こころは気紛れ
「こころは気紛れ」 | |||||||||||||
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オフ・コース の シングル | |||||||||||||
初出アルバム『SONG IS LOVE』 | |||||||||||||
B面 | あなたがいれば | ||||||||||||
リリース | |||||||||||||
規格 | 7"シングルレコード | ||||||||||||
ジャンル |
ポップス ロック フォーク | ||||||||||||
レーベル |
EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI ETP-10158 | ||||||||||||
作詞・作曲 |
小田和正(こころは気紛れ) 小田和正 / 鈴木康博(あなたがいれば) | ||||||||||||
プロデュース |
武藤敏史 小田和正 鈴木康博 | ||||||||||||
オフ・コース シングル 年表 | |||||||||||||
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「こころは気紛れ」(こころはきまぐれ)は、1977年2月5日に発売されたオフコース(当時の表記はオフ・コース)通算10枚目のシングル。
解説
[編集]「こころは気紛れ」はアルバム『SONG IS LOVE』[注 1]からの、再レコーディングによるシングル・カット曲。そのため、ジャケットに“新録音”と表記されている。再録音の経緯について、プロデューサーの武藤敏史は後に「この作品は『ソング・イズ・ラヴ』の中から選び、シングル向きにアレンジし直し、派手なサウンドの曲調にしたものであるが、その時初めて彼らに、僕が“シングル盤用にアレンジしなおして欲しい”と、レコード会社的要求と発言をしたことをよく覚えている。つまり、僕としてもこの頃から、なんとかヒット曲を出して本格的に売れて欲しいと思い始めた、その表れだったのだと思う」「ちょうどその頃、バックのメンバーを正式にかかえてやっていこう、つまり5人でやっていこうと2人が決心した時期だったので、オフコースと大衆との橋渡しをするべき任にある僕としては、経済的によりよい状態で仕事をしてもらうためにも、なんとかヒット曲が欲しいと望んだわけである。売上的にはヒットとまではいかなかったが、作品的には幸い評価も高く、コンサートの観客動員数をはじめ、いろんな面でこの頃より上昇の兆しも見えはじめ、僕の心配も杞憂に終わりつつあった」[1]と振り返っている。同曲はベスト・アルバム『SELECTION 1973-78』[注 2]に『SONG IS LOVE』[注 1]よりも演奏のテンポが少しアップされ、ボーカルも異なるテイクで収録されたほか、後に小田がアルバム『LOOKING BACK 2』[注 3]でセルフカヴァーした。
「あなたがいれば」は、後にアルバム『JUNKTION』[注 4]に収録されたが、間奏部にギター・ソロのパートが追加されたアレンジで再録音された。
両曲ともベースを5人目のメンバーとなる清水仁が弾き、このシングルで後の正式メンバー5人が全員揃った。
収録曲
[編集]SIDE A
[編集]- こころは気紛れ KOKORO WA KIMAGURE
- 作詞・作曲:小田和正、編曲:オフ・コース
- シングル・ヴァージョン
SIDE B
[編集]- あなたがいれば ANATA GA IREBA
- 作詞:小田和正、作曲:鈴木康博、編曲:オフ・コース、ストリングス & ウッドウインド編曲:鈴木康博
- シングル・ヴァージョン
スタッフ
[編集]- プロデュース : 武藤敏史、小田和正、鈴木康博
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b 『SONG IS LOVE』 1976年11月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-72212
- ^ 『SELECTION 1973-78』 1978年5月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-80015
- ^ 『LOOKING BACK 2』 2001年5月16日発売 Little Tokyo ⁄ FUNHOUSE CD:FHCL-2018
- ^ 『JUNKTION』 1977年9月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-72269
出典
[編集]- ^ 『オフコース / Three and Two』株式会社八曜社、1979年、235-239頁。
外部リンク
[編集]- こころは気紛れ - Discography