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山田晴通

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山田晴通
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山田 晴通(やまだ はるみち、1958年10月 - )は福岡県出身[1]の社会地理学者東京経済大学コミュニケーション学部教授。研究分野は英国の地方都市やメディア論、大衆文化論、ポピュラー音楽など[1]。理学博士(東京大学)。

経歴

1977年栄光学園高等学校を卒業、東京大学教養学部文科二類に入学、1981年東京大学教養学部教養学科を卒業。東京大学大学院理学系研究科修士課程に入学、1983年に修士課程を修了、東京大学大学院博士課程へ進学、1986年に博士課程単位取得退学し松商学園短期大学講師就任(1990年に同短期大学助教授)。1995年より東京経済大学コミュニケーション学部助教授に就任、2006年4月より同大学教授となった[1]

2001年にはオーストラリアマッコーリー大学現代音楽研究センター客員研究員[1]、2004年4月から2006年3月には独立行政法人大学入試センター教科科目第一委員会委員(地理)、2005年4月から2007年3月には文部科学省教科用図書検定調査審議会専門委員(音楽)も務めている。

著書

共著
翻訳
  • (共訳)『メディア空間文化論―メディアと大衆文化の地理学』(原著編者:Jacquelin Burgess & John R. Gold )(古今書院、1992年)ISBN 4772214380

エピソード

  • アマチュア音楽家(ホルン演奏者)[2]で九州大学の学生歌・応援歌を作曲していた山田尚慶[3]の子息として、福岡県に生まれた。
  • 昭和初期の歌謡曲歌手、バートン・クレーンについての論文を発表したことで、クレーンのCD復刻販売につながった[1]
  • 上述の、九州大学出身[4]大阪フィルハーモニー交響楽団に属するなど一音楽家としての活動もあった父の教育方針もありクラシック音楽を幼少期より聞いて育つ[5]。取得学位は教養ないし地理学に関するものであるが上記エピソードにみられるように音楽の関心も高く研究上の守備範囲としており、音楽に関する講義もする一方でポピュラー音楽に関する学術論文も執筆している[6]
  • 本項目の参考文献等、両親が福岡出身であり大学卒業まで住んでいたことから「福岡県出身」と紹介されることが多いが山田自身は(本籍地は福岡である時期はあっても)福岡に直接在住した事はない[7]。即ち大阪府に一時住んだ他は神奈川県に住み大学進学までの大部分を神奈川県内で過ごした。

脚注

  1. ^ a b c d e GOOD PROFESSOR(グッドプロフェッサー)”. 早稲田塾 ( エラー: 日付が正しく記入されていません。). 2010年9月5日閲覧。
  2. ^ 「父はホルン奏者として「栄光フィル」に参加してきた」との記述や同記述が言及する1998年4月実施の栄光フィルハーモニック・オーケストラ」の定期演奏会のパンフレットのホルン奏者の欄を参照。
  3. ^ 九州大学百周年記念事業を参照。
  4. ^ [年記]:2008年を振り返るの「山田研究室の「十大」ニュース」の「6(位)」を参照。
  5. ^ ぱるらんど国立音楽大学付属図書館広報誌))』の218号掲載の高野紀子氏との対談を参照(なお紙面では「高野紀子先生 vs 山田晴通先生」という題名で掲載されている)。
  6. ^ 例えば山田晴通(1999):『globe:小室哲哉の歌詞が描き出す世界』
  7. ^ 山田への「よくある質問」(FAQ)

外部リンク

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