 |
編集 | 冨田功 |
配給 | 東映 |
公開 | 1989年10月14日 |
上映時間 | 103分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『べっぴんの町』(べっぴんのまち)は、1989年に東映の配給で公開された日本映画。
概要
[編集]軒上泊の同名小説の映画化作品である。
元・法務教官という経歴を持つアマチュアのオプ(探偵)。“べっぴん”亜紀子から依頼された家出娘の捜索から、殺人事件にまで巻き込まれてゆく。
神戸(一部、芦屋市や横浜市でのロケもあり)を舞台にハードボイルドタッチで描くミステリー。背景の様々な場面に阪神・淡路大震災以前の神戸の風景が収められており、現在では見ることの出来ない建物や風景を窺い知ることが出来る。
同年4月公開「もっともあぶない刑事」のスタッフを再結集して制作された。
キャスト
[編集]- 私:柴田恭兵
- 田村亜紀子(依頼人、シーサイドクラブのオーナー):田中美佐子
- 左山集司(少年院時代の教え子、エリートやくざ):本木雅弘
- 富沢令子:つみきみほ
- 中嶋町子(達夫の娘):和久井映見
- 中嶋達夫(宝石商):峰岸徹
- トニー・トー(中国人テーラー):笑福亭鶴瓶
- 田村領二(亜紀子の弟):倉田てつを
- 佐久間(富沢の雇われ用心棒):片桐竜次
- 矢崎(佐久間の仲間):伊藤洋三郎
- 横田健次(家出少年):村上雅俊
- 富沢(貿易商):川地民夫
- バーのマスター:上田耕一
- 交通課の婦警:長谷部香苗
- 佐山の事務所の組員:寺島進
スタッフ
[編集]- 企画:黒澤満
- プロデューサー:服部紹男、岸本一男
- 原作:軒上泊
- 脚本:柏原寛司
- 撮影:宗田喜久松
- 照明:長田達也
- 録音:細井正次
- 美術:中村州志
- 編集:冨田功
- 助監督:辻井孝夫、上山勝、工藤雅典、清水浩
- キャスティング:飯塚滋
- 記録:桑原みどり
- 製作担当:望月政雄
- 撮影(B班):内藤雅行
- 音楽:埜邑紀見男
- 音楽監督:鈴木清司
- 主題歌:「AGAIN」
- 音響効果:渡部健一(東洋音響カモメ)
- 技斗:高瀬将嗣(高瀬道場)
- ガンアドバイザー:BIGSHOT(矢崎使用ナイフ・佐久間使用ガバメント提供)※クレジット無し
- カースタント:TA・KA
- 録音スタジオ:にっかつスタジオセンター
- 現像:東映化学
- 制作協力:セントラルアーツ
- 監督:原隆仁
- 製作・配給:東映
ロケ地
[編集]六甲山、メリケンパーク、神戸オリエンタルホテル、ポートアイランド、神戸大橋、異人館、トアロード、ヴィーナスブリッジ、ウェザーリポート(舞子)、アティックジュニア、ルミナス神戸、神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)北埠頭駅、摩耶ロープウェー、芦屋六麓荘町 など
関連項目
[編集]- She's Rain - 映画化作品には本作と同様、本編内に震災前の神戸の風景が収められている。
- 阪神間モダニズム