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きてけろくん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
きてけろくん
Kitekerokun
対象
分類 都道府県のマスコットキャラクター
モチーフ 山形県の県土の形状
指定日 2007年5月22日
指定者 山形県(おもてなし係長委嘱)[1]
備考 山形デスティネーションキャンペーンキャラクター
2015年6月1日付で課長に昇進
公式サイト やまがたへの旅「キャッチコピー・キャラクターについて」
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きてけろくんは、日本山形県2013年平成25年)に開催した「山形デスティネーションキャンペーン」に合わせて作成されたマスコットキャラクターである。キャンペーン終了後も山形県庁の観光交流課に所属し[2]、「山形県おもてなし課長」の肩書きで県のPR活動に起用されている。

概要

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2013年(平成25年)6月14日から9月13日まで開催された「山形デスティネーションキャンペーン」のマスコットキャラクターとして、キャッチコピー「山形日和。」とセットで発表された[3]。県の形状を人の横顔に見立て、県の名産品であるサクランボのブローチを付けた麦わら帽子をかぶり、旅行バッグを牽引している。バッグに貼られた緑色のシールは山形県産農産物のPRマーク「ペロリン[4]で、好物はサクランボとつや姫おにぎり[3]

キャラクター名の「きてけろくん」は一般公募によって命名されたもので、山形弁で「来てください」と言う意味の「来てけろ」が由来となっている[5][注 1]。キャンペーン開始に先立って2013年5月22日付で吉村美栄子知事から「山形県おもてなし係長」の委嘱を受け[1]ゆるキャラグランプリへのエントリーを始めとするPR活動に従事した[6]

県マスコットとしての続投を要望する声が多かったためキャンペーン終了後もPR活動に従事し、2014年(平成26年)12月3日付の「おもてなし課長(みならい)」辞令交付を経て2015年(平成27年)6月1日付で課長に昇進した。

「きてけろくん」の商標は山形県が登録・所有している[7]

家族

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きてけろくんの他に以下のキャラクターが家族として登場している。

いくちゃん

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きてけろくんの妻。着ぐるみではなく担当のアテンド(付き添い)で、きてけろくんの課長昇進直後にYouTubeの公式チャンネル上で結婚を発表[8]10月15日に県内のゆるキャラを集めた結婚式を行った[9]

もっけだのん

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2016年(平成28年)9月に山形県で開催された第36回全国豊かな海づくり大会のPRキャラクター。きてけろくんといくちゃんの子供と言う設定で[10]、2015年(平成27年)6月に開催された「やまがた森の感謝祭2015」で名前の発表と着ぐるみのお披露目が行われた[11]

参考文献

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注釈・出典

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脚注

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  1. ^ 県庁に寄せられた意見では、県庁所在地山形市を含む村山地方以外の感覚では「〜してけろ」が「他人を見下した表現に聞こえる」と言う批判もある。方言「〜してけろ」の使い方について(山形県)

出典

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  1. ^ a b DC推進協議会・県(2016), p5
  2. ^ きてけろくん(ご当地キャラカタログ)
  3. ^ a b “<ゆるキャラと歩く>きてけろくん/DCに合わせ一斉公開/国宝を巡る旅(山形県)”. 河北新報ONLINE NEWS (河北新報社). (2015年1月20日). http://www.kahoku.co.jp/special/spe1149/20150120_01.html 2017年12月3日閲覧。 
  4. ^ ペロリンについて(おいしい山形推進機構事務局)
  5. ^ デジタル大辞泉プラス『きてけろくん』 - コトバンク
  6. ^ きてけろくん(ゆるキャラグランプリ)
  7. ^ 日本国登録商標5648134号
  8. ^ 映像 - YouTube
  9. ^ 山形観光PR人材育成事業(株式会社アイサイト)
  10. ^ 第36回全国豊かな海づくり大会キャラクターについて(山形県)
  11. ^ 大会キャラクターの名前が決まりました!(山形県)

関連項目

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外部リンク

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