Wikipedia:削除された悪ふざけとナンセンス/きたきつね (列車)
きたきつねとは、北海道旅客鉄道・南海電気鉄道が林間田園都市駅~北見駅間を南海高野線・大阪環状線・東海道本線(JR京都線)・湖西線・北陸本線・信越本線・羽越本線・奥羽本線(日本海縦貫線)・津軽線・海峡線・江差線(津軽海峡線)・函館本線・室蘭本線・千歳線・宗谷本線・石北本線経由で運転する夜行特急列車。15線区を経由し、鉄道会社も南海電鉄・JR西日本(西日本旅客鉄道)・JR東日本(東日本旅客鉄道)・JR北海道(北海道旅客鉄道)を進行方向を4回も変え(青森信号場・五稜郭駅・札幌駅・遠軽駅)、24時間以上かけて経由する。
沿革
[編集]元々は、南紀直通列車「きのくに」の運転本数減少(国鉄ダイヤ改正により廃止)に伴い余剰となった非冷房車のキハ5501系の活用策を模索していた南海電鉄と、日本国有鉄道経営再建促進特別措置法による廃線が相次ぎキハ56系の余剰車両の活用法を模索していた国鉄の双方の一致により、快速「きたきつね」として1980年に暫定的に河内長野駅~北見駅間(青函連絡船経由により本州側がキハ58系2~4両+キハ5501系2両編成、北海道側がキハ56系4~6両編成)で運転を始めたものであった。
1984年に運転区間が林間田園都市駅まで延長された。紀見峠越えの区間には1521系を補機代わりに難波よりに連結していた。
同年11月18日に経由区間の南海天王寺支線の天下茶屋駅~今池町駅の普通列車が廃止されると同区間は同列車のために線路を残したようなものであったが、大阪市営地下鉄堺筋線の天下茶屋駅延伸と天下茶屋駅の高架化の障壁となったため、高野線の高架化と同時に新今宮駅構内に大阪市交通局の負担により国社連絡線を設けて天王寺支線の線路を撤去した。
キハ5501形の老朽化に伴い、1990年に特急に格上げされ、車両も特急型に交代した。南海のキハ5501形が北海道に乗り入れたのは1988年の青函トンネル開通から2年間だけであった。
大阪側は今後はなにわ筋線経由への変更と橋本駅までの延長が予定されている。北海道側も網走駅までの臨時延長を検討している。
運行概況
[編集]- 全車座席指定。
- 原則として全列車6両運転。車掌は2人乗務する。
停車駅
[編集]- 新今宮駅、大阪駅は通らない。市販の時刻表でも注意書きをされている。
林間田園都市駅 - 河内長野駅 - 金剛駅 - 堺東駅 - 天下茶屋駅- 西九条駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 敦賀駅 -〔武生駅〕- 福井駅 - 〔加賀温泉駅〕 - 金沢駅 - 高岡駅 - 富山駅 - 直江津駅 - 長岡駅 - 新津駅 -〔秋田駅〕- (青森信号場) - 〔蟹田駅〕 - 〔新中小国信号場〕 - 〔矢不来信号場〕 - (五稜郭駅) - 洞爺駅 - 東室蘭駅 - 登別駅 - 苫小牧駅 - 南千歳駅 - 札幌駅 - 岩見沢駅 - 滝川駅 - 深川駅 - 旭川駅 - 上川駅 - 遠軽駅 - 生田原駅 - 留辺蘂駅 - 北見駅
- (駅名)の青森信号場・五稜郭駅は、気動車の単独走行の出来ない青函トンネルでの牽引機の電気機関車連結・開放の関係の運転停車。客扱いはしない。但し列車の大幅な乱れがある場合には函館駅など、主要駅に止まることがある。時刻表上では「通過」となっている。
- 〔駅名〕は、上記以外の運転停車。同様に客扱いはせず、時刻表上では「通過」である。駅によっては運転士の交代を行う。蟹田駅では車掌も交代する。
使用車両
[編集]- キハ183系気動車・南海18300系気動車(14系寝台車を中間に連結する。JR4両+南海2両で構成される。)