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おはしも

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

おはしもとは、火災地震において、避難するときの心得を示す防災標語である[1]。過去には「お・は・し」と習い、一部地域では「お・は・し・も・て」と習うこともある。

意味

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おはしもの「お」は「押さない」を意味する。火災現場から逃れるために人を押すと、避難に支障が出る[2]

は(か)

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走らない(駆けない)。

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しゃべらない。

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もどらない。

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低学年が優先。

背景

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1995年1月17日に発災した兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)を機に、消防庁によって教育指導ガイドラインに記され、この防災標語は全国の小学校に広まった[3][4]

関連項目

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脚注

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  1. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年1月18日). “「『おはしも』忘れないで」 幼稚園児が避難訓練”. 産経ニュース. 2024年1月22日閲覧。
  2. ^ おはしも 避難訓練のきまり ”. www.kiki-kanri.jp. 2024年1月22日閲覧。
  3. ^ 「おはしも・おかしも・おはしもて」避難訓練の標語、あなたは何と習った? | ライフレンジャー トピックス”. topic.life-ranger.jp. 2024年1月22日閲覧。
  4. ^ 実践的な防災訓練”. 山梨大学. 2024年1月22日閲覧。