竜山さゆり
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たつやま さゆり 竜山 さゆり | |
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生誕 |
1973年5月16日(51歳) 日本・大阪府 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1989年 - |
ジャンル | 動物漫画 |
受賞 | 第47回小学館漫画賞児童向け部門受賞(『ぷくぷく天然かいらんばん』) |
竜山 さゆり(たつやま さゆり、1973年5月16日[1] - )は、日本の漫画家[1]、イラストレーター[1]。大阪府出身[1]、金沢美術工芸大学油絵科卒業[2]。
『ぷくぷく天然かいらんばん』で2001年度、第47回小学館漫画賞児童向け部門を受賞[1]。血液型A型[3]。愛称は「さるり先生」[注釈 1]。趣味は香港旅行[3]、三線など[5]。
来歴
[編集]1989年、『少女コミック』4号に発表した「夢見る筋肉姫」でデビュー[1]。
その後『少女コミック』、『少女コミックCheese!』、『ちゃお』(いずれも小学館)と掲載誌を変えながら創作活動を続けている。『ちゃお』移籍後は「ぷくぷく天然かいらんばん」「はぴはぴクローバー」など、動物を主役に据えた作品が多い。[独自研究?]
このほか、漫画執筆の傍らで児童向け小説の挿絵も手がけている。
作品リスト
[編集]連載作品
[編集]- 天晴!あおい(『週刊少女コミック』1990年12号 - 14号)
- 百億分の1の恋人(『週刊少女コミック』1990年22号 - 24号)
- 時の降る丘に(『週刊少女コミック』1991年23号 - 25号)
- 愛とせーしゅんのなっちゃんズ(『少女コミック』1994年15号 - 17号)
- 亜熱帯Girl(『少女コミックCheese!』1997年5月号 - 7月号)
- ハッピーかむかむカンパニー(『少女コミックCheese!』1998年1月号 - 1999年7月号) - 断続連載
- ぷりんのまんま(『ちゃお』1998年9月号 - 11月号)
- ぷくぷく天然かいらんばん(『ちゃお』1999年4月号 - 2005年7月号)
- はぴはぴクローバー(『ちゃお』2005年8月号[6] - 2008年11月号[6])
- くまップリ♪(『ちゃお』2009年1月号 - 10月号)
- ジュエルペット(『ちゃお』2010年2月号 - 9月号)
- ある日 犬の国から手紙がきて(『ちゃお』2012年8月号[7] - 、『ちゃおデラックス』) - 2009年に出版された絵本『ある日 犬の国から手紙が来て』(田中マルコ(著)、松井雄功(イラスト)、小学館刊)を原作として漫画化。読み切りから連載化[7]。
- うちの犬が子ネコ拾いました。(『Cheese!』2017年6月号[8] - )
- 金目銀目ねこ館(『ちゃおデラックス』2020年3月号[9] - )
読切作品
[編集]- 夢みる筋肉姫(『週刊少女コミック』1989年4号) - デビュー作品[1]
- シンデレラたちの香港(『週刊少女コミック』1989年10号)
- さくら散り さくら咲く(『週刊少女コミック』1989年増刊4月号)
- 虫さされジュリエット(『週刊少女コミック』1989年増刊7月号)
- シャチを探しに(『週刊少女コミック』1989年増刊9月号)
- ゴジラかく語りき(『週刊少女コミック』1989年増刊11月号) - 「シャチを探しに」続編
- ポラリス(『週刊少女コミック』1990年増刊2月号) - 「ゴジラかく語りき」続編
- 熱闘!駅前商店街(『週刊少女コミック』1990年7号)
- 夢みてTRY!(『週刊少女コミック』1991年4号)
- 香港ラビリンス(『週刊少女コミック』1991年9号)
- もう一度はじめまして(『週刊少女コミック』1991年13号)
- 翼を抱きしめて(『週刊少女コミック』1991年18号)
- HIYOKOななころび(『少女コミック』1993年20号)
- ヒミツの放課後(『少女コミック』1994年5号)
- 義理GIRIバレンタイン(『少女コミック』1994年増刊2月号)
- どんと!ウォーリー(『少女コミック』1995年2号)
- 号外!旭陽タイムズ(『少女コミック』1995年6号)
- 保育園へいこう!(『少女コミック』1995年増刊2月号)
- にっぽにあ★にっぽん(『少女コミック』1995年増刊6月号)
- 世界は恋であふれてる(『少女コミック』1995年増刊8月号) - 「にっぽにあ★にっぽん」続編
- ココロのタマゴ(『少女コミック』1995年増刊10月号) - 「世界は恋であふれてる」続編
- お手をどうぞ(『少女コミック』1995年23号)
- 恋しいムーンストーン(『少女コミック』1996年3号)
- 猫っかぶりの猫たち(『少女コミックCheese!』1996年増刊6月号)
- モグ様のいうとおり!(『ちゃおデラックス』1997年初秋の増刊号)
- まおまお♥みーちゃ(『ちゃおデラックス』1997年冬の増刊号)
- にゃんこな気持ち(『ちゃおデラックス』1998年春の増刊号)
- わくわく注意報!(『ちゃおデラックス』1999年冬の増刊号)
- まいにち、抱きしめるから(『ちゃおデラックス2009年初夏の大増刊号)
- タントン☆すてっぷ(『ちゃおデラックス』2009年夏の超大増刊号)
- とびきり!ポッケ(『ちゃおデラックス』2009年秋の大増刊号)
- チルチルみるく日和(『ちゃおデラックス』2009年冬の大増刊号)
イラスト
[編集]- 『死体が消えた!?ウソ?ホント?事件 -かっとびキッズ』(1995年ポプラ社文庫、作:早瀬みずち)
- 『お誕生日はもうこない!?事件 -かっとびキッズ』(1996年ポプラ社文庫、作:早瀬みずち)
- 『ライバルにまわしげり!』(1997年パレット文庫、作:倉橋耀子)
- 『子ねこのほほえむ時 〜私がこの子の家族になります〜』(ちゃおノベルズ、都築奈央(著)、2009年12月24日)
- 『虹の橋でキミに会えたら』(ちゃおノベルズ、都築奈央(著)、2011年8月1日)
- 『ある日犬の国から手紙が来て』 (ちゃおノベルズ、田中マルコ(著)、松井雄功(イラスト)、2013年2月)
- 『ある日 犬の国から手紙が来て 〜ドッグカフェ・ハナペロの物語〜』 (ちゃおノベルズ、田中マルコ(著)、松井雄功(イラスト)、2013年8月5日)
- 『きみとのやくそく』(ちゃおノベルズ、都築奈央(著) 2014年7月16日)
- 上記作品では挿絵・イラストを担当
書籍
[編集]いずれも小学館より発行。
- 『竜山さゆり傑作集』〈フラワーコミックス〉、1990年 - 1992年
- 「天晴!あおい」1990年9月26日発売[10]、ISBN 4-09-133491-1
- 「百億分の1の恋人」1991年2月26日発売[11]、ISBN 4-09-133492-X
- 「香港ラビリンス」1991年8月26日発売[12]、ISBN 4-09-133493-8
- 「時の降る丘に」1992年1月25日発売[13]、ISBN 4-09-133494-6
- 『さゆりのはあとふるシアター』〈フラワーコミックス〉、1994年 - 1995年
- 「愛とせーしゅんのなっちゃんズ」1994年10月26日発売[14]、ISBN 4-09-136231-1
- 「にっぽにあ★にっぽん」1995年12月13日発売[15]、ISBN 4-09-136232-X
- 『さゆりのWAKUWAKU♥パラダイス』〈フラワーコミックス〉、1997年 - 1999年
- 「亜熱帯Girl」1997年7月26日発売[16]、ISBN 4-09-136234-6
- 「ハッピーかむかむカンパニー」1998年8月22日発売[17]、ISBN 4-09-136235-4
- 「キス♥キス♥びねつカンパニー」1999年10月26日発売[18]、ISBN 4-09-136236-2、
- 『ハッピーさゆりパーク ぷりんのまんま』〈フラワーコミックス〉、1999年1月26日発売[19]、ISBN 4-09-133495-4
- 『ぷくぷく天然かいらんばん』〈フラワーコミックス→ちゃおコミックス〉、2000年 - 2005年、全10巻
- 『はぴはぴクローバー』〈ちゃおコミックス〉、2006年 - 2008年、全5巻
- 『くまップリ♪』〈ちゃおコミックス〉、2009年11月27日発売[20]、ISBN 978-4-09-132710-9
- 『ある日 犬の国から手紙が来て』〈ちゃおコミックス〉、2012年 - 2019年、全11巻
- 2012年4月27日発売[21]、ISBN 978-4-09-134543-1
- 2012年12月26日発売[22]、ISBN 978-4-09-135118-0
- 2013年10月1日発売[23]、ISBN 978-4-09-135594-2
- 2014年7月25日発売[24]、ISBN 978-4-09-136288-9
- 2015年4月1日発売[25]、ISBN 978-4-09-137268-0
- 2015年7月1日発売[26]、ISBN 978-4-09-137518-6
- 2016年6月1日発売[27]、ISBN 978-4-09-138460-7
- 2016年10月31日発売[28]、ISBN 978-4-09-138805-6
- 2017年4月27日発売[29]、ISBN 978-4-09-139198-8
- 2018年6月29日発売[30]、ISBN 978-4-09-870188-9
- 2019年8月30日発売[31]、ISBN 978-4-09-870591-7
- 『ある日 犬の国から手紙が来て〜出会いのキセキ〜ティアーズセレクション』2016年9月30日発売[32]、ISBN 978-4-09-138815-5 - 1〜7巻から8話をセレクトした傑作選
- 『うちの犬が子ネコ拾いました。』〈フラワーコミックス〉、2018年 - 、既刊7巻(2024年6月26日現在)
- 2018年7月26日発売[33][34]、ISBN 978-4-09-870226-8
- 2019年6月26日発売[35]、ISBN 978-4-09-870544-3
- 2020年8月26日発売[36]、ISBN 978-4-09-871143-7
- 2021年7月26日発売[37]、ISBN 978-4-09-871407-0
- 2022年7月26日発売[38]、ISBN 978-4-09-871761-3
- 2023年6月26日発売[39]、ISBN 978-4-09-872282-2
- 2024年6月26日発売[40]、ISBN 978-4-09-872634-9
- 『金目銀目ねこ館』〈ちゃおコミックス〉、2021年 - 、既刊4巻(2024年6月26日現在)
- 2021年3月31日発売[41]、ISBN 978-4-09-871340-0
- 2022年3月25日発売[42]、ISBN 978-4-09-871590-9
- 2023年6月26日発売[43]、ISBN 978-4-09-872134-4
- 2024年6月26日発売[44]、ISBN 978-4-09-872590-8
アンソロジー
[編集]- 『いつでもワンコといっしょ』2010年2月1日、ISBN 978-4-09-133106-9 - 「まいにち、抱きしめるから」収録。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g “竜山 さゆり(漫画家)”. マンガペディア. 2022年4月3日閲覧。
- ^ まんがseek・日外アソシエーツ共著『漫画家人名事典』日外アソシエーツ、2003年2月25日初版発行、ISBN 4-8169-1760-8、234頁
- ^ a b 竜山さゆり『天晴!あおい』〈FC〉1990年11月20日、ISBN 4-09-133491-1など、表紙そで。
- ^ 竜山さゆり『ハッピーかむかむカンパニー』〈FC〉1998年9月20日 ISBN 4-09-136235-4、表紙そで。
- ^ 竜山さゆり『ぷくぷく天然かいらんばん』9巻〈ちゃおFC〉2005年1月5日、ISBN 4-09-133639-6、表紙そで。
- ^ a b “はぴはぴクローバー(漫画)”. マンガペディア. 2022年4月3日閲覧。
- ^ a b “竜山さゆり「ある日 犬の国から手紙が来て」ちゃおで連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年7月3日) 2022年4月3日閲覧。
- ^ “「煩悩パズル」の川上ちひろ、カッコいいけど最低な男子描く新連載をCheese!で”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年4月24日) 2022年4月3日閲覧。
- ^ “金目銀目ねこ館(漫画)”. マンガペディア. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “天晴!あおい”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “百億分の1の恋人”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “香港ラビリンス”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “時の降る丘に”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “愛とせーしゅんのなっちゃんズ”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “にっぽにあ★にっぽん”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “亜熱帯Girl”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ハッピーかむかむカンパニー”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “キス♥キス♥びねつカンパニー”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ハッピーかむかむカンパニー”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “くまップリ♪”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て 2”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て 3”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て 4”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て 5”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て 6”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て 7”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て 8”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て 9”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て 10”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て 11”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “ある日 犬の国から手紙が来て〜出会いのキセキ〜ティアーズセレクション”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “竜山さゆり、大型犬とやんちゃな子猫を描く「うちの犬が子ネコ拾いました。」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年7月26日) 2022年4月3日閲覧。
- ^ “うちの犬が子ネコ拾いました。 第1巻”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “うちの犬が子ネコ拾いました。 第2巻”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “うちの犬が子ネコ拾いました。 第3巻”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “うちの犬が子ネコ拾いました。 第4巻”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “うちの犬が子ネコ拾いました。 第5巻”. 小学館. 2022年7月26日閲覧。
- ^ “うちの犬が子ネコ拾いました。 第6巻”. 小学館. 2024年6月28日閲覧。
- ^ “うちの犬が子ネコ拾いました。 第7巻”. 小学館. 2024年6月28日閲覧。
- ^ “金目銀目ねこ館 1”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “金目銀目ねこ館 2”. 小学館. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “金目銀目ねこ館 3”. 小学館. 2024年6月28日閲覧。
- ^ “金目銀目ねこ館 4”. 小学館. 2024年6月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- 竜山さゆり (@SayuriTatsuyama) - X(旧Twitter)