あなたの番です
あなたの番です | |
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ジャンル | テレビドラマ |
原案 | 秋元康 |
企画 | 秋元康 |
脚本 | 福原充則 |
演出 | 佐久間紀佳ほか |
出演者 |
原田知世 田中圭 西野七瀬 横浜流星 田中哲司 竹中直人 木村多江 生瀬勝久 ほか |
ナレーター |
原田知世 田中圭 |
音楽 |
林ゆうき 橘麻美 |
オープニング |
Aimer「STAND-ALONE」 手塚翔太「会いたいよ」 |
製作 | |
チーフ・プロデューサー | 池田健司 |
プロデューサー |
鈴間広枝 松山雅則 |
製作 | 日本テレビ |
放送 | |
放送チャンネル | 日本テレビ系 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2019年4月14日 - |
放送時間 | 日曜 22:30 - 23:25 |
放送枠 | 日曜ドラマ |
放送分 | 55分 |
公式サイト | |
特記事項: 2019年6月23日は、23:00 - 23:55に『特別編』を放送のため、本編放送は休止。 2019年7月21日は、同日投開票が行われる第25回参議院議員通常選挙に関するNNN報道特別番組『NNN参院選特別番組 zero選挙2019 〜アナタに迫る!新時代の大問題〜』(19:58 - 翌2:10[1])を放送のため、休止予定[2]。 |
『あなたの番です』(あなたのばんです)は、日本テレビ系「日曜ドラマ」にて2019年4月14日から毎週日曜22時30分 - 23時25分に放送されているテレビドラマである[3]。
概要
マンションに引っ越してきた新婚夫婦が住人たちの「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマで、企画・原案は秋元康。主演は原田知世と田中圭で、30人を超えるキャストが出演する[4]。
海外市場での展開も視野に、2クール連続・半年間に渡って放送される[5]。6月16日放送の第10話までを第1章とし、23日放送の「特別編」を挟み、30日放送の第11話より第2章「反撃編」として放送される。同局で2クール連続ドラマを制作するのは1994年10月期から1995年1月期にかけて放送された『静かなるドン』以来25年ぶり[6]。
キャッチコピーは、『毎週、死にます。〈第1章〉』、『殺(や)られる前に暴いてやる。〈第2章・反撃編〉』。
地上波放送と連動して、『扉の向こう』(とびらのむこう)と題したショートドラマが制作され、Huluにて独占配信されている[7]。それぞれの住人を主人公として日常や家庭の事情を描いている。
あらすじ
第1章(第1話 - 第10話)
年の差婚の新婚夫婦、手塚菜奈と手塚翔太はマンションの一室を購入し新婚生活に胸を膨らませる。引っ越し作業がひと段落し、マンションの住民から毎月1度開かれる住民会に出席するように言われ、菜奈が住民会に出席することになり、住民たちに興味を持たれながら議題を話し始める。
住民会後の歓談タイムで、管理人・床島比呂志が「"殺したい人"が一人くらいいるのではないか?」と言い始め、他の住民もそれに便乗して話し始める。すると菜奈が、「警察は殺人事件が起こった場合、真っ先に動機がある人から調査をするのですぐに捕まってしまう」ことを告げる。すると、動機のある人間同士の交換殺人をしようという話になり、住民の皆も冗談半分で殺して欲しい人の名前を紙に書きくじ引きのように引く『交換殺人ゲーム』が始まった。
住民会が終わった後、部屋に見慣れない鍵を見つけ、翔太は床島に電話をする。すると着信音が外から聞こえ、恐る恐るカーテンを開けると、そこには宙に吊るされた床島の姿があり、床島は地面に落下し死亡してしまう。そしてマンションの掲示板には、小さな紙で「管理人さん」と書かれた紙が張られており、『交換殺人ゲーム』が本当に始まった事を知らせる。床島の死を皮切りに、ゲームに参加した住人の関係者たちが次々と殺されていく……。
頭部以外が土に埋まった状態で殺害された「Dr.山際」こと山際祐太郎(2話)。ガス爆発で亡くなったドルジこと田中政雄(3話)。誕生日パーティーで首を切られて殺害された赤池美里・吾郎夫妻(4話)。時代劇の撮影の休憩中に覆面姿の3人組にバットで撲殺された袴田吉彦(5話)。夫の俊明のゴルフバックに切断された右足だけが見つかった児嶋佳世(6話)。西尾の店のトイレで首を絞められて殺害された浮田啓輔(7話)。エレベーターから落下して死亡した菜奈の元夫の細川朝男(8話)。何者かに殺傷されて死亡した田宮の元部下・甲野貴文(9話)。
菜奈と翔太はお互い推理をして402号室の榎本早苗が怪しいと睨み、翔太は402号室の秘密を暴く。暴走した早苗は菜奈を殺そうとするも、実の息子である榎本総一が命がけで早苗の暴走を止め、早苗は逮捕される。事件は終わったと思った矢先、自室の302号室で菜奈が何者かに殺されていた。
特別編
最愛の妻・手塚菜奈の葬儀を終えた手塚翔太は、あまりにも唐突な妻の死を受け入れきれず、憔悴しきった状態でマンションの自室に戻る。ふと菜奈の仕事部屋のパソコンの電源が入っていることに気づいた翔太は、パスワードを入力してパソコンを開き、「Diary」と書かれたファイルを見つける。その日記には、翔太と菜奈が初めて会った時の出来事や菜奈の心境が記されており、翔太は改めて菜奈への思いを募らせる。
一方、警視庁すみだ署の刑事・神谷将人と水城洋司は、手塚夫妻が住んでいたマンション「キウンクエ蔵前」の住民と関係者たちが巻き込まれた連続殺人事件についての検証をしていた。神谷は手塚夫妻がマンションに引っ越した直後から立て続けに事件が起きていることや、翔太が遺体の第一発見者となったケースが多いことに疑問を抱き、「翔太が連続殺人事件の黒幕」だと疑っていたが、菜奈が殺され憔悴した様子の翔太の姿を思い出した水城は、「刑事のカン」を理由にその可能性を否定する。
その頃、菜奈の日記を一通り読み終えた翔太は、パソコンに「翔太くんへ」と題付けされた文書ファイルを見つける。それは菜奈が翔太への「遺言」のようなものであったが、その内容の「ある部分」に違和感を覚えた翔太は、文書の最後に謎のイラストを発見する。直後にパソコンの画面が「警告」という赤い文字で埋め尽くされ、「翔太くんへのプレゼント」と書かれた動画が添付されていた。その動画には、暗がりの中で菜奈が何者かに脅され怯えている姿が映っており、翔太に「何か」を伝えようとしたところで映像は途切れる。
菜奈のパソコンに文書ファイルを残し、動画を撮影・添付したのが、自分にとって大切な存在である菜奈を殺した犯人だと悟った翔太は怒りを爆発させる。
第2章・反撃編(第11話 - )
第1章で死亡した愛する妻・手塚菜奈を殺した犯人、未だに続く殺人の全貌を明らかにすべく302号室に住む手塚翔太は、202号室に住む黒島沙和、新たに304号室に引っ越してきた二階堂忍と共に、忍が開発しているAIを使い事件解決に挑む。
キャスト
※以下名前の後の記号は、【参加】は交換ゲーム参加者、 【死亡】は死亡した人を示す。
主人公
- 手塚菜奈(てづか なな)〈49〉【参加】 【死亡】
- 演 - 原田知世
- 第1章の主人公。302号室。翔太の妻。旧姓は日比野。スポーツウェアなどの在宅デザイナー。優しくてしっかり者の姉さん女房。ミステリー好きの読書家。
- 1970年3月10日生まれ。菜奈の母校である私立沼津南高等学校に在学中はバスケ部のマネージャーだった。
- 翔太と初めて出会ったのは2018年6月23日。その後、31回目の告白で交際を開始し、10月10日にプロポーズされた。
- 翔太との生活に満足しながらも、彼との結婚が「歳の差婚」であることに一抹の不安を抱いており、婚姻届を出せずにいるが、第4話で既婚者であることが明かされる。
- 物語が始まる数年前の時点で、かつて勤めていたデザイン事務所の社長である細川朝男と結婚していたが、本人曰く「色々とあって」離婚を決意し、自分の署名・捺印を記した離婚届を朝男宛てに郵送していた。しかし免許証の更新をする際、朝男が離婚届を提出していないことを知り何度も提出するよう説得していたが、その度に適当な理由で拒否され、翔太からプロポーズされた日に「好きな人ができた」として改めて離婚届の提出を求めるも断られた。第5話にて木下から『302号室の人』と書かれた紙を渡される。
- 翔太と一緒に書いた婚姻届を出せなかったのも、未だに朝男との離婚が成立せず戸籍が残っている為であり、翔太には朝男との関係を隠し続けていたが、第6話で自分が「交換殺人ゲーム」で「死んで欲しい人」として適当に朝男の名前を書いた紙を久住が引いたのを知ったことで、翔太と久住に事情を明かし、その上で久住に「朝男を殺さないで欲しい」と頼み込んだ 。
- 第8話の序盤にて警視庁の神谷と水城から朝男が亡くなったことを告げられ、また朝男の殺害依頼をネットに書き込んだ疑いで事情聴取を受けるが、書き込んだのが久住であることが判明したことで釈放される。第9話にて木下から情報交換を行い早苗と管理人の間にトラブルがある事を知らされ、自身は木下に見せられた『302号室の人』の紙は最初の住民会にて清掃係を決める際に入っていたものだと思い出す。
- 第10話のラストで、302号室の寝室で微笑みを浮かべ亡くなっている状態で翔太と黒島に発見された。
- 特別編ラストで、パソコンに残された情報から、翔太に来年の誕生日プレゼントとしてせがまれていたものの着ないと言っていたウェディングドレスを実は予約していたことが判明する。また、何者かに脅されて「ゾウさん」か「キリンさん」かの問いに「キリン」と答え、その後翔太に何かを伝えようとしたところで終わる動画も発見される。後日、翔太の連絡を受けて警察のサイバー班が調査するが、動画は完全に削除されており、また海外の複数のサーバーを経由していた事から、動画を撮影・添付した人物は特定されなかった。
- 第11話にて司法解剖の結果、死因は塩化カリウム製剤を体内に注射されたことによる心不全と判明する。
- 第12話にて警察の調べから神谷に何度も発信しており、最後には翔太が入院していた病院とは別のナースステーションに電話をかけていたことがわかる。
- 手塚翔太(てづか しょうた)〈34〉
- 演 - 田中圭
- 第2章・反撃編の主人公。および、主題歌を担当。
- 302号室。菜奈の夫。1984年10月19日生まれ。元バスケ部。現在はスポーツジムのインストラクター。明るくて天真爛漫。妻を飼い主のように慕う犬コロ系夫。菜奈と同じくミステリー好きで、自分が「怪しい」と感じた人物や出来事に遭遇すると「オランウータンタイム」に入り推理を始める。嘘をつく時に無意識に右の胸を掻く癖がある。
- 第4話にて、同じマンションに住む尾野幹葉との会話で初めて「交換殺人ゲーム」のことを知る。第5話以降、菜奈と共に事件の真相を解明するために一緒に行動するなどしてマンションの住民から情報を集める。第8話にて、菜奈と黒島と早苗を集め、自身の推理を披露する。第9話のラストにて402号室の秘密を知り、黒島や隠し部屋にいた早苗の息子の総一と共に監禁されてしまう。
- 第10話にて、誤って402号室から落下してしまった総一を受け止めた際に頭部を打ち、意識を失い入院する。その後、病院を抜け出し、菜奈に改めてプロポーズをすると意気込み302号室に入るが、死亡した状態の菜奈を黒島と共に発見する。
- 特別編で、菜奈のパソコンから「翔太くんへ」というファイルを見つける。菜奈が翔太に遺した文章と思われたが、実際は犯人からのメッセージであると気づき、さらに添付されていた怯える菜奈の動画を見て怒りを爆発させ、「反撃」を誓う。
- 反撃編では、菜奈が亡くなった悲しみと彼女を殺した犯人への憎しみから以前のような優しさは鳴りを潜め、木下に鍵を渡した蓬田を尋問したり、いまだに捜査に進展のない警察にキレて神谷や水城に八つ当たりをしたりするなど、冷静さを欠いて周囲の言葉に耳を貸さずに強行手段に出ることも辞さないようになっている。
- 第12話にて、部屋に勝手に侵入していた尾野に対し「疑われるような事をするな、もし尾野が犯人なら警察に突き出す前にベランダから突き落とす、もし犯人ではなくてもマンションの住民全員を殺さそれで復讐完了だ」と復讐の狂気に取り憑かれている。第12話ラストにて藤井の部屋に強引に入り奥の部屋から大量の薬品を見つけシンイーの部屋にいた袴田吉彦殺しの犯人でもある不法滞在者2人に捕まってしまうが13話にて二階堂によって助け出される。(偶然一番近くにいた蓬田が自分を助けたのだと誤解した。)その後柿沼との会話で菜奈、浮田、赤池夫妻が微笑んだ表情を浮かべて死んでいたという共通点に大きな疑問を抱く。
主要人物
- 黒島沙和(くろしま さわ)〈21〉【参加】
- 演 - 西野七瀬
- 202号室。国際理工大学の3年生で数学専攻。本人曰く自室は親の所有物であり、実家は裕福であることがうかがえる。大人しい性格だが、いつも体のどこかをケガしている。第6話で「交換殺人ゲーム」で「死んでほしい人」として大学の数学教授の早川教授の名前を書いて、織田信長と書かれた紙を引いたことを伝える。名前を書いた理由として、もともとうまが合っておらず、自分がどんな論文を書いても留年させると言われたかららしい。忍と同じ大学に通っているが、学内では互いに面識があまり無かったらしく、第12話で彼が「先輩」であることに初めて気づいた。
- 部屋の奥にホワイトボードを設置してあり、第7話以降、菜奈や翔太達と交換殺人ゲームの情報をそのホワイトボードに書き、情報を交換しあう。第8話にて何者かにストーキングされている。買い物に行く所を懐中電灯で照らされ、402号室のベランダにいた総一を目撃する。直後に早苗から部屋に呼び出されたところをスタンガンで襲われ、隠し部屋に監禁される。
- 第10話ラストにて、病院から抜け出した翔太と会い、菜奈に告白をする際の見届け人になってほしいと言われ、スマホで動画を撮りながら302号室にいた菜奈の死体を翔太と共に発見する。
- 第11話にて、公園で総一を見つけて声をかけ、私が最初の友達になると話す。第12話にて翔太から殺したい人である早川教授は本当にいるのか疑われるが、忍も知っている人物であることから疑いは解ける。また第1話で登場した彼氏の波止からはDVを受けており、その後波止は喧嘩で亡くなったと語る。フィボナッチ数の数式をずっと見ていられるというほどのかなりの数学オタクである。
- "扉の向こう"にて、彼氏を作る為に数式に当てはめて実践するも上手くいかず、友人の泉桃香(演 - 小林万里子)のアドバイスをもらい波止と付き合う事になる。
- 二階堂忍(にかいどう しのぶ)〈25〉
- 演 - 横浜流星[8]
- 第2章・反撃編のもう一人の主人公。第11話から登場し翔太の推理バディとなる。黒島と同じ国際理工大学でAIの開発をしている工学部の大学院生で、北川親子が住んでいた304号室に入居した。「キウンクエ蔵前」が、世間や引っ越し業者の間では「殺人マンション」と噂されていることを知りながら引っ越した理由については、本人曰く「大学からの距離が近くて、家賃が激安だから」とのこと。
- 頭脳明晰だが、ドライで無愛想。コミュニケーション能力が低く、極度の偏食。他人の作った料理を食べるのと他人の匂いが部屋に残るのが苦手(黒島がソファーで寝ていて、起きたときに消臭剤をしてくれと頼むほど)。「忍」という名前を気に入っておらず、翔太から「どーやん」というあだ名を付けられる。翔太に連れられマンションの住民のプロファイリングをする。洞察力が高いのかマンションの住民の部屋を見て住民の性格などを当てている(因みに、夜中にも関わらず手当たり次第にマンションの住民たちに聞き込みをする翔太のことは「常識の無い人」と認識している)。第12話で黒島の髪の匂いを嗅ぎ何かに気がつく。「合理的だから」という理由で栄養補助食品を常食しており、冷蔵庫に大量に備蓄している。
- 13話で黒島の匂いが気にならないと翔太に伝えそれが恋だと言われ困惑していた。本人曰く顔と舌は別人格らしい。
- 南雅和(みなみ まさかず)〈50〉
- 演 - 田中哲司[9]
- 赤池一家が住んでいた502号室に、家賃が格安だという理由で入居してきた男性。第13話より登場。
- 根は明るい性格で、管理人の蓬田とは気が合う様子。住民会に参加した際、住民たち特にゲームの被害者で殺された遺族の名前を聞きたいとかなり非常識な面が目立つ。
- 榎本早苗(えのもと さなえ)〈45〉【参加】
- 演 - 木村多江
- 402号室。専業主婦。住民会会長。やや押しに弱いが明るい性格で、菜奈と仲良くなる。夫の正志と共に自分の部屋である402号室の『秘密』を守ろうと誓う。
- 息子の総一が、過去にイジメで赤信号の横断歩道に突き飛ばされてトラックに轢かれそうになったことを機に「総一を危険から守ること」に神経過敏になり、「常に自分たちの目の届くように」と402号室の奥の部屋に総一を監禁し、総一や「隠し部屋」の存在を知った者に対してはスタンガンで気絶させて監禁したりするなどの犯罪行為も厭わないようになった。
- 第9話のラストにて翔太に秘密がばれ、半狂乱になりながら翔太をアイスピックで刺し、翔太が気絶した後で隠し部屋に黒島と共に監禁する。
- 第10話にて、管理人室から盗んだマスターキーを使って黒島と翔太をマンションの空き部屋に移動させて殺そうとするが、その途中で402号室に忍び込んだ菜奈に翔太と総一が監禁されているのを発見される。衝動的に菜奈をも殺害しようとマンションの駐車場まで追いかけ、挙げ句の果てには夫・正志や外出から帰ってきた住民達に対して「この人(菜奈)を殺して私も死にます!!」と叫ぶが、息子である総一が「菜奈を離さないと飛び降りる」と言ったことで未遂に終わり、蓬田の通報を受けて駆けつけた警察に逮捕される。その後、警察病院に入院中の翔太が読んでいた新聞には、山際を殺害した件についての取り調べに対し、固く口を閉ざしていることが記されていた。第11話で、逮捕されてからも総一を心配しているが、山際殺害の件については変わらず黙秘を続けている。第12話での弁護士との接見では、息子の総一の事を心配するあまり錯乱し、「山際の事なんて、どうでもいい!」と叫んでいる。
- "扉の向こう"にて、管理人・床島を殺した犯人から脅迫が届き、山際祐太郎を殺害、その後首をクーラーボックスに入れ、総一に中身を見ないよう釘をさす。
- 田宮淳一郎(たみや じゅんいちろう)〈58〉【参加】
- 演 - 生瀬勝久
- 103号室。早期退職した元エリート銀行員。真面目すぎるが故に融通がきかない。
- 第3話にて、「マンションの治安の為」としてマンションの至るところに小型カメラを設置して自室で監視している。第4話では、住民会に参加せずにマンションの自室に籠っていた。市民劇団に加入しているが、その性格に加え、演劇に対するこだわりの強さが災いし、他の劇団員たちとの関係はあまり良くない。
- 第8話にて、翔太に元職場の後輩の「こうのたかふみ(甲野貴文)」と紙に書き、引いた紙は「ゴミの分別ができない人」ということを伝える。翔太の必死さを見て昔の自分みたいになってしまうと警告する。かつての職場では有る事無い事などの濡れ衣を着せられ、早期退職を余儀なくさせられた事を告白する。手塚夫婦が銀行の入り口で話していた際、銀行から出てきている。
- ニュースで甲野が殺された事を知り葬儀に参列するが、そこで甲野が職場の人間に「田宮が雇った殺し屋に狙われている」と言いふらしていた事を知り、香典を回収し「無実潔白!」と叫びその場を去る。その後、第10話にて「犯人の目星がついている」「報いを受けてもらう」と発言していることから、事件の真相に近づく鍵を持っていると思われる。第12話で劇団の1人から告白され不倫しそうになるが押し止まる。
- 床島比呂志(とこしま ひろし)〈60〉【参加】 【死亡】
- 演 - 竹中直人[10]
- 「キウンクエ蔵前」の管理人。マンションの近くのアパートに住む。
- マンションに新しい住人が引っ越してくる度に、「管理人チェック」と称して無断で部屋に上がり込んでスマートフォンで写真を撮るなどの不謹慎な言動が多く、マンションの住人たちからは煙たがられている。入居者にお手製のネームプレートを渡したりしている。
- 第1話のラストで、気を失った状態でベランダに逆さ吊りになっているところを手塚夫妻に発見され、その直後に地面に落下し死亡する。
- その後の警察の捜査で、事件性が無いことや、家宅捜索で脳梗塞を患っていることを示す診断書が見つかったことから、床島の死は「自殺」と推定されている。
キウンクエ蔵前住民
1階
- 101号室
-
- 久住譲(くずみ ゆずる)〈45〉【参加】
- 演 - 袴田吉彦
- 交換殺人ゲーム参加者。エレベーターの点検等を行う「株式会社 JG設備」に勤務するサラリーマン。独身。重度のエレベーターマニアでもあり、キウンクエ蔵前のエレベーターを改造したり、エレベーターに名前を付けたりしている。
- 俳優の袴田吉彦に頻繁に間違われ、悪口を言われたりサインを求められたりすることが不満で、交換殺人ゲームでは袴田の名前を書いた。
- 第5話で袴田が殺されて以降、脅迫状や殺人を実行しなければ実家に火を付けることを仄めかす写真まで送られ、しまいには脅迫状の件で相談していた浮田が殺害されたことで精神的に追い詰められる。
- 第7話のラストにてエレベーターを細工し細川を落とすも、細川に足を掴まれ一緒に転落してしまう。第8話序盤にて、一命はとりとめたが意識を失い入院する。その後の調べにより、部外者から携帯を借り細川の殺人依頼などをネットに書き込んでいた事が判明する。
- 第9話にて、誰がか(久住がいる)ICUの扉に手をかけている描写があり、更に第11話では治療中の部屋に誰かが入り込んでいるが、第13話でそれが見舞いに来たあいりと遼である事が判明する。また、13話ラストで意識を取り戻す際「佐野」と叫ぶ。
- "扉の向こう"にて、俳優の袴田吉彦に似ていることから袴田が不倫やセクハラをした女性に家に毎度のごとく押入られ、更に結婚を前提に付き合っていた彼女にも結婚は待って欲しいと言われ、藤井に相談するもまともに取り合ってもらえず、サングラスにマスクと変装して出かけることが日常になる。エレベーターを弄っている間は袴田ではなく久住譲でいられるということから、度々マンションのエレベーターを弄ったりしていた。
- 102号室
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- 児嶋佳世(こじま かよ)〈42〉 【死亡】
- 演 - 片岡礼子
- 子供向け英会話教室を自宅で営む。夫の俊明との関係が冷え切っている。子供に対して強い執着心を抱いており、マンションの子供を見つけては、自室に連れ込もうとするなどの異常行動が目立つ。
- 第6話のラストで俊明が会社に送らせたゴルフバッグの中に右足だけ入っていたが、それ以外は見つかっていない。
- "扉の向こう"にて、夫の俊明が原因の不妊で子供ができないことを知ってから不倫に近い行為をしており、夫が不倫をしたことを知ってからずっと子供がいればとノイローゼに近い状態になってしまう。男の子ならば「やすたか」女の子ならば「すみれ」という名前にしようと夫婦で決めていた。また、俊明に「新しいことを始めてみたら」と言われて、英会話教室を営み始めたことが描かれている。
- 児嶋俊明(こじま としあき)〈45〉
- 演 - 坪倉由幸(我が家)
- サラリーマン。地図会社勤務。同僚の女性と不倫関係にあり、ほとんど家に帰ってこない。
- "扉の向こう"にて、最初は妻の佳世と仲が良かったが、不妊の原因が自分にある事がわかり、それ以降佳世から子供を求められ、そのストレスから会社の後輩と不倫をする。
- 第12話では不倫相手の家から追い出されたらしく、売ろうとしたが買い手が見つからなかった102号室に住むことになる。
- 103号室
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- 田宮君子(たみや きみこ)〈55〉
- 演 - 長野里美
- 田宮淳一郎の妻。淳一郎が手を怪我した際、「体力が有り余っているなら他のものにぶつけてみれば?」といろんなパンフレットを渡す。
- 第13話にて、淳一郎の舞台を見にくるが、淳一郎と隣にいた東を疑いの目で見つめていた。
- 104号室
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- 石崎洋子(いしざき ようこ)〈35〉【参加】
- 演 - 三倉佳奈
- 交換殺人ゲーム参加者。2人の子供を持つ主婦。交換殺人ゲームでは、特に死んでほしい人がいなかったため、自分の名前を書いた。しかし自分の名前を書いてしまったこともあり、交換殺人ゲームには人一倍怯えている姿勢をみせており、交換殺人ゲームが進むにつれて家族に八つ当たりするほどに精神に支障をきたすようになる。第8話では菜奈のせいで殺されるかもしれないと発言したり、引っ越しをしようとする北川を引き止め、引っ越し業者に殺人マンションのことをバラしたりするなど情緒不安定な状態になる。護身術の動画を見て、健二や翔太に技をかけている。交換殺人は終わりを迎えたものの犯人が捕まらないということもあり、二階堂や南の入居や俊明の再入居を拒絶したり、事件に関心を持たない健二にまで殺人の黒幕ではないかと暴論を振るようになる。
- "扉の向こう"にて、夫の健二の妄想話などを聞かされ呆れたりしている。自身の子供たちに対する理想は高く、一男には国公立の大学に進学し、銀行員か商社マン、または父と同じ公務員に、文代には看護師になって早めに医者と結婚して専業主婦にと、2人に有無を言わせず自身の人生計画を語ったりする。
- 石崎健二(いしざき けんじ)〈39〉
- 演 - 林泰文
- 区役所職員。交換殺人ゲームの存在を知っているものの、あくまでも"遊び"であって現実のものでは無いと思っており、マンション内やその関係者たちの殺人事件が交換殺人ゲームによるものだということにはあまり信じていない。
- "扉の向こう"にて、仕事疲れから妻の洋子に『縄文食堂』を開きたいと言い否定されながらもポジティブに考え、妻を困らせる。
- 石崎文代(いしざき ふみよ)〈9〉
- 演 - 田村海優
- 小学3年生。しっかり者の優しいお姉さん。佳世の英会話教室に通う。
- 石崎一男(いしざき かずお)〈6〉
- 演 - 大野琉功
- 姉について佳世の英会話教室に通う、小学1年生。
2階
- 201号室
-
- 浮田啓輔(うきた けいすけ)〈55〉【参加】 【死亡】
- 演 - 田中要次
- 交換殺人ゲーム参加者。暴力団の下っ端構成員。
- 過去に、詐欺罪で何度か警察に逮捕されている。また赤池夫妻が殺害された時のアリバイが無く、警察に疑いの目を向けられている。第7話にて赤池美里の名前を引いた相手に目星を付け、久住にのみその相手を教え単独で調査に乗り出すが、実の父である西尾を殺そうと計画していたあいりの凶行により、足をナイフで刺され負傷する。あいりが傷害罪で逮捕されないよう遼と一緒に逃がした後、西尾が経営しているリサイクルショップのトイレにて首に針金が巻かれた状態で微笑みを浮かべて死んでいる姿を発見される。
- "扉の向こう"にて、あいりと遼が本当の家族だったらと考えていた。
- 妹尾あいり(せのお あいり)〈21〉
- 演 - 大友花恋(幼少期 - 阿部久令亜)
- メンズエステ店員。居候。浮田を本当の父親のように慕っている。実の父の顔は覚えていないが母親を過労死に追いやったと恨んでおり、実の父との対面の際所持していたナイフで殺そうとするがそれを庇った浮田の足を負傷させてしまう。その後、浮田の計らいで遼と共に現場を後にするが、直後に浮田が殺されたことで自分のせいだと悔いており、ずっと前から浮田がパパであってほしかったと願っていた。浮田が死亡し、柿沼と浮田が暴力団関係者ということが管理人の蓬田にばれてしまう。浮田を殺した犯人に復讐を誓う。第12話では時給がいいということでシンイー、遼と共に西村の経営する料理店で働くことになる。
- "扉の向こう"にて、遼に某夢の国で〜などプロポーズを言うも、遼には忘れられており喧嘩をしていた。その後仲直りし、結婚したいのであれば実の父を見つけ殺すよう遼に伝える。
- 柿沼遼(かきぬま りょう)〈21〉
- 演 - 中尾暢樹
- 浮田の子分。居候。あいりの恋人。第7話にてあいりと結婚したいなら父親の西尾を殺すように脅されていた。浮田が死亡し、管理人の蓬田に暴力団関係者とばれてしまう。浮田を殺した犯人に復讐を誓う。第12話で時給の良さと家賃の支払いを理由にシンイー、あいりと共に西村の経営する料理店で働くことになる。13話にて翔太に浮田が微笑んだ表情で死んでいたことを話し、菜奈、赤池夫妻も微笑んだ表情で死んでいたという疑問点を抱かせるきっかけを作る。
- "扉の向こう"にて、あいりのプロポーズに気づかずあいりを怒らせてしまう。その後なんとか和解し改めて結婚の意思を示すが、あいりから実の父を見つけ殺せば結婚してもいいと言われ戸惑う。
- 203号室
-
- リン・シンイー〈22〉【参加】
- 演 - 金澤美穂
- 交換殺人ゲーム参加者。中国人留学生。ブータン料理店のアルバイト。恋人のクオンや数人の不法滞在者を自室に匿っており、警察とはなるべく関わらないように振る舞っている。交換殺人ゲームでは、料理店の店長である「ドルジ」こと田中政雄の名前を書いた。第3話のラストにて『あなたの番です』と書かれた包丁が植木鉢に刺さっていたりと脅迫を受けていた。第8話にて藤井から包丁の件を嫌らしく謝罪される。
- 第11話では翔太と二階堂の聞き込みを一度は拒否したが、翔太が菜奈を亡くしたことで自身もクオンと恋人関係であることを重ね、翔太たちに蓬田が木下に3階の部屋の鍵を渡していたことを話す(最終的に304号室の鍵だった)。
- 第12話で、袴田吉彦を殺害したのは自分たちであると藤井に告げる。但し、実際に行ったのは不法滞在者のマイケルとアリ、そして藤井の勤める病院の看護師である桜木の3人。13話ではクオンをマンションから逃す。
- "扉の向こう"にて、クオンと二人きりの時間が欲しかったが、イクバルが面倒見の良さにより、たくさんの不法滞在者を連れてきてしまう。嫌になったシンイーは彼らを追い出してしまうが、最終的には大勢いた方が楽しいことに気付く。
- グエン・クオン〈21〉
- 演 - 井阪郁巳
- ベトナム人左官見習い。不法滞在者。シンイーの恋人。シンイーが交換殺人ゲームについて干渉されないよう、人一倍事件に対して非協力的な態度を示す。13話にてシンイーの計らいでマンションから姿を消す。
- "扉の向こう"にて、弟の学費を払う為に出稼ぎにきていた事が明らかになる。シンイーとの時間が欲しかったが、不法滞在者達に邪魔されてしまう。
- イクバル・ビン・ダット〈45〉
- 演 - バルビー
- バングラデシュ人SE。第3話のラストにて植木鉢に包丁が刺さっていたのを見つける。第8話にてシンイーと共に行動していた際に藤井にドルジの件をPCをハッキングして脅したのではないかと疑われが実際に藤井の病院のPCをハッキングしており、第12話でPCのハッキングの件を藤井に謝罪した。
- 袴田吉彦殺害の際、ハッキングで袴田吉彦のスケジュールや撮影場所などを事前にサーチしシンイー達に伝えていた。
- "扉の向こう"にて、面倒見の良さが行き過ぎてしまい、多くの不法滞在者を部屋に招き入れる。
- 204号室
-
- 西村淳(にしむら じゅん)〈38〉
- 演 - 和田聰宏
- 小規模外食チェーン運営会社の社長。独身。
- 元々住民会には顔は出しておらず、住民らとの交流は少ない。
- 第9話にて、突然、住民会に参加し、前管理人の床島から「お詫びの荷物」として緑色のマットを蓬田から受け取っている。
- 第11話より、住民会にて、早苗に代わり、本来ならば北川(引っ越してしまったため、佐野)がなるはずであった会長に立候補する。その後、203号室を訪ねたり、201号室からあいり・遼とともに出て来るところを翔太に目撃される。
- 第12話で自身の経営する料理店で雇うためだったことが判明するが、あいりからは「気味が悪い」と言われている。
3階
- 301号室
-
- 尾野幹葉(おの みきは)〈25〉【参加】
- 演 - 奈緒
- 交換殺人ゲーム参加者。有機野菜宅配サービス会社勤務。独身。管理人お手製のネームプレートを使っている、第11話にて忍が裏返すとそこには大量の目が描かれていた。翔太をつけて、手作りのお菓子をプレゼントしている。第4話にて、翔太に「交換殺人ゲーム」のことを告げ口する。第7話にて翔太と付き合ってると思い込んだ挙句、フラれたと勝手に解釈し、翔太を脅す。第8話にて翔太に紙に書いた名前などを聞かれるも話さなかった。第10話で菜奈に翔太の居場所を聞かれる前に翔太がいなくなった事を知っていたり、翔太が出勤する時間を知っていたりと302号室の会話が筒抜けかのような行動をしたりする。第12話では翔太の部屋に忍び込み、翔太に「もしもの時はマンション住人全員を殺して復讐を完了させる。」という脅迫を受けるが、裏ではその様子に対して笑っており、舌にボタンを隠し持つという狂気っぷりを見せる。
- "扉の向こう"にて、他の人の彼氏(旦那)を奪い、仲を壊すことを趣味にしていることがわかる。手塚夫婦が越してくる以前、303号室に引っ越してきた婚約中の佐伯良樹(演 - 笠原秀幸)と舞島亜矢子(演 - 入山法子)の仲を割き、その後良樹と一緒に暮らすも興味がないそぶりを見せ別れている。
- (元)304号室
-
- 北川澄香(きたがわ すみか)〈42〉【参加】
- 演 - 真飛聖
- 交換殺人ゲーム参加者、304号室の住民。
- ラジオパーソナリティ。シングルマザー。多忙のため、そらに構ってあげられずにいる。
- 交換殺人ゲームでは、そらを部屋に連れ込もうとした児嶋佳世の名前を書いた。
- 第8話にて引っ越してしまう。
- 第13話にて袴田吉彦殺しの事件をラジオで報道していた
- "扉の向こう"にて、仕事が忙しく実家にも帰れない事を澄香の母から指摘された際には怒ったりしていた。息子のそらからラジオ企画で電話がかかってきた際には、普段構ってあげられない事を謝ったり、本当はそらのことが大好きだと本音を伝える。
- 北川そら〈5〉
- 演 - 田中レイ
- 保育園児。忙しい母親にかまってもらえず、1人で遊んでいる。第8話にてマンションの廊下で遊んでいて転んだ際、402号室の扉が開き何かを目撃するが、第13話にてそれが総一だった事が判明し、とあるスーパーで総一と出会い、「いっしょにおまつりにいこう」と書かれた紙を渡される。
- "扉の向こう"にて、5歳ながら大人びた考えを持ち、母である澄香の邪魔をしてはいけないと考えながらも仮病で気を引こうとしたりしている。父親がいないため自分が母親を守ると誓う。
4階
- 401号室
-
- 木下あかね(きのした あかね)〈38〉
- 演 - 山田真歩
- 独身。いつも住民の動きを観察している。自分の出席していない住民会で、ゴミ捨て場の清掃係に決められてしまう。自分以外の住民がゴミ捨て場に来る度に勝手にゴミ袋の中身を物色している。
- 第5話にて、302号室の人と書かれた紙を菜奈に渡し、殺されるのではないか、と心配する様子を見せている。
- 第9話では、菜奈に情報交換で早苗と管理人の間にトラブルがあることを教えるも、菜奈からは自分が見せた『302号室の人』と書かれた紙は清掃係を決める際に書かれたものだと見抜かれ、有益な情報を得られなかった。が、菜奈との会話は録音しており、意味深なことを呟いたりしていた。
- 第11話にて、蓬田から304号室のスペアキーを貰っていたことが判明。部屋には今までに死んだ住民の写真や事件の記事、久住に送った本、ナイフなどの凶器の資料、薬品、各階の住民の名前が書かれたボトルの中に今まで漁った住人のゴミ、赤池夫妻殺害時に流れた「ジュリアに傷心」がセットされたコンポなどが見つかる。これらを翔太らに見られた後「このタイミングで私にたどり着いちゃいますか」と不敵に笑う。部屋の神棚には山崎育三郎の写真を飾っていた。
- 第12話にて「アカネ木下」名義で活動する社会派のノンフィクション作家であることや、一連の交換殺人を推理小説のネタにするため、事件を解くべくマンション住人全員のゴミを集めていたことが分かる。蓬田から304号室の鍵を借りたのも、事件の手掛かりがないか探る為だった。推理は得意なのか、警察の話を断片的に聞き赤池夫婦殺害時に流れた曲が「ジュリアに傷心」である事を突き止める。
- "扉の向こう"にて、職業がフリーライターである事が判明する。スマートフォンを複数持ち、「成人向け週刊誌用」「ティーン向けファッション雑誌用」「取材用」などと雑誌の編集者毎に使い分けている。長編ノンフィクション小説を書き上げるという野望を持っており、長編小説用のスマートフォンのみ「呪術的に最も良い場所」という理由で神棚に置いている。山崎育三郎のファンで、神棚に写真を飾っている他、彼の出演するミュージカルの公演毎に彼が吐いた息が含まれている空気を袋に貯めて保管し、行き詰まった時に吸っている。
- 402号室
-
- 榎本正志(えのもと まさし)〈48〉
- 演 - 阪田マサノブ
- 警視庁すみだ署生活安全課課長。榎本早苗の夫。第7話で同じ警視庁にいる神谷将人に交換殺人ゲームの事を話し、独自調査を依頼する。第8話にて、神谷に余計なことは喋るなと釘をさす。また、早苗と共に402号室の『秘密』を守ろうと誓う。第10話にて、神谷を「2年前の捜査情報の漏えい」の件で脅して翔太と黒島の監禁に協力させるが、最終的には山際の殺害や翔太達の監禁に関与したとして早苗と共に連行される。
- 第11話での神谷・水城による取り調べでは、「山際祐太郎の殺害・死体遺棄」については黙秘を主張する一方で、「妻(早苗)への伝言」と称して神谷への「脅迫」を仄めかす発言をしている。
- 榎本総一(えのもと そういち)〈14〉
- 演 - 荒木飛羽
- 第9話のラストにて登場した、早苗と正志の一人息子。早苗からは「総ちゃん」と呼ばれている。いじめに遭い、3年前に誰にも見つからないようにダンボール箱に隠された状態でキウンクエ蔵前に引っ越してきた。以降、402号室の隠し部屋にて監禁されている。
- 第10話にて、監禁から解放されるが、母である早苗が菜奈を離さなければ飛び降りると言い、早苗が離したので降りようとしたが、誤って落下してしまう。翔太が守ったのでほとんど無傷で済み、退院後施設に預けられた。第11話では施設から戻り、叔母のサンダーソン正子と共に402号室で新生活を始めている。第12話で動かない猫を抱いており黒島から猫が死んでいる事を伝えられ泣き出す。その際何故かポケットに針金が入っていた。
- "扉の向こう"にて、スマホやパソコンが欲しいと早苗に頼んだが許可が下りず、ラジオならと監禁部屋にラジオを置いてもらう。早苗が山際を殺し、頭部をクーラーボックスに入れガムテープで封印し、中を見ないようにと釘を刺されたが、クーラーボックスの中身を見て不敵な笑みを浮かべる。第13話でスーパーで北川そらに話しかけ、小さな紙を渡す。その紙には「いっしょにおまつりいこう」と書かれていた。
- 榎本サンダーソン正子(えのもと - まさこ)〈45〉
- 演 - 池津祥子
- 第11話より登場。正志の妹で総一の叔母。ノリが良い性格。夫はジャマイカ人。施設から戻ってきた総一と新生活を始めているが、早苗たちの起こした事件と総一をあまり関わらせたくないという気持ちから、マンションの住民には総一が施設から戻ってきたことを話していない。
- 403号室
-
- 藤井淳史(ふじい あつし)〈43〉【参加】
- 演 - 片桐仁
- 医師。東央大学付属病院の整形外科勤務。独身。大学時代の同級生である山際を嫌っている。
- 第3話では山際、第5話では「ドルジ」こと田中政雄が殺害された事件で何者かから脅迫されており、第3話では田中政雄を殺害するためブータン料理店に侵入し、ガスホースを包丁で切断する。第8話にてシンイーの植木鉢に包丁を植えたことをバラし、赤池夫妻か袴田吉彦のどちらを殺したのかシンイー達に尋ねる(シンイーの植木鉢に包丁を植えた際、自室のベランダにある避難用の階段を使っていた)。
- 第11話では、早苗が山際の殺害・死体遺棄やについての取り調べで黙秘し続けていることを週刊誌で知るが、「いずれは『交換殺人ゲーム』のことが知られてしまうかもしれない」と不安になり、マンション前に詰めかけているマスコミの前に自ら赴き、あたかも「山際との関係は良好だった」かのようにアピールしていた。第12話ではシンイー達に自身の病院のPCをハッキングしたことを謝罪されると同時に自身がベランダの避難はしごを使って「あなたの番です」という脅迫メッセージをシンイー達のベランダの鉢植えに挿したことがバレてしまう。さらにシンイー達が袴田吉彦を殺害したことを知り、お互いの弱みを黙秘するためシンイー達と協力関係を結び不法滞在者を自身の部屋に匿う。13話では翔太が警察に交換殺人ゲームのことを話したことで田中政雄殺しの容疑を掛けられ観念して全てを打ち明けようとするが犯行時緊急の診療をしていたということでアリバイを証明されるが本人は全く身に覚えは無く病院に戻った後は桜木に脅迫され自分が田中政雄を殺したことを話す。
- "扉の向こう"にて、「善良なお医者さん」と言う名でTwitterをしており、もっぱら山際に関するツイートをしている。山際に医者になれば看護師の女の人たちに好かれると唆され医者になる。自身の理想の彼女の絵と結婚した後の夫婦生活のイメージトレーニングを7ヶ月もしている。
- 404号室
-
- 江藤祐樹(えとう ゆうき)〈23〉
- 演 - 小池亮介
- 独身。IT起業家でアプリを作っている。
- 幸子とは仲が良く、赤池夫婦が殺害された為に老人ホームへ転居する際の引っ越しの手伝いもし、時に介護もしている。
- 仕事柄、物事を何でもアプリで解決しようとする癖があり、住民にも自分の会社で作られたアプリの宣伝を惜しまない。AIについて詳しい。
5階
- 501号室
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- 佐野豪(さの ごう)〈42〉
- 演 - 安藤政信
- 謎の男。頻繁に外階段で大荷物を運ぶ姿が目撃されている。
- 第7話の冒頭でクーラーボックスを運んでいる最中に、誰も住んでいない筈の502号室のドアから新しくマンションの管理人となった蓬田を目撃する。
- 第9話にて、赤池家から苦情があった事が新管理人の蓬田から伝えられる。
- 第10話にて、いつも持っているクーラーボックスに何かの内臓を入れ運んでいた。
- 第11話にて、誰かに電話しており「自分も捕まってしまう」と焦っていた。第12話にてゴスロリのような服を着た女性を部屋に入れ怒らせてしまい女性から協力を拒否される。
- (元)502号室
-
- 赤池美里(あかいけ みさと)〈50〉【参加】 【死亡】
- 演 - 峯村リエ
- 専業主婦。献身的に幸子を介護しているように見えるが、事あるごとに幸子からはイビられて鬱憤が溜まっている。元々はスナックで働いていた模様。なぜか浮田を避けるように接していた。
- 浮田曰く「自分より頭の悪い人間を見下すタイプ」らしく、幸子にイビられているのを目撃し、気の毒に感じたあいりが話しかけた際には「風俗嬢にアドバイスをもらうほど落ちぶれてはいない」などと喧嘩を売り、いざこざを起こしていた。
- 第4話のラストで、自分の誕生日を祝う最中、何者かによって首を切られて微笑み顔で殺害されているのを手塚夫妻らに発見される(特別編にて、神谷の調べで赤池夫婦殺害時に美里はケーキを運ぼうとした際、何者かに後ろから立ったまま首を切られたこと、その時ロウソクの火が消えたはずであるということが分かる)。
- "扉の向こう"にて、毎度のごとくいびる幸子に大量の塩が入った特性青汁を飲ませたり、ゴキブリが苦手な幸子のベッドの下にゴキブリホイホイを仕掛けたりと、何かやられるたびにやり返している。「ある嫁と姑のなかよしブログ♡」と言うブログの管理者で、内容は主にいつもいびる幸子に対する愚痴と嫌がらせ、事なかれ主義の旦那の吾朗に対する嫌がらせと愚痴などが書かれている。
- 赤池吾朗(あかいけ ごろう)〈52〉 【死亡】
- 演 - 徳井優
- 美里の夫。商社勤務。嫁と姑の関係には事なかれな立場。
- 第4話のラストで、美里と同様に微笑み顔で殺害されてしまう。
- "扉の向こう"にて、大手商社に勤めていることがわかる。バリバリ働く気でいたが国内のパセリの仕事を任され、それ以降自室でパセリに水をやるのが日課。幸子と美里の嫁姑問題を密かにどうにかしたいと思ってネットで検索したところ、自分の嫁が管理している「今まで美里が幸子にやられたことや美里が幸子にやり返した事」が書かれたブログを見つけてしまう。
- 赤池幸子(あかいけ さちこ)〈78〉
- 演 - 大方斐紗子
- 美里の姑。車いすでの生活を強いられている。美里とは仲良く見えているが、実際には無理な要求をするなど、事あるごとにイビっている。美里に対して「介護をさせてやらなかったら、ただの大きい女」と罵っていた。
- 赤池夫婦が殺された中で唯一生きており、2人が殺害された現場ではシンイーが働いていたブータン料理店のレジ袋で顔を隠すように被せられていた。翔太が袋を外すと、発狂して「ジュリアに傷心」の一節を歌った。
- 美里と吾朗が亡くなった後、介護付きの老人ホームに転居。第12話にて江藤が訪ねたときにはうまく話せる状態ではなかった。江藤のタブレットからマンションの住人で開催した忘年会の動画を見ている途中、赤池夫婦殺害時に流れた「ジュリアに傷心」が流れた際発狂、タブレットを放り投げるなど、トラウマになっている。
- "扉の向こう"にて、美里をいびるのは相変わらずだが、その仕返しとして塩の入った高血圧青汁を飲まされている。ゴキブリが苦手。
マンション外の人物
- 神谷将人(かみや まさと)〈26〉
- 演 - 浅香航大
- 警視庁すみだ署刑事。キャリア組。第7話にて正志から交換殺人ゲームの話をされ独断で調査をする。第8話にて正志から余計なことを喋っていないか釘を刺される。ゲームについて有益な情報を掴み、独断で調査した方が良いことを菜奈に伝える。
- 第10話にて菜奈から翔太の捜索について相談を受けるが、黒島と翔太を402号室に監禁していた正志から「2年前の事件で、捜査対象者に金銭と引き換えに独断で情報を流していたことをバラされたくなければ協力しろ」と脅されていた為、「急用ができた」と嘘の連絡を入れて断っていた。特別編にて翔太が交換殺人の首謀者ではないかと疑っており、床島の転落死から菜奈殺害までの事件を水城共に振り返る。その後一連の殺人がゲームにしてはどこかおかしいと考える。
- 第2章では、引き続き「キウンクエ蔵前」の住民達の周りで起こった連続殺人事件の捜査にあたるが、内心では(正志に脅されていたとはいえ)翔太と黒島が監禁された件に関与していたことや、前述の「捜査情報の横流し」がバレてしまうのではないかと恐れている。第12話では、菜奈から「行方不明になった翔太の捜索」について、何度も電話で相談を受けていたにも拘らず報告しなかったことを上司から咎められていた。13話で翔太が遂に水城に交換殺人ゲームの事を伝えた事により、水城に今まで秘密にしていたことがバレてしまい水城の性格を考慮していたと弁明するが自分が何より怖いとキレられてしまう。
- 水城洋司(みずき ようじ)〈48〉
- 演 - 皆川猿時
- 警視庁すみだ署刑事。ノンキャリア。怖がり。
- 「交換殺人ゲーム」のことを知らない為、マンション「キウンクエ蔵前」の住民達の周りで連続殺人事件が起きているのを「呪い」だと思い込んでいる。特別編にて神谷に対し、執拗に翔太を犯人にしたがる事に関し疑問を呈する。そして、神谷のドライな推理と性格に「本当に血の通った人間か」と皮肉を飛ばす。最初は何度も現場の第一発見者である翔太を疑っていたが菜奈の葬儀後の憔悴した翔太を見て改めて彼は犯人ではないと自身の刑事のカンがそう告げているといい否定する。第12話にて榎本家のバスタオルは全て同じ色なのに山際の首に巻かれていたバスタオルは違う色だと気がつく。
- 13話で翔太から遂に交換殺人ゲームの事を聞かされ知っていて何も言わなかった神谷にキレ自分の性格からしてそんな事を教えられると怖がられるだろうと思ったと言われ今は何よりも神谷が怖いと言い神谷を疑い始める。
- 細川朝男(ほそかわ あさお)〈45〉 【死亡】
- 演 - 野間口徹
- 菜奈が以前勤務していたデザイン事務所社長。ストーカータイプで菜奈をつける。翔太からはアニキと慕われており、本人もショウと呼んでいる。[11]
- 第2話以降、菜奈の夫・翔太が働くスポーツジムに通い、第4話で菜奈の旦那であることが明かされる。
- 翔太には菜奈との関係を隠し続け、第6話で真相を知られても開き直るような態度を取っていた。翔太から菜奈が交換殺人ゲームで自分の名前を書いた事を知る。第7話のラストにて久住に襲われエレベーターを呼ぶが細工されており開いた扉から落とされ、落ちる際に久住の足を掴み一緒に転落してしまう。第8話の序盤にて息を吹き返す。しかし、自身の死を悟って菜奈に『愛していたが愛し方を間違えていた』と謝罪のメールを送ろうとしている途中で死亡してしまう。特別編、菜奈の日記にて離婚届の事を聞かれた際はぐらしながらやんわりと菜奈と仕事に関する契約を切るぞと脅していた。
- 蓬田蓮太郎(よもぎだ れんたろう)〈25〉
- 演 - 前原滉
- 第7話より登場。床島に代わって新たに「キウンクエ蔵前」に派遣された管理人。木下に好意を寄せている。第11話にて木下に菜奈が亡くなる以前、木下に304号室のスペアキーを渡しているところをシンイーに目撃されてそれについて翔太に問い詰められ、その後木下が住む401号室の秘密を知る。第13話で木下と関係を持ったようで、翔太を襲った不法滞在者と忍の乱闘騒ぎを聞き、慌てて401号室から2人揃って衣服が乱れた状態で出てきた。その際に翔太から蓬田が助けてくれたと勘違いされる。
- 桜木るり(さくらぎ るり)〈25〉
- 演 - 筧美和子
- 藤井が働く病院の整形外科の看護師。可愛い見た目に反してドS。第12話で翔太の働いているジムに通う。
- 第13話にて、田中殺害時の藤井のアリバイを作るためにカルテを改竄した可能性があることが浮上。藤井に田中殺害の事を話させ録音していた。13話ラストにて、203号室の不法滞在者であるマイケル、アリと共に袴田吉彦の殺人犯である事が明らかとなった。
- 内山達生(うちやま たつお)
- 演 - 大内田悠平
- 13話にて登場。黒島を大学内で離れた場所から見つめていた。
- スポーツジムのスタッフ
- 演 - 田村優依
- 藤沢(ふじさわ)
- 演 - 伊嵜充則
- 劇団「満員on礼」の劇団員。
- 柳本(やなぎもと)
- 演 - 永岡卓也
- 劇団「満員on礼」の劇団員。
- 東(ひがし)
- 演 - 阿久澤菜々
- 劇団「満員on礼」の劇団員。第12話で田宮に好きであると告白する。田宮が「時間が残されていない」と呟いていたのを、「(田宮が)重い病気を患っている」と勘違いしていた。
ゲスト
第1話
第2話
- 山際祐太郎(やまぎわ ゆうたろう)〈43〉 【死亡】
- 演 - 森岡豊
- 「Dr.山際」名義でコメンテーターとしても活動している医師。藤井の大学時代の同級生。早苗によって殺害され、頭部以外が土に埋まった状態で発見される。頭部は藤井の部屋の洗濯機で発見されているが、それを知る者はあまりいない。その後、頭部は藤井の洗濯機から榎本夫妻のクーラーボックスに入れられていた。
- ドルジ〈48〉 【死亡】
- 演 - 名倉右喬(第3話)
- シンイーがバイトで働いているブータン料理店「ドルジ食堂」の店長。名前や言葉遣いは外国人のように見えるが、実は「田中政雄(たなか まさお)」という名前の日本人で、ある理由から、病院で診察を受けたりするとき以外は「ドルジ」と名乗っている。藤井によって店のガスホースを切断され、ガスが漏れた状態でライターの火をつけてしまい、爆死する。シンイーが不法滞在者を匿っている事を知っており、それをネタにセクハラをしたり不法滞在者のことを警察にバラされたくなければ自分の家に泊まりに来いと脅したりしていた。
- 女性
- 演 - 勝倉けい子(第3話)
- アナウンサー
- 演 - 高久慶太郎
- 司会
- 演 - 西野大作
- リポーター
- 演 - 田口寛子
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第11話
- 山崎育三郎
- 演 - 本人
- 木下が愛しているミュージカル俳優。部屋の神棚に写真で飾られている。
第12話
スタッフ
- Aimer「STAND-ALONE」(4月期)※7月期においては次回予告の際に流れる。[13]
- 手塚翔太「会いたいよ」(7月期) - 当初は、ノークレジットだったが、2019年7月6日(12話放送の前日)に放送された「THE MUSIC DAY 2019 時代」に田中が出演し、正式な曲名と翔太が歌っていることが明かされた。なお、あくまでも「手塚翔太」名義であるため田中自身は歌っていないとしている[14]。
- 演出 - 佐久間紀佳、小室直子、中茎強(AXON)
- チーフプロデューサー - 池田健司
- プロデューサー - 鈴間広枝、松山雅則(トータルメディアコミュニケーション)
- 制作協力 - トータルメディアコミュニケーション
- 製作著作 - 日本テレビ
放送日程
連続ドラマ
章 | 各話 | 放送日 | サブタイトル[15] | ラテ欄[16] | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1章 | 第1話 | 4月14日 | 幸せ新婚夫婦の運命が狂っていく…衝撃の交換殺人ミステリー | 佐久間紀佳 | 8.3%[17] | |
第2話 | 4月21日 | ついに始まる交換殺人! 次は誰が殺す番!? |
殺人の連鎖始まる!! 管理人は何故死んだ? 第2の殺人とは…!? |
6.5%[18] | ||
第3話 | 4月28日 | 止めどない脅迫…!! 第3の殺人は起こるのか!? |
戦慄の脅迫…!! 殺す番がやってくる!! やるか? 逃げるか? |
6.4%[19] | ||
第4話 | 5月 | 5日ついに住民から被害者が…!! 殺されるのは誰!? |
妻の嘘と殺意が暴かれる!? 住民が犠牲に!! 殺されるのは誰だ? |
小室直子 | 7.1%[19] | |
第5話 | 5月12日 | 暴かれた妻の秘密…!! 今夜の犠牲者は誰だ!? |
夫婦に亀裂!! 妻の嘘と夫の殺意!? 殺されるのはアノ人気俳優!? |
6.5%[20] | ||
第6話 | 5月19日 | 妻の秘密の全貌…!! 真相解明に動き出す!! |
衝撃!! 妻の真実…!! 推理スタートで連鎖殺人を阻止できるか!? |
佐久間紀佳 | 6.3%[21] | |
第7話 | 5月26日 | 単独犯!? 嘘つきは誰だ!? 今夜は2人死ぬ…!? |
脅迫犯は1人!? 仲間が犠牲に…!! 別れない夫を守り切れるか? |
中茎強 | 6.4%[22] | |
第8話 | 6月 | 2日妻が容疑者に!? 住民に4人の嘘つき…犯人は誰!? |
妻が容疑者に!! 浮き上がるゲームの矛盾…嘘つきは親友か!? |
佐久間紀佳 | 6.7%[23] | |
第9話 | 6月 | 9日衝撃!! 親友の狂気… 402号室の秘密とは!? |
衝撃!! 親友の狂気… 402号室の秘密とは 住民の中に殺人鬼!? |
小室直子 | 8.0%[24] | |
第10話 | 6月16日 | 第1章最終回!! 親友狂気の監禁部屋!! 愛する夫を救出できるか | 佐久間紀佳 | 7.9%[25] | ||
第2章 | 第11話 | 6月30日 | 反撃編スタート!! 妻を殺した殺人鬼をあぶり出せ!! | 9.2%[26] | ||
第12話 | 7月 | 7日怪しい住民達の素顔!! 袴田吉彦殺害犯が明らかに…! |
今夜、袴田吉彦殺害犯が判明!! 怪しい住人は敵か味方か…隣人に殺意!? |
中茎強 | 9.2%[27] | |
第13話 | 7月14日 | 新住民は超くせ者! 衝撃の3人目の殺人者とは!? |
衝撃!! 袴田吉彦殺した3人目の犯人とは!? 罪の告白と罠…超曲者の新住人 |
小室直子 | % | |
平均視聴率 %(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
特別編
放送日 | サブタイトル | ラテ欄[16] | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|
6月23日 | 菜奈と翔太の恋の軌跡&すべての事件を総復習! | 小室直子 | 8.1%[28] | |
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
ショートドラマ
『扉の向こう』(とびらのむこう)と題しそれぞれの住人を主人公として日常や家庭の事情を描いたショートドラマが制作され、地上波放送と連動してHuluにて独占配信されている[29]。第1話と特別編を除き、1話につき1部屋(扉)ずつ開いていく。
配信リスト
日付 | 本編話数 | 部屋番号 | 主人公 | その他主要登場人物 | |
---|---|---|---|---|---|
4月21日 | 第2話 | 403号室 | 藤井淳史 | 桜木るり | |
4月28日 | 第3話 | 502号室 | 赤池吾朗 | 赤池幸子、赤池美里 | |
5月5日 | 第4話 | 304号室 | 北川そら | 北川澄香、児嶋佳世 | |
5月12日 | 第5話 | 102号室 | 児嶋佳世 | 児嶋俊明、北川そら、石崎文代、石崎一男 | |
5月19日 | 第6話 | 201号室 | 浮田啓輔 | 柿沼遼、妹尾あいり | |
5月26日 | 第7話 | 101号室 | 久住譲 | 藤井淳史 | |
6月2日 | 第8話 | 104号室 | 石崎洋子 | 石崎健二、石崎一男、石崎文代 | |
6月9日 | 第9話 | 301号室 | 尾野幹葉 | 手塚翔太、手塚菜奈 | |
6月16日 | 第10話 | 402号室 | 榎本早苗 | 榎本正志、榎本総一 | |
6月30日 | 第11話 | 203号室 | シンイー | クオン、イクバル | |
7月7日 | 第12話 | 401号室 | 木下あかね | - | |
7月14日 | 第13話 | 202号室 | 黒島沙和 | 波止陽樹 | |
7月28日 | 第14話 |
脚注
- ^ 23:30 - 23:50は『Going!Sports&News・短縮版』のため、一時中断。
- ^ 有働由美子、初の選挙特番キャスター"9回目"櫻井翔とタッグ「忖度なしに意見をぶつけたい」 オリコンニュース 2019年7月8日配信・閲覧。
- ^ “原田知世と田中圭が新婚夫婦演じるドラマ「あなたの番です」2クール連続で放送決定”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年1月28日) 2019年1月28日閲覧。
- ^ “西野七瀬、竹中直人ら豪華キャストが出演決定!怪しいのは誰!2クール大型ミステリー『あなたの番です』”. テレビドガッチ (プレゼントキャスト). (2019年2月25日) 2019年2月26日閲覧。
- ^ “日テレ、4月から2期連続のドラマ放送 「あなたの番です」海外市場も視野に”. 朝日新聞デジタル. (2019年2月9日) 2019年2月25日閲覧。
- ^ “日テレ、25年ぶり2期連続ドラマ放送へ W主演に原田知世&田中圭、秋元康氏が原案”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年1月28日) 2019年2月7日閲覧。
- ^ “「あなたの番です」オリジナルストーリー「扉の向こう」をHuluで独占配信決定!”. あなたの番です. 日本テレビ (2019年2月25日). 2019年2月26日閲覧。
- ^ “横浜流星『あなたの番です』新章から“新住人”加入 交換殺人ゲームの全貌を暴く”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年6月14日) 2019年6月14日閲覧。
- ^ “田中哲司、『あな番』反撃編で新キャストに決定「殺されないよう…」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年6月21日) 2019年6月21日閲覧。
- ^ 第1話の冒頭では竹中直人としてストーリーテラーを務める。
- ^ 第7話ではクソアニキ、クソニイと呼ばれる。
- ^ 実際に俳優として活躍している袴田吉彦とは一切関係がなく、全くの別人。
- ^ “Aimer、新曲「STAND-ALONE」が原田知世&田中圭主演ドラマ『あなたの番です』主題歌に”. Real Sound. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “田中圭、役名義で『あなたの番です』主題歌担当 妻に向けた切ないバラード”. oricon news. 2019年7月6日閲覧。
- ^ 日本テレビ公式サイトでの番組表より
- ^ a b 該当各日 『読売新聞』 テレビ欄。
- ^ “原田知世&田中圭主演の新ドラマ「あなたの番です」初回視聴率は8.3%”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年4月15日) 2019年4月15日閲覧。
- ^ “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」第2話視聴率は6.5%…初回から1.8ポイント減”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年4月22日) 2019年4月22日閲覧。
- ^ a b “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」視聴率は第3話6.4%、第4話7.1%”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年5月7日) 2019年5月7日閲覧。
- ^ “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」第5話視聴率は6.5%…前回から0.6ポイント減”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年5月14日) 2019年5月14日閲覧。
- ^ “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」第6話視聴率は6.3%…前回から0.2ポイント微減”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年5月20日) 2019年5月20日閲覧。
- ^ “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」第7話視聴率は6.4%…前回から0.1ポイント微増”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年5月27日) 2019年5月28日閲覧。
- ^ “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」第8話視聴率は6.7%…前回から0.3ポイント増”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年6月3日) 2019年6月3日閲覧。
- ^ “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」第9話視聴率は8.0%…前回から1.3ポイント増”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年6月10日) 2019年6月10日閲覧。
- ^ “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」第10話視聴率は7.9%…前回から0.1ポイント微減”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年6月17日) 2019年6月17日閲覧。
- ^ “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」第11話視聴率は番組最高9.2%…「反逆編」スタート”. スポーツ報知. 2019年7月1日閲覧。
- ^ “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」第12話視聴率は番組最高タイ9.2%”. スポーツ報知. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “原田知世&田中圭主演「あなたの番です」特別編視聴率は8.1%…次回から第2章スタート”. スポーツ報知. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “「あなたの番です」オリジナルストーリー「扉の向こう」をHuluで独占配信決定!”. あなたの番です. 日本テレビ (2019年2月25日). 2019年2月26日閲覧。
外部リンク
- あなたの番です - 日本テレビ
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3年A組-今から皆さんは、人質です-
(2019年1月6日 - 3月10日) |
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(2019年4月14日 - ) |
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