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なかやまかんな

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なかやま かんなとは、2008年ごろより活動するレゴブロック製作者、通称レゴビルダーのひとりである。子供からは親しみをこめてかんな先生と呼ばれている[1]

公式設定で年齢は20歳となっており、平成生まれであることを公表している。出身は兵庫県西宮市

概要

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代表作品はマチカネワニ(電動・全長3m)、屋久島縄文杉(レゴブロックで作る世界遺産展・全長1m)など。製作分野では、電動モデルやプログラミング作品、レゴデュプロでの大型作品の即興製作、仕掛けや仕組みのある作品を得意としている。

2012年、大阪大学大学院基礎工学研究科在学中に大阪大学レゴ部を創部し、大型作品の製作や、展示イベント、親子向けワークショップを多数企画・開催する。2015年まで、取材・メディア対応・講演会・参加型イベントを多数実施する。

2015年2月11日に開催された、レゴランド・ディスカバリー・センター大阪(LDCO)の「レゴ職人コンテスト」で優勝し、初代 マスター・モデル・ビルダー(MMB)に就任する。(LDCOのオープンは2015年4月23日) 世界で13人目のマスター・モデル・ビルダーであり、レゴ公式職人としては日本人女性初[2]、またアジア初の女性でもある。以降マスター・モデル・ビルダーとして、約10年にわたり大型・小型様々なレゴブロック作品を生み出し、メディアにも多数出演。[3]毎日の子ども向けレゴ教室や毎月の大人のレゴ教室を通して、子どもから大人までのレゴファンを獲得した。2024年2月に卒業が公表された。

2024年2月に自ら代表を務めるワークショップなかやまを設立し、ブロック玩具を使ったモデル製作、イベント企画、講演などを事業として独立した。

なお、マスター・モデル・ビルダーは、レゴランドの集客と宣伝を目的とした職位であり、レゴ本社から営利活動を許可されたレゴ認定プロビルダー(LEGO(R) Certified Professional)とは立場が異なる。日本で唯一のレゴ認定プロビルダー三井淳平とは何度か共演している。レゴ社所属のビルダーはモデルビルダーと呼ばれ、モデルビルダー直江和由とは生前に親交があった。

頻繁にトイレをレゴブロックで作りSNSに公開するため、一部のファンからはトイレビルダーや便器ビルダーなどと呼ばれ、#トイレゴの第一人者として知られている[4]が、ただ便器の形を作るだけでなく、モーターで便座を開閉させたり水を噴き上げたりセンサでオート洗浄したりと、技術力発表の場にも使われている。

外部リンク

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出展

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