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「三菱ガス化学」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
[[日本海]]に[[天然ガス]]の自社[[鉱区]]を所有し、[[過酸化水素]]、[[キシレン]]誘導品、[[アンモニア]]誘導品、[[エンジニアリングプラスチック]]などの化学品を生産しているほか、[[サウジアラビア]]や[[ベネズエラ]]など海外で[[メタノール]]の製造を合弁方式によって生産している。また、鉄が錆びるときに酸素を吸収する原理を応用した[[脱酸素剤]]『エージレス®』を世界に先駆けて商品化し食品の鮮度保持などに用いられている。
[[日本海]]に[[天然ガス]]の自社[[鉱区]]を所有し、[[過酸化水素]]、[[キシレン]]誘導品、[[アンモニア]]誘導品、[[エンジニアリングプラスチック]]などの化学品を生産しているほか、[[サウジアラビア]]や[[ベネズエラ]]など海外で[[メタノール]]を合弁方式によって生産している。また、鉄が錆びるときに酸素を吸収する原理を応用した[[脱酸素剤]]『エージレス®』を世界に先駆けて商品化した。これは食品の鮮度保持などに用いられている。


2006年度の連結売上の内訳は、[[メタノール]]や[[コエンザイムQ10]]など[[天然ガス]]系化学品が約1,360億円、[[ポリイミド]][[フィルム]]原料など[[芳香族]]化学品が1,331億円、[[過酸化水素]]や[[ポリカーボネート]]など機能化学品が約1,412億円、[[プリント基板]]用材料など特殊機能材が約710億円となっている。
2006年度の連結売上の内訳は、[[メタノール]]や[[コエンザイムQ10]]など[[天然ガス]]系化学品が約1,360億円、[[ポリイミド]][[フィルム]]原料など[[芳香族]]化学品が1,331億円、[[過酸化水素]]や[[ポリカーボネート]]など機能化学品が約1,412億円、[[プリント基板]]用材料など特殊機能材が約710億円となっている。

2009年1月5日 (月) 13:00時点における版

三菱瓦斯化学株式会社
MITSUBISHI GAS CHEMICAL COMPANY, INC.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4182
1954年2月15日上場
大証1部(廃止) 4182
1954年7月20日上場
名証1部 4182
1959年8月上場
略称 三菱ガス化学
本社所在地 100-8324
東京都千代田区丸の内二丁目5番2号
三菱ビル
設立 1951年昭和26年)4月21日
(日本瓦斯化学工業株式会社)
業種 化学
法人番号 9010001008768 ウィキデータを編集
事業内容 天然ガス系化学品
芳香族化学品
機能化学品
特殊機能材
代表者 酒井 和夫(代表取締役社長)
資本金 419億70百万円
発行済株式総数 4億8,347万8,398株
売上高 連結:5,193億29百万円
単独:3,728億65百万円
(2008年3月期)
営業利益 連結:473億66百万円
単独:199億85百万円
(2008年3月期)
純利益 連結:402億09百万円
単独:285億18百万円
(2008年3月期)
純資産 連結:3,120億21百万円
単独:1,859億82百万円
(2008年3月31日現在)
総資産 連結:6,013億86百万円
単独:3,737億13百万円
2008年3月31日現在)
従業員数 連結:4,686人 単独:2,186人
(2008年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 6.13%
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 6.06%
日本生命保険相互会社 4.44%
(2008年3月31日現在)
主要子会社 日本パイオニクス(株) 75.0%
エイ・ジイ・インタナショナル・ケミカル(株) 91.6%
外部リンク http://www.mgc.co.jp/
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三菱ガス化学本社のある三菱ビル(東京都千代田区丸の内)

三菱ガス化学株式会社(みつびしガスかがく、Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc.、登記社名:三菱瓦斯化学株式会社)は、日本化学メーカー。三菱グループの一員である。

概要

日本海天然ガスの自社鉱区を所有し、過酸化水素キシレン誘導品、アンモニア誘導品、エンジニアリングプラスチックなどの化学品を生産しているほか、サウジアラビアベネズエラなど海外で、メタノールを合弁方式によって生産している。また、鉄が錆びるときに酸素を吸収する原理を応用した脱酸素剤『エージレス®』を世界に先駆けて商品化した。これは食品の鮮度保持などに用いられている。

2006年度の連結売上の内訳は、メタノールコエンザイムQ10など天然ガス系化学品が約1,360億円、ポリイミドフィルム原料など芳香族化学品が1,331億円、過酸化水素ポリカーボネートなど機能化学品が約1,412億円、プリント基板用材料など特殊機能材が約710億円となっている。

沿革

旧・三菱江戸川化学

  • 1918年大正7年) 三菱製紙の出資により江戸川バリウム工業所を設立。翌年江戸川工業所に、さらに1922年大正11年)に合資会社江戸川工業所に改称。
  • 1933年昭和8年) 東京工場の隣に東京メタノールを設立。4年後、同社を吸収して株式会社江戸川工業所と改称。
  • 1943年昭和18年) 日本低温化学を吸収合併。
  • 1949年昭和24年) 江戸川化学工業株式会社に改称。
  • 1951年昭和26年) 本社研究所を開設し、浪速合成化工を吸収合併。
  • 1962年昭和37年) 三菱江戸川化学株式会社に改称。
  • 1969年昭和44年) 台湾に台豊印刷電路工業股有限公司を設立。

旧・日本瓦斯化学工業

合併後

事業所

東京開発センター

主要関連企業

関連項目

外部リンク

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