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: 火神とジュニアスクール時代に知り合い、兄弟としてペアリングを分け合う仲だが、氷室が負傷していたことを理由に火神がバスケで手加減したことに対して激昂。ペアリングをかけての試合を申し込むが、直後に火神が帰国したため火神との決着を望んでいる。 |
: 火神とジュニアスクール時代に知り合い、兄弟としてペアリングを分け合う仲だが、氷室が負傷していたことを理由に火神がバスケで手加減したことに対して激昂。ペアリングをかけての試合を申し込むが、直後に火神が帰国したため火神との決着を望んでいる。 |
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: 青峰とは対極の、基本に忠実かつ極限まで洗練されたプレイを体得した超正統派選手。そのスタイルはただのシュートですらあまりに滑らかなため反応できず、普通のフェイクでさえ強力な武器になる。「'''[[#陽炎のシュート|陽炎のシュート]]'''」で陽泉のオフェンスを担う。実力は「'''[[#キセキの世代|キセキの世代]]'''と遜色ない」とされるが、あくまで凡人の延長線上、秀才でしかなく、天才である火神への怒りと羨望の一因となっており、ゾーンに入った火神に対して勝負を投げた紫原相手にそのコンプレックスのことなどを言う一幕もあった。資質・学年的にキセキの世代というよりは「'''[[#無冠の五将|無冠の五将]]'''」に近い。 |
: 青峰とは対極の、基本に忠実かつ極限まで洗練されたプレイを体得した超正統派選手。そのスタイルはただのシュートですらあまりに滑らかなため反応できず、普通のフェイクでさえ強力な武器になる。「'''[[#陽炎のシュート|陽炎のシュート]]'''」で陽泉のオフェンスを担う。実力は「'''[[#キセキの世代|キセキの世代]]'''と遜色ない」とされるが、あくまで凡人の延長線上、秀才でしかなく、天才である火神への怒りと羨望の一因となっており、ゾーンに入った火神に対して勝負を投げた紫原相手にそのコンプレックスのことなどを言う一幕もあった。資質・学年的にキセキの世代というよりは「'''[[#無冠の五将|無冠の五将]]'''」に近い。 |
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: 火神が日本に帰国後に、滋養中の父親に会いに来た虹村と出会い、親しくなる。 |
: 小説版において火神が日本に帰国後に、滋養中の父親に会いに来た虹村と出会い、親しくなる。 |
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; 岡村 建一(おかむら けんいち) |
; 岡村 建一(おかむら けんいち) |
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: 声 - [[武田幸史]] |
: 声 - [[武田幸史]] |
2014年6月4日 (水) 15:52時点における版
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黒子のバスケ | |
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ジャンル | スポーツ(バスケットボール) 学園 少年漫画 |
漫画 | |
作者 | 藤巻忠俊 |
出版社 | 集英社 HAKOYO図書館(マレーシア) |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
レーベル | ジャンプ・コミックス |
発表期間 | 2009年2号 - 連載中 |
巻数 | 既刊27巻(2014年5月現在) |
ラジオドラマ | |
原作 | 藤巻忠俊 |
放送局 | テレビ東京 |
番組 | サキよみジャンBANG! |
収録時間 | 3分 |
話数 | 全8話 |
アニメ | |
原作 | 藤巻忠俊 |
監督 | 多田俊介 |
シリーズ構成 | 高木登 |
脚本 | 高木登、入江信吾、根元歳三 、 谷村大四郎、平林佐和子 |
キャラクターデザイン | 菊地洋子 |
音楽 | 中西亮輔、R・O・N(第1期) Alpha Eastman(第1期・第21話 - 第25話)→ 池頼広(第2期) |
アニメーション制作 | プロダクションI.G |
製作 | 黒子のバスケ製作委員会 |
放送局 | #放送局を参照 |
放送期間 | 第1期:2012年4月7日 - 9月22日 第2期:2013年10月5日 - 2014年3月29日 |
話数 | 第1期:全25話+OVA / 第2期:全25話+OVA |
テンプレート - ノート |
Template:漫画 は 廃止されました |
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『黒子のバスケ』(くろこのバスケ、英語: THE BASKETBALL WHICH KUROKO PLAYS)は、藤巻忠俊による日本の漫画作品。および、これを原作とするテレビアニメをはじめとした作品群。高校バスケットボールを題材とした少年漫画作品で、藤巻の初連載作品でもある。『週刊少年ジャンプ』(集英社)より連載中。
作品概要
第44回(2006年11月期)ジャンプ十二傑新人漫画賞を受賞したのち、『赤マルジャンプ』2007SPRINGに掲載され、『週刊少年ジャンプ』2009年2号より連載が開始された。
話数カウントは「第○Q(クォーター)」。略称は「黒バス」・「黒子」。副題は作中に登場した台詞が使われている。
単行本の累計発行部数は第27巻現在、2700万部を突破している[1]。
テレビアニメ化され、2012年4月から9月にかけて第1期が、2013年10月から2014年3月にかけて第2期(第26〜50Q)が放送された。
ストーリー
この節の加筆が望まれています。 |
バスケットボールの強豪として知られる帝光中学校に10年に1人の天才が5人同時に存在し、無敗を誇っていた時代があった。彼らは「キセキの世代」と呼ばれていた。
時は流れ、彼らはそれぞれ別の強豪高校に進学するが、「キセキの世代」には奇妙な噂があった。真偽も詳細も一切は不明、だが実は彼らのほかにもう1人、天才5人が一目置いていた選手「幻の6人目(シックスマン)」がいたと。
本編
- 誠凛バスケ部入部(1巻)
- 創設2年目の誠凛高校バスケットボール部は全国制覇を目標に掲げていた。この部は去年、主将の日向順平、司令塔の伊月俊ら選手はもちろん、監督の相田リコも含め全員が1年生だったにもかかわらず、IH(インターハイ)都予選決勝リーグにまで出場を果たしていた。
- そこに「キセキの世代」の「幻の6人目(シックスマン)」黒子テツヤとアメリカ帰りの大型新人火神大我が入部してきた。実力が一目瞭然の火神とは対照的に、身体能力で劣る黒子は普段からいるかいないかわからないくらい存在感の薄い選手だった。しかし、黒子は練習試合を通じて視線誘導の能力を存分に発揮し、存在感のなさを逆手に取った見えないパス回しでチームメイトを圧倒する。やがて2人は火神を光、黒子を影とするプレイスタイルを確立していく。そして共にキセキの世代を倒し、日本一になることを約束する。
- 練習試合 誠凛-海常戦(1-2巻)
- キセキの世代の1人、黄瀬涼太を擁する海常高校との練習試合が決まった。当初誠凛はただの調整役扱いだったが、火神がリングをダンクで壊したのを契機に黄瀬が出場して本格的な試合となる。見た技を瞬時にコピーし自分のものにする黄瀬は、火神が挑む度に同じ技で反撃。火神と黒子の連携プレイが功を奏すが、黒子は第2Qで負傷し退場。とはいえ、元々40分フルには視線誘導を維持できない黒子は第3Q終盤から再出場。再び激しい点の取り合いとなり、最後は試合終了と同時に火神がダンクを決め、勝利する。
- インターハイ東京都予選(2-6巻)
- 誠凛バスケ部はIH東京都予選に出場し、トーナメントを勝ち進んでいく。
- 誠凛-正邦戦(3巻)
- IH予選準決勝の相手は正邦高校。古武術の動きをバスケに取り入れている全国でも珍しい強豪校であり、誠凛は去年ここに大敗していた。前半はギリギリの試合展開だったが、誠凛は秀徳戦に備えるために火神と黒子を下げる。後半からは2年生メンバーが活躍し、古武術の独特のクセへの対応が追いつき、雪辱を果たす。
- 誠凛-秀徳戦(3-5巻)
- IH予選決勝の相手はキセキの世代のナンバー1シューター緑間真太郎を擁する秀徳高校。コート全面のどこからでも正確にシュートを撃てる緑間と、黒子の視線誘導がきかない高尾に苦戦する。火神は爆発的な跳躍力による活躍をみせるが、独善的なプレイに走りかけて黒子に諌められる。黒子は加速するパスを導入して高尾に対抗。最後は2人がかりで緑間のシュートを阻止し、勝利。予選決勝リーグへと駒を進める。
- 誠凛-桐皇戦(5-6巻)
- IH予選決勝リーグ初戦では、キセキの世代のエース青峰大輝を擁する桐皇学園高校と対戦。しかし、変幻自在のプレイを見せる青峰の圧倒的な強さの前に誠凛は手も足も出ず、ダブルスコアで惨敗する。その精神的なダメージに加え、この試合で足を痛めた火神が欠場を余儀なくされたこともあり、誠凛はその後の全試合に敗北する。
- 合宿・IH桐皇-海常戦(7-9巻)
- IH出場を逃した誠凛。黒子は自分の限界を感じ誠凛のスタメンから外れようとするが、火神が自分を信じてくれていることを知り立ち直り、ウィンターカップまでにもっと強くなることを誓いあう。そこに膝の治療のための入院から復帰した無冠の五将の1人木吉鉄平を加え、夏休みの強化合宿を行う。偶然合宿場所が同じだった秀徳との合同練習などを通じて、各部員が確実に成長していく。
- そして合宿最終日に、近くで行われていた桐皇と海常のIH準決勝試合を観戦。同試合はキセキの世代のスターター同士が対戦した初の公式試合でもあった。激闘の末に桐皇が勝利するが、この試合で青峰は肘を痛め、IH決勝・準決勝を欠場する。結局、IHの結果は3位陽泉、準優勝が桐皇、そして優勝は洛山であった。
- ウィンターカップ予選(10-12巻)
- 誠凛はIHと並ぶ高校バスケ大会WC(ウィンターカップ)の東京都予選を勝ち抜き、予選決勝リーグに進出。初戦の相手は泉真館高校で、誠凛はまずはここに快勝する。
- 誠凛-秀徳戦(10-11巻)
- WC予選決勝リーグ2戦目の相手は秀徳高校。IH予選の時とは違い、勝利に飢えた緑間がシュートするだけでなく的確なパスを出すようになり、試合は激しい点の取り合いとなる。秀徳のリードが広がっていく中、第3Qから黒子の新技「消えるドライブ」が炸裂して誠凛が一気に追い上げる。勝負は木吉によるフリースロー2本に託されたが、膝の痛みが再発していたせいで最後の1本が外れ、引き分けとなる。
- 誠凛-霧崎第一戦(12巻)
- WC予選決勝リーグ最終戦は因縁の相手、無冠の五将の1人花宮 真が率いる霧崎第一高校との対戦。去年花宮達が行った反則ギリギリの行為が木吉の膝の負傷の直接的な原因であった。今回も悪質なラフプレイが続き、木吉が身を挺してチームを庇うも、限界を迎えてベンチに引き下げられる。花宮達のやり方に激怒した黒子は、誠凛メンバー全員の勝利にかける真摯な思いを込めた渾身のパスを打ち出し、火神がそれをゴールに叩き込む。そして誠凛は勝利し、WC本戦出場権を獲得する。
- ウィンターカップ(13巻-)
-
- 誠凛-桐皇戦(13-16巻)
- WC初出場を果たした誠凛は、IH予選で惨敗した桐皇と初戦でいきなり対戦。試合は序盤から壮絶な点の取り合いとなる。黒子の消えるドライブや新技「加速するパス・廻」は青峰によって攻略されてしまい、視線誘導も切れた黒子は最後の大技「ミスディレクション・オーバーフロー」を発動し桐皇を翻弄する。そして、野生を身に着けた火神とやり合うことでついに本気になった青峰は「ゾーン」に入り、後を追うようにゾーンに入った火神との究極の一騎打ちになる。誠凛は残り5秒で1点差まで追いつくが、誠凛最後のフリースローのリバウンドに競り勝ったのは青峰だった。だがそれを読んでいた黒子から火神にパスが通り、試合終了と同時に火神のダンクが決まって誠凛が勝利する。
- 誠凛-陽泉戦(17-19巻)
- WC準々決勝第2試合に出場した誠凛は、キセキの世代のセンター紫原敦と火神の兄貴分氷室辰也を擁する陽泉高校と対戦。第1Qで誠凛は陽泉の圧倒的なDFの前に無得点に抑えられるが、黒子の新技「幻影のシュート」をきっかけに息を吹き返し、徐々に得点を重ねていく。これに業を煮やした紫原は自らOFに参加し誠凛を苦しめるも、連続跳躍などによる疲労で脚力を使い果たし自滅、1点差で誠凛が勝利する。
- 秀徳-洛山戦 (20-21巻)
- WC準決勝第1試合は秀徳と、キセキの世代のキャプテン赤司 征十郎が率いる洛山高校との対戦。前半は互角の戦いだったが、後半から赤司が天帝の眼を発動、秀徳はあらゆる動きを見切られ、次々と転ばされて一方的な試合展開となる。緑間は腕を構えジャンプした状態で高尾のパスを受け、そのままシュートを放つという新技をみせて一気に点差を縮めるが、これも赤司に見切られて洛山が勝利。だが試合を観戦していた氷室は、この試合で洛山は全力を出していなかったのでは、という印象を持つ。
- 誠凛-海常戦(21-23巻)
- WC準決勝第2試合で、誠凛は練習試合での雪辱を果たそうとする海常と対戦。序盤から誠凛は黄瀬の「完全無欠の模倣」に苦しめられる。だが黄瀬はハードな練習で故障した足の痛みが再発し、一時的にベンチに引き下げられる。戦力の落ちた海常は黄瀬の復帰を信じ奮闘するも、火神を中心とした誠凛を抑えきれず、徐々に点差を広げられていく。終盤に復帰した黄瀬は、再び「完全無欠の模倣」を発動させ誠凛を追い詰めるが、試合終了と同時に黒子のシュートが決まり、1点差で誠凛が勝利する。
回想編
- 誠凛バスケ部創部(11巻、95-99Q)
- かつて、日向・伊月・リコは同じ中学に在籍しており、ともにバスケに打ち込んでいたが、すべての大会で一回戦敗退を喫していた。それゆえ、日向はそれまで練習を一度も休んだことがなかったにもかかわらず、高校入学とともにバスケを辞めて不良化する。リコも帝光中に敗れ、挫折した選手たちに絶望してバスケを捨てて自らのジムに通わなくなった日向に対し、何処か心苦しく思っている節があった。
- 入学後に木吉の呼びかけでバスケ部が創設され、木吉に説得された日向も加わった。そして朝礼の時、屋上から全校生徒に向けて「日本一を目指す」ことを宣言し、日向が心を入れ替えたのを知ってリコも監督として部に入る。
- 6人しか選手がおらず、しかも全員1年生だったが、日向と木吉の活躍により決勝リーグまでコマを進める。しかし、IH予選決勝で花宮真率いる霧崎第一高校の反則行為によって木吉が負傷し、長期にわたり戦線を離脱する。要を欠いた誠凛は都予選決勝リーグで三大王者相手にトリプルスコアで全敗。IH出場は叶わなかった。
- その後、日向は負傷した木吉を奮い立たせ、来年日本一になることを共に誓った。
- 帝光編(23-25巻)
- WC決勝洛山戦を控えた誠凛メンバーに、火神と緑間のとある会話をきっかけにして黒子が自分の中学時代を語る。
- 黒子は小学校5年生のころ、テレビの試合に触発されてバスケを始める。後に他校の少年で黒子よりバスケがうまかった荻原シゲヒロと共に練習をするようになる。そして、彼の転校が決まった時、いつか全国中学の試合で戦うことを誓う。
- 中学はバスケ強豪校の帝光に入学する。バスケ部の同学年は赤司・青峰・緑間・紫原・灰崎とすぐに一軍で活躍していた強者ぞろいで黒子は長く三軍止まりで挫折しかける。しかし、赤司に「影が薄い」という才能を見出され、それを活かすために視線誘導の技術をバスケに取り入れ、一軍に昇格。青峰を相棒(光)としてその異質な才能を開花させていく。
- 2年の春、青峰の練習風景を見て黄瀬もバスケ部へ入部。灰崎が暴力行為により赤司から退部を言い渡されたため、レギュラーに繰り上がる。一方、青峰はその非凡な才能の覚醒によって本気で戦える対手がいなくなったことにより絶望し、やさぐれて練習をサボるようになる。
- 黒子が2年生の時、「キセキの世代」の台頭、虹村と赤司の主将交代が行われる中、帝光バスケ部は苦戦しながらも全中連覇を果たす。この時、荻原のチームは敗退していたために約束は叶わなかった。
- 全中連覇後、監督の白金の持病が悪化し病床に伏す。その後の監督業を受け継いだ真田は、理事長の命令に従い「キセキの世代」を特別扱いするようになる。それと同時に緑間、黄瀬、紫原、赤司の才能も開花。だが赤司は紫原との衝突を機に別人のようになり、試合に勝てるなら練習にこなくてもいいと言い放つ。それで青峰、紫原、黄瀬は練習をサボリがちになり、相手チームへの誠意も失っていった。それでも個人技だけで帝光は圧倒的に強く、彼らを止められる者は誰もいなかった。
- その中で互いに認識こそしなかったが、黒子はバスケに絶望していた火神、創設間もない誠凛バスケ部と邂逅。特に誠凛バスケ部の試合を観た黒子は羨望の眼差しで試合を見つめる。
- 黒子3年次の全中では準決勝で黒子が負傷する。決勝を控えていた荻原は黒子を見舞いに行くが、赤司と対面した際に価値観の相違が露呈してしまう。決勝戦は帝光による遊び感覚でのプレイに荻原は絶望し、黒子もバスケから離れてしまう。しかし、黒子は荻原の「黒子ならきっとキセキの世代を変えられる」という伝言を聞き、バスケを続ける覚悟を示す。
登場人物
担当声優は特記ない限りアニメ版のもの。
誠凛高校
主要人物
創立2年目の新設校。(詳細は後述)。
- 黒子 テツヤ(くろこ テツヤ)
- 声 - 小野賢章 / 小清水亜美(ラジオドラマ)
- 身長:168cm(中学1年時155cm)/ 体重:57kg / 誕生日:1月31日 / 血液型:A型
- 本作の主人公。帝光中学バスケ部出身で、キセキの世代からも一目置かれた「幻の6人目」。1年生。ポジションは不明。背番号は11番(中学時代は15)。景虎から付けられたあだ名は「うすいの」。
- 相棒の火神を「光」、自身を「影」に見立て、チームメイトとともに強豪校やキセキの世代との試合を勝ち抜いていく。
- 眼前の相手にも気付かれないほど極端に影が薄く、無表情[注 1]で自己主張も控えめ。冗談や声を張ることが苦手で、誰に対しても丁寧語で話すが、言いたいことは率直に言う性格。熱くなりやすい火神のストッパー役[注 2]。怒ることは少ないが、非道な行いやチームメイトへの侮辱に対しては激昂し感情を露にする。勝ち目の薄い試合でも最後まで諦めず、根っからの負けず嫌いでもある。小食で、好きなものはバニラシェイク。趣味が読書で得意科目も国語だが、ほかの教科は平均的[注 3]で、帝光時代は、赤司、緑間、紫原、桃井に次ぐ成績だった。
- 「嬉しくなければそれは勝利ではない」という信条を持つ。当初は「影として光(火神)を日本一にする」ことを目標に試合に臨むが、IH予選で中学時代の相棒である青峰の所属する桐皇戦で敗退した後、「帝光中の6人目」ではなく「誠凛高校の11番 黒子テツヤとして日本一になりたい」と志を改める。
- 身体能力は低く[注 4]、フリーでのレイアップシュートも決められない程技術も未熟。しかし並外れた観察眼と存在感の薄さを活かし、「視線誘導」によって相手のマークを外し、華麗なスティールとパスワークでチームを得点に導いていく。また帝光時代に全国レベルの試合を経験したこともあり、判断力と度胸にも優れ、自ら作戦を立案することもある。当初はコート内で最も強い存在感を持つボールを保持することを忌避していたが、先輩やライバルたちからの叱咤激励により、「消えるドライブ」・「幻影のシュート」などの技術を獲得し、自ら得点することも可能になったが洛山戦において余りにも目立つプレイや海常戦でのブザービーターが災いし影の薄さを喪失してしまう。
- 火神 大我(かがみ たいが)
- 声 - 小野友樹(幼少期:鶏冠井美智子) / 小西克幸(ラジオドラマ)
- 身長:190cm / 体重:82kg 誕生日:8月2日 / 血液型:A型
- 黒子の相棒にしてクラスメイトかつ親友。アメリカ帰りの帰国子女で、1年生にして誠凛のエースを務める大型新人。ポジションはPF(パワーフォワード)。背番号は10番。景虎から付けられたあだ名は「あかいの」。
- 二股に分かれた眉毛と、筋肉質の恵まれた体躯を持つ。やや短気で沸点が低いが、基本的に素直で物分かりもよい。日本のバスケのレベルの低さに失望[注 5]し、中学3年時に一時バスケを止めていた[注 6]。当初は弱者を見下し「勝利」にとらわれ暴走することもあったが、試合を通じて「仲間」を背負う責任感を持つ頼もしいエースへと成長していく。
- 父親が仕事の都合でアメリカに残っているため、現在はWC本戦会場の近くにあるマンションで一人暮らしをしている。私生活は質素で、部屋には最低限の家具とバスケ用具しかない。家事は自分でこなしているため、部活の合宿では自作の料理を振る舞うこともある。強面だが犬や怪談などが苦手。バスケに関しては優れた頭のキレを見せることがあるが、それ以外のこと、特に学業成績は壊滅的[注 7]で、誠凛の入試もギリギリだった。日常の英会話は堪能だが、「細か過ぎる」という理由で英語の授業も苦手にしている。在米期間が長かったために敬語の使い方が下手。
- アメリカのジュニアスクール時代は日本人が数少なく周囲から浮いていたが、のちに兄弟分となる氷室との出会いをきっかけにバスケに傾倒していく。しかし、負傷した氷室を気づかって手抜きのプレーをしたことから確執を生み、けんか同然の別れをする。首から下げているリングチェーンは、この氷室と分けた兄弟の証である。
- ストバス仕込みの荒々しいスタイルが特長で、発展途上ながらもキセキの世代に比肩する才能を持つ。特に圧倒的な最高到達点と滞空時間を誇り飛ぶ度に高さが増す跳躍力[注 8]が最大の武器だが、スタミナや足腰をはげしく消耗させるため多用はできない。また左手でのボールハンドリングを苦手としていたが、のちに矯正に成功する。
- 強敵との対戦でめざましい成長を遂げることも多く、WCでは青峰とのマッチアップで「ゾーン」に突入し、突破口をこじ開ける。対陽泉戦では、ゾーンに頼ろうとするあまり苦悩し、黄瀬から強く非難されるが、結果的に発破が掛かり自分のプレーを再認識した結果、ゾーンへと突入しアレックスとの特訓で習得した「流星のダンク」を披露する。
- キセキの世代からは彼らと同じ10年に1人の天才、「キセキならざるキセキ」と言われる。
- 相田 リコ(あいだ りこ)
- 声 - 斎藤千和 / 藤村歩(ラジオドラマ)
- 身長:156cm / 誕生日:2月5日 / 血液型:A型
- 2年生の女監督兼マネージャー。生徒会副会長。相田景虎の一人娘。通称「カントク」[注 9]。景虎から付けられたあだ名は「リコたん♡」。
- 作戦立案・スケジュール管理・トレーニングメニューの作成などを担当している。幼少期からアスリートのデータや肉体に親しんできたため、父と同じ「読みとる目」を持つ。
- 頭脳明晰で、中間テストでは2年生305人中2位。運動能力に関しても、自身より大きい火神を軽々投げ飛ばす、アニメ版第2期OP1のランニングでは男子を軽々追い抜く等高いことが示唆される。しかし非常に料理下手で、合宿などで自ら調理しては誠凛メンバーを絶望させている。のちに火神の指導によって食べられる程度にはなるが、サプリメントを大量に混ぜるなど余計なひと手間を加えるので、結局現状は改善していない。
- ギリギリBカップの貧乳がコンプレックスで、巨乳やそれに目が釣られる男(誠凛メンバー含む)を敵視している。また、ことあるごとに自分の胸を指摘してくる桃井を小娘と呼び、張り合っている。
- 日向 順平(ひゅうが じゅんぺい)
- 声 - 細谷佳正 / 川田紳司(ラジオドラマ)
- 身長:178cm / 体重:68kg / 誕生日:5月16日 / 血液型:A型
- バスケ部主将。2年生のSG(シューティングガード)。背番号は4番。景虎から付けられたあだ名は「プッツンメガネ」。
- 眼鏡をかけた地味で温厚な風貌だが、一度「スイッチが入る」と挑発的な毒舌家の本性を見せるようになる。口癖は「だアホ」。いかなる局面でも自信を失わない誠凛の精神的支柱。リコや伊月とは同じ中学の出身。中学時代は戦績が振るわず、一度バスケをやめて不良となった経歴を持つ。実家は床屋を経営しており、自身も散髪の心得がある。
- 誠凛屈指のクラッチ・シューターで、スイッチが入った状態ではさらに集中力が高まり、成功率も大幅に上昇する。プレッシャーに強くなるために「シュートを外した数だけお気に入りの戦国武将フィギュアを折る」という特訓を強いられた結果、現在の短気な人格が形成された。火神や木吉とともに誠凛の強力な得点源であり、日向の3Pシュート(スリーポイントシュート)で試合の流れが変わることも多い。しかし、ガードの選手としては動きは遅く、ドリブルも得意ではないため、ボールをスティールされる局面も目立つ。景虎のトレーニングを受け「不可侵のシュート」を体得する。中学時代は憧れのNBA選手レイ・アレンのシュートフォームを真似ていたが、却って成功率が低下したため断念し、当時地区が近所だった洛山の実渕を参考に現在のフォームを確立した。
- 伊月 俊(いづき しゅん)
- 声 - 野島裕史 / 大原崇(ラジオドラマ)
- 身長:174cm / 体重:64kg / 誕生日:10月23日 / 血液型:A型
- バスケ部副主将。2年生のPG(ポイントガード)。日向の中学生時代からのチームメイト。背番号は5番。景虎から付けられたあだ名は「キューティクルサラ男」。
- 突出した才能はないが、「鷲の目」の広い視野を活かした的確なパスで誠凛の司令塔を務める。バスケ歴は小学校2年生からで、誠凛の中では一番キャリアが長い。
- 誠凛の中では比較的常識人だが、家族そろってのダジャレ好きであり、思いついたダジャレを書き留めるネタ帳を何冊も持っている[注 10]。突発的にダジャレを言うためチームメイトにたびたび煙たがられ、ルックスに惹かれた女性も去っていく。
- WCにおける海常戦で景虎との特訓で会得した鷲の目を用いたバックチップ「鷲の鉤爪」を披露する。
- 木吉 鉄平(きよし てっぺい)
- 声 - 浜田賢二
- 身長:193cm / 体重:81kg / 誕生日:6月10日 / 血液型:O型
- 2年生のC(センター)。「無冠の五将」の1人で肩書きは「鉄心」。誠凛バスケ部の創設者。背番号は7番。景虎から付けられたあだ名は「天然ボケ男」。
- 不屈の闘志を持ち、非常に仲間思いな性格。日向いわく「バスケットに最も誠実な男」。口癖は「楽しんでこーぜ」。ギャグを真に受けたり、真顔でズレたことを言う天然ボケだが、非常に明晰な思考の持ち主。紫原や花宮からは苦手意識を持たれている。
- バスケ歴は中学校からで、自分のコンプレックスだった長身を活かせるスポーツとして、友人から紹介してもらったのがきっかけ。昨年度のIH都予選中に膝に違和感を覚え、決勝で対戦相手の花宮の策略によって膝を負傷。以降、1年以上の治療期間を経てIH敗戦後の誠凛バスケ部に復帰してくる。しかし、完治には至っておらず、WC以降は治療に専念するために一線から退くことになっている。
- ボールを片手で保持できる大きな手と握力の強さを活かし、ボールを手放す直前でプレーを強引に変更できる「後出しの権利」を持ち、WCではリバウンド用の新技「バイスクロー」を披露する。Cとしては紫原を除けば高校ナンバー1と評されるほどの選手だが、本来はパスで味方を活かすPGを得意としている。のちに小金井の何気ない一言がきっかけで、この2つのポジションを同時にこなす「ゴール下の司令塔」というスタイルを確立する。
- 水戸部 凛之助(みとべ りんのすけ)
- 声 - 井上剛[注 11] / 岡林史泰(ラジオドラマ)
- 身長:186cm / 体重:78kg / 誕生日:12月3日 / 血液型:A型
- 2年生。ポジションはPF(1年時)→C。背番号は8番。景虎から付けられたあだ名は「ムッツリ」。
- 寡黙で温厚な仕事人。心配性で、周りの人間を気づかう。実家は大家族で、幼い弟妹でいつもにぎわっている。一番上の妹の名前は「千草」。
- 得意技はフックシュートで、ダンクをこなせる高さもある。「いぶし銀」と称される高いディフェンス力も特長。木吉の復帰後は小金井とともに黒子・火神との交代要員として出場している。
- 小金井 慎二(こがねい しんじ)
- 声 - 江口拓也 / 阿部敦(ラジオドラマ)
- 身長:170cm / 体重:67kg / 誕生日:9月11日 / 血液型:B型
- 2年生のF(フォワード)。背番号は6番。愛称は「コガ」。景虎から付けられたあだ名は「ニャンコ小僧」。
- 試合では水戸部や土田と出るためポジションはSFに近い。
- 猫のような口元が特徴。非常に明るく元気なお調子者で、苦境でもめげない精神力の持ち主。中学時代はテニス部に所属していたが、同じ中学でバスケ部だった水戸部に感化され、高校からバスケを始めた。寡黙な水戸部の意思を代弁する通訳をになう。
- テニス部で培った高い運動能力を持つが、どの能力や技術もそこそこという器用貧乏な選手。それゆえ、「何でもできるが何もできない」「Mr.器用貧乏」などと呼ばれており、黒子と火神の入部後は控えに回る。得意技は全範囲(オールレンジ)シュートで成功率もそこそこ。学業もバスケ部の2年生では木吉とリコに次ぐ成績で、得意な科目も苦手な科目もない。顔がそっくりな姉がいる。
- 土田 聡史(つちだ さとし)
- 声 - 井上剛
- 身長:176cm / 体重:70kg / 誕生日:5月1日 / 血液型:AB型
- 2年生のPF。背番号は9番。愛称は「ツッチー」。景虎から付けられたあだ名は「タケシ」。
- 糸目が特徴。2年の中では最後に入部し1年の頃から出番の少ない控え要員だが、出場したときは得意技のリバウンドを活かして活躍する。個性的な人物の多いバスケ部の数少ない常識人。誠凛バスケ部唯一の彼女持ち。
- 降旗 光樹(ふりはた こうき)
- 声 - 水谷直樹
- 身長:170cm / 体重:60kg / 誕生日:11月8日 / 血液型:O型
- 1年生のPG。 背番号は12番。愛称は「フリ」。景虎から付けられたあだ名は「茶パツ」。
- 茶髪が特徴。好きな女子と付き合うために、バスケで一番を目指し入部した。
- 非常に臆病で用心深い性格だが、結果としてペースの遅いロースコアゲームに適したゲームメイクを可能としている。WC準決勝の海常戦では、試合のペースダウンを図る目的で途中出場し、黒子・火神以外の1年生で初めて公式戦デビューを果たす。
- 河原 浩一(かわはら こういち)
- 声 - 吉本泰洋
- 身長:175cm / 体重:64kg / 誕生日:5月18日 / 血液型:B型
- 1年生のSF(スモールフォワード)。背番号は15番。景虎から付けられたあだ名は「黒まめ」。
- 坊主頭が特徴。幼少期病弱だったため、あこがれのバスケを始めた。話が非常に長く、自分の世界に入ってしまうことがある。一時バスケ部を辞めかけたが、降旗に励まされ立ち直る。福田と交代する形で洛山戦で公式戦デビュー。
- 福田 寛(ふくだ ひろし)
- 声 - 佐々木啓夫
- 身長:180cm / 体重:70kg / 誕生日:4月26日 / 血液型:A型
- 1年生のC。背番号は13番。景虎から付けられたあだ名は「フク助」。
- 黒の短髪が特徴で、1年生では火神に次ぐ長身。人助けが趣味で、伊月のダジャレを真に受けて入部した。プライベートで外出するときは帽子を着用する。降旗と交代する形で洛山戦で公式戦デビュー。
- テツヤ2号
- 声 - 野島裕史
- 誠凛で飼われている犬。背番号は16番。通称「2号」。景虎から付けられたあだ名は「犬まる」。
- 黒子が拾った捨て犬。黒子と目がそっくりなため小金井に命名された。愛想がよく人なつっこい性格だが、桃井にだけはなつかなかった。犬のわりに人間臭い面があり、特にバスケに対しては反応がいい。犬用サイズにあつらえられた誠凛ユニフォームを着ていることもある[注 12]。
- 原作ではIH後、アニメでは秀徳戦直後に登場した。そのためアニメでは出番が大幅に増えている。
- 試合会場には連れてこれないために、高校で留守番をしてることが多いが、WC予選では小金井、WC決勝戦にはアレックスに連れて来てもらった。
- 武田 健司(たけだ けんじ)
- バスケ部顧問。杖をついて震えながら生徒を見守る高齢の男性教師。バスケは素人で、試合では見てるだけの存在。
メンバーの協力者
- 相田 景虎(あいだかげとら)
- 声 - 三木眞一郎
- 身長:181cm / 体重:75kg / 誕生日:2月6日 / 血液型:A型
- 相田リコの父親。「相田スポーツジム」経営者にして、元全日本代表のSF。当時の背番号は7番。
- 誠凛バスケ部の練習に施設の一部を無償で貸している。かつては監督業もしていたが、現在は退いて娘にそのノウハウを叩き込んでいる。他人にあだ名をつけるのが趣味[注 13]。
- 娘と同様「読みとる目」を持ち、娘よりも正確に相手の肉体のデータを分析できる。
- 娘への溺愛から彼女の徹夜の際には気づかったりしているが、溺愛が行き過ぎるあまり容赦ない制裁を受けることもある。
- キセキの世代監督全てと顔なじみでもあり彼らにも基本的に変わったあだ名を付けている。
- アレクサンドラ=ガルシア
- 声 - 甲斐田ゆき
- 身長:180cm / 誕生日:8月8日 / 血液型:B型
- 金髪とサングラス、Gカップのバストが特徴のアメリカ人美女。日本語も堪能なバイリンガル。火神と氷室の師で、2人からは「アレックス」と呼ばれている[注 14]。火神や氷室に対して「もう一回り大人だったら考えてやる」という発言からそれなりに妙齢であると思われる。
- 大学時代からチームを王座へ導いた。WNBAでも活躍し、日本でも名を知られていたスター選手だったが、急激な視力悪化で引退に追い込まれた。引退直後は荒れていたものの、火神と氷室にバスケを教えているうちに生きがいを感じ、落ち着きを取り戻していった。現在は地元のバスケクラブでコーチをしている。日本へはその火神と氷室の試合を観るために訪れており、誠凛メンバーと共に行動することが多い。
- 気に入った相手には平然とキスをするなど、日本人の目にはややスキンシップ過剰気味に映るほどの奔放な性格であり、火神に全裸を見られても平然としている。バーベキュー料理が得意で、日本のアニメ鑑賞を趣味としている。
「キセキの世代」の所属高校
海常高校
- 黄瀬 涼太(きせ りょうた)
- 声 - 木村良平 / 大原崇(ラジオドラマ)
- 身長:189cm(中学1年時171cm)/ 体重:77kg[注 15] / 誕生日:6月18日 / 血液型:A型
- 1年生のSF。バスケット歴わずか2年にして「キセキの世代」に名を連ねている天才。背番号は7番(中学時代は16→8)。自称「黒子っちの親友」。
- 金髪に両目尻の長い睫毛、左耳のピアスが特徴の美男子。道行く先で女性に騒がれるほど整った容姿を持ち、現役のファッションモデルとしても活躍している。認めた相手の名前を「○○っち」とつけて呼び、語尾に「〜ッス」とつける。社交的な性格だが、気に入らない相手には横柄で見下すような態度を取る。当初は先輩に対しても生意気に振る舞っていたが、誠凛に敗北後はモデル業をほとんど休業して真摯に練習に打ち込むようになり、エースとしてチームメイトの信頼を得ていく。誠凛の試合会場にもたびたび足を運んでおり、黒子と火神に肩入れするような描写も多い。
- 中学時代から運動神経抜群だったが、すぐに人より上手くなってしまうため熱中できるスポーツがなく、特定の部活には入らず退屈な日々を過ごしていた。しかし、中学2年の春に青峰の練習風景を見て初めて自分が勝てない相手と認識し、彼にあこがれバスケ部に入部する。練習中に何度も青峰に1on1を挑んでいたが、結局勝てずじまいだった。
- その呑み込みの早さを活かし、一度見た相手の技を即座に再現できる「模倣」の技術を持つ。しかし、個々の身体能力で上回るほかのキセキの世代の技は模倣できず、自身のバスケ歴の短さもあって「キセキの世代の中では一番下っ端」と自嘲している。しかし、IHの桐皇戦で青峰と対戦したときは、自身が抱いていた青峰へのあこがれを捨て去ることで彼のプレースタイルの模倣に成功。WCの福田総合戦で因縁ある灰崎と対戦したときは、黒子の激励もあってすべてのキセキの世代の技を模倣可能な「完全無欠の模倣」を習得する。しかし、その才能も勉学には一切活かされておらず、火神や青峰ほどではないが成績はあまり良くない。
- 笠松 幸男(かさまつ ゆきお)
- 声 - 保志総一朗 / 櫻井トオル(ラジオドラマ)
- 身長:178cm / 体重:66kg / 誕生日:7月29日 / 血液型:O型
- バスケ部主将。3年生のPG。背番号は4番。
- 専門誌に記事が掲載されるほどの全国区プレーヤー。チームメイトからの信頼も厚い海常の精神的支柱。熱血漢で体育会系をイメージさせるコミュニケーションをする。
- 負けず嫌いで、バスケでの挑発にはお返しを忘れない。冷静な状況判断力と、自分より大柄な相手でもひるまない度胸を持つ。ターンアラウンドやフェイダウェイジャンパーが得意で、そのスピードは伊月からこれまでに戦った相手でキセキの世代を除けば最速と評された。
- 昨年の海常はIH優勝を狙えるチームだったが、笠松のパスミスによる逆転を許し初戦敗退。その罪悪感から責任を取って退部を考えるまでに思いつめるが、監督はそんな笠松を主将に指名する。そのことが主将としての存在意義、IH制覇の高みを上げることとなった。そういった理由から海常プレイヤーであることに誇りを持ち、入学当初は増長気味だった黄瀬相手にも苦言を言う等しっかりしている。
- 実は女子とまともに会話をしたことがなく、クラスの集合写真に写った女子すら直視できないほど苦手だが、巨乳の女性が好みとのこと。
- 小堀 浩志(こぼり こうじ)
- 声 - 佐々木義人
- 身長:192cm / 体重:74kg / 誕生日:10月2日
- バスケ部副主将。3年生のC。背番号は8番。
- 非力だが優れた技巧を持つ「柔」のC。黄瀬の放つ「加速するパス・廻」を受け取れるほど身体能力も高い。黄瀬いわく「かなりのお人よし」[2]。
- 森山 由孝(もりやま よしたか)
- 声 - 樋口智透
- 身長:181cm / 体重:67kg / 誕生日:2月13日
- 3年生のSG。背番号は5番。
- シュートフォームが独特で、ふらふらした軌道を描く無回転シュートによってブロックしづらい間合いをつくっている。
- 誠凛との練習試合で負けてから変わった黄瀬のことを認め、試合中はチームの一員としてフォローするようになる。可愛い女の子が好きで、その場で見つけた子のために戦う。
- 早川 充洋(はやかわ みつひろ)
- 声 - 野間田一勝
- 身長:185cm / 体重:77kg / 誕生日:8月18日
- 2年生のPF。背番号は10番。
- かなりの熱血漢で早口。滑舌が悪く、ら行が言えない。リバウンドが得意で、その実力は笠松も推している。
- 森山同様、黄瀬に対して初めは良い印象を持っていなかったが、誠凛との練習試合で負けてから変わった黄瀬のことを認めるようになる。
- 中村 真也(なかむら しんや)
- 身長:181cm
- 2年生のSG。背番号は9番。
- 第190Qに黄瀬と交代で登場。黒縁眼鏡をかけている。
- 全中ベスト8に進んだ経歴があり、そのディフェンス力は当時ナンバー1と評されていた。
- 武内 源太(たけうち げんた)
- 声 - 安元洋貴
- バスケ部監督。社会科(日本史)の教師。誕生日:3月3日
- 恰幅のいい中年男性。格下相手には見下した態度を取り、誠凛のことも単なる調整相手と見なしていたが、惜敗する。屈辱ではあったが、結果的に黄瀬や海常メンバーがより一層練習に励むこととなり、それを内心では誠凛に感謝していた。
- キセキの世代の一人である黄瀬の加入で浮足立つメンバーを制ることをせず、黄瀬を特別扱いしていた反面、失意の笠松を主将に指名して再起の契機を作る等、指導者としてのメンタリティも備えている。
- 元全日本代表で背番号は9番。現役時代は今と比べものにならないほど、痩せていた。景虎には「ゲンゲン」と呼ばれているが、本人は嫌がっている。
秀徳高校
東京都の高校(詳細は後述)。
- 緑間 真太郎(みどりま しんたろう)
- 声 - 小野大輔 / 遊佐浩二(ラジオドラマ)
- 身長:195cm(中学1年時174cm)/ 体重:79kg / 誕生日:7月7日 / 血液型:B型
- 1年生のSG。帝光バスケ部の元副主将で、「キセキの世代」随一の3Pシューター。背番号は6番(中学時代は11→7)。
- アンダーリムの眼鏡と長い下睫毛が特徴で、語尾に「〜なのだよ」と付けて話す。部活以外は利き腕である左の手指をテーピングで念入りに保護している。プライドが高く無愛想だが、自分が認めた相手にはアドバイスを送るなど義理堅い一面もある。高尾いわく「ツンデレ」。
- 「人事を尽くして天命を待つ」を座右の銘とする運命論者。テレビ番組「おは朝」の占いに傾倒し、必ずその日のラッキーアイテムをそばに置いている。裸眼ではライオンの装飾物と人の区別がつかないほど視力が低い。
- コート全域から放たれる一撃必中の「超長距離3Pシュート」が最強唯一の武器だが、それ以外のスキルも一流。当初は自分だけを信じたスタンドプレーを貫いていたが、誠凛のチームプレイの前に惜敗後、勝利とリベンジに対する執念からチームプレイを行うようになる。
- 高尾とはよく共に行動しているが、彼の発言に悪態をついたり、マイペースぶりに振り回される。黒子とは相性は悪いが、身体能力が低いながらも帝光のレギュラーであり続けた点は評価している。中学の時、黒子に出会ったとき、彼を赤司が評価していることをまだよくわかっていなかったようだが、試合を通して、理解するようになった。また、よく軽く変装して他校の試合に足を運ぶ。桃井の黒子へのアプローチにまったく気づかないなど、恋愛事に対してはかなり鈍感。年上がタイプらしい。赤司に密かな対抗心を抱いており、中学時代は休み時間中に将棋勝負をしたり、定期テストではさまざまなゲン担ぎをして赤司に挑んでいたが、一度も勝ったことはなかった。もっとも近くにいたがために、赤司に潜むもう一人の人格に早期から勘づいていた。WC開会式後に、開花する前の赤司の能力について黒子に話している。
- 高尾 和成(たかお かずなり)
- 声 - 鈴木達央 / 箭内仁(ラジオドラマ)
- 身長:176cm / 体重:65kg / 誕生日:11月21日 / 血液型:O型
- 緑間のよき相棒で、ともに秀徳のバックコートを支える1年生PG。背番号は10番。
- コミュニケーション能力に長け、誰とでもすぐに仲よくなれるお調子者。込み入った事情は持ち込まずにバスケを楽しんでいる。緑間とともに誠凛の試合を観戦するうちに彼らに興味を持ち、特に同学年で自分同様チームのエースに最高のパスを渡す役割を持つ黒子を強くライバル視している。妹がいる。
- 伊月以上の視野の広さを誇る「鷹の目」の持ち主で、視線誘導を無効化する黒子の天敵。その視野を活かした的確な状況判断やパスワークで誠凛を苦しめる。ドリブルやパス、状況判断力など、PGとしての基礎能力も高い。
- 中学時代に緑間に敗れ雪辱を誓うが、高校では偶然チームメイトになる。入部当初は張り合うこともあったが、次第に敵意は消え、緑間に認めてもらうことを目標に練習に打ち込む。
- 緑間と練習試合を見に行く時はリアカーに緑間を乗せて行動している。
- 大坪 泰介(おおつぼ たいすけ)
- 声 - 佐藤健輔
- 身長:198cm / 体重:98kg / 誕生日:4月20日
- 3年生のバスケ部主将。東京屈指の大型C。 背番号は4番。
- 巨体を生かしたダンクシュートと強固なディフェンスが武器で、攻守・精神面共に秀徳を支える大黒柱。緑間も恐れるほど厳格だが、接触プレーで倒してしまった相手選手を気づかうなど礼儀正しい人物。中学時代に対戦した木吉の実力を高く評価している。
- 宮地 清志(みやじ きよし)
- 声 - 庄司将之
- 身長:191cm / 体重:77kg / 誕生日:11月11日
- 3年生のSF。背番号は8番。
- やや長めの茶髪(金髪)でかなりの毒舌家。3年生になって初めてスタメンの座をつかんだ努力家。バスケに対しては非常に真摯な人物で、チーム内での信頼も厚い。巧みなドリブルを活かしたペネトレイトを得意とし、ダンクなどの華麗なプレーを見せる。
- 爽やかな容姿で笑顔でいることが多いが、自他ともに厳しい性分で、しばしば(おもに緑間に対して)「轢く」「刺す」など物騒な発言をする[注 16]。後輩から恐れられているが、気落ちした彼らを真っ先に奮い立たせたりするなど、後輩思いな一面もある。
- 学業は優秀で、テスト期間も個人的に居残り練習を認められている。そんな一面と裏腹にアイドルが大好き。
- 木村 信介(きむら しんすけ)
- 声 - 佐藤美一
- 身長:187cm / 体重:80kg / 誕生日:8月6日
- バスケ部副主将。3年生のPF。背番号は5番。
- 実力は認めているが緑間に反感を持っていた。長身だがダンクはできないため、レイアップシュートをおもな得点源とする。実家が八百屋であるため、練習ではよくスイカなどを差し入れしていたらしい。
- 中谷 仁亮(なかたに まさあき)
- 声 - 吉開清人 / 四宮豪(ラジオドラマ)
- 誕生日:6月3日
- バスケ部監督。英語(主に英文法)の教師。間延びした口調ではあるが、強豪校の監督らしい戦術眼を持ち、選手に対しても手厳しい態度をしている。
- 緑間をチームに入れたことのリスクを承知しており、緑間のワガママを1日3回まで許している。
- 元全日本代表で、現役時の背番号は5番。相田景虎、原澤とは旧知の仲。景虎には「マー坊」と呼ばれているが本人は快く思っていない。
桐皇学園高校
東京都の高校。(詳細は後述)。
- 青峰 大輝(あおみね だいき)
- 声 - 諏訪部順一
- 身長:192cm(中学1年時175cm)/ 体重:85kg / 誕生日:8月31日 / 血液型:B型
- 1年生のPF。「キセキの世代」のエース。背番号は5番(中学時代は10→6)。帝光時代の黒子の相棒。
- 色黒の恵まれた体格を持ち、バスケ選手としてはあらゆる面で究極系にある天才。中学時代の黒子の光であり、現在も彼のことを愛称の「テツ」と呼ぶ。非常に傲慢な自信家で、「オレに勝てるのはオレだけ」と豪語するが、後述でも触れる通り本来の青峰は繊細で面倒見がいい。
- 練習を一切せず、試合をサボることも珍しくない。先輩にも敬意を持たず、暴力に訴えることもある。ただし、桐皇に入るきっかけをくれた今吉には邪険ながらも比較的従順な姿勢を見せ、現在は疎遠となった黒子のことも気に掛けており、IH予選で最後まで試合をあきらめなかった黒子をけなすチームメイトに激昂する場面もある。
- 中学初期の「チームに不要な奴なんていない」という考えは、黒子に強い影響を与えた。後に「オレに勝てるのはオレだけ」という信条を持ち、それに見合う強者を探しながらも見出せず鬱屈していた。練習しないのも、自分がこれ以上強くならないようにするためという理由によるところが大きい。 一般的なバスケからかけ離れた「型のないバスケスタイル」が持ち味で、その変幻自在かつ予測不能なプレーから「DF不可能の点取り屋(アンストッパブルスコアラー)」と呼ばれる。ディフェンスも鉄壁で、あらゆるフェイクを見切る反射神経と予測能力を持つ。さらに自分の意思で「ゾーン」状態に入れるなど、作中では圧倒的な存在として描かれている。
- 現在の黒子の光である火神を酷評するが、WC初戦で自分と互角の勝負を演じた火神には評価を改める。誠凛に惜敗後は再びバスケへの情熱を取り戻し、練習を再開する。その後、黒子からの志願で彼のシュート練習に付き合った後に激励の言葉を送り、試合を観戦している。
- 学業成績は壊滅的に悪く[注 17]、学校から追試の課題を出されては試合出場禁止の危機に瀕している。しかし、本人にはまったくやる気がなく、他レギュラーメンバーが課題を代行させられることも多い。喧嘩の腕は一流で、同じく喧嘩慣れしている灰崎を試合後の疲労があるとはいえ一撃で失神させるほど。
- 桃井 さつき(ももい さつき)
- 声 - 折笠富美子
- 身長:161cm / 誕生日:5月4日 / 血液型:A型
- 1年生の女子マネージャー。元帝光バスケ部マネージャーで、「キセキの世代」の同期。自称「テツ君の彼女」。青峰の幼馴染。
- 容姿端麗で91cm(Fカップ)の巨乳の持ち主。人なつっこく明るい性格。帝光入学時からバスケ部マネージャーを務め、参謀役としてキセキの世代の躍進に一役買っていた。帝光時代の理念には染まっておらず、現在のキセキの世代に対しては黒子と近い考え方である。情報収集能力と、選手の特性を見極める能力に長け、相手選手の成長傾向まで分析して対抗策を練るため、相手の策を事前に封殺する。
- 青峰とは家族ぐるみの付き合いをしており、バスケの情熱を失い自暴自棄となっていた彼を案じて桐皇に進学した。青峰が敗北によって立ち戻ることを期待しているが、敗北がありえないほど強くなった姿には複雑な感情を抱いている。黒子のことは彼が一軍昇格後に参加した練習試合を見て普段とのギャップにときめき、試合後のとある出来事[注 18]から一途な好意を寄せるようになったが、試合に関しては手加減されるのを嫌う黒子の考えを理解していることもあり、全力である。立場上は似た者であるリコには強い対抗意識を持っており、料理が苦手という点も相似している。中学時代の仲間を独自の愛称[注 19]で呼ぶ。WCで桐皇学園が誠凛に敗北後は青峰と共に、試合を観戦している。
- 小説版は桃井の視点で物語が進むことが多い。
- 今吉 翔一(いまよし しょういち)
- 声 - 中井和哉
- 身長:180cm / 体重:71kg / 誕生日:6月3日 / 血液型:AB型
- バスケ部主将。3年生のPG。背番号は4番。
- 眼鏡をかけたにこやかな糸目の男。見開くと凶悪な三白眼があらわになる。一人称は「ワシ」で、関西弁を話す。普段は人なつっこく柔和にふるまっているが、本性は打算的で腹黒い、ただし、桐皇バスケ部の愛着は強くウィンターカップでの誠凛敗北後に涙を流していた描写もある。青峰の身勝手な行動をすべて許し、ときに擁護する。
- 監督の原澤同様、青峰の桐皇入学のきっかけを作った人物でもある。
- 自分の思考を隠すのがうまく、読めないプレーに定評がある。相手の思考を読む能力にも長け、WCでは黒子のマークにつき、視線誘導を完全に封じた。中学時代の後輩である花宮からは「人の嫌がることをさせたら右に出る者はいない」と評され、重要な局面においてブザービーターの3Pシュートを決めることで相手の戦意を削ぐことが多い。
- 若松 孝輔(わかまつ こうすけ)
- 声 - 鳥海浩輔
- 身長:193cm / 体重:85kg / 誕生日:4月16日 / 血液型:A型
- 2年生のC。背番号は6番。
- 短気で熱血漢。口は悪いが、チームの勝利を誰より喜べる純粋なスポーツマン。試合中に独特な掛け声を発する。独自行動が目立つ青峰を快く思っていないが、彼がチームのエースであることは認めている。学業成績は青峰と同レベル。
- 長身と肉体的強靱さのほか、スピードとパワーにも優れ、木吉に「フィジカルは火神と同等」と評される。WCで誠凛に敗れた後、今吉から次期主将に任命される。
- 桜井 良(さくらい りょう)
- 声 - 島崎信長
- 身長:175cm / 体重:59kg / 誕生日:9月9日 / 血液型:A型
- 1年生のSG。背番号は9番。
- 青峰の同級生。かなり気弱かつ自虐的な性格。ことあるごとに「スイマセン」とあやまる。日向に「謝りキノコ」と命名される。
- ブロックしづらいクイックリリースショットが得意で、桐皇の「特攻隊長」としてチームメイトの信頼を得ている。また、シューターとしては人一倍に負けず嫌いで、相手が強ければ強いほどシュートの精度が上がる。
- 諏佐 佳典(すさ よしのり)
- 声 - 村上裕哉
- バスケ部副主将。3年生のSF。背番号は7番。
- 身長:190cm / 体重:80kg / 誕生日:6月15日
- 青峰が入部する前はPFを務めていた。桐皇内でこそ目立たないが、並の高校ならエースクラスの実力がある。
- WC敗退後は今吉と受験勉強に勤しむが、その机には東大の赤本があった。
- 原澤 克徳(はらさわ かつのり)
- 声 - 星野貴紀
- 誕生日:11月22日
- バスケ部監督。理科(化学)の教師。
- 冷静な性格で、丁寧な口調で話す。策略家な部分も窺える。青峰の実力を認め、彼主体のゲームメイクを行う。
- 旧知の仲である景虎からは、「カっちゃん」と呼ばれている。元全日本代表で、現役時の背番号は8番。また後述する陽泉監督の荒木雅子とは知り合いではあるが、彼女からは苦手意識を持たれている。
陽泉高校
- 紫原 敦(むらさきばら あつし)
- 声 - 鈴村健一
- 身長:208cm(中学1年時186cm)/ 体重:99kg[注 20] / 誕生日:10月9日 / 血液型:O型
- 1年生のC。「キセキの世代」の1人。背番号は9番(中学時代は12→5)。
- 肩まで伸ばした長髪と並外れた体格が特徴。天性のバスケセンスの持ち主だが、好きというわけではなく、バスケを「でかさと破壊力があるやつが勝つ欠陥競技」と認識している。バスケに情熱を持つ者たちに激しい嫌悪感を表す。一方で負けず嫌いであり、勝つための練習は欠かさず行っているが、才能が開花してからの帝光時代はまともな相手がいなくなったこともあり、練習をしなくなっていた。
- 基本的に「勝てない」と思っている赤司の言うことしか聞かず、赤司とだけは戦うことを拒むが、かつて赤司よりも先に才能が開花した時に一度だけ逆らったことがあり、5本先取の1対1で敗北寸前に追い込むが、そこで才能が開花した赤司に惨敗した。
- バスケをしている時以外はお菓子を食べている。平時は緩い態度を崩さないマイペースな男で、チームメイトらを「〜ちん」と独自の呼称で呼ぶ。その反面幼く怒りやすい性格で、悪気がなくとも歯に衣着せぬ物言いで平気で他者を傷つけることもしばしばある。また前述通り見切りの早い所があり“勝てない”とふんだ相手に対しては戦意をなくしてしまう所もあった。口癖は「ヒネリつぶす」。
- WCの誠凛戦では、ゾーンに入ったが敗北した。負けたときに悔しさから涙を流しており、無自覚ながら内心にバスケへの情熱を持っていることが描写されている。敗北後は、氷室と共に、試合を観戦している。
- フィジカルにおいてはバスケに求められる全てが最高水準に達している、資質上はキセキの世代最強の可能性を示唆されている怪物。普段はゴール下から動かずにDFに徹するが、青峰ですら紫原から得点するのは難しい。しかし本来得意とするのはOFであり、1試合で100得点を記録したこともある。また、OFに参加することでバスケ本来のリズムに戻り、DFまでもがより強力になる。一撃必殺のダンク「破壊の鉄鎚」はゴールをポストごと叩き折る。上記のような性格であるが、帝光時代の学業は赤司、緑間に次ぐ成績だった。
- 氷室 辰也(ひむろ たつや)
- 声 - 谷山紀章(幼少期:石塚さより)
- 身長:183cm / 体重:70kg / 誕生日:10月30日 / 血液型:A型
- 2年生のSG。背番号は12番。火神の兄貴分。
- 右目の泣きぼくろが特徴の美男子。WCより陽泉に参加する帰国子女。「頭は冷静(クール)、心は熱く(ホット)」を信条とする熱血漢。物腰柔らかで女子からの人気も高く、優しげな振る舞いをしている。
- 火神とジュニアスクール時代に知り合い、兄弟としてペアリングを分け合う仲だが、氷室が負傷していたことを理由に火神がバスケで手加減したことに対して激昂。ペアリングをかけての試合を申し込むが、直後に火神が帰国したため火神との決着を望んでいる。
- 青峰とは対極の、基本に忠実かつ極限まで洗練されたプレイを体得した超正統派選手。そのスタイルはただのシュートですらあまりに滑らかなため反応できず、普通のフェイクでさえ強力な武器になる。「陽炎のシュート」で陽泉のオフェンスを担う。実力は「キセキの世代と遜色ない」とされるが、あくまで凡人の延長線上、秀才でしかなく、天才である火神への怒りと羨望の一因となっており、ゾーンに入った火神に対して勝負を投げた紫原相手にそのコンプレックスのことなどを言う一幕もあった。資質・学年的にキセキの世代というよりは「無冠の五将」に近い。
- 小説版において火神が日本に帰国後に、滋養中の父親に会いに来た虹村と出会い、親しくなる。
- 岡村 建一(おかむら けんいち)
- 声 - 武田幸史
- 身長:200cm / 体重:98kg / 誕生日:9月1日
- バスケ部主将。3年生のPF。 紫原が加入する前はCを務めていた。背番号は4番。
- 割れ顎と立派なもみあげを持ついかつい男。女性にもてたいがためにバスケを始めたが、その努力が報われたことはない。それゆえ、氷室など女性受けのいいチームメイトたちに嫉妬することも多い。顔をからかわれるなどチームメイトたちからは軽んじられているが、重要な局面では主将らしい優れた統率力と判断力を見せる。屈強な体格を活かしたリバウンドやインサイドでのプレーが強みだが、脚があまり速くないと氷室に言われている。
- 福井 健介(ふくい けんすけ)
- 声 - 石川界人
- 身長:176cm / 体重:67kg / 誕生日:5月23日
- バスケ部副主将。3年生のPG。背番号は5番。
- 口は悪いが、気さくでチームメイトとの交流を大切にしている。紫原の態度に腹を立てることもある。プレイ中に相手の陣形とマーク、味方の位置を冷静に整理し、パスを正確に出すことができる。ただし、ドライブなど個人技術はさほど高くない。
- 劉 偉(リュウ ウェイ)
- 声 - 須嵜成幸
- 身長:203cm / 体重:91kg / 誕生日:7月19日
- 2年生のSF。背番号は11番。中国人留学生。
- 福井に教えられ、語尾に「アル」をつけて話す。ゴール下の絶対的守備を担う選手。福井とともに岡村をからかう役。岡村同様、脚があまり速くないと氷室に言われている。
- 荒木 雅子(あらき まさこ)
- 声 - 嶋村侑
- 誕生日:1月3日
- バスケ部の監督。体育の女性教師。
- パンツスーツを着こなした黒髪の美女で紫原さえ美人というほど。普段は冷静沈着だが、たまに理不尽に怒ることがあり、竹刀で部員を折檻することもある。元全日本女子バスケ選手で、現役時の背番号は8番。昔は不良だった。原澤に苦手意識を抱いている。
洛山高校
- 赤司 征十郎(あかし せいじゅうろう)
- 声 - 神谷浩史
- 身長:173cm(中学1年時158cm)/ 体重:64kg / 誕生日:12月20日 / 血液型:AB型
- バスケ部主将。1年生のPG。帝光バスケ部の元主将で、「キセキの世代」の筆頭格。背番号は4番(中学時代は9→4)。
- キセキの世代の中では平均的な身長で、オッドアイが特徴。趣味は将棋などのボードゲーム全般で、プロ顔負けの指し手。普段は礼儀正しく物腰の柔らかい少年だが、対面した者が威圧感を覚えるほどの風格も持つ。自分に背く者に対しては容赦のない一面も見せる。ストイックに自らを鍛え上げる姿勢の持ち主で、「勝利は生きていく上であって当然の基礎代謝のようなもの」という考えを持つ。
- 非常に広い視野と優れた判断力に加え鋭敏な反射神経を持ち、ゲームメイクに秀でている。「天帝の眼」によって、1on1において絶対的な優位性を持つ。唯一の弱点は身長の低さだが、基本的にボールを上げる前にカットできるうえ、容易にダンクをこなすほどの跳躍力もあるため、弱点はあってないようなものとなっている。
- 中学時代から一人称とキセキの世代への他人称が変化[注 21]し、虹彩の色が左目だけ橙になり赤とオッドアイになっている[注 22]。他者の才能を見出すことに非常に優れ、三軍時代の黒子の才能を見抜き、活躍するきっかけを作った。日本有数の名家の子で、さまざまな英才教育を叩きこまれており、学業に関しても、帝光時代はトップに君臨していた。
- 根武谷 永吉(ねぶや えいきち)
- 身長:190cm / 体重:94kg / 誕生日:4月30日 / 血液型:O型
- 2年のC。「無冠の五将」の1人で肩書きは「剛力」。背番号は8番。中学時代のポジションはPF。
- 刈り込んだ坊主頭に色黒の肌を持つ筋骨隆々とした男。非常な大食漢で、食後にゲップや屁をこくなど下品な面が目立つ。中学時代に自分を負かした木吉との再戦を切望している。「筋肉バカ」と呼ばれるほどの筋力至上主義で、技術を磨くようにとの木吉のアドバイスにも耳を貸さず、徹底的な筋力トレーニングで自分より大柄な選手にも当たり負けしないほどのパワーを身に着ける。ただし、単なるパワー型ではなく、洛山仕込みの地道な基礎練習によって技術面も同時に向上している。
- 実渕 玲央(みぶち れお)
- 身長:188cm / 体重:74kg / 誕生日:9月23日 / 血液型:A型
- バスケ部副主将。2年生のSG。「無冠の五将」の1人で肩書きは「夜叉」。背番号は6番。
- 睫毛が特徴の中性的な少年。女のような言葉づかいだが、紳士的で礼儀正しい人物。根武谷や葉山のたしなめ役。赤司を「征ちゃん」と呼び、葉山からは「レオ姉(レオねえ)」と呼ばれる。華奢だが相手のブロックにも当たり負けしない強靭な体幹を持ち、ファウルをもらいつつ3Pシュートを決め、バスケットカウントのフリースローも決める「地」のシュート、フェイダウェイで3Pを決める「天」のシュート、ブロックに跳ぼうとする相手を硬直させて打つ「虚空」のシュートを武器としている。
- 葉山 小太郎(はやま こたろう)
- 身長:180cm / 体重:68kg / 誕生日:7月25日 / 血液型:B型
- 2年生のSF。「無冠の五将」の1人で肩書きは「雷獣」。背番号は7番。
- きょろりとした猫目と八重歯が特徴。やや幼く軽快な性格で、強者との戦いを何よりも楽しみとしている。
- 洛山の中でも特に身体能力に優れ、宙返りなどアクロバティックな動きが得意。最大の武器は全身のばねを指先に集約して行う「雷轟のドリブル」で、その速さは並みの動体視力では視認できず、突く指の本数を変えることで段階調節もできる。
- 黛 千尋(まゆずみ ちひろ)
- 身長:182cm / 体重:69kg / 誕生日:3月1日 / 血液型:AB型
- 3年生のPF。3年生では唯一のスターティングメンバー。背番号は5番。
- 青みがかった薄灰色の髪、冷めた眼が特徴。元々洛山内では二軍止まりの凡庸な選手で、3年時には優秀な後輩の加入で退部していった同級生達のようにバスケに見切りをつけて一旦は退部する。ライトノベルのような不思議な事件に憧れを抱き日々屋上へ足を運ぶ一方で、それは物語の中の話であるのだと割り切り平凡な日常を送っていた。そんなある日、主将になったばかりの赤司に影の薄さを見出され、黒子と同様に「幻の6人目」として「ミスディレクション」の技術を習得する。元二軍といっても他校の目から見れば水準以上の実力を持ち、黒子と違ってパス以外の技術にも穴がない。黒子を「旧型」とするなら、黛は「新型の幻の6人目」というべき存在であると赤司は語る。無表情かつ無口だが、実はナルシストで毒舌家。黒子と同じく読書が趣味だが、こちらはライトノベルを愛読している。
- 白金 永治(しろがね えいじ)
- バスケ部監督。世界史の教師。
- ダンディなオールバック。赤司に全幅の信頼を置いており、自らアドバイスをすることは少ない。景虎からは「エージ」と呼ばれている。元全日本代表で、当時の背番号は4番。
福田総合学園高校
- 灰崎 祥吾(はいざき しょうご)
- 身長:188cm / 体重:78kg / 誕生日:11月2日 / 血液型:B型
- 1年生のSF。背番号は6番(中学時代は13→8)。
- 中学2年で退部するまで帝光バスケ部の正SFを務めていた男。実力は当時の黄瀬を凌いでいたが、本人はバスケに情熱がなかった上、暴力的な性格をしており、部活でも遅刻やサボりを繰り返す不良少年だった。「他者の大切なものを奪う」ことに強い快感を覚え、それは彼の能力(強奪)にも反映されている。
- キセキの世代のメンバーからは実力こそ認められているが、人格的な問題から折り合いは悪い。特にポジションやプレイスタイルが被る黄瀬との仲は険悪で、練習中もつねに一触即発の状態だった。やがて行き過ぎた暴力行為を理由に赤司から退部を言い渡されるが、その真相はいずれ黄瀬に実力でスタメンの座を奪われることと、そうなれば結局自主退部するだろうことを看破されていたためである。
- ちなみに黒子から退部を引きとめられるが彼の言葉を聞かず、逆に彼に対して忠告めいた言葉を残した。
- 自分の退部後に騒がれ出した「キセキの世代」の名声を欲し、高校入学後にバスケを再開。ブランクがありながらも実力は衰えておらず、先輩を含むチームメイトへの非礼な態度も黙認されている。
- WCで黄瀬に敗北後、会場外で暴力による報復をこころみるも、察して先回りしていた青峰に力ずくで阻止される。
- 石田 英輝(いしだ ひでき)
- 身長:180cm / 体重:71kg
- バスケ部主将。3年生のPG。背番号は4番。
- クイックネスと高精度のアウトサイドシュートを武器にしている全国常連の実力者。礼儀を重んじる性格で、灰崎によってチームが変わってしまったことを憂いている。
- 望月 和宏(もちづき かずひろ)
- 身長:183cm / 体重:69kg
- 2年生のSG。背番号は11番。
- スキンヘッドが特徴。スクープシュートを得意とする選手。
その他の高校
正邦高校
東京都の高校(詳細は後述)。
- 津川 智紀(つがわ ともき)
- 声 - 古島清孝
- 身長:180cm / 体重:68kg / 誕生日:3月5日 / 血液型:B型
- 1年生のSG。背番号は10番。
- 一見すると爽やかな少年だが、人の嫌がる顔を見るのが好きで、基本的に空気が読めず、相手を怒らせるような発言を平気でする。前年、正邦に大敗した誠凛のことを見下していた。
- DFに長けた選手で、中学時代に帝光と試合したときには黄瀬を止めたほどの実力者[注 23]。黒子とは試合経験があるが忘れていた。正邦に入り古武術を覚えたことでDFの圧力が増している。
- 岩村 努(いわむら つとむ)
- 声 - 吉開清人
- 身長:187cm / 体重:87kg
- バスケ部主将。3年生のC。背番号は4番。
- チームの柱の一人。礼儀正しい性格で、試合中でも相手プレイヤーへの礼儀をおこたらない。力強いダンクを武器とする「剛」の選手。木吉のことは中学から知っている。IH後のストバスの大会では、誠凛のチームと対戦することを望んでいたが、氷室のチームに敗れたため叶わなかった。
- 春日 隆平(かすが りゅうへい)
- 声 - 早志勇紀
- 身長:179cm / 体重:66kg
- 3年生のPG。 背番号は5番。
- チームの柱の一人。間延び気味な口調で喋る。動きに力感はないが、素早くスクープショットを得意とする「柔」の選手。
- 坂本 健二郎(さかもと けんじろう)
- 3年生のSF。背番号は7番。
- やや短髪でツンツンした髪形が特徴。
- 大室 義一(おおむろ よしかず)
- 3年年のPF。背番号は8番。
- 唇が厚いのが特徴。
- 松元 郁憲(まつもと ゆきのり)
- バスケ部監督。
- 古武術をバスケに取り入れた。ベンチに座らず床に腰掛けている。
霧崎第一高校
東京都の高校。(詳細は後述)。
- 花宮 真(はなみや まこと)
- 声 - 福山潤
- 身長:179cm / 体重:67kg / 誕生日:1月12日 / 血液型:AB型
- バスケ部主将兼監督。2年生のPG。「無冠の五将」の1人で肩書きは「悪童」。背番号は4番(1年時は9番)。
- 青春をかけてバスケをした選手が惨敗する姿を見たいがために、審判の目を盗んだ激しいラフプレーを指揮する、肩書き通りの悪趣味な人物。昨年のIH予選で故意に木吉の膝を負傷させた。 日向いわく「バスケットにもっとも不誠実な男」。口癖は「ふはっ」「~(な)わけねぇだろバァカ」。中学時代の先輩である今吉に苦手意識を抱いている。
- 非常に優秀な頭脳の持ち主で、相手の攻撃パターンをすべて読みスティールを行うのが得意。瀬戸と協力してパスコースを減らすことで、100%のスティールをすることができる。個人のバスケセンスも高く、フローターショット(ティアドロップ)の使い手でもある。
- 誠凛に敗北後は、仲間とともにWC1回戦と決勝戦を観戦に訪れる。
- 瀬戸 健太郎(せと けんたろう)
- 声 - 四宮豪
- 身長:190cm / 体重:76kg
- 2年生のC。背番号は5番。
- 額を出すと集中できるとしてオールバックを好む。この髪形になると額の中央にあるホクロが目立つ。センターとしてはパワーは低いが、IQ160の頭脳を生かして花宮のサポートをすることで真価を発揮する。
- レギュラーだが、試合中もアイマスクをして寝ているため、途中から出場することが多い。
- 古橋 康次郎(ふるはし こうじろう)
- 声 - 桑畑裕輔
- 身長:186cm / 体重:73kg
- 2年生のSF。背番号は7番。
- 黒髪短髪で、死んだ魚のような目をしている。あなどれない実力を持ち、相手に容赦ないラフプレーを仕掛け、見破られても平然としている。
- 原 一哉(はら かずや)
- 声 - 布施川一寛
- 身長:188cm / 体重:75kg
- 2年生のPF。背番号は10番。
- 常に目元が髪で隠れており、軽い性格で挑発するような口調で話す。よくフーセンガムを口にしふくらませている。容赦ないラフプレーを仕掛ける。
- 山崎 弘(やまざき ひろし)
- 声 - 岩瀬周平
- 2年生のSG。背番号は8 番。
- 眉が短く髪を染めており、目つきが悪い。
新協学園高校
東京都の高校。(詳細は後述)。
- パパ・ンバイ・シキ
- 声 - 木村昴
- 1年生のC。背番号は5番。セネガルからの留学生。
- 身長:200cm / 体重:87kg
- 「キセキの世代」対策として招集された。背丈が高く、手足の長さゆえのリーチもある。黒子の命名により誠凛バスケ部一同から「お父さん」と呼ばれる。
- 誠凛が海常に勝ったため、キセキの世代は大したことないと発言したが、誠凛戦では背の低さゆえ「子供」とあなどっていた黒子に翻弄され、火神に競り負ける。
- 谷村 祐介(たにむら ゆうすけ)
- 声 - 下野紘
- バスケ部主将。背番号は4番。
- パパに依存し、楽に勝てる今のバスケに満足している。
- 平岩幸治(ひらいわ こうじ)
- バスケ部監督。中年男性。
丞成高校
東京都の高校。(詳細は後述)。
- 鳴海 大介(なるみ だいすけ)
- 声 - 檜山修之
- 1年生のC。背番号は9番。
- 身長:194cm / 体重:82kg
- 今吉も一目おいている大型新人。メタルとエロ本が集中アイテム。グラマーな女性が好み。
- 誠凛戦では第4Qで30点差以上つけられている中、唯一最後まで試合をあきらめなかった。
- 川瀬 陽平(かわせ ようへい)
- 声 - 柿原徹也
- 身長:182cm
- バスケ部主将。3年生のSG。背番号は4番。
- 「無冠の五将」について知っており、対戦校である誠凛に木吉がいることに驚く。
- 佐久間 洋(さくま ひろし)
- 声 - 須嵜成幸
- 身長:187cm
- 3年生のSF。背番号は5番。
- 火神にダブルチームをした選手。金髪で短髪。
- 津布久 正浩(つぶくまさひろ)
- 声 - 四宮豪
- 身長:188cm
- 3年生のPF。背番号は7番。
- 火神にダブルチームをした選手。顎鬚が濃い。
- 遠山 和樹(とおやま かずき)
- 声 - 新井良平
- 身長:175cm
- 3年生のPG。背番号は12番。
- 中性的な顔つきをしている。
大仁多高校
栃木県の高校(詳細は後述)。
- 小林 圭介(こばやし けいすけ)
- 身長:188cm
- 3年生のPG。背番号は7番。
- パスも出せて自ら点も取れるオールラウンダー。アレックスも高く評価した。
- WCでは緑間を止められずに敗北し、木吉から「猛者が凡百と変わらず霞むほど」と評される。
「帝光編」の登場人物
キセキの世代の中学生時代の回想を描く「帝光編」の登場人物。
- 虹村 修造(にじむら しゅうぞう)
- 身長:179cm / 体重:67kg / 誕生日:6月12日か7月10日
- キセキの世代の一学年先輩で、赤司の先代の帝光バスケ部主将。背番号は4→9
- スピードとパワーに優れたPF[注 24]で、キセキの世代が頭角を現す以前は中学ナンバー1と評されたほどの選手。その熱血な性格を前面に出したプレーとリーダーシップで、曲者ぞろいのキセキの世代をまとめ上げていた。空手の使い手という一面を持ち、当時から問題児だった灰崎をも力づくで従わせていた。一方で冷静で思慮深い面もあり、キセキの世代が早い段階から自分たち上級生を超えていくだろうと予見していた。特に赤司を高く評価し、1年時から彼を2人目の副主将に就任させ、2連覇が懸った全中直前には、自分の引退を待たずに後任の主将に指名する。これには、当時自分の父親が重病で入院していたため、平静に試合に臨めなかったという事情も関係している。主将退任後は黄瀬の控えSFにコンバートされ、ほかの上級生とともに全中2連覇に貢献する。全中2連覇後、涙なく引退した。卒業後、すぐに、父親の治療のため、アメリカに行っている。そこで、氷室に会い、親しくなる。英語が苦手。
- 小説版では黒子をからかう場面があり、友人からは「基本凶悪顔はしているが、意外とイタズラ好き」で、作者いわく「昔はかなりのヤンチャだった」らしい。
- 白金 耕造(しろがね こうぞう)
- 帝光バスケ部の監督。整えた髭にスーツ姿という紳士的な中年男性。
- 選手の素の姿が見たいという理由で、普段は1軍コーチの真田に指導を任せ、体育館の2階からこっそり練習風景を眺めている。公式戦が近づくと自ら指揮を執るようになるが、真田よりもはるかに苛酷な練習メニューを課すことから、部員からは苦手意識を持たれている。数年前にわずらった持病により体調が思わしくなく、普段練習に姿を見せないもう一つの理由となっている。精神が未熟なまま圧倒的な才能を開花させたキセキの世代の将来を憂慮し、彼らを正しく導こうと決心した矢先に、病に倒れ監督を退任する。彼の退任は、キセキの世代が崩壊・決別する遠因となる。
- 真田 直人(さなだ なおと)
- 帝光バスケ部1軍コーチ→監督。眼鏡をかけた男性。
- 帝光の理念に沿った厳格かつ実力重視の指導を行う。白金が普段姿を見せないため、彼が監督だと勘違いする部員もいる。のちに病に倒れた白金の後任として監督を引き継ぐが、まだ幼いキセキの世代を案じる白金の意思と、彼らを学校の宣伝材料にしようとする帝光理事長との板挟みに苦しみ、結果適切な指導も行えず、キセキの世代をバラバラにしてしまった。
- 荻原 シゲヒロ(おぎわら シゲヒロ)
- 身長:177cm / 体重:66kg / 誕生日:8月10日
- 黒子の小学生時代の幼なじみ。彼にバスケを教えた人物。背番号は7
- 心底バスケが好きな明るい少年で、黒子は(ひねくれる前の)青峰に似ていると評していた。親の転勤により黒子と別れるが、いつか中学の舞台で戦うという約束を交わし、自身は明洸中学のバスケ部に入部する。
- しかし、2年時の全中では帝光と対戦する前にチームが敗退、3年時は黒子が負傷欠場したため結局コートで顔を合わせることはなく、決勝戦でキセキの世代に遊ばれる形で惨敗する。この出来事により心を折られてバスケを引退し、黒子が明洸中を訪ねたころにはすでに転校していた。
- 小説版にも登場。夏休みの宿題を後回しにしバスケをやりたいほど、バスケバカである。
- 持田(もちだ)
- 荻原の明洸中時代のチームメイトで、3年時は主将を務めていた。
- 全中で帝光中に惨敗したあと、荻原に会いに明光に訪れていた黒子に出会う。荻原がバスケ部を辞め転校したことや、あの試合に出ていた選手は全員高校ではバスケ部には入らないことを黒子に話す。別れ際に荻原の私物だったリストバンドを黒子に託し、過去の荻原との会話の内容や「バスケを辞めないでほしい」という言葉を残す。
- 鎌田西中(かまたにしちゅう)の双子
- 本名は不明。当時の全中で帝光と2度対戦した、鎌田西中の双子の選手。
- 小学校までは合気道の天才少年として名をはせており、その技術をバスケに応用することで相手の動きや間合いを読むことに長けている。キセキの世代が2年時の全中決勝で帝光と対戦し、巧みにファウルをもらうことで青峰をまたたく間に退場寸前に追い込むが、途中出場した黒子と青峰の連携の前に敗北。翌年の全中準決勝で再び帝光に挑むも、すでに才能を開花させたキセキの世代の敵ではなく惨敗。この試合で双子の1人が自棄になって振り回した腕が当たり、黒子は頭部を負傷、明洸との決勝戦を欠場する。
- 井上(いのうえ)
- 上崎中のPF。キセキの世代が一年生時の全中で青峰と互角に渡り合った実力者だが、翌年の全中では覚醒した青峰の才能の前に戦意を喪失する。
用語
- 帝光中学校(ていこうちゅうがっこう)
- 中学バスケットボール界の頂点に立つ名門校。部員数は100人を超え、全中で3連覇をなし遂げた実績を持つ。また高校で活躍する選手のほとんどが帝光中バスケ部OBである。いかなる敗北も許さない「絶対勝利」の理念を標榜し、試合に勝利することのみならず、部員同士でも熾烈なレギュラー争いが毎日繰り広げられている。この理念は二軍以下の試合も例外ではなく、万一の保険として一軍の選手を数人同伴させるのが伝統となっている。敗北した場合、その試合に参加した一軍選手は二軍降格となる。横断幕は「百戦百勝」。
- なお、帝光中出身者および主要関係者の名前には、「色」が付いている(黒子、黄瀬、緑間、青峰、紫原、赤司、桃井、灰崎、虹村、白金)。
- キセキの世代
- 帝光バスケ部の歴史の中でも「最強」と呼ばれ、無敗を誇った黄金世代。その中でも 黄瀬涼太、緑間真太郎、青峰大輝、紫原敦、赤司征十郎の5人の選手を総じてそう呼ぶ。彼らは全員が10年に1人の天才でありながらもそれぞれがオンリーワンの才能を秘めており、そのセンスは他のプレイヤーを圧倒する。
- また、5人の同世代黒子テツヤが「6人目(シックスマン)」としてレギュラー入りしていた。ただし、本人いわく先の5人は本物の天才であり、自分とは到底異なる存在であるとのこと。
- 元々は他の選手より少しだけバスケが上手い選手たちではあったが、ある日を境に才能が目覚めていったという。しかし、才能が開花したことで周囲との実力差が開きすぎてしまったため次第にバスケに対する情熱を失い、帝光バスケ部の理念である絶対勝利主義と白金監督の退任も相まって、試合には出るが部活はサボる、試合の相手を無視して各々の獲得点の競い合い、試合の展開を操作してスコアボードの数値を揃えて遊ぶといった問題行動が出始めるようになった。プレースタイルもチームプレーから各々がチームとはまるで呼べぬ圧倒的個人技を駆使したバスケに変わっていった。当時はモチベーション低下を防ぐために1人1試合に20得点のノルマが課せられていた(ただし黒子は役割上免除されている)。
- 弱点としては、未だに身体ができていない中学生でありながら、激しいプレイを行うために体に過度な負担がかかりやすいことが挙げられる[注 25]。また、前述のように個人技を重視していたため、味方にパスを出すのを忌む傾向がある。
- 5人はそれぞれ別の強豪校に進学しており、黒子によればその中のどれかが頂点に立つという。彼らを獲得した高校は、それだけで全国上位の力を手にすることと同義であるとされ、全国大会の優勝争いの一角をになうことが確実視されることになる。
- 「キセキの世代」幻の6人目(シックスマン)
- 黒子テツヤの異名。帝光中で6人目としてパス回しやスティールに特化することでチームを勝利に導いた。徹底して影に徹したスタイルをとっており、目立つことがなかったため、その存在は、うわさ程度にしか知られていない。
- 本来のバスケ用語では、シックスマンは「ベンチスタートのサブメンバーの中でも特に活躍できる選手」を指す。基本的に何度でも選手交代が可能なバスケでは重要な存在であり、NBAではNBAシックスマン賞という専門の賞が存在する。現実でも作中の黒子テツヤのような、身長・技術・スタミナなどに問題があるためフル出場には向かないが、特別な働きで試合の流れを変える選手(クラッチ・シューターが多い)が選ばれる。
- 無冠の五将(むかんのごしょう)
- 帝光時代の「キセキの世代」と渡り合った選手5人の総称。天才と呼ばれるほどの確かな実力を持ちながらも、「キセキの世代」のあまりに突出した才能の前にかすんでしまったため、そう呼ばれている。「キセキの世代」の1学年上に当たり、メンバーは「鉄心・木吉鉄平」「悪童・花宮真」「剛力・根武谷永吉」「夜叉・実渕玲央」「雷獣・葉山小太郎」の5人である。
- なお、無冠の五将の名前には、「木の構成要素」に関する文字が入っている(木吉、花宮、根武谷、実渕、葉山)。
- 「天才(てんさい)」[注 26]
- 10年に1人の確率で生まれてくる常人では有せない技術を持っている人間の総称。現在、作中でそう明言されているのは、火神、キセキの世代、無冠の五将の計11人。黒子、氷室に関しても、そのような類の技術を持っているように思われるが、黒子のはあくまで個性(こせい)であり技術とは評せず、氷室もあくまで凡人の延長線上である秀才(しゅうさい)と評されている。
- 相田スポーツジム
- 相田景虎が経営するスポーツジム。誠凛バスケ部の練習に施設の一部を無償で使わせている。
高校バスケ部
東京都
- 誠凛高校バスケットボール部
- スターター:黒子テツヤ・火神大我・日向順平・伊月俊・水戸部凛之助→木吉鉄平。監督:相田リコ(マネージャー兼任)。
- 主な成績:IH都予選決勝リーグ出場。WC決勝出場(#ストーリーの項も参照)。
- 本作のメインとなるチーム。強い攻撃力を誇る新興校。WC東京都代表校。「脅威の新星」「奇跡の新星」と称される。
- 元々は日向と木吉の内外二枚看板と高速パスワークによるラン&ガンスタイル。今年度から黒子と火神を迎え、さらにWCからは 木吉の復帰により弱点であったインサイドの弱さを克服。変幻自在型ラン&ガンスタイルの新鋭チームとして注目されている。
- 新入部員は校舎の屋上から(後に昇降口までの通路から)今年の目標を宣誓することが慣例。一年通して達成できなかった場合は全裸で好きな子に告白する義務を負う。これは日向が一年生の時にした宣誓によるものである。
- なお、誠凛の一部選手の名字には、「曜日」を現す漢字が含まれている(日向、伊月、火神、水戸部、木吉、小金井、土田)。
- 三大王者
- 東京都内の3校の強豪校、東の王者・秀徳、北の王者・正邦、西の王者・泉真館を指す。東京ではIHに3校出場できるが、その3校が10年間程独占して、4位以下を全く寄せ付けぬ圧倒的な実力を持ち、常に都内で1 - 3位を争う。
- 今年は誠凛・桐皇の台頭により、三大王者が都予選で敗退するケースも目立った。
- 秀徳高校バスケットボール部
- スターター: 緑間真太郎・高尾和成・大坪泰介・宮地清志・木村信介。監督: 中谷仁亮
- 主な成績:WC3位。
- 三大王者の一角、東の王者。WC東京都代表校。通称「歴戦の王者」。スローガン は「不撓不屈」。
- 前年度全国ベスト8、11年連続WC出場の実績を持つ。大坪を主体としたインサイドのOF力に強い。「キセキの世代」の1人、緑間を獲得した。これにより外がインサイドよりも脅威の得点源となっている。
- 正邦高校バスケットボール部
- スターター:津川智紀・岩村努・春日隆平・坂本健二郎・大室義一。監督:松元 郁憲
- 三大王者の一角、「北の王者」。古武術を使用した、DF力の高いチーム。
- OF・DF共に古武術を応用するスタイル。選手は比較的小柄で天才型のスコアラーはいないが、笠松は「達人のいるチーム」と評する。
- 実際に私立桐朋高等学校が古武術を取り入れたプレーでIHに出場している。
- 泉真館高校バスケットボール部
- 主な成績:IH出場。WC予選リーグ出場。
- 三大王者の一角、西の王者。IH東京都代表校。
- WC予選リーグでは3戦全敗し、青峰には「王者の肩書きなどとっくにゴミクズだ」と酷評された。
- 桐皇学園高校バスケットボール部
- スターター:青峰大輝・今吉翔一・若松孝輔・桜井良・諏佐佳典。監督:原澤克徳。マネージャー:桃井さつき
- 主な成績:IH準優勝、WC1回戦出場。
- IH・WC東京都代表校。超攻撃型個人技重視チーム。通称「新鋭の暴君」。
- 過去の実績は殆どないが、近年スカウトに力を入れ全国から有望な選手を集め着々と力をつけている新興校。「キセキの世代」の1人、青峰を獲得した。誠凛とは対照的にチームプレイよりも個人プレイが目立つ。しかし共通の意志として「勝利への渇望」と「エース(青峰)に対する絶対の信頼」を持つ。
- 霧崎第一高校バスケットボール部
- スターター:花宮真(監督兼任)・古橋康次郎・原一哉・山崎弘、他。
- 主な成績:WC予選リーグ出場。
- 暴力的なプレーの目立つチーム。
- かつては「普通の」強豪校だった。監督が辞めた後に「無冠の五将」花宮達が主力として採用されてからは、対戦した相手校の選手特にエース級の選手は必ず1人は負傷するようになる。花宮のクモの巣でスティールし、ラフプレーで選手を潰すスタイル。
- 新協学園高校バスケットボール部
- スターター:パパ・ンバイ・シキ、谷村祐介、他。監督:平岩幸治
- 昨年までは中堅校だったが、パパが加入したことにより戦力が向上した。しかし、誠凛戦ではパパが火神にマークされうまく機能せず、IH予選一回戦敗退となった。
- 丞成高校バスケットボール部
- スターター:鳴海大介・川瀬陽平・佐久間洋・津布久正浩・遠山和樹
- 鳴海の加入によりインサイドが強化された。WC予選の誠凛戦では火神にダブルチームを仕掛けて序盤はリードしたが、復帰した木吉を中心とした攻撃を止められず、敗退した。
- 明常学院高校バスケットボール部
- IH予選四回戦で誠凛が対決した高校。生徒のガラが悪く、不良が多い。善良なるプレイヤーからバスケコートを強奪しようとしていた所を黒子・火神・黄瀬に止められ5対3で勝負するも瞬殺された。
- 鳴成高校バスケットボール部
- IH東京都代表校。古豪。
- WC予選では霧崎第一に選手をラフプレーで潰されクアドラプルスコアで予選敗退となった。
IH・WC出場校
- 海常高校バスケットボール部
- スターター:黄瀬涼太・笠松幸男・小堀浩志・森山由孝・早川充洋。監督:武内源太
- 主な成績:IHベスト8、WCベスト4。
- IHに毎年出場している全国クラスの強豪校。通称「青の精鋭」。
- 「キセキの世代」の1人、黄瀬を獲得した。
- 陽泉高校バスケットボール部
- スターター:紫原敦・氷室辰也・岡村建一・福井健介・劉偉。監督:荒木雅子
- 主な成績:IH3位、WCベスト8。
- IH・WC秋田県代表校。守備力の堅さから「絶対防御(イージスの楯)」と称される強豪校。
- 超攻撃型の桐皇とは対局的な超DF型チーム。レギュラーには「キセキの世代」の1人、紫原を含め2m超えの選手が3人おり、高さを生かした圧倒的守備力が持ち味。
- 洛山高校バスケットボール部
- スターター:赤司征十郎・根武谷永吉・実渕玲央・葉山小太郎、他。監督:白金永治。
- 主な成績:IH優勝、WC決勝戦進出。
- IH・WC京都府代表校。高校バスケ最古にして最強の王者。通称「開闢の帝王」。
- 無冠の五将の3人に加え「キセキの世代」主将赤司を獲得した今年は、過去最強の布陣と言われている。
- WC・IH開催時から連続出場し続け、出場・優勝回数は全校最多。また、WC開催第一回目の優勝校である。現在、五年連続三大タイトルを獲得している。WCは特別枠で出場した。
- 福田総合学園高校バスケットボール部
- スターター:灰崎祥吾・石田英輝・望月和宏、他
- 主な成績:WC準々決勝出場。
- WC静岡県代表校。
- 中宮南高校バスケットボール部
- WC香川県代表校。じっくり時間をかけて攻めるハーフコートバスケットが得意。
- 大仁多高校バスケットボール部
- スターター:小林圭介
- 主な成績:WC1回戦出場
- WC栃木県代表校。昨年IHベスト4まで勝ち進んだ。
技術
以下の技術のうちいくつかは、使用者の他に黄瀬・灰崎も模倣・完全無欠の模倣・強奪などによっても行うことができる。
- 視線誘導(ミスディレクション)
- 使用者:黒子テツヤ、黛千尋
- 「他人の目線を自分自身から逸らす」黒子独自の技術。手品では代表的な視線誘導のテクニックであるミスディレクションと持ち前の影の薄さを合わせることで、パス相手を誤認させる通常のアイコンタクト技術では不可能なことを可能にする。作中では本当に相手の眼前から消失しているかのように描かれる。
- パスを重視する黒子のスタイルと合わせて非常に強力な技術だが、相手方の「慣れ」による効果の減衰があるためにフル出場はできないことや、「鷹の目」に代表される高い空間認識能力を持つ選手の視線からは逃れられないなど、明確な弱点も存在する。
- ミスディレクション・オーバーフロー
- 使用者:黒子テツヤ
- 自らへ視線を引きつけて、他の仲間に「消えるドライブ」と同様の効果を与えサポートをする技。
- 見えない状態から「見えるようになった」ことを利用し、逆に後述の「消えるドライブ」の火神役を担い、視線誘導が切れた時に初めて使えるようになる。
- 視線誘導の効果切れから発動する技術のために使用できるのは試合終盤のみで、視線誘導同様に「慣れ」による効果の減衰もある。また、視線誘導のタネ明しになるため、これを用いた相手には二度と通常の視線誘導が通じなくなる。
- シュートする相手の視線を誘導し、シュートの精度を低下させることもできる。
- 加速するパス(イグナイトパス)
- 使用者:黒子テツヤ
- パスを中継地点で加速させるパス。
- 強力ゆえに受ける側の負担も大きい。当初は「キセキの世代」と火神のみが取れるパスであったが、時を経て成長した誠凛メンバーは全員キャッチ可能になった。ただしキャッチした時の衝撃が大きいため火神以外のメンバーはキャッチできる回数に限界がある。
- 週刊少年ジャンプ37・38合併号掲載の第33Qではボールを殴って加速させていたが、ボールを拳で殴るのはキックボール(反則行為)であるため、単行本4巻に掲載された際には掌底に変更された。
- 加速するパス・廻(イグナイトパス・かい)
- 使用者:黒子テツヤ
- 通常の加速するパスに合わせ、大きく踏み込む力を使ってボールを激しく螺旋回転(軸が進行方向に平行)させることで威力を上げている。ボールに触れたプレイヤーの腕を弾き飛ばすほどの威力を持つが、味方も取ることが難しい[注 27]。また黒子の体への負荷も大きく、連続での使用はできない。
- 回転長距離パス(サイクロンパス)
- 使用者:黒子テツヤ
- 体全体のバネを使ってコートの端から端まで送るカウンター専用の回転式パス。
- 消えるドライブ(バニシングドライブ)
- 使用者:黒子テツヤ
- 「相手が別のもの(火神など)に視線を移した瞬間に斜め方向のダックインをする」という視線誘導の応用で、相手からすると視線を戻した時いつの間にかドリブルで抜かれて後ろにいるように感じるドライブ。
- IH予選後に修得した。緑間や高尾(ミスディレクションの天敵である鷹の目を持つ)でさえも突破したが、青峰は黒子一人に意識を集中することで突破を阻止している。
- 幻影のシュート(ファントムシュート)
- 使用者:黒子テツヤ
- 放ったボールが敵の視界から「消えた」後、シュートする技術。
- 左掌でボールを支え、右掌で上に押し出すようにして胸元から放つ変則フォームのシュート。そのため、DFは下を向かなければならず、そこから急上昇するボールは視界から一瞬外れる。かつジャンプと同時に放つためタイミングが早く、さらにその瞬間に「消えるドライブ」同様一瞬火神に視線誘導することで、相手選手にはあたかも消えたように見える。必中ではなく、黒子本人のシュートセンスも手伝って命中率は五~六割程度。
- 景虎・青峰との特訓を経て習得した。紫原でさえも止めることができなかったが、黄瀬は「完全無欠の模倣」による赤司の「天帝の眼」で打ち出し角度を先読みし、紫原のブロックで軌道を封殺することでブロックに成功。また笠松は完全に仕組みを見破り、一歩下がって視界を広げてから追いつくことで止めている。
- 野生(やせい)
- 使用者:火神大我、青峰大輝、葉山小太郎
- 野生のカン。研ぎ澄まされた五感によって予測よりさらに速い反応を可能にする。
- 誰もが先天的に持って生まれ、成長とともに失われていく力。
- 火神はWC本戦前に渡米し、アレックスに再び師事して野性を取り戻す。青峰は火神との戦いで取り戻した。
- ゾーン
- 使用者:青峰大輝、火神大我、紫原敦、赤司征十郎
- 余計な思考感情の一切ない極限の集中状態[注 28]。選手の持つ力を最大限引き出せるが、トップアスリートでも偶発的にしか経験できない稀有な現象。
- ゾーンに入った人物は瞳から光の筋[注 29]のようなものが出る描写があり、汗の描写がなくなる。ただし集中力の継続には当然時間的な限界がある。またゾーンは一度体感することでその万能感に「もう一度入れれば」という誘惑が生まれ、それが雑念となり、一回目より二回目以降のほうが入るのが遥かに難しくなる。そのため、ゾーンに入るためにはゾーンに入ろうとしてはならない。さらに青峰曰く『人それぞれで違う入るための「条件」があり、それを満たしたとしても必ず入れるわけでもない』らしい。ちなみに、火神の場合は青峰曰く仲間のために戦う意思がトリガーとなっている。
- 青峰曰く「ゾーンの先のゾーン」と言うものがあるらしく、青峰本人も「扉の手前止まり」と言い未だ突入者は存在していない。
- 宙を歩く(エアウォーク)
- 使用者:火神大我
- まるで空中を歩いているかのような長い滞空時間のこと。超人的な跳躍力で実現する。
- 流星のダンク(メテオジャム)
- 使用者:火神大我
- ゴールリンクよりも高い位置からゴールに向かってボールを投げ下ろすシュート。ディフェンス側がゴールに向かって落下しているボールに触れるとファウルとなるため、シュートを打つ瞬間に同じ高さまでジャンプしてブロックする以外にシュートを防ぐ方法がルール上存在しない。
- 陽泉戦までにアレックスから伝授された技。氷室の「陽炎のシュート」と同様に無敵のシュートとされ、こちらは「豪の技」と呼ばれる。右脚でジャンプするために左腕のコントロールが要求され、克服したとはいえ命中させることは難しく、単行本27巻現在ではゾーン突入時に成功されているのみ。
- 「ジャム」とはダンクシュートの別名。
- 模倣(コピー)
- 使用者:黄瀬涼汰
- 目にしたプレーを一瞬で模倣し再現する。コピーしたプレーは黄瀬自身の優れた身体能力によって強化されるため、生半可なプレイヤーには完全に上に立てる。 模倣した技はストックできる。
- 模倣とはいっても身体能力の高さで相手のプレーを自身の技能として体得するものであり、「キセキの世代」など自身の身体能力を上回るプレイは模倣することができない。
- 黒子の視線誘導は技を見ること自体ができない能力のため模倣できない。
- 完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)
- 使用者:黄瀬涼太
- 「キセキの世代」のプレーを模倣し再現する技術。
- 「キセキの世代」の模倣は身体への負担が大きいため、5分間が限界。ただし、WC準決勝の誠凛戦では体力の消耗が少なくなり、合計7分間使用した。
- 完全に再現しているわけではないが、黄瀬の高いバスケセンスにより、足りない部分を他の技術で補うことでオリジナルに限りなく近い完成度を実現しており、これらを組み合わせた強力なプレーを展開することが可能である。火神や黒子もこの状態の黄瀬を最後まで止めることができなかった[注 30]。
- 加速するパス・廻など黒子のパス技術も使用可能であり、幻影のシュートも緑間のように高弾道で打ち、初速を上げて視界から外すことで視線誘導を使わずに再現している。
- なお、とっさの時には一番得意な青峰の模倣をする傾向が極めて高く、また同じ模倣を続けて出すことを無意識に避ける傾向にある。
- 超長距離3Pシュート(スーパーロングレンジスリーポイントシュート)
- 使用者:緑間真太郎
- フォームを崩されない限り100%の精度を誇り、超長距離・超高度を飛ぶ3Pシュート。シュート範囲は「コート全て」[注 31]。
- 緑間自身の長身による打点の高さによってフォームを崩すことすら困難だが、ゴールから離れれば離れるほどシュートまでのタメが長くなる上に、離れれば離れるほどブロックされた時に自陣のゴールに近くなるためカウンターの餌食になりやすいという決定的な弱点も存在する。重量のあるボールを高く長く飛ばすという性質上、一度放つだけでも全身に激しい負荷がかかるために弾数制限が存在する。さらに、フェイクを織り交ぜたりシュートで敵をひきつけてからパスを出すことで味方は数的有利の攻撃を展開することができる。
- WC準決勝の洛山戦において、ボールのない状態でシュート体制に入り、空中で高尾からパスを受け、そのまま3Pシュートを放つ離れ業を披露した。なお、空中でのパスキャッチによりシュート精度が著しく下がる、シュート体制の関係でパスコースが限定される、タイミングが読まれやすいなどの欠点がある。
- 型のないシュート(フォームレスシュート)
- 使用者:青峰大輝
- 青峰の「無限」のスタイルから放たれる様々な変則シュート。天性のボールハンドリングとテクニックに敏捷性、そこに変幻自在なストリートバスケットの動きが合わさった技術。
- 大抵の位置からは片手で放り投げるだけでゴールに吸い込まれる。試合終盤にゴール裏で倒れこみながらとっさに片手でゴールに狂いなく向かうシュートを放ち、日向に「化け物」と評された。
- シュートに限らず青峰のプレイスタイルは基本とされるフォームからかけ離れており、その型破りな動きには一切の読み合いが通じない。
- 破壊の鉄鎚(トールハンマー)
- 使用者:紫原敦
- 圧倒的な体格とエネルギー量を活かし、横に体を回転させながら跳んでボースハンドダンクを繰り出す。
- 特に高度なテクニックは使っていないが、単純なパワーによって竜巻のような勢いのジャンプは三人以上のブロックさえ弾き飛ばし、ゴールをポストごと叩き折るほどの威力を誇るため、ブロックするのは至難。
- ゾーン突入後の火神には跳ね返されたが、自らがゾーンに突入した際には火神のブロックを押し退けかけた。しかし木吉の加勢により失敗する。
- 天帝の眼(エンペラーアイ)
- 使用者:赤司征十郎
- 超人的な視力によって、相手の呼吸・心拍・汗・筋肉の収縮などを完全に視認し把握し、あらゆる動作を先読みし、鷹の目並の視野の広さも兼ね備えた能力。
- 速度に頼らずに青峰並の反応を実現している。重心の位置さえ狂いなく見透かすために、意図的にアンクルブレイクを引き起こすこともできる。1on1であれば相手を完全に封殺し、どんな強豪プレイヤーも無力化させる無敵の眼。
- 読み取る目(アナライザー・アイ)[3]
- 使用者:相田リコ、相田景虎
- 体を見ただけで肉体のデータを視認する。伸び代も確認でき、その後の選手の方向を見極められる。また、裸の方がより正確に認識できる。景虎はリコよりも正確に視認できる。
- 鷲の目(イーグルアイ)
- 使用者:伊月俊
- コート全体の様子を脳内で上から見たように把握することができる能力。高い空間把握能力によって可能となる視野の広さ。常にコート全体の動きを把握できるため、司令塔であるPG向きの能力である。
- 鷲の鉤爪(イーグルスピア)
- 使用者:伊月俊
- 鷲の目を使い、相手のフルドライブ直後の無防備な瞬間を狙って、後ろ向きのままバックチップを行う。体を振り返らない分、速度は格段に上がるが、かなりの速さが必要な上に、ピンポイントでボールを狙う技術が必要なため、鷲の目を持つ伊月に向いた技。
- 後出しの権利
- 使用者:木吉鉄平
- 相手の次の手を見た後で、プレーを変える能力。
- 大きな手でバスケットボールをハンドボールのように掴めることで、常人ならボールを放してしまうタイミングでもプレーの選択を変更できる。
- バイスクロー
- 使用者:木吉鉄平、紫原敦
- バスケのワンハンドキャッチ。高さ勝負において、多くの選手がリバウンドしたボールを片手で取った後両手で取る場面で、片手でボールを取りボールを片手で鷲掴みできる程の大きな手で相手の上からボールをもぎとることができる。紫原は見様見真似でこの技を使用し、木吉の上からボールを奪った。
- 鷹の目(ホークアイ)
- 使用者:高尾和成
- 鷲の目よりもさらに視野が広く、コート全体の様子を脳内であらゆる角度から把握することができる。視線誘導の天敵。だが、一部にとらわれずに全体を見る能力という理由から、ある一部分に視線を誘導されると視野が狭まるという弱点もある。
- クモの巣(仮)
- 使用者:花宮真
- 明晰な頭脳によってすべてのパスコースを分析し、高いスティール率を実現する技術。
- 瀬戸と連携することでスティール率は飛躍的に上昇し、霧崎第一のラフプレーをも組み込むことで、試合終盤においては絶大な効果を発揮する。ただし、スティールできるのは計算可能な範囲でのパスのみであり、黒子がすべて独断でパスコースを変え続けたことで破られてしまう。
- 陽炎のシュート(ミラージュシュート)
- 使用者:氷室辰也
- リリースポイントが『ジャンプが最高点に達する前にスナップを効かせて真上に放る』『ジャンプ中にそのボールをキャッチしてもう一度打つ』と二箇所存在するトリッキーなシュートで、その二箇所を使い分けることによってブロックのタイミングを撹乱する。初見の相手は普通のフォームで放たれたにも関わらず、ブロックをすり抜けるかのように錯覚してしまう。
- 理想的なフォームとフェイントに長ける氷室ならではの技であり、相手の動きに合わせて一回目のリリースでもシュートを放てるなど撃ち分けを可能としているため、仕組みを見破ったとしても破ることは困難である。火神の「流星のダンク」と同様無敵のシュートとされ、こちらは「静の技」と呼ばれる。
- 作中でこれを1人で止められたのはゾーンに入った火神のみ。また木吉は「1回目から2回目に変えることはできても逆はできない」「1度目はジャンプ頂点到達よりかなり早く放つ必要があるので打点が低くなる」という点を利用してわざとフェイントを見破らせ、反応を利用して1度目で投げさせることで日向と連携し止めることに成功している。
- 不可侵のシュート(バリアジャンパー)
- 使用者:相田景虎、日向順平
- シュートの際に急激に後退して相手との間合いを開きブロックを届かなくさせるフェイドアウェイシュート。
- 現役時代にこの技を使っていた景虎が、WC前に日向に特訓で習得させた。景虎曰く身体能力を使うものではなく、重心移動の方法さえわかれば誰でも可能なテクニック。初見でタネを見破るのは困難であるが、桃井は足の動きを見ることで見破った。
- 強奪(スナッチ)
- 使用者:灰崎祥吾
- 相手の動きを自らのテクニックとして習得し、独特のリズムに技をアレンジする技術。相手のリズムを崩し、技の精度を大きく下げることができるが、一歩間違えれば自軍の戦力すら落としかねない諸刃の剣。黄瀬の模倣同様、キセキの世代などの自分の身体能力を上回る動きや、黒子のように視覚できないミスディレクションは習得できない。
- 地
- 使用者:実渕玲央
- 相手にぶつかりながら打つシュート。
- 体幹が強く、バランス感覚に優れるため、ぶつかりながらでも決められる。
- シュートで相手がぶつかると大抵の場合ディフェンス側のファウルとなるため、カウント+ワンスローとなる。
- 天
- 使用者:実渕玲央
- 相手に触れられないように、遠ざかりながら打つシュート。
- フェイダウェイシュートである。
- 常人離れした効率の良いシュートフォームのため3Pもフェイダウェイで決められる。
- 虚空
- 使用者:実渕玲央
- 相手がブロックに飛ぶこともできないシュート。
- 相手が一歩も動けなくなる、詳細はまだ不明。
- 雷轟のドリブル(ライトニングドリブル)
- 使用者:葉山小太郎
- 特筆すべきその技術は、全身のバネを活かして指先に力を集約し、観客席に大きく響く音を立てるほど強くボールを床に叩き付けることで行う、相手がボールを視認できず奪えなくなる速さのドリブル。
- 使用する指の本数を変えることで、段階調節もできるらしい。
- マッスルスクリーンアウト
- 使用者:根武谷永吉
- いわゆるスクリーンアウト。
- 主にパワーに重点を置いている。要は力ずくなだけと思われたりもしているが、腰使いも腕の使い方も一級品らしい。
- マッスルダンク
- 使用者:根武谷永吉
- いわゆるダンク。
- 強靭な体格&パワーを活かしてディフェンスの上からでも叩き込む。
- マッスルドリブル
- 使用者:根武谷永吉
- 強靭な肉体を駆使して、相手のディフェンスを押し込むようにして入り込むドリブル。
- マッスルリバウンド
- 使用者:根武谷永吉
- いわゆるリバウンド。
- 強靭な肉体を活かして競ってる相手を弾き飛ばす。
単行本のコーナー
主に巻末付近に番外編や書店POPなどのイラストが載せられている。また、以下のコーナーは継続的に行われている。
- 黒子のバスケNG
- 単行本のおまけページあるコーナー。映画のNG集を模した、本編のパロディが載せられている。
- 黒子のバスケ そこそこ答える Q&A
- 読者の質問に作者が答えるコーナー。12巻により質問の募集が行われ、13巻から始まった。
- 黒子のバスケ イラストギャラリー
- 読者のイラストを載せるコーナー。巻末に設けられている。作者のコメントも添えられている。
担当編集者
- 齊藤優(2008年12月(第1話)[4] - 2011年1月[5])
- 井坂尊(2010年10月[6] - 2010年12月[7])
- 大西恒平[8](2011年2月 - 2012年1月)
- 嶋崎崇夫[9](2012年2月 - 2013年6月)
- 門司健吾(2013年7月[10] - )
評価
賞賛
- 冨樫義博は本作に登場する人物のキャラクターやストーリー構成を高く評価している[11]。
- 荒木飛呂彦は単行本4巻帯の応援コメントで「『強い』生き方とは 目立たない黒子! その思想性!『深い』!!」と述べた。
人気
連載が始まってしばらくの間は、週刊少年ジャンプの連載作品としてはそれほど人気があったわけでもなかったが、2012年のアニメ化を機に人気が急上昇した[12]。
2012年には「子どもが夢中になったものランキング」の10位にランクインした。漫画を原作とするコンテンツとしては『ONE PIECE』に次ぐ2位である[13]。
売上・発行部数
原作単行本はアニメ化によって売上が大幅に伸び[14]、24巻ではオリコン「週間本ランキング」のコミック部門で、シリーズ初の2週連続首位を獲得した[15]。2012年のオリコン「年間本ランキング」コミック部門では前年の24位から大躍進を遂げ、『ONE PIECE』に次ぐ2位を記録した[16]。
単行本1巻は、初版5万部からスタートしたが、アニメ化を機に大幅に発行部数を伸ばし、4年をかけて累計発行部数100万部の大台を突破した。漫画作品において累計発行部数100万部は大ヒットの指標とされている[17]。24巻は初版100万部を記録している[18]。
単行本以外の売上も好調で、小説版第3弾はオリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門で、シリーズ初の週間首位を記録した[19]。
受賞
企画
週刊少年ジャンプでは、二度にわたり人気投票が行われた。第1回は2010年7号に募集が行われ、14973票が投票された。第2回は連載2周年を記念して2011年11号に募集が行われ、応募総数は15688票。両投票ともに黒子が1位を獲得した。
『めだかボックス』とは、アニメ化発表・アニメ放送の時期が同じだったため、いくつかのコラボレーションが行われた。両作品のTVアニメ化が発表された週刊少年ジャンプ2011年43号では、巻頭カラーの本作とセンターカラーの『めだかボックス』が組んで表紙を飾った[21]。週刊少年ジャンプ2012年18号では、表表紙(『めだかボックス』サイド)と裏表紙(本作サイド)が上下逆に印刷されており、両作が同時に表紙・巻頭を飾った[22]。
『暗殺教室』とは初版100万部を突破した時期が同じだったため、 描き下ろしペーパーによるコラボレーションが行われた[18]。
ラジオドラマ
ジャンプ専門情報番組「サキよみ ジャンBANG!」にて、2010年3月に原作第1話、2011年1月に秀徳戦編にあたるストーリーが放送され、2010年4月から2011年10月まで集英社ヴォイスコミックステーションサイト「VOMIC」にて配信された。アニメ版とキャスティングは異なる。
テレビアニメ
この節には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
2012年4月から9月にかけてMBS、TOKYO MX、BS11にて放送された。冒頭のナレーションは三木眞一郎が務めている。東京国際アニメフェア2013・第12回東京アニメアワードテレビ部門優秀作品賞受賞[20]。2013年4月よりTOKYO MX・BS11で再放送された[注 32]。
2013年10月から3月に第2期がBS11・TOKYO MX・MBSで放送された。第2期は「シーズン2」などの表記はされない[24]。また、話数は継続する[24]。
2014年6月に第3期の制作が発表された。
スタッフ
- 原作 - 藤巻忠俊(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
- 企画 - 濱田健二、三宅将典→波多野淳一(第2期・第39話 - 第50話)、足立聡史、井上俊次、森下勝司、秋田愛一郎、春山ゆきお
- 監督 - 多田俊介
- シリーズ構成 - 高木登
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 菊地洋子
- 小物設定 - 石川真理子、太田恵子(第2期)
- 美術監督 - 三田慎也(第1期)→鈴木路恵(第2期)
- 美術設定 - 青木薫、金城沙綾
- 色彩設計 - 佐藤真由美
- 撮影監督 - 荒井栄児
- 3DCG監督 - 磯部兼士
- 編集 - 植松淳一
- 音響監督 - 三間雅文
- 音楽 - 中西亮輔、R・O・N、Alpha Eastman(第1期・第21話 - 第25話)→池頼広(第2期)
- プロデューサー - 大原由子、麻生一宏、内藤桂、櫻井優香、北吉弘樹(第2期)、森廣扶美、大和田智之、小出慎太郎(第1期)→高野貴志(第2期)、丸山博雄
- アニメーション制作 - プロダクションI.G
- 録音スタジオ - アオイスタジオ
- 製作協力 - MBS
- 製作 - 黒子のバスケ製作委員会(バンダイビジュアル、NAS、集英社、ランティス、プロダクションI.G、日本BS放送、バンプレスト)
主題歌
期間 | 話数 | オープニングテーマ (全作詞 - 谷山紀章 / 全作曲・編曲 - 飯塚昌明 / 歌 - GRANRODEO) |
エンディングテーマ |
---|---|---|---|
第1期 | 第1Q - 第13Q | Can Do | Start it right away (作詞・作曲・編曲 - 前山田健一 / 歌 - ヒャダイン) |
第14Q - 第25Q | RIMFIRE | カタルリズム (作詞 - YORKE. / 作曲・編曲 - R・O・N / 歌 - OLDCODEX) | |
第2期 | 第26Q - 第38Q | The Other self | WALK (作詞 - YORKE. / 作曲 - 加藤肇 / 編曲 - OLDCODEX・加藤肇 / 歌 - OLDCODEX) |
第39Q - 第50Q | 変幻自在のマジカルスター | FANTASTIC TUNE (作詞・作曲・編曲 - R・O・N / 歌 - 小野賢章) |
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | アクション作監 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||||
第1Q | 黒子はボクです | 高木登 | 新留俊哉 | 多田俊介 新留俊哉 |
窪田康高 | - | 菊地洋子 |
第2Q | 本気です | 林直孝 | いずみひろよ、吉田優子 | ||||
第3Q | 勝てねェぐらいがちょうどいい | 入江信吾 | 寺岡巌 | 松澤建一 | 高橋成之 | ||
第4Q | 逆襲よろしく! | 根元歳三 | 亀井幹太 | 小谷杏子、西畑あゆみ | 奥田陽介、秋山一則 窪田康高 | ||
第5Q | おまえのバスケ | 高木登 | 多田俊介 小村方宏治 |
小村方宏治 | 森田史 | - | |
第6Q | 2つ言っておくぜ | 入江信吾 | 新留俊哉 | 京極義昭 | 大導寺美穂、瀬口泉 | ||
第7Q | すごいもん見れるわよ | 根元歳三 | 林直孝 | 佐久間康子、宮川智恵子 津島桂、小馳那乃國広道 | |||
第8Q | 改めて思いました | 高木登 | 澤井幸次 | 松澤健一 | 高橋成之 | ||
第9Q | 勝つために | 入江信吾 | 山本靖貴 | いまざきいつき | 長屋侑利子、織田誠 | ||
第10Q | 困ります | 根元歳三 | 京極義昭 | 京極義昭 小村方宏治 |
窪田康高、森田史 | ||
第11Q | そんなもんじゃねえだろ | 谷村大四郎 | 澤井幸次 | 林直孝 | 宮川智恵子、小谷杏子 津島桂 |
後藤隆幸 | |
第12Q | 『勝利』ってなんですか | 入江信吾 | 小柴純弥 | 向井雅浩 | 門智昭 | ||
第13Q | 信じてました | 根元歳三 | 多田俊介 | 合津一 | 鎌田均、小澤円 | ||
第14Q | そっくりだね | 高木登 | 亀井幹太 | 大導寺美穂、瀬口泉 | 菊地洋子 | ||
第15Q | 笑わせんなよ | 谷村大四郎 | 小村方宏治 | 石井明治 | |||
第16Q | やろーか | 入江信吾 | 新留俊哉 | 松澤建一 | 田畑昭、澤田譲治 服部憲知 |
後藤隆幸 | |
第17Q | ふざけた奴ばっかりだ | 根元歳三 | 澤井幸次 | 京極義昭 | 窪田康高、永島明子 飯山菜保子、津島桂 |
手塚響平 | |
第18Q | 嫌だ!! | 平林佐和子 | 水本葉月 池田重隆 駒屋健一郎 |
斉藤美香、服部一郎 小谷杏子、瀬口泉 山﨑輝彦、井口真理子 | |||
第19Q | 新しい挑戦へ | 谷村大四郎 | 南康宏 | かどともあき | - | ||
第20Q | なりたいじゃねーよ | 入江信吾 | 林直孝 | 鈴木孝聡 | 宮川智恵子、河野真貴 大導寺美穂 | ||
第21Q | 始めるわよ | 根元歳三 | 川崎逸朗 | 加戸誉夫 | 長屋侑利子、石井明治 | 菊地洋子 | |
第22Q | 死んでも勝つっスけど | 入江信吾 | 山本秀世 | 小村方宏治 浜名孝行 |
森田史、下妻日紗子 耳浦朋彰 |
後藤隆幸 | |
第22.5Q (OVA)[25] |
Tip off | 平林佐和子 | 多田俊介 | 小谷杏子、宮川智恵子 津島桂 |
菊地洋子 | ||
第23Q | 大人じゃねーよ! | 根元歳三 | 松澤健一 | 澤田譲治、高橋成之 八尋裕子 | |||
第24Q | カン違いしてんじゃねーよ | 高木登 | 京極義昭 | 後藤隆幸、石井明治 窪田康高、津島桂 大導寺美穂、飯山菜保子 河野真貴 |
手塚響平 | 後藤隆幸 | |
第25Q | オレとおまえのバスケ | 多田俊介 中澤一登 川崎逸朗 |
多田俊介 | 菊地洋子、宮川智恵子 小谷杏子、河野真貴 森田史、小村方宏治 下妻日紗子、津島桂 |
中澤一登 手塚響平 |
菊地洋子 | |
第2期 | |||||||
第26Q | こんな所で会うとはな | 高木登 | 京極義昭 | 後藤隆幸、窪田康高 大導寺美穂 |
- | 菊地洋子 後藤隆幸 | |
第27Q | ウィンターカップで | 平林佐和子 | 新留俊哉 | 鈴木孝聡 | 入江健司 | ||
第28Q | 始動!!! | 谷村大四郎 | 小村方宏治 | 森田史、下妻日紗子 | |||
第29Q | 答えはひとつに決まっている | 高木登 | 寺岡巌 | 羽原久美子 | 長屋侑利子、白井瑶子 | ||
第30Q | 待ってたぜ | 入江信吾 | 工藤利春 | 宮川智恵子、小谷杏子 | |||
第31Q | とうの昔に超えている | 松澤健一 | 田畑昭、澤田譲治 高橋成之 | ||||
第32Q | あきらめろ | 谷村大四郎 | 瀬口泉 | 大導寺美穂、窪田康高 | |||
第33Q | 誠凛高校バスケ部だ! | 根元歳三 | 鈴木孝聡 | 入江健司、渡辺淳 | |||
第34Q | 必ず倒す!! | 入江信吾 | 京極義昭 | 小谷杏子、宮川智恵子 河野真貴、森田史 下妻日紗子 | |||
第35Q | 信頼だ | 平林佐和子 | 寺岡巌 | 長澤剛 | 長屋侑利子 | ||
第36Q | ふざけるな | 谷村大四郎 | 新留俊哉 | 市橋佳之 | 津島桂、飯山菜保子 藤城香菜 | ||
第37Q | よろしゅうたのむわ | 根元歳三 | 亀井幹太 | 瀬口泉 | 石井明治 | ||
第38Q | 今度はもう絶対に | 高木登 | 新留俊哉 | 工藤利春 | 大導寺美穂、永島明子 窪田康高 | ||
第39Q | ムダな努力だ | 鈴木孝聡 | 入江健司、渡辺淳 石井明治、瀬口泉 後藤隆幸 | ||||
第40Q | 嬉しくてしょうがないと思います | 京極義昭 | 田畑昭、高橋成之 澤田譲治 | ||||
第41Q | 今勝つんだ | 入江信吾 | 小村方宏治 | 小村方宏治 市橋佳之 |
森田史、下妻日紗子 耳浦朋彰 | ||
第42Q | 信じてますから | 谷村大四郎 | 浜名孝行 | 駒屋健一郎 | 小谷杏子、津島桂 宮川智恵子、大導寺美穂 | ||
第43Q | 負けるかよ | 高木登 | 新留俊哉 | 工藤利春 | 石井明治、藤代香菜 瀬口泉 | ||
第44Q | 教えてください | 根元歳三 | ひいろゆきな | 永島明子、飯山菜保子 窪田康高 | |||
第45Q | 軽いものなはずないだろう | 入江信吾 | 新留俊哉 | 鈴木孝聡 | 入江健司、渡辺淳 | ||
第46Q | 初得点!! | 谷村大四郎 | 京極義昭 | 須之内祐典 | 津島桂、小谷杏子 宮川智恵子、藤代香菜 | ||
第47Q | 決まってらあ | 平林佐和子 | 京極義昭 市橋佳之 浜名孝行 |
市橋佳之 | 石井明治、大導寺美穂 飯山菜保子、山口飛鳥 | ||
第48Q | 負けたくない! | 根元歳三 | 小村方宏治 | 耳浦朋彰、下妻日紗子 角田桂一、森田史 | |||
第49Q | もういいや | 高木登 | 松澤建一 | 宮川智恵子、津島桂 永島明子、窪田康高 藤代香菜 | |||
第50Q | 勝つ! | 京極義昭 | 菊地洋子、石井明治 小谷杏子、大導寺美穂 飯山菜保子、佐々木敦子 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||
近畿広域圏 | 毎日放送 | 2012年4月7日 - 9月22日 | 土曜 25:58 - 26:28 | TBS系列 | 製作協力 アニメシャワー 第1部 |
台湾全域 | MY KIDS TV | 2012年4月8日 - 9月23日 | 日曜 11:30 - 12:00 | IP放送 | リピート放送あり 中国語字幕あり |
日本全域 | バンダイチャンネル | 日曜 12:00 更新 | ネット配信 | 最新話1週間無料配信 | |
東京都 | TOKYO MX | 2012年4月10日 - 9月25日 | 火曜 23:00 - 23:30 | 独立局 | |
韓国全域 | ANIPLUS | 2012年4月11日 - 9月26日 | 水曜 24:00 - 24:30 | CS放送 IP放送 ケーブルテレビ ネット配信 |
リピート放送あり 15歳以上視聴可で放送 韓国語字幕あり |
日本全域 | BS11 | 2012年4月13日 - 9月28日 | 金曜 18:30 - 19:00 | BS放送 | 製作委員会参加 ANIME+枠 リピート放送あり |
アニマックス | 2012年5月7日[注 33] - 10月22日 | 月曜 19:30 - 20:00 | アニメ専門BS/CS放送 | 字幕放送 リピート放送あり | |
台湾全域 | 華視 | 2012年7月7日 - 12月15日 | 土曜 18:00 - 18:30 | 地上波放送 | 二ヶ国語放送 2012年8月18日より ハイビジョン放送 [26] 中国語字幕あり |
香港 | J2 | 2012年11月20日 - 2013年5月14日 | 火曜 22:00 - 22:30 | 広東語&日本語二ヶ国語放送 リピート放送あり 繁体字字幕あり | |
第2期 | |||||
近畿広域圏 | 毎日放送 | 2013年10月5日 - 2014年3月29日 | 土曜 25:58 - 26:28 | TBS系列 | 製作協力 アニメシャワー 第1部 |
日本全域 | バンダイチャンネル | 2013年10月6日 - 2014年3月30日 | 日曜 12:00 更新 | ネット配信 | 有料配信のみ |
韓国全域 | ANIPLUS | 2013年10月8日 - 2014年4月1日 | 火曜 22:00 - 22:30 | CS放送 IP放送 ケーブルテレビ ネット配信 |
15歳以上視聴可で放送 韓国語字幕あり |
東京都 | TOKYO MX | 火曜 23:00 - 23:30 | 独立局 | ||
日本全域 | BS11 | 火曜 24:00 - 24:30 | BS放送 | 製作委員会参加 ANIME+枠 リピート放送あり | |
アニマックス | 2013年11月4日 - 2014年4月28日 | 月曜 19:30 - 20:00 | アニメ専門BS/CS放送 | 字幕放送 リピート放送あり |
ジャンプスーパーアニメツアー版
『黒子のバスケ バカじゃ勝てないのよ!』(くろこのバスケ バカじゃかてないのよ!)は、2013年10月6日から11月24日まで各5会場で開催の『ジャンプスーパーアニメツアー2013』で上映の特別編。原作第5巻収録エピソードをベースにしたオリジナルストーリー。2013年12月4日発売の原作コミックス第25巻アニメDVD付予約限定版に収録[27]。
- スタッフ
-
- 脚本 - 入江信吾
- 絵コンテ - 川崎逸朗
- 演出 - 京極義昭
- 総作画監督 - 後藤隆幸
- 作画監督 - 津島桂、飯山菜保子
- 主題歌「The Other self」
- 作詞 - 谷山紀章 / 作曲・編曲 - 飯塚昌朗 / 歌 - GRANRODEO
WEBラジオ
『「黒子のバスケ」放送委員会』は、2012年3月から超!A&G+、HiBiKi Radio Station、ランティスウェブラジオで配信されているラジオ番組[28]。パーソナリティは小野賢章(黒子テツヤ 役)、小野友樹(火神大我 役)。
- 放送時間
-
- 超!A&G+:2012年3月30日(金曜日)より毎週金曜日深夜1時半 - 2時(リピート放送:月曜日午後3時半 - 4時)
- HiBiki Radio Station、ランティスウェブラジオ:2012年3月31日(土曜日)より毎週土曜日配信
- ゲスト
ゲーム
この節の加筆が望まれています。 |
- 黒子のバスケ キセキの試合(ゲーム)
- バンダイナムコゲームスより2012年8月9日発売のPSPのスポーツ育成シミュレーションゲーム。
- 黒子のバスケ 勝利へのキセキ
- バンダイナムコゲームスより2014年2月20日発売のニンテンドー3DSゲーム。
関連商品
書誌情報
漫画本編
- 藤巻忠俊 『黒子のバスケ』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊27巻(2014年5月2日現在)
巻数 | タイトル | 初版発行日付(発売日付) | ISBNコード |
---|---|---|---|
1 | 黒子はボクです | 2009年4月8日(4月3日[集 1]) | ISBN 978-4-08-874694-4 |
2 | おまえのバスケ | 2009年7月8日(7月3日[集 2]) | ISBN 978-4-08-874704-0 |
3 | 勝つために | 2009年9月9日(9月4日[集 3]) | ISBN 978-4-08-874731-6 |
4 | 「勝利」ってなんですか | 2009年11月9日(11月4日[集 4]) | ISBN 978-4-08-874754-5 |
5 | 信じてました | 2010年1月9日(1月4日[集 5]) | ISBN 978-4-08-874789-7 |
6 | 嫌だ!! | 2010年4月7日(4月2日[集 6]) | ISBN 978-4-08-870024-3 |
7 | 始めるわよ | 2010年6月9日(6月4日[集 7]) | ISBN 978-4-08-870050-2 |
8 | やることは決まった!! | 2010年8月9日(8月4日[集 8]) | ISBN 978-4-08-870089-2 |
9 | ウィンターカップで | 2010年10月9日(10月4日[集 9]) | ISBN 978-4-08-870115-8 |
10 | 始動!!! | 2010年12月8日(12月3日[集 10]) | ISBN 978-4-08-870151-6 |
11 | 誠凛高校バスケ部だ!! | 2011年3月9日(3月4日[集 11]) | ISBN 978-4-08-870192-9 |
12 | 信頼だ | 2011年5月7日(5月2日[集 12]) | ISBN 978-4-08-870222-3 |
13 | 今度はもう絶対に | 2011年7月9日(7月4日[集 13]) | ISBN 978-4-08-870258-2 |
14 | 今度はオレが | 2011年10月9日(10月4日[集 14]) | ISBN 978-4-08-870295-7 |
15 | 信じてますから | 2011年12月7日(12月2日[集 15]) | ISBN 978-4-08-870317-6 |
16 | 試合終了!! | 2012年3月7日(3月2日[集 16]) | ISBN 978-4-08-870372-5 |
17 | 試合開始!! | 2012年4月9日(4月4日[集 17]) | ISBN 978-4-08-870404-3 |
18 | やっててよかったよ | 2012年7月9日(7月4日[集 18]) | ISBN 978-4-08-870430-2 |
19 | 誠凛のエース | 2012年9月9日(9月4日[集 19]) | ISBN 978-4-08-870499-9 |
20 | オレは知らない | 2012年12月9日(12月4日[集 20]) | ISBN 978-4-08-870535-4 |
21 | 真の光 | 2013年2月9日(2月4日[集 21]) | ISBN 978-4-08-870618-4 |
22 | ナメんじゃねぇ!! | 2013年5月7日(5月2日[集 22]) | ISBN 978-4-08-870649-8 |
23 | 青い空の日 | 2013年8月7日(8月2日[集 23]) | ISBN 978-4-08-870785-3 |
24 | 行こうぜ | 2013年10月9日(10月4日[集 24]) | ISBN 978-4-08-870819-5 |
25 | 勝利ってなんですか? | 2013年12月9日(12月4日[集 25]) | ISBN 978-4-08-870851-5 |
26 | 決勝戦試合開始!! | 2014年3月9日(3月4日[集 26]) | ISBN 978-4-08-880025-7 |
27 | 奇跡は起きない | 2014年5月7日(5月2日[集 27]) | ISBN 978-4-08-880057-8 |
小説
- 藤巻忠俊、平林佐和子 『黒子のバスケ Replace』 集英社〈JUMP j BOOKS〉、既刊4巻(2013年8月現在)
- 「黒子のバスケ Replace I」2011年3月4日発売、ISBN 978-4-08-703240-6
- 「黒子のバスケ Replace II キセキの学園祭」2011年12月2日発売、ISBN 978-4-08-703254-3
- 「黒子のバスケ Replace III ひと夏のキセキ」2012年9月4日発売、ISBN 978-4-08-703275-8
- 「黒子のバスケ Replace IV 1/6のキセキ」2013年8月2日発売、ISBN 978-4-08-703298-7
ファンブック
- 『黒子のバスケ オフィシャルファンブック CHARACTERS BIBLE』、2012年7月9日第1刷発行(7月4日発売[集 28])、ISBN 978-4-08-870574-3
キャラクターズブック
- 『黒子のバスケ TVアニメキャラクターズブック アニバス vol.1 誠凛編』2012年12月4日発売、ISBN 978-4-08-870593-4
- 『黒子のバスケ TVアニメキャラクターズブック アニバス vol.2 海常&秀徳編』2013年1月4日発売、ISBN 978-4088705941
- 『黒子のバスケ TVアニメキャラクターズブック アニバス vol.3 桐皇&others編』2013年2月4日発売、ISBN 978-4088705958
電子書籍
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ソフト情報
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CD情報
サウンドトラック
- 黒子のバスケ ORIGINAL SOUND TRACK
キャラクターソング
枚 | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 最高位 | 初動売上 | 累計売上 |
---|---|---|---|---|---|---|
Vol.1 | 2012年5月23日 | 黒子テツヤ(CV:小野賢章) | LACM-4938 | 24位 | 5,915 | 26,769 |
Vol.2 | 火神大我(CV:小野友樹) | LACM-4939 | 30位 | 4,130 | 15,324 | |
Vol.3 | 黄瀬涼太(CV:木村良平) | LACM-4940 | 22位 | 6,239 | 27,379 | |
Vol.4 | 2012年6月20日 | 緑間真太郎(CV:小野大輔) | LACM-4941 | 11位 | 8,756 | 22,382 |
Vol.5 | 高尾和成(CV:鈴木達央) | LACM-4942 | 9位 | 9,206 | 32,754 | |
Vol.6 | 2012年9月12日 | 日向順平(CV:細谷佳正) | LACM-4976 | 12位 | 8,529 | 13,133 |
Vol.7 | 伊月俊(CV:野島裕史) | LACM-4977 | 13位 | 8,027 | 12,448 | |
Vol.8 | 小金井慎二(CV:江口拓也) | LACM-4978 | 17位 | 5,971 | 8,796 | |
Vol.9 | 2012年12月5日 | 青峰大輝(CV:諏訪部順一) | LACM-4986 | 8位 | 14,314 | 20,101 |
Vol.10 | 木吉鉄平(CV:浜田賢二) | LACM-4987 | 11位 | 8,015 | 10,394 | |
Vol.11 | 笠松幸男(CV:保志総一朗) | LACM-14002 | 10位 | 11,128 | 16,297 | |
Vol.12 | 相田リコ/桃井さつき(CV:斎藤千和/折笠富美子) | LACM-14003 | 19位 | 4,927 | 7,620 | |
Vol.13 | 2013年11月27日 | 氷室辰也(CV:谷山紀章) | LACM-14153 | 20位 | 8,848 | 12,899 |
Vol.14 | 花宮真(CV:福山潤) | LACM-14154 | 21位 | 8,637 | 13,925 | |
Vol.15 | 2014年3月5日 | 桜井良(CV:島﨑信長) | LACM-14205 | 17位 | 5,561 | 8,320 |
Vol.16 | 紫原敦(CV:鈴村健一) | LACM-14206 | 11位 | 6,715 | 10,680 |
枚 | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 最高位 | 初動売上 | 累計売上 |
---|---|---|---|---|---|---|
Vol.1 | 2012年8月29日 | 黒子テツヤ&火神大我 | LACM-4981 | 12位 | 13,282 | 20,764 |
Vol.2 | 黒子テツヤ&黄瀬涼太 | LACM-4982 | 9位 | 16,625 | 29,224 | |
Vol.3 | 2012年9月26日 | 緑間真太郎&高尾和成 | LACM-4988 | 3位 | 24,886 | 37,071 |
Vol.4 | 2013年3月27日[29] | 黒子テツヤ&青峰大輝 | LACM-4989 | 7位 | 14,093 | 18,482 |
Vol.5 | 日向順平&木吉鉄平 | LACM-4990 | 12位 | 9,390 | 11,552 | |
Vol.6 | 2014年1月8日 | 黒子テツヤ&緑間真太郎 | LACM-14176 | 5位 | 7,879 | 11,301 |
Vol.7 | 火神大我&青峰大輝 | LACM-14177 | 3位 | 8,988 | 14,048 | |
Vol.8 | 2014年4月16日 | 紫原敦&氷室辰也 | LACM-14178 | 17位 | 6,345 | - |
枚 | 発売日 | タイトル | ゲスト | 規格品番 | 最高位 | 初動売上 | 累計売上 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Vol.1 | 2014年3月26日 | 黒子テツヤ - Ignite Music - | 黄瀬涼太/高尾和成 | LACA-15391 | 17位 | 8,257 | - |
Vol.2 | 2014年6月18日 | 黄瀬涼太 - Never Copy Myself - | 笠松幸男/火神大我 | LACA-15392 | -位 | - | - |
Vol.3 | 2014年7月7日 | 緑間真太郎 | - | - | -位 | - | - |
Vol.4 | 2014年8月2日 | 火神大我 | - | - | -位 | - | - |
Vol.5 | 2014年8月31日 | 青峰大輝 | - | - | -位 | - | - |
※SOLO MINI ALBUMは第1弾発表の黒子テツヤ以外は各キャラの誕生日に合わせた発売日となっている。
発売日 | タイトル | 規格品番 | 最高位 | 初動売上 | 累計売上 |
---|---|---|---|---|---|
2013年12月11日 | 誠凛高校ミニアルバム | LACA-15355 | 24位 | 5,368 | 8,583 |
- セイシュンTIP-OFF!!シリーズ
- BD&DVD各巻の初回封入特典SPECIAL CD共通曲。同じ楽曲『セイシュンTIP-OFF!!』を歌詞違いで歌うオリジナル自己紹介ソング。
- 各バージョンについてはBD&DVD初回封入特典CDのfeat.キャラクターを参照。
ドラマCD
- 黒子のバスケ DRAMA THEATER 1st GAMES「たまにはいいと思いますよ」(2012/7/4発売)
- 黒子のバスケ DRAMA THEATER 2nd GAMES「それがボクたちのバスケです」(2012/11/14発売)
- 黒子のバスケ DRAMA THEATER 3rd GAMES「すれ違っているかもしれません」(2014/4/9発売)
ラジオCD
- 「黒子のバスケ 放送委員会」Vol.1(2012/8/24発売)
- 「黒子のバスケ 放送委員会」Vol.2(2013/1/25発売)
- 「黒子のバスケ 放送委員会」Vol.3(2013/5/31発売)
- 「黒子のバスケ 放送委員会」Vol.4(2014/3/19発売)
- 「黒子のバスケ 放送委員会」Vol.5(2014/4/30発売)
単行本付録CD
- スペシャルドラマCD「お好み焼き、食べないか?」(単行本16巻 ドラマCD同梱版)
- スペシャルドラマCD「お片付けといきますか!」(単行本23巻 ドラマCD同梱版)
【アニメ1期】BD&DVD初回封入特典CD
- SPECIAL CD feat.黄瀬涼太 オーディオドラマ+ボーナストラック(2巻)
- SPECIAL CD feat.日向順平 オーディオドラマ+ボーナストラック(3巻)
- SPECIAL CD feat.緑間真太郎 オーディオドラマ+ボーナストラック(4巻)
- SPECIAL CD feat.火神大我 オーディオドラマ+ボーナストラック(5巻)
- SPECIAL CD feat.青峰大輝 オーディオドラマ+ボーナストラック(6巻)
- SPECIAL CD feat.木吉鉄平 オーディオドラマ+ボーナストラック(7巻)
- SPECIAL CD feat.相田リコ オーディオドラマ+ボーナストラック(8巻)
- SPECIAL CD feat.黒子テツヤ オーディオドラマ+ボーナストラック(9巻)
【アニメ2期】BD&DVD初回封入特典CD
- SPECIAL CD feat.黒子テツヤ オーディオドラマ+ボーナストラック(1巻)
- SPECIAL CD feat.火神大我 オーディオドラマ+ボーナストラック(2巻)
- SPECIAL CD feat.高尾和成 オーディオドラマ+ボーナストラック(3巻)
- SPECIAL CD feat.花宮真 オーディオドラマ+ボーナストラック(4巻)
- SPECIAL CD feat.伊月俊 オーディオドラマ+ボーナストラック(5巻)
- SPECIAL CD feat.桃井さつき オーディオドラマ+ボーナストラック(6巻)
- SPECIAL CD feat.今吉翔一 オーディオドラマ+ボーナストラック(7巻)
- SPECIAL CD feat.氷室辰也 オーディオドラマ+ボーナストラック(8巻)
- SPECIAL CD feat.紫原敦 オーディオドラマ+ボーナストラック(9巻)
読切版
この節の加筆が望まれています。 |
- 『赤マルジャンプ』2007SPRINGに掲載された。第44回(2006年11月期)ジャンプ十二傑新人漫画賞を受賞作品。後の『週刊少年ジャンプ』での連載につながった。
- 黒子テツヤ
- キセキの世代5人の内の1人で、勝利することに比重を置き、才能のある者への羨望や嫉妬をのぞかせるなど連載版と差異がある。連載版よりも表情が豊かで自分の感情に素直、やや達観した部分もあるが敬語を使わず若干ポエミーな言葉回しをする。誠凛に来たのは語感が気に入ったから。
- 荻原シゲヒロ
- キャラクターデザインが異なるが、連載版の火神の元となった人物。身長は191cm。
- 連載版「帝光編」にて黒子の旧友として同名の人物が登場する。
- 柏木
- 誠凛主将。連載版の日向と同じく毒舌。弟は照栄中に在学しており、黒子の後輩である弟の友人が柏木に黒子について語った。
- 照栄中学校
- 連載版の帝光中の元となった学校。部員数120名。連載版では木吉の出身校として名前が登場する。
脅迫事件
2012年10月頃より、作者や作品の関係先各所が脅迫される事件が起こり、イベントの中止・商品の撤去などが行われる被害に遭ったが、2013年12月に容疑者が逮捕された。
脚注
注釈
- ^ これは帝光時代に赤司から影の薄さをコントロールするためにと適正されたことによるもので3軍の頃はそれなりに感情は豊かであった。
- ^ その際に膝カックンや足を掴んで転ばす、2号に殴らせる等、攻撃的な面を見せることもある。
- ^ 誠凛の2年生曰く「フッツー」。
- ^ 但し、赤司には「運動能力は低いが、運動神経は悪くない」と表された。
- ^ 「キセキの世代」や「無冠の五将」の存在を知らないままでのことだったため、日向からは「早トチリで失望して勝手にやさぐれてた」と評された。
- ^ その際に、黒子と対面するものの、互いに認識はしていなかった。
- ^ 故に一部では「バカガミ」と呼ばれることも。
- ^ ゾーン状態での跳躍は「空中を歩く」と評されている。
- ^ この愛称はバスケ部の監督になってからであり、木吉のみ現在でも名前で呼んでいる。
- ^ ネタを思いつくと「キタコレ」と言うのが定番となっている。
- ^ 無口という設定のため台詞なし。ため息や気合などは土田役の井上剛が兼役している。
- ^ リコ曰く、「新入部員」。
- ^ 自信も現役時代の仲間には「トラ」と呼ばれている。
- ^ ただし、人名の通例上アレクサンドラの愛称は「サーシャ」が本来の形である。
- ^ 雑誌掲載時は70kgだったが、単行本で修正された。
- ^ アニメでは多くの発言が「パイナップルで殴る」に変更された。
- ^ 故に、一部からは「アホ峰」の名が定着しつつある。
- ^ アイスを買い食いする男子たちに混ざりづらそうにしていた桃井に、黒子が自分のアイスの当たり棒をあげた。
- ^ 黒子を「テツ君」、緑間を「ミドリン」、黄瀬を「きーちゃん」、紫原を「ムッ君」等。ちなみに火神は「かがみん」と呼んでいる。
- ^ 雑誌掲載時は95kgだったが、単行本で修正された。
- ^ 一人称が「オレ」から「僕」。他人称が苗字呼びから名前呼びになっている。
- ^ 本人曰く、自分(赤司)は2人いて、それが入れ替わっただけらしい。入れ替わる前の赤司には違う能力があるのではないかと疑われている。
- ^ ただし当時の黄瀬はバスケを始めて間もなかった。
- ^ 雑誌掲載時はパワーフォワードだったが、単行本でポイントフォワードに修正された。
- ^ 現に、黄瀬、青峰、紫原は本気を出した試合の最中もしくは試合後に体の一部を故障させている。
- ^ 一部では天賦の才能と呼ばれている。
- ^ 現在、誠凛でキャッチしているのは木吉と火神のみ。
- ^ 周囲の雑音は勿論、見る物の色さえも失われる。
- ^ アニメでは、突入した人物によって、筋の色が異なる(青峰は青、火神は赤)。
- ^ 火神曰く「キセキの世代全員と一度に戦っているようなもの」。
- ^ 作品において「物理法則の中でムチャをやる」ことを制約にしていると作者は語っているが、このシュートに限ってはその範疇にないと自嘲していた
- ^ BS11では本放送とは別の素材での放送を予定していた[23]。
- ^ レギュラー放送に先駆け、5月6日放送の『おまかせ!アニマックスNAVI』2012年5月号内にて第1話の無料先行放送を実施。
出典
- ^ 単行本27巻帯より
- ^ 黒子のバスケ-Replace-より。
- ^ 単行本24巻より。
- ^ まんたんウェブ「はじめの1巻:『黒子のバスケ』」[リンク切れ]
- ^ 『週刊少年ジャンプ』2011年7号
- ^ 『週刊少年ジャンプ』2010年46号
- ^ 『週刊少年ジャンプ』2011年3・4合併号
- ^ 単行本18巻より。
- ^ 「オフィシャルファンブック CHARACTERS BIBLE」より。
- ^ 『週刊少年ジャンプ』2013年31号
- ^ 『黒子のバスケ オフィシャルファンブック CHARACTERS BIBLE』より
- ^ “黒子のバスケ アニメ”. ReseMom. 2013年8月19日閲覧。
- ^ “子どもが夢中になったものランキング 2012年”. ReseMom (2012年12月26日). 2013年8月19日閲覧。
- ^ 月刊「創」2013年5・6月号
- ^ “【オリコン】『黒子のバスケ』最新巻が初の2週連続首位”. オリコン (2013年10月17日). 2014年1月21日閲覧。
- ^ “【オリコン年間ランキング】『黒子のバスケ』が2位に大躍進/『ビブリア古書堂』シリーズが年間200万部”. オリコンスタイル. 2013年12月16日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ:コミックス1巻が4年で100万部突破 アニメ2期は10月放送決定” (2013年5月14日). 2013年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月14日閲覧。
- ^ a b “「黒子のバスケ」24巻、「暗殺教室」6巻 初版100万部を同時達成 記念キャンペーンも実施” (2013年9月30日). 2013年10月9日閲覧。
- ^ “「黒子のバスケ」小説も大人気、第3弾がシリーズ初の首位を獲得”. ナリナリドットコム (2012年9月13日). 2013年8月19日閲覧。
- ^ a b “第12回コンペティション受賞者・第9回功労賞顕彰者”. 東京アニメアワード (2013年3月23日). 2013年3月24日閲覧。
- ^ “「めだかボックス」「黒子のバスケ」のTVアニメ化が決定”. コミックナタリー (2011年10月3日). 2013年11月14日閲覧。
- ^ “めだかと黒子がW表紙、今週のジャンプは両サイドから読む”. コミックナタリー (2012年4月2日). 2013年11月14日閲覧。
- ^ Twitter / BS11_Anime: ちょいと、耳より情報をおひとつ。 今週金曜日深夜0時からBS ...
- ^ a b 三間雅文のTwitter 2013年9月17日 3:03の発言
- ^ DVD&BD第8巻に収録。
- ^ 台湾地上波ハイビジョン放送アニメ第1部
- ^ 「黒バス」25巻限定版にアニメ「バカじゃ勝てないのよ!」コミックナタリー 2013年9月7日
- ^ “【新番組】アニメ「黒子のバスケ」のラジオ番組が配信決定!3/30にはアニメ前のプレ放送も!?”. 2012年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月20日閲覧。
- ^ “TVアニメ『黒子のバスケ』キャラクターソング デュエットシリーズ4,5 発売日決定のご案内”. 2013年3月6日閲覧。
以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
- ^ “黒子のバスケ/1|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/2|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/3|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/4|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/5|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/6|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/7|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/8|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/9|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/10|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/11|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/12|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/13|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/14|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/15|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2011年12月11日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/16|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2012年3月6日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/17|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2012年4月9日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/18|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2012年7月9日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/19|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2012年9月9日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/20|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2012年12月4日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/21|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2013年2月4日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/22|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2013年5月2日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/23|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2013年8月2日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/24|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2013年10月4日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/25|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2013年12月4日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/26|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2014年3月4日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ/27|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|”. 2014年5月18日閲覧。
- ^ “黒子のバスケ オフィシャルファンブック CHARACTERS BIBLE|藤巻 忠俊|ジャンプコミックス|” (n.d.). 2012年7月27日閲覧。
関連項目
- フープメン - 本作と同じく高校バスケを舞台にした作品で、2009年14号から同年31号まで本作と並行して『週刊少年ジャンプ』で連載されていた。
- SLAM DUNK - 本作と同じく高校バスケを舞台にした作品。『週刊少年ジャンプ』を代表する人気作品で、テレビアニメ化もされている。
外部リンク
- 週刊少年ジャンプ公式サイト
- 黒子のバスケ アニメ公式サイト
- 黒子のバスケ アニメ番組サイト(MBS)
- PSP『黒子のバスケ キセキの試合(ゲーム)』 - バンダイナムコゲームス公式サイト
- 3DS『黒子のバスケ 勝利へのキセキ』
- 黒子のバスケ (@kurobasanime) - X(旧Twitter)
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