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JR京都線

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JR京都線
京都行き各駅停車。321系
京都行き各駅停車。321系
京都行き各駅停車。321系
軌間1067 mm
電圧1500 V架空電車線方式直流
最高速度外側線:130、内側線:120 km/h
HSTa
0.0
-
東京駅
STR
↑↓東海道本線
STR STR
↑↓JR東海東海道新幹線
uexSTRlg ABZrg HSTR KRZo
奈良線
uexABZrg eUKRZu ueHSTR eUKRZo
京都市電:←河原町線伏見線
ueSTR STR STR
琵琶湖線(↑↓東海道本線)
tHBHF KRZt tHSTR KRZt
京都市営地下鉄烏丸線
uexBHF KBFa BHF
513.6
0.0
京都駅
uexSTRrf STR STR STR
JR京都線 (↑↓東海道本線)
STRrg ABZrf STRlf KRZo
近鉄京都線
eUKRZu eUKRZu ueHSTR eUKRZo
京都市電:大宮線
STR eBHF tÜWcru ÜWor
大宮通仮駅 1877年廃止
HSTR ABZgf STR ÜWo+l tÜWclo
山陰本線嵯峨野線
STR DST STR
515.4
1.8
梅小路駅
STRlf ABZlg STR
eUKRZo eUKRZo uexHBHF
京都市電:西大路線
BHF STR
516.1
2.5
西大路駅
WBRÜCKE WBRÜCKE
桂川
STR ÜWol
JR東海:東海道新幹線→
eBHF
518.8
5.2
JR桂駅(仮称)
STR
 2008年秋開業予定
BHF
520.0
6.4
向日町駅
BS2rf BS2lf
STR DST
京都総合運転所
BS2lg BS2rg
BHF
523.7
10.1
長岡京駅
STRlf KRZo STRlg
↑←阪急京都本線→↓
BHF HST
527.7
14.1
山崎駅 大山崎駅
eGRENZE
京都府大阪府
BHF
529.9
16.3
島本駅
KDSa STR
高槻電車区
STRlf ABZlg
BHF
535.2
21.6
高槻駅
BHF
538.1
24.5
摂津富田駅
BHF
541.8
28.2
茨木駅
STRrg HSTR ABZrf
KRZu HSTR KRZu
大阪高速鉄道大阪モノレール線
STR BHF
544.7
31.1
千里丘駅
ABZrg HSTR KRZu
大阪貨物ターミナル駅
DST STR
546.3
32.7
吹田信号場
ABZlf STRlg BHF
546.4
32.8
岸辺駅
STR ABZlf KRZo STRlg
左端:北方貨物線/左:梅田貨物線
STR STR STR KDSe
吹田機関区
STR STR ABZlf STRlg
STR STR STR KDSe
吹田工場
STR STR BHF
548.8
35.2
吹田駅
HHST KRZo KRZo KRZo
吹田駅
STR STR STR
←阪急:千里線
STR ABZlf KRZo
城東貨物線
STR STR eABZrg
おおさか東線→ 2012年開業予定
WBRÜCKE WBRÜCKE WBRÜCKE
神崎川
STR STR BHF
551.9
38.2
東淀川駅
STRlg STR STR STR
大阪市営地下鉄 御堂筋線
KRZu KRZu HBHF KRZu
山陽新幹線/東海道新幹線→
KRZo STRrf BHF BHF
552.6
39.0
新大阪駅
BHF STR STR
←北方貨物線↑
KRZo HSTR KRZu ABZlg
STRrf STR STR
←大阪市営地下鉄:御堂筋線↑
KRZo KRZo STRrf
←阪急:京都本線→
WBRÜCKE1 WBRÜCKE1
淀川
STRrg HSTR STRrf STR
←梅田貨物線↑
STR STR STRrg
大阪環状線
STR STRrg BHFl STR STR
←阪急:神戸宝塚・京都本線
KRZt KRZt tHSTR KRZt tHBHF
←大阪市営地下鉄:御堂筋線→
KRZu STRrf STR STR
JR京都線 (↑↓東海道本線)
DST eGRENZE legende BHF
556.4
42.8
大阪駅 接続は下記/左:梅田貨物駅
STR STR STR
↓JR神戸線(↑↓東海道本線)
STRlf HSTR HSTR KRZo ABZlg
←梅田貨物線
STR BHF
福島駅
STRrf STRlf
↑大阪環状線→

大阪駅の接続路線
STR
JR京都線 (↑↓東海道本線)
STR tSTR
↑↓地下鉄:谷町線
ABZrg tKRZ
大阪環状線
STR tSTR
阪急神戸宝塚・京都本線(梅田駅
BHFl STR tSTRlf tHBHF tSTRrf
↑地下鉄:谷町線→(東梅田駅
tHSTR KRZt tHBHF tHSTR tKRZt
←地下鉄:御堂筋線→(梅田駅
BHF tBHF
大阪駅 (右)北新地駅
STR tKBFa tSTR
阪神本線(梅田駅)
STR tSTR tBHFr tKRZt
地下鉄:四つ橋線→(西梅田駅
STR tSTR tSTR
↑↓JR東西線
STR tSTR
↓阪神:本線
ABZrf
JR神戸線(←東海道本線↑)
STR
↑↓大阪環状線

JR京都線(ジェイアールきょうとせん)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線京都駅大阪駅間の愛称である。この愛称は1988年3月13日から使用されている。ほぼ全区間阪急電鉄京都本線(京都線)と並行し、近畿日本鉄道にも京都線があって、それぞれ大阪(梅田)駅、京都駅で接続しているため、混同を避けるために愛称に「JR」と付けている。

ラインカラーは)であり、JR神戸線ともども同社のメインラインという位置づけから、コーポレートカラー自体がそのままラインカラーとして充てられている。

概要

東海道新幹線阪急京都本線に並行して淀川右岸を走り、京都~大阪間42.8kmを新快速が最短28分で結んでいる(最高速度は130km/h)。全区間方向別複々線(外側線・内側線)である。

JR京都線の全ての駅でJスルーカードICOCA、及び東日本旅客鉄道(JR東日本)のSuica東海旅客鉄道(JR東海)のTOICA、またスルッとKANSAIPiTaPaが使用できる。

全線でJR京都・神戸線運行管理システムが導入されている。

沿線風景

運行形態

JR神戸線琵琶湖線と一体的に運行されている。JR神戸線・琵琶湖線に直通する新快速・快速普通京阪神緩行線)の各列車のほか、北陸関西空港山陰方面などへの特急列車も走る。また、普通列車の半分近くが福知山線(JR宝塚線)新三田駅まで乗り入れる。

優等列車

JR化後に新大阪発着であった九州への寝台特急や、天王寺始発だった南紀方面の特急、また智頭急行開業で運行を開始した山陰への「スーパーはくと」などが新たに京都まで直通運転されるようになり、この区間の特急の列車本数は飛躍的に増えた。特に関西空港開港と同時に運転を開始した関空特急「はるか」は、その1年後にはすべての列車が京都まで定期列車で入るようになり、新大阪~京都は北陸方面のエル特急「雷鳥」など他の列車と合わせ時間4本程度運転される特急街道になっている。なお、京都発着の九州への寝台特急は2008年3月15日のダイヤ改正で全廃された。

なお、新大阪から大阪環状線を通りで阪和線に入る下りの特急「はるか」や「くろしお」は、茨木駅構内(第二出発)から貨物線に入り、吹田信号場経由で新大阪に入る。そのため、同区間を外側線で走る特急や新快速より若干所要時間が余計にかかり、時間帯によっては新大阪で特急列車が2本同時に進入することもある。

京都~大阪のほぼ全線にわたり線形は極めてよく、外側線は一部の曲線区間を除いて130km/h運転が可能である。内側線も120km/h対応しているが、優等列車が内側を走ることはない(回送や臨時列車にはある)。

この区間を走行する優等列車は以下の通り。

このほか、向日町(京都総合運転所)への入出庫の関係で、「はまかぜ」や「たんば」・「北近畿」などの回送列車がこの区間を走っている。また、「サンダーバード」・「雷鳥」・「きたぐに」の向日町~大阪間の回送列車は北方貨物線を経由する。下り大阪止め列車を京都総合運転所へ入庫させるときは大阪駅を下り方面に進み、塚本駅通過後、北方貨物線に西側から入り、そのままJR京都線(外側線)に合流する(出庫のときはこの逆ルート)。そのため、入出庫で走っている場合は編成の前後が逆転している。

新快速

新快速はJR神戸線姫路・山陽本線網干・上郡・赤穂線播州赤穂方面からJR京都線を経て琵琶湖線長浜・北陸本線近江塩津・敦賀まで直通運転している。日中から夜にかけては15分おきの運転で、京都方は日中うち1本が湖西線へ、残り3本は琵琶湖線直通。夜間は4本とも琵琶湖線へ直通する。

全列車223系1000番台及び2000番台電車使用で、8両または12両編成で運転。朝のラッシュ時は12両編成になっている。京都~新大阪間は外側線、新大阪~大阪間は内側線を走る(朝ラッシュに新大阪~大阪間外側線走行のものもある)。早朝・深夜以外は大阪~京都間で最先着列車となる。

運転開始の経過、使用車両の変遷等は新快速の項を参照されたい。

快速

快速電車は京都を越え琵琶湖線へ直通し、一方大阪では朝の一部を除きJR神戸線へと直通している。

車両は221系・223系1000番台・2000番台・6000番台網干総合車両所所属)電車の6・8・10・12両編成が使用される。 内側線を走行し、最高速度は120km/h。早朝・朝ラッシュ時に大阪→高槻、京都→大阪で外側線を走る列車もあり、223系使用のものは130km/hを出すものもある。 早朝・朝ラッシュ時、深夜以外は山崎駅付近で新快速に追い抜かれる。また高槻駅では折り返しの普通電車と相互接続を行う。 乗務員などには列車番号の末尾を取って「T電」と呼ばれている。

ルーツは関西急電と呼ばれる京阪神間の急行電車。1937(昭和12)年の京都~吹田間の電化により大阪~神戸間の急行電車が京都へ延長されたのが始まりである。戦中一時運転を休止したが、戦後復活。当時は大阪京都間無停車であった。

  • 1956年(昭和31年)、米原~京都間電化に伴い、京都以東への乗り入れを開始。
  • 1957年(昭和32年)、高槻駅の構内改良(高槻電車区開設)に伴い、高槻停車。
  • 1961年(昭和36年)、二等車(→のちのグリーン車)を連結。
  • 1964年(昭和39年)10月、新幹線開業に伴う新大阪駅開業により、新大阪停車。
  • 1965年(昭和40年)2月、113系配置により80系電車の置き換えを開始。基本7両、付属4両。
  • 1966年(昭和41年)10月、サロ110配置により二等車連結列車を113系に置き換え。高槻・宮原区車基本8両、明石区車基本7両。
  • 1970年(昭和45年)3月、万博開催に伴い、開催期間内茨木駅臨時停車。停車継続運動が起こり、開催終了後も常時停車となる。
  • 1974年(昭和49年)7月、湖西線開業。一部電車が湖西線に直通。
  • 1980年(昭和55年)10月、グリーン車連結を中止。10月改正で正式に廃止となるが、それに先立ち8月末から時刻表上でグリーン車マークが消え、連結されていた車は普通車開放となった。編成から抜かれたグリーン車は東京地区へ転出。基本7両に統一。
  • 1981年(昭和56年)10月、高槻区編成にサハ111を連結、基本8両となる。
  • 1984年(昭和59年)、昼間時間帯の快速は京都~高槻間を各駅停車とする。その後、高槻以東で各駅に停まる快速電車は増えており、今では早朝~朝ラッシュ、および深夜に運転される一部を除き京都高槻間を各駅に停車する。そのため、駅や車掌の案内も高槻以東は普通と表記・アナウンスされている。
  • 1989年(平成元年)3月、221系の投入を開始。
  • 1995年(平成7年)6月、京都~高槻間通過時間帯の一部の快速が神足駅(現・長岡京駅)に停車。
  • 1995年(平成7年)9月、平日の快速が長岡京駅に終日停車。
  • 1996年(平成8年)3月、すべての快速が長岡京駅に停車。
  • 2004年(平成16年)10月、113系の定期運用撤退。

普通

1972年3月15日の新幹線岡山開業に伴うダイヤ改正で、昼間15分パターンのダイヤが生まれた。大阪駅上りを例にすると、新快速・快速(大阪で新快速待避)・普通(甲子園口→京都)・普通(西明石→吹田)と発車する。吹田・甲子園口発着に系統分割されたのは、普通を西明石→京都間通し運転すると当時内側線を共用していた新快速から逃げ切れなくなるためである。結果、京都~岸辺間は15分おきに普通電車が来る形になった。

1985年3月に昼間の快速が京都~高槻間各駅停車となり、昼間の運転区間は高槻以西となる。また、普通電車への201系車両投入によりスピードアップが図られ、新快速を各待避駅まで逃げ切れるようになり、高槻~西明石と吹田~甲子園口の運転パターンになる。1986年11月改正で、新快速が外側線へ移行し、高槻~西明石・高槻~神戸となり、高槻~岸辺間も15分に2本と増発された。京都駅ビル開業の1997年9月改正で、駅ビルへの集客を見込み高槻~神戸系統を京都~高槻間延長し、京都線内の各駅とも15分に2本利用できる形が定着した。また、高槻~西明石間の系統が高槻~JR宝塚線新三田間の運転に変更されている。

現在は昼間のパターンが夜間まで拡大され、京都~西明石間(昼間の一部は須磨駅まで)とJR宝塚線直通の高槻~新三田間の各系統が15分おきに運転されている。朝・深夜には琵琶湖線野洲や湖西線堅田・近江舞子、JR神戸線加古川にも直通する電車がある。内側線を走行する。

車両は網干総合車両所明石品質管理センター所属の207系321系が7両編成で運用されている。

列車番号末尾をC(休日ダイヤではB)として他の電車と区別している。そのため、通称「C電」と呼ばれる。

なお、旧国鉄時代から京阪神緩行線と言われることも多い。運転の変遷や使用車両等はこの項も参照のこと。

貨物列車

茨木~千里丘間に分岐(現在は茨木駅構内に含まれる)があり、貨物列車はここから貨物線を吹田信号所へと向かう。 東海道線~山陽線の直通貨物列車は、吹田信号場~宮原操車場(1998年宮原総合運転所に統合)~尼崎駅間の通称北方貨物線を経由し、大阪駅は通らない。 桜島線安治川口への貨物列車は吹田信号場から梅田貨物駅を通り、環状線西九条駅への梅田貨物線を通る。

なお、貨物線も旅客列車の運行に活用されている。京都から南紀・関西空港方面へ向かう列車は吹田信号所・梅田貨物線を経由して環状線に入るルートを取る。また、京都山陰線ホーム(30番はるかホームなど)からの下り列車は梅小路貨物駅構内を通り、通称はるかルートなどと書かれる場合もある。

このほか、梅小路駅構内から直接山陰線嵯峨野線丹波口駅間の短絡線を利用して一時期神戸・大阪から嵯峨嵐山への直通臨時列車が走ったことがあるが、誤乗が多かったことなどから定着しなかった。

駅一覧

凡例
●:停車、▲:一部の列車が通過、|:通過
快速:朝・夜の時間帯は▲の駅を通過。高槻駅以東(一部時間帯除く)では普通列車として運転。
※湖西線は琵琶湖線山科駅から分岐。
駅名 駅間キロ 営業キロ 普通 快速 新快速 接続路線 所在地
京都から 東京から
京都駅 - 0.0 513.6 東海旅客鉄道:東海道新幹線
西日本旅客鉄道:東海道本線琵琶湖線)・湖西線※・山陰本線嵯峨野線)・奈良線
近畿日本鉄道:京都線
京都市営地下鉄:烏丸線(K11)
京都府 京都市下京区
西大路駅 2.5 2.5 516.1   京都市南区
JR桂駅* 2.7 5.2 518.8        
向日町駅 1.2 6.4 520.0   向日市
長岡京駅 3.7 10.1 523.7   長岡京市
山崎駅 4.0 14.1 527.7   乙訓郡大山崎町
島本駅 2.2 16.3 529.9   大阪府 三島郡島本町
高槻駅 5.3 21.6 535.2   高槻市
摂津富田駅 2.9 24.5 538.1  
茨木駅 3.7 28.2 541.8   茨木市
千里丘駅 2.9 31.1 544.7   摂津市
岸辺駅 1.7 32.8 546.4   吹田市
吹田駅 2.4 35.2 548.8  
東淀川駅 3.0 38.3 551.9   大阪市淀川区
新大阪駅 0.7 39.0 552.6 東海旅客鉄道:東海道新幹線
西日本旅客鉄道:山陽新幹線おおさか東線(2012年春開業予定)
大阪市営地下鉄:御堂筋線(M13)
大阪駅 3.8 42.8 556.4 西日本旅客鉄道:東海道本線(JR神戸線)・JR宝塚線大阪環状線JR東西線北新地駅
阪急電鉄:京都本線宝塚本線神戸本線梅田駅
阪神電気鉄道:本線(梅田駅)
大阪市営地下鉄:御堂筋線(梅田駅:M16)、谷町線東梅田駅:T20)、四つ橋線西梅田駅:Y11)
大阪市北区
新駅
*1…駅名は仮称。2008年(平成20年)秋ごろ開業予定。

関連項目

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