それいゆ
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それいゆはかつて存在した日本の女性誌である。
中原淳一が昭和21年8月に第1号を発刊。季刊・隔月刊誌。昭和35年8月(秋の号)まで、全63冊が発行された[1][2]。
誌名の変遷
[編集]創刊号は『Soleil』であるが、のち『ソレイユ』も使われた。第9号以降は『それいゆ』となった。
表紙絵
[編集]中原淳一の表紙絵の印象が強いが、創刊当初は木部清(第1号)、藤田嗣治(第2号)、長沢節(第4号)、岩田専太郎(第5号)、宮本三郎(第6号)、木下孝則(第8号)が描いている。中原淳一は、3号、7号、9号から60号までを描いた。61号から63号(最終号)は淳一が絵筆を持つことができない状態となり写真となった[3]。
誌面
[編集]創刊号には美貌の新進バイオリニスト、諏訪根自子(当時26歳)の写真つきコラムが載っている。
参考文献
[編集]- 『中原淳一画集』 講談社、1975年
- 『別冊太陽 美しく生きる 中原淳一その美学と仕事』 平凡社、1999年