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福山哲郎

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日本の旗参議院議員 福山 哲郎
生年月日 (1962-01-19) 1962年1月19日(62歳)
出身校 同志社大学法学部
京都大学大学院
学位・資格 法学修士
前職 会社員
所属委員会 参・外交防衛委員会委員長
参・国際・地球環境・食糧問題に関する調査会委員
世襲
選出選挙区 京都府選挙区
当選回数 3回
所属党派 民主党前原グループ
会館部屋番号 参・議員会館614号室
ウェブサイト 参議院議員 福山哲郎 公式サイト
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2010年3月に東京で開催されたハインリヒ・ベル財団ベルリン日独センター日本国際問題研究所の合同会議にて。左から駐日ドイツ大使のフォルカー・シュタンツェル、ハインリヒ・ベル財団のラルフ・フュックス、福山

福山 哲郎(ふくやま てつろう、1962年1月19日 ‐ )は、日本政治家参議院議員(3期)、参議院外交防衛委員長

参議院環境委員長民主党政策調査会長代理兼参議院政策審議会長、外務副大臣鳩山由紀夫内閣)、内閣官房副長官菅内閣菅第1次改造内閣菅第2次改造内閣)などを歴任。

松下政経塾(第11期生)出身[1]

概要

東京都出身[2]

1992年松下政経塾の「地域から日本を変える運動」で、最初に設立された同塾の地域政経塾である京都政経塾の塾頭に就任。その後、東京政経塾塾頭、松下政経塾政策調査室長などを歴任。また、この頃京都大学大学院に進学。修了後、1991年にスリランカに滞在し、アリヤラトネの主催する社会活動であるサルボダヤ運動に参加する。1996年第41回衆議院議員総選挙に際して、当初新党さきがけからの出馬を準備していたが、旧民主党結成により旧民主党公認で出馬、落選。1998年第18回参議院議員通常選挙無所属として出馬し初当選、以来3選を果たしている。1999年、民主党に入党。

2009年9月16日に成立した鳩山由紀夫内閣では外務副大臣に任命された。2010年6月8日菅内閣内閣官房副長官に就任。カナダで行われたサミットに日本政府を代表して菅直人首相に随行して参加した。菅第1次改造内閣発足直後の外遊でも首相に随行するなど、国際会議にしばしば出席するようになる。

環境政策について

民主党「地球温暖化対策本部」事務総長として「地球温暖化対策基本法案」を国会に提出する[3]など、環境政策に深く関わる。鳩山由紀夫内閣の成立後は、外務副大臣として鳩山イニシアチブを推進した。

2009年9月22日、国連気候変動首脳会合における鳩山首相の演説文書を作成。この文書の起案から外務官僚を排除し「脱官僚」をアピールした[4][リンク切れ]

2009年11月24日温室効果ガスの25%削減による家計への影響を検討してきた政府のタスクフォース(有識者会議)は、最小3万円、最大76万5千円の負担がかかるとの試算を報告した。これについて福山は、国民にネガティブなイメージを与えるとして非公開とするよう求めた。また、タスクフォース内での意見対立も深刻であったため新しいメンバーによる再試算を迫る小沢鋭仁環境大臣に対し「リシャッフル(再編)した方がいいと思う」と答えた[5]

2010年3月12日文藝春秋2月号の「CO2 25%削減 『友愛』外交の敗北」と題された記事と、その後福山がライターの横田由美子に圧力をかけたとするブログ[6]により名誉を傷つけられたとして、1650万円の損害賠償と謝罪広告を求めて、文藝春秋と横田を東京地裁に提訴した。横田と文藝春秋は法廷で「民主主義への挑戦」、「言論封殺」であると反論している。福山は、この記事について「環境部門で強硬な意見を持つものの影響を受けて、国民に対する配慮をせず、政府を取り仕切っているという印象を与えるが、虚偽だ」と主張をしている[7]。2011年10月12日、朝日新聞などによると「WILL」「週刊朝日」「月刊文藝春秋」についての名誉毀損は認定されず、福山の主張はほぼ退けられる。しかし、ブログ「ペコちゃんジャーナル(旧ペコちゃん日記)」の記載が名誉毀損に当たるとして、横田に33万円の賠償とブログの該当部分の削除を命じる判決が下った。また、記事の大部分については「政治家が批判を受けるのは当然」とされた[6][8]

略歴

経歴

政歴

人物・エピソード

  • 甘い物好きであり、議員会館の部屋の冷蔵庫の中には常にアイスを保管しているという。
  • 環境政策を得意分野とする。
  • 第45回衆議院議員総選挙前、ニコニコ動画の各党政策討論会での視聴者の自由な書き込みの中止を要求した。「徹底討論!ネット上での誹謗中傷を考える」で角谷浩一が証言している。「ニコニコ動画から福山氏に対して「ご出演いただいた番組は、そもそも政治関係の動画のコメントを自粛していた選挙期間中の番組であり、番組中のコメント自粛はニコニコ動画側の判断でした。特定の政党からの圧力も一切受けていません」とのコメントが出されている。また、角谷浩一も2010年5月4日の「とりあえず生中(三杯目)」の中で誤解であったことを認めている。
  • 党内では岡田克也に近いとされている。
  • 2010年民主党代表選挙における菅直人の推薦人の一人。
  • Ustreamでの放送にて田原総一朗が献金をしている事が明らかになる[10]
  • 2010年7月に行われた第22回参議院議員通常選挙では、民主党の戦略により、京都府選挙区(2人区)に民主党公認候補が2名擁立された。立候補した河上満栄は、当選したばかり(2009年7月の総選挙)の現職の民主党衆議院議員であり、現職の衆議院議員が参議院選に立候補するという異例さや、激戦が予想されることもあり、メディアの注目を浴びた。
  • 財団法人日本漢字能力検定協会が設立をめざしていた資格標準化機構に関する文部科学大臣への陳情の場に同席し、「検定の資質を上げる仕組みが必要だ」などと意見を述べたとされる。また、漢検の理事長の息子が代表を務める日本統計事務センターや息子個人から献金を受けていた[11]

家族・親族

妻、長男[2]

兄弟の福山しゅんろうは演劇・司会等で活動。

関連項目

脚注

外部リンク

公職
先代
松井孝治
日本の旗 内閣官房副長官
(政務担当・参議院)

2010年 - 2011年
次代
長浜博行
先代
伊藤信太郎
石﨑聖子
日本の旗 外務副大臣
武正公一と共同
2009年 - 2010年
次代
武正公一
藤村修
議会
先代
佐藤公治
日本の旗 参議院外交防衛委員長
2011年 -
次代
現職
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