ねこ、はじめました
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ねこ、はじめました | |
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ジャンル | コメディ[1] |
漫画 | |
作者 | 環方このみ |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | ちゃお、ちゃおデラックス |
レーベル | ちゃおコミックス |
発表号 | ちゃお:2015年11月号 - ちゃおデラックス:2016年1月号 - |
発表期間 | 2015年10月3日 - |
巻数 | 既刊13巻(2024年6月26日現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『ねこ、はじめました』は、環方このみによる日本の漫画作品。『ちゃお』(小学館)にて、2015年11月号より連載中[2]。『ちゃおデラックス』(同)でも2016年1月号より連載中。
2017年6月、ボイスコミックが制作された[3]。2020年、第65回小学館漫画賞児童向け部門を受賞[4]。2022年4月現在、累計発行部数は40万部を突破している[5]。
2022年2月22日が猫の日であることにあわせ、「マンガワン」(同)にて猫漫画が無料で公開された際には、「小学館の猫漫画」5作品の1作に選ばれている[6]。翌年の同「マンガニャン」企画でも、7作品のうちの1作として選出[7]。
連載について
[編集]本作は『ちゃお』のみではなく、複数の雑誌にて連載、掲載されている。いずれも小学館。
- ちゃお(2015年11月号 - 2016年2月号、6月号 - 連載中)
- ちゃおデラックス(2016年1月号 - 2018年11月号、2019年3月号、7月号、9月号、2020年1月号、11月号 - 連載中)
- ぷっちぐみ(2016年4月号付録)
- ちゃおデラックスホラー(2016年9月号、2017年9月号)
- &FLOWER(2017年7号、15号、23号、2018年3号、11号)
- Sho-Comi(2018年17号)
単行本での話数のカウントは、複数の掲載誌を合わせて通算されたものとなっている。
あらすじ
[編集]男子高校生・和代尚は交通事故に遭い、猫になってしまう。猫社会の厳しさを痛感し、腹を空かせているところでチカに出会い、おにぎりを貰う。その時に落とした生徒手帳を届けたことがきっかけで、尚は彼女のペットとして暮らすことになる。
チカにニャオと名付けられた尚は、病院で尚の身体を目撃し、猫と身体が入れ替わっていると知る。元に戻る方法を探しながら、猫としての生活を送っていた。
ある日、尚は自分の身体と出会い、一時的に身体が元に戻るも、また猫と入れ替わってしまう。そしてまた猫としての日々を過ごしていく。
登場人物
[編集]- 「尚」は尚本人または人間の姿だった頃のこと、「ニャオ」は猫の姿の尚のことを指す。
- 声の項はボイスコミックの声優。
- 和代 尚(かずしろ なお) / ニャオ
- 声 - 内田雄馬[3]
- 男子高校生。クラスは1年2組。自称紳士のため、女子の着替えを覗くことはしない。褒められて伸びるタイプで、考えが顔に出るタイプ。
- 野山 チカ(のやま チカ)
- 声- 井上遥乃[3]
- 尚と同じ学校の女子。アルバイトをしている。ドジで天然な性格。片付けが苦手。一人暮らしをしている。
- 尚がニャオの身体になる前に、猫のニャオを知っていた。人間の尚のことも目撃していた。その時に傘に「俺」という文字が書いてあったことから、「傘太郎」と呼んでいる。
- 園田 朱未(そのだ あけみ)
- 声 - 香坂さき[8]
- チカの友達で、クールな女子。勘が鋭い。手先が器用。
- 山縣 叶太(やまがた かなた)
- ニックネームは「カナちゃん」。チカの幼馴染。猫が好きだが[注釈 1]、暗殺者のような視線のせいで、動物から恐れられている。
- 佐藤(さとう)
- 2組の眼鏡をかけている男子。無口で、尚がお金を借りた時以外ほとんど話したことがない。よく路上でギターを演奏している。作詞作曲が出来る。ニャオのことを「相棒」と呼んでいる。
- 竹河(たけかわ)
- 2組の女子。不吉な予言を的中させる占い師のような存在に見えるが、危険予測が上手なだけ。
- ネコつかい
- 顔が怖く、体格の良い男性。餌をあげなくても猫が寄ってくることから、近所の人に「ネコつかい」と噂されている。迷い犬を飼い主に届けたりと、いい人。
- 大家
- チカが住むアパートの大家。チカの母親の友達。ハイテンションなことが多い。ニャオを可愛がるが、ネコ先輩との区別がつかない。
- 落武者[注釈 2]
- チカがアルバイトをしている店の店長。チカのドジに悩んでいる。
- たまき
- チカの友達。
- トム / ネコ先輩
- ニャオに少し似ている猫。大家は「ブチャ」と呼んでいる。よその家の飼い猫で、チカの家の近所に住んでいる。
- マカロン / 子ネコ先輩
- やんちゃな性格。
書誌情報
[編集]- 環方このみ『ねこ、はじめました』小学館〈ちゃおコミックス〉、既刊13巻(2024年6月26日現在)
- 2016年7月27日初版発行(7月22日発売[1])、ISBN 978-4-09-138617-5
- 2017年4月5日初版発行(3月31日発売[9])、ISBN 978-4-09-139194-0
- 2017年12月4日初版発行(11月29日発売[10])、ISBN 978-4-09-139598-6
- 2018年7月4日初版発行(6月29日発売[11])、ISBN 978-4-09-870187-2
- 2018年2月4日初版発行(1月30日発売[12])、ISBN 978-4-09-870325-8
- 2019年10月6日初版発行(10月1日発売[13])、ISBN 978-4-09-870642-6
- 2020年5月5日初版発行(4月30日発売[14])、ISBN 978-4-09-871031-7
- 2020年12月3日初版発行(11月27日発売[15])、ISBN 978-4-09-871180-2
- 2021年12月1日初版発行(11月26日発売[16])、ISBN 978-4-09-871553-4
- 2022年6月29日初版発行(6月24日発売[17])、ISBN 978-4-09-871746-0
- 2023年3月24日発売[18]、ISBN 978-4-09-872016-3
- 2023年11月24日発売[19]、ISBN 978-4-09-872429-1
- 2024年6月26日発売[20]、ISBN 978-4-09-872575-5
- 環方このみ『ねこ、はじめました〜なんでか今日もねこぐらし〜』小学館〈ちゃおコミックス〉、2022年5月1日初版発行(4月26日発売[5])、ISBN 978-4-09-871682-1
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “ねこ、はじめました 1”. 小学館. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “クッキングラブコメ&にゃんこコメディ、ちゃおに新連載2作品登場!付録も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年10月3日) 2021年2月10日閲覧。
- ^ a b c “「ねこ、はじめました」ボイスコミック公開、猫になったDKを内田雄馬が演じる”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年6月2日) 2021年2月10日閲覧。
- ^ “第65回小学館漫画賞、一般向け部門は「アオアシ」と「かぐや様は告らせたい」が受賞”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年1月22日) 2021年2月10日閲覧。
- ^ a b “ねこ、はじめました〜なんでか今日もねこぐらし〜”. 小学館. 2022年4月29日閲覧。
- ^ “猫の日限定でマンガワンがマンガニャンに?小学館の猫マンガ5作品を無料開放”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年2月21日) 2023年2月21日閲覧。
- ^ “「俺、つしま」など猫マンガ無料開放、マンガワンの猫の日企画“マンガニャン””. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年2月21日) 2023年2月21日閲覧。
- ^ “香坂さき”. AIR AGENCY 声優プロダクション. 2021年5月21日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 2”. 小学館. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 3”. 小学館. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 4”. 小学館. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 5”. 小学館. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 6”. 小学館. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 7”. 小学館. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 8”. 小学館. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 9”. 小学館. 2021年11月26日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 10”. 小学館. 2023年2月21日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 11”. 小学館. 2023年3月26日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 12”. 小学館. 2023年12月3日閲覧。
- ^ “ねこ、はじめました 13”. 小学館. 2024年6月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- ねこ、はじめました (@NekoHajimeta) - X(旧Twitter)
- ねこ、はじめました - YouTubeプレイリスト