「GREAT CENTRAL」〜レジェンドユニフォームシリーズ2012〜
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「GREAT CENTRAL」〜レジェンドユニフォームシリーズ2012〜とは、セントラル・リーグが2012年8月・9月に開催される公式戦において、「リーグ共通テーマ」のもとに、各球団が選んだ復刻デザインのユニフォームを着用して試合を行ったシリーズ。「GREAT CENTRAL」としては、2010年に開催された「GREAT CENTRAL」〜オールドユニホームシリーズ2010〜に続き2回目。
2012年のこのシリーズでは「リーグ共通テーマ」(リーグの統一感、歴史、伝統)を設定し、ユニフォームはいずれも優勝した年度に使われたものを再現したもので、プロ野球の意匠・ユニフォーム研究で知られるコラムニスト・スポーツライターの綱島理友が監修・プロデュースした。
2012年の対象試合
[編集]- 8月24日・8月25日・8月26日
- 8月31日・9月1日・9月2日
着用の復刻ユニフォーム
[編集]- 巨人:1981年 監督の原辰徳がプロ入り、リーグ優勝・日本一のユニフォーム
- ヤクルト:1978年 球団創設29年目のリーグ優勝・日本一のユニフォーム
- DeNA:1998年 38年ぶりのリーグ優勝・日本一のビジターユニフォーム
- 中日:1974年 巨人10連覇の偉業を阻むリーグ優勝のユニフォーム
- 阪神:1937年秋 球団初優勝・大阪タイガースのユニフォーム(ホーム・ビジターでストッキング変更[1])
- 広島:1975年 球団創設26年目のリーグ初優勝のビジターユニフォーム
グレートセントラル終了後に、6球団の主力選手・計30名(1球団=5名)の使用ユニフォーム・チャリティーオークションを実施され、収益金は東日本大震災の関係に寄付された。
全球団がヘルメットにイベントロゴのステッカーを貼付。
試合前イベント「いま甦る! リーグ史を彩った、あの名勝負」 〜1打席真剣勝負・再現〜
[編集]日付 | 球場 | ホームチーム | ビジターチーム | ホームOB | ビジターOB |
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8月24日 | 横浜スタジアム | 横浜DeNAベイスターズ | 読売ジャイアンツ | 野村弘樹 | 仁志敏久 |
8月25日 | ナゴヤドーム | 中日ドラゴンズ | 東京ヤクルトスワローズ | 郭源治 | 角富士夫 |
8月26日 | MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 広島東洋カープ | 阪神タイガース | 北別府学 | 掛布雅之 |
8月31日 | 東京ドーム | 読売ジャイアンツ | 横浜DeNAベイスターズ | 桑田真澄 | 駒田徳広 |
9月1日 | 阪神甲子園球場 | 阪神タイガース | 広島東洋カープ | 上田二朗 | 山本浩二 |
9月2日 | 明治神宮野球場 | 東京ヤクルトスワローズ | 中日ドラゴンズ | 岡林洋一 | 宇野勝 |
巨人オールド応援歌の一覧
[編集]巨人の復刻応援は当時の一軍野手全選手に対しオールド応援歌が決められ演奏された(投手でオールド応援歌が使用されたのはデニス・ホールトンと宮國椋丞のみ)
- ジョン・ボウカー、エドガー・ゴンザレス→ウォーレン・クロマティ
- 坂本勇人→篠塚和典
- 長野久義→吉村禎章
- 谷佳知→簑田浩二
- 阿部慎之助→松井秀喜
- 村田修一→村田真一
- 鈴木尚広、藤村大介→緒方耕一
- 矢野謙次→井上真二
- 寺内崇幸→岡崎郁
- 高橋由伸→駒田徳広
- 松本哲也→松本匡史
- 實松一成、加藤健→山倉和博
- 古城茂幸→鴻野淳基
- 石井義人→石井雅博
- 宮國椋丞→宮本和知
- デニス・ホールトン→ビル・ガリクソン
- その他の選手(応援歌未定選手)→闘魂マーチ
「セ・リーグ30周年記念・審判員帽子(1980年使用)」の復刻
[編集]1980年にセ・リーグ審判部がシーズンを通して使用した「セ・リーグ30周年記念・審判員帽子」の復刻物を、期間中の全試合で審判員が着帽。審判員の着用物に関する復刻企画はこれが球界初であった。この帽子は同年のクライマックスシリーズでも着用された。
各球団の対応
[編集]- 巨人
- 1991年まで使用されていたペットマーク「バットに乗った少年」を21年ぶりに復活。主催3試合限定で使用。
注釈
[編集]- ^ ホーム用は、ソックスのストッキングが黒・黄色・赤のラインが入ったもの。ビジター用は、ストッキングが黒一色のもの。