にしかずみ
表示
にし かずみ | |
---|---|
誕生 |
1949年1月3日(75歳) 日本 千葉県 |
職業 | 作詞家 |
活動期間 | 1986年 - |
ジャンル | 演歌・歌謡曲 |
デビュー作 | 作詞 『湯の町情話』 |
にし かずみ(1949年1月3日 - )は、日本の作詞家。血液型A型。
来歴
[編集]- 1949年1月3日、千葉県に生まれる。
- 1969年、松竹株式会社 関西歌舞伎に入団。
- 1974年、株式会社ブレイン企画に入社し、朝丘雪路の担当マネージャーとなる。
- 1978年、株式会社プロダクション人力舎に移り、シティーボーイズなどのマネージャーを担当。
- 1986年、『湯の町情話』(ビクター音楽産業)にて作詞家デビュー
エピソード
[編集]- 代表作『ただ、会いたい〜母へ〜』は、「生後2カ月の時に母に捨てられて、東京・上野公園のベンチに置き去りにされ、その後、児童養護施設を転々としながらも大切に育てられた男性が、64歳になった今でも、母を待ち続けている…。」という新聞の読者投稿記事を読み、衝撃を受けて[1]、「3歳でデパートの屋上に置き去りにされた女の子が、一人前に成長し、今自分が、これから母になることを伝えたい」 というストーリーで、作詞した曲である[2]。 NHKラジオ第1放送『ユアソング』で、2010年12月~2011年1月の楽曲に採用された[3]。
- 同作品を 女性版として小川夏輝がカバー。ストーリーに基づいたPVがYouTubeにて、30万アクセス突破、PVに英訳をつけたことから海外からもアクセスされている。
- 南条忠夫のデビュー曲『利根の佐太郎』は、にしかずみと南条忠夫が、同じ中学校の同級生であったことが縁で、作詞した曲である[4]。
- 2014年7月3日に47歳で急逝した、ものまねタレント・春一番の『チョットお先に天国へ』は、2005年に腎不全を患って、生死の境をさまよった春一番の体験を元に、にしかずみが作詞した曲だったが、奇しくも、春一番の急死を予感させるような曲になってしまい、『あっけない最期を予感するような歌を手がけたことになり、驚いている。』とコメントした[5]。
作詞作品
[編集]- 1986年8月21日 『湯の町情話』(ビクター音楽産業) ベートーベン鈴木
- 1988年10月5日 『雨の埼玉』(東芝EMI) さいたまんぞう
- 1990年8月1日 『あゝ権八・小紫』(ビクター音楽産業) 若林健二
- 1992年3月1日 『雨の大阪』(東芝EMI) チャーリー浜
- 1994年9月10日 『雪降る季節は』『サァ踊ろうよ!』『利根の梨太郎』(アサペック) 天木一志
- 1995年12月1日 『あゝ社長の涙』『倖せ一夜恋一ツ』(ビクター音楽産業) 藤正樹
- 1997年10月22日 『漁港の恋の物語』『小樽にて・雪』(ガウス) バラーズ
- 1998年12月16日 『プラットホーム』『平成夜桜花見唄』(ガウス) バラーズ
- 2001年2月21日 『はこべ草』『佗助』(フリーボード) 高城ゆり
- 2002年11月6日 『故郷へ帰ろう』(キングレコード) しみず真知子
- 2005年4月16日 『あんた』(ガウス) 五十嵐仁
- 2005年9月21日 『あんた』(徳間ジャパン) 天木一志
- 2006年8月10日 『小木の恋情話』(マイライフ) 天木一志
- 2006年9月6日 『さよなら小泉さん』『ちゃん's音頭』(日本クラウン) ちゃん's
- 2007年2月10日 『あの頃・この頃・これから』『夢の中』(マイライフ) 何ン田研二&十勝花子
- 2007年3月10日 『タンシネヒャンギ』(マイライフ) DOMOTO
- 2007年4月10日 『磯菊の宿』(マイライフ) 宮園ゆう子
- 2007年5月5日 『都会』(マイライフ) 五十嵐潤
- 2007年7月10日 『赤い爪』(マイライフ) 千葉山貴公
- 2007年8月7日 『ラブ・京王線』(マイライフ) 小川夏輝
- 2007年10月10日 『いのち』(マイライフ) 天木一志
- 2008年11月6日 『チョットお先に天国へ』(マイライフ) 春一番
- 2009年4月6日 『どうなってんだ'09』(マイライフ) さいたまんぞう
- 2009年7月10日 『ラブ・京王線~青春編~』(マイライフ) 小川夏輝
- 2009年7月10日 『プラットホーム〜雪の駅〜』(マイライフ) 祭みやこ
- 2009年8月26日 『おもいでの京都』(マイライフ) 小川夏輝
- 2010年10月10日 『昭和の詩』(マイライフ) 藤正樹
- 2010年12月8日 『ただ、会いたい〜母へ〜』(日本クラウン) 西つよし NHKラジオ第1放送 ユアソング 2010年12月~2011年1月の楽曲
- 2011年8月10日 『葉月のおわら恋一つ』(マイライフ) 一之瀬ひろな
- 2012年3月10日 『甘えていいよ』(マイライフ) 成田みつる
- 2012年4月11日 『ずるいわょあなた』(アスタエンタテインメント) 賀川じゅん
- 2012年8月22日 『夜明けのチャチャ』(ウェブ・クウ) 泉昇太
- 2012年12月15日 『いのち』(マイライフ) 一之瀬ひろな
- 2013年7月24日 『伊東で逢いましょう』(徳間ジャパン) 瀬生ひろ菜
- 2013年9月10日 『利根の佐太郎』(マイライフ) 南条忠夫
- 2014年3月26日 『ときめきをありがとう』(キングレコード) 南わこ
- 2014年3月26日 『君の名は』(アスタエンタテインメント) 小川夏輝
- 2015年8月10日 『陽だまりのはこべ草』(マイライフ) 重原美子
- 2015年11月4日 『那須与一』『YORU』(夢レコード) 青山友貴
- 2015年11月4日 『伊豆の宿』(徳間ジャパン) 瀬生ひろ菜
- 2016年10月26日 『ただ、会いたい〜母へ〜』(日本クラウン)小川夏輝
- 2018年12月1日 『ただ、会いたい〜母へ〜』(N-HARMONY)小川夏輝
≪プロデューサーに松田良、アレンジに若草恵を迎えリニューアル発売≫
- 2019年8月1日 『あゝ 権八・小紫』(N-HARMONY)竜小太郎 ≪DVD 2020年8月1日発売≫
- 2019年8月21日 『昭和の女』(ホリデージャパン) 仁支川峰子(芸能生活45週年記念曲)
- 2020年2月19日 『ゆられて埼玉』(ホリデージャパン) 三浦京子&ハニーシックス(テレビ埼玉『四季 彩の国紀行』推薦曲)
脚注
[編集]- ^ 実体験が感動…53歳男の泣ける家族愛ソング現代版「瞼の母」 zakzak 2011年2月2日
- ^ 「ただ、会いたい~母へ~」おおひなたごう◆SILVERY NOTE ギャグ漫画家おおひなたごうのブログ 2011年2月20日
- ^ 日本クラウン 西つよし ディスコグラフィ
- ^ 団塊世代の元銀行員、股旅物演歌で歌手デビュー zakzak 2013年11月15日
- ^ 急死の春一番さん、最期を予感? 4年前に新曲「チョットお先に天国へ」 zakzak 2014年7月4日