「交響曲第4番 (ニールセン)」の版間の差分
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* 『[[銀河英雄伝説 (アニメ)|銀河英雄伝説]]』 - 第4部が、劇場版第1作『我が征くは星の大海』前半の[[銀河英雄伝説の戦役#惑星レグニッツァ上空の戦い|惑星レグニッツァ上空の戦い]]と、OVA第15話『アムリッツァ星域会戦』後半の[[銀河英雄伝説の戦役#アムリッツァ星域会戦|アムリッツァ星域会戦]]において、戦闘中の[[バックグラウンドミュージック|BGM]]として使用された。 |
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* 『[[のだめカンタービレ]]』 |
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* 爆竜戦隊アバレンジャーにこの曲をモチーフとするキャラクターが登場する。 |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
2020年9月2日 (水) 00:16時点における版
音楽・音声外部リンク | |
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全曲を試聴する | |
Nielsen:4.Sinfonie 'Das Unauslöschliche' - パーヴォ・ヤルヴィ指揮hr交響楽団による演奏。hr交響楽団公式YouTube。 | |
C.Nielsen:Symphony No.4 'The Inextinguishable', Op.29 - 韓国芸術総合学校交響楽団による演奏《指揮者名無記載》。韓国芸術総合学校メディアコンテンツセンター公式YouTube。 |
交響曲第4番作品29(FS.76)『不滅(滅ぼし得ざるもの)』(デンマーク語: Det Uudslukkelige / 英語:The Inextinguishable)は、カール・ニールセンが1914年から1916にかけ作曲した、単一楽章の交響曲である。(4つの楽章の要素が移行していくという構成になっていて、しばしば4楽章や2楽章の曲と誤解される。)2群のティンパニによる競演を特徴とし、ニールセンが手がけた交響曲の中でも特に劇的な作品と目されている。
副題
作曲者自身はデンマーク語で "Det Uudslukkeligge" という副題を与えたが、これは日本語で「消し去り難いもの」「滅ぼし得ぬもの」といった意味であり、日本では簡潔に「不滅」の副題で親しまれている。ドイツ語により「Das Unauslöschliche」と表記されることがままあり、原題が用いられることは比較的稀である。
楽曲
ニールセンの交響曲は、この第4番以降の作品において多調性を採用しており、交響曲第6番までの3つの交響曲については基本となる調が記されていない。これは古典的な交響曲のような、基本となる調を設定し、他の調との対比により構成する、という概念を排す意図からである。この第4番はニ短調の全奏部で始まり、クラリネットによるイ長調、間奏となる気楽な田舎風の曲想の第2部(ト長調)を経て、伝統的な緩徐楽章の役割は悲劇的な曲想の第3部に譲られる。第4部では、2群のティンパニが活躍し、結末においてホ長調となって締め括られる。
ニールセンの作品では最も演奏・録音の機会に恵まれているが、解釈に特有の問題がある。作曲家のロバート・シンプソンは、著書において、主にテンポ設定に関してページ数を割いている。
楽器編成
フルート3(3番はピッコロ持ち替え)、オーボエ3、クラリネット3、ファゴット3(3番はコントラファゴット持ち替え)、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、テューバ、ティンパニ2人、弦楽5部
演奏時間
約35分。
初演
1916年2月1日、コペンハーゲンにて作曲者ニールセンの指揮により行われた。
日本での初演は1968年6月30日に秋山和慶指揮東京交響楽団により行われた。
登場するメディア作品
- 『銀河英雄伝説』 - 第4部が、劇場版第1作『我が征くは星の大海』前半の惑星レグニッツァ上空の戦いと、OVA第15話『アムリッツァ星域会戦』後半のアムリッツァ星域会戦において、戦闘中のBGMとして使用された。
- 『のだめカンタービレ』
- 爆竜戦隊アバレンジャーにこの曲をモチーフとするキャラクターが登場する。
外部リンク