お前が犯人だ
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お前が犯人だ Thou Art the Man | |
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初出誌上 | |
作者 | エドガー・アラン・ポー |
国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
ジャンル | 短編小説、推理小説 |
発表形態 | 雑誌掲載 |
初出情報 | |
初出 | 『ゴーデーズ・レディ・ブックス』1844年11月号 |
日本語訳 | |
訳者 | 佐々木直次郎 |
ウィキポータル 文学 ポータル 書物 |
「お前が犯人だ」(おまえがはんにんだ、Thou Art the Man)は、エドガー・アラン・ポーの短編小説。
内容
[編集]C・オーギュスト・デュパンの登場する「モルグ街の殺人」、「盗まれた手紙」、「マリー・ロジェの謎」の三短編と、ノンシリーズの「黄金虫」および本作が、ポーが著した推理小説といわれる[誰によって?][1]。
題名について
[編集]Thou Art the Manという原題は、旧約聖書のサムエル記下12章1—14節において、預言者ナタンがダビデ王の不義を非難した台詞「汝、その人なり」に基づく。原題の意向をより忠実に反映した「なんじこそその人なり」という邦題も存在する[2]。旧約聖書に詳しい読者が多数とは言えない日本においては、直接的な表現に意訳した「お前が犯人だ」「犯人はお前だ」といった邦題が採用される場合が多い。
登場人物
[編集]- バルナバス・シャトルワージ - 被害者。ラトルボロの村に住む裕福な老紳士。行方不明になり、のちに死体が発見される。
- ベニーフェザー - 被害者の甥。事件の容疑者として身柄を当局に拘束される。遺産をめぐり被害者と揉めていた。
- チャールズ・グッドフェロー[3] - 被害者の隣人。探偵役を務める。「オールド・チャーリー」の愛称で親しまれている。
- わたし - 物語の語り手[4]。