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こくりゅう (潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こくりゅう
基本情報
建造所 川崎重工業 神戸工場
運用者  海上自衛隊
艦種 AIP通常動力型潜水艦
級名 そうりゅう型
建造費 533億6,000万円
母港 横須賀
所属 第2潜水隊群第6潜水隊
艦歴
計画 平成22年度計画
発注 2010年
起工 2011年1月21日
進水 2013年10月31日
就役 2015年3月9日
要目
基準排水量 2,950t
水中排水量 4,200t
全長 84.0m
最大幅 9.1m
深さ 10.3m
吃水 8.5m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式および非大気依存推進方式
川崎 12V25/25SB ディーゼルエンジン × 2基
川崎/コックムス 4V-275R MkIIIスターリングエンジン × 4基
電動機交流同期電動機) × 1基
蓄電池 × 480個
推進器 スクリュープロペラ × 1軸
速力 水上 13kt
水中 20kt
潜航深度 不明
乗員 65名
兵装 533mm魚雷発射管 × 6門
89式長魚雷およびハープーン対艦ミサイルを発射可能)
C4ISTAR ZYQ-31 指揮管制支援ターミナル
情報処理装置(TDBS)
ZQX-11 潜水艦戦術状況表示装置
ZYQ-51 潜水艦発射管制装置
レーダー ZPS-6F 水上
ソナー ZQQ-7B 統合式
探索装置・
その他装置
潜望鏡
電子戦
対抗手段
ECM
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こくりゅうローマ字JS Kokuryu, SS-506)は、海上自衛隊潜水艦そうりゅう型潜水艦の6番艦。艦名「こくりゅう」は「北方を守る神聖な竜」を意味する「黒竜」に由来する[1]

艦歴

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「こくりゅう」は、平成22年度計画に基づく2900トン型潜水艦8121号艦として、川崎重工業神戸工場で2011年1月21日に起工され、2013年10月31日に命名・進水[2]、2014年8月22日に公試開始、2015年3月9日に就役し[3]第2潜水隊群第4潜水隊編入された。定係港は横須賀。艦内神社は福井県福井市にある毛谷黒龍神社

2016年8月23日、横須賀基地逸見岸壁において稲田防衛大臣の初度視察を受けた。

2018年3月12日、第2潜水隊群隷下に第6潜水隊が新編され、同日付で就役した「せいりゅう」とともに編入された。

同年8月21日から11月17日までの間、米国派遣訓練に参加し、ハワイ諸島方面において洋上訓練及び施設利用訓練を実施する[4]

2021年9月15日から12月15日までの間、米国派遣訓練に参加し、日本からハワイ諸島に至る海域及び同諸島周辺海域及びハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地において対潜戦訓練、施設利用訓練を実施する[5]

歴代艦長

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歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
艤装員長
- 伊藤裕雅 2013.10.31 - 2015.3.8 北工大・幹候 うずしお艦長 こくりゅう艦長
 艦長
1 伊藤裕雅 2015.3.9 - 2015.8.2 北工大・幹候 こくりゅう艤装員長 海上幕僚監部総務部総務課  
2 平間武彦 2015.8.3 - 2016.8.8 防大41期 潜水艦教育訓練隊 せいりゅう艤装員長  
3 兎澤 仁 2016.8.9 - 2017.10.15   潜水艦教育訓練隊 おやしお艦長
4 鎌田伸也 2017.10.16 – 2020.2.2 防大44期 潜水艦教育訓練隊 ずいりゅう艦長
5 早川大士 2020.2.3 - 2021.3.28 防大44期 潜水艦教育訓練隊 しょうりゅう艦長
6 竹谷 直 2021.3.29 - 防大48期 潜水艦隊司令部

脚注

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関連項目

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