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たんぽぽ (テレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たんぽぽ
ジャンル 連続ドラマ
ホームドラマ
橋田寿賀子
演出 早川恒夫
結城章介
製作
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
第1シリーズ
プロデューサー早川恒夫
出演者宇津井健
あおい輝彦
音無美紀子
山川ゆたか
長谷川諭
松原智恵子
長山藍子
中原ひとみ
松山英太郎
三崎千恵子
佐藤英夫
伊藤圭亮
富永美沙子
ミヤコ蝶々
杉村春子
オープニングウイリアム・テル「あとになればきっと」
放送期間1973年12月3日 - 1974年5月6日
放送時間月曜 21:00 - 21:55
放送枠月曜スター劇場
放送分54分
回数22
第2シリーズ
出演者宇津井健
林隆三
田中健
柴俊夫
太宰久雄
下元勉
オープニング田中健「弟妹よ」
放送期間1975年4月21日 - 11月3日
放送時間月曜21:00 - 21:55→21:00 - 21:54
放送枠月曜スター劇場
放送分55分→54分
回数29
第3シリーズ
出演者宇津井健
桜木健一
坂上忍
小倉一郎
園佳也子
赤木春恵
オープニングハイ・ファイ・セット「幸せになるため」
放送期間1976年5月10日 - 10月11日
放送時間月曜21:00 - 21:55
放送枠月曜スター劇場 
放送分54分
回数23
第4シリーズ
出演者宇津井健
坂口良子
山本圭
島かおり
岡本信人
長谷川哲夫
長門裕之
浜木綿子
オープニングおりも政夫「めぐりあう時に」
放送期間1977年5月9日 - 10月31日
放送時間月曜 21:00 - 21:54
放送枠月曜スター劇場
放送分54分
回数26
第5シリーズ
出演者宇津井健
小野寺昭
杉村春子
オープニング吉田拓郎隠恋慕
放送期間1978年5月8日 - 10月30日
放送時間月曜 21:00 - 21:54
放送枠月曜スター劇場
放送分54分
回数26
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たんぽぽ』は、1973年から1978年まで日本テレビ系の「月曜スター劇場」の枠で放映されたテレビドラマ。脚本は橋田寿賀子、主演は宇津井健

概要

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全5シリーズが放送された。高根元役の宇津井健、高根幸役の音無美紀子、清吉役の佐藤英夫、あき役の杉村春子ら同じ役でシリーズ通して出演した俳優もいたが、シリーズごとに役を変えて出演した俳優の方が多かった。また高根家のきょうだいもシリーズごとに変わっていっているのも特徴だった。

スタッフ

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シリーズ概要

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第1シリーズ

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第2シリーズ

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下町人情の中に現代生活の人間模様! 感動の愛情ドラマ決定版! 身におぼえがない二人の兄弟を預かる破目になった元!「誰がどういったって、かまやしねえや、子は親だけのものじゃねえ、世間の大人はみんな親なんでえ!」涙と笑い感動のホームドラマ-兄弟肉親愛情物語‼︎母情と女心を描く作者が、社会人情愛に新しいメスを入れた問題作‼︎

第3シリーズ

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東京北部の下町人情のなかで 人間愛 肉親愛 嫁と姑の諸々の関係 高根元を中心に愛と憎しみ 悲しみとよろこび……現代人間の問題にメスを入れた 作者独特の作品‼︎

第4シリーズ

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今シリーズでは、元のきょうだいたちは独立し、一人になった元はふとしたことから戸村家の子供たちを育てることになるというストーリーとなっている。1977年8月1日8月8日放送の回では韓国ソウルでロケを行い、韓国俳優の史美子丁允姫もゲスト出演した。

第5シリーズ

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今シリーズでは、元の前に突然異父姉妹(市子、桃子)が現れるという展開から物語が始まっている。

  • 放送期間:1978年5月8日 - 10月30日
  • 出演:
  • 高根元:宇津井健
  • 高根信:小野寺昭 - 新聞記者。
  • 平松幸:音無美紀子
    今シリーズでは、名古屋に嫁いでいる。
  • 高根直:大和田獏 - 学校の教師。
  • 三好市子:長山藍子
    第1シリーズと同じ役名だが、役柄は別。
  • 桃子:千野弘美
  • 伸子:木原光知子
  • 野中千代:松原智恵子
  • 野中孝(千代の息子):坂上忍
  • 太郎(直の教え子):高橋仁
  • 平松愛(幸の娘):西尾麻里
  • 相原:高津住男
    幸が通う速記学校の教師。
  • 香子:鈴鹿景子
    信がスクープした強姦犯の娘。しかしこのスクープが元で第12話で自殺を図り、信は責任を感じて香子を見舞うようになる。
  • 野中浩吉(千代の夫):長門裕之
  • ひさ(幸の義母):宝生あやこ
  • 川田聡:千葉裕
    松造とミネの息子。
  • 川田松造:太宰久雄
    川田工務店社長。
  • 川田ミネ:三崎千恵子
  • 高根糸子(元の母):山田五十鈴[1]特別出演
  • あき:杉村春子
    ほか
  • 主題歌:「隠恋慕」(作詞:松本隆、作曲・歌:吉田拓郎

サブタイトル

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※第1シリーズのみサブタイトルが付いていた。

  1. わかってくれない!(1973年12月3日)
  2. なんとかなるさ(1973年12月10日)
  3. つらい日曜日(1973年12月17日)
  4. 恋人なんて関係ない! (1973年12月24日)
  5. もう知らないから(1973年12月31日)
  6. 今年こそ! (1974年1月7日)
  7. 愛はゆれる(1974年1月14日)
  8. ひとの気も知らないで(1974年1月21日)
  9. 母さんはどんなひと (1974年1月28日)
  10. 鬼はそと(1974年2月4日)
  11. 春はまだ遠い(1974年2月11日)
  12. 誰にも言えない(1974年2月18日)
13. 思い出のために(1974年2月25日)
14. おかしなおばさん(1974年3月4日)
15. 縁は異なもの(1974年3月11日)
16. 愛のゆくえ(1974年3月18日)
17. みんなひとり(1974年3月25日)
18. 白鳥のうた(1974年4月1日)
19. わかれても(1974年4月8日)
20. あの道この道(1974年4月15日)
21. いつかこんな日が…(1974年4月22日)
22. 人生の並木道(1974年4月29日)
23. たんぽぽは飛んだ(1974年5月6日)

放送局

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月曜スター劇場#放映ネット局の節を参照。

再放送

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テレビドラマシリーズ / 時代劇シリーズ[2]
(1974年7月 - 1982年3月)というテレビドラマ再放送枠で再放送された。

脚注

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  1. ^ 山田はゲストとして出演。杉村春子と山田は舞台「やどかり」以来の共演でテレビドラマではこの作品が初めてだった。山田は7月17日放送分に出演している。
  2. ^ 『放送学研究・別冊2 午後の時間帯』日本放送協会・総合放送文化研究所、1981年、264 - 265頁。 

関連項目

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NTV 月曜21時台
前番組 番組名 次番組
つくし誰の子(第3シリーズ)
たんぽぽ
(第1シリーズ)
NTV系 月曜21時台
つくし誰の子(第4シリーズ)
たんぽぽ
(第2シリーズ)
NTV系 月曜21:54 - 21:55枠
(1975.04.21 - 09.29)
つくし誰の子(第4シリーズ)
※21:00 - 21:55
たんぽぽ
(第2シリーズ)
【1分縮小して継続】
NNNニューススポット
【1分拡大して継続】
※21:54 - 22:00
(系列局により別番組)
NTV系 月曜21時台
ひまわりの詩
たんぽぽ
(第3シリーズ)
NTV系 月曜21時台
ひまわりの道
たんぽぽ
(第4シリーズ)
NTV系 月曜21時台
ひまわりの家
たんぽぽ
(第5シリーズ)