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X (カセットテープ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

X (エックス) はかつてソニー(現・ソニーグループ)が製造、販売していたコンパクトカセットの名称である。

概要

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1991年(平成3年)に販売が開始され、「デザインできるカセットテープ"CANVAS WINDOW"」として発売され、以前よりハーフの描けるスペースが広くなっている。

当初はノーマルポジション用とハイポジション用のみが発売されていたが、1992年(平成4年)には1代限りとなるものの、メタルポジション用も追加発売された。

ランクはPS(AXIA富士フイルム〉)、XL(日立マクセル)などと並ぶと考えられる。

同じようなデザインは1993年(平成5年)あたりまで使われ、1995年(平成7年)にSTAMINA X(スタミナ エックス)としてBS(バッテリーセービングメカニズム)を採用したウォークマンの電池を長持ちさせることが可能なものが発売された。変更に伴ってタッピングネジ(タッピングビス)でハーフを固定していたところを超音波融着に変更。

1997年(平成9年)には白ハーフに変更し、Purestyle X(ピュアスタイル エックス)として生まれ変わり、ローマ数字表記はこれで最後となった。

1998年(平成10年)にはXtune(エックスチューン)が発売され、Iが1、IIが2に移り変わった。Xではあるものの、XS(Xの上位商品)という説もあるためはっきりとしない。この世代をもってXはリニューアルを終了し、2000年(平成12年)末までに販売終了となった。

ラインアップ

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  • X I(初代 - 4代目)
    • C46
    • C50
    • C54
    • C60
    • C64(初代 - 3代目)
    • C70(4代目のみ)
    • C74
    • C80(4代目のみ)
    • C90
    • C120
  • STAMINA X I
    • C46
    • C54
    • C60
    • C64
    • C70
    • C74
    • C80
    • C90
    • C120
  • Purestyle X I
    • C46
    • C54
    • C60
    • C64
    • C74
    • C90
    • C120
  • Xtune1
    • C46
    • C54
    • C60
    • C64
    • C70
    • C74
    • C90
    • C120
    • C150

ハイポジション(IEC TYPE II)

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  • X II(初代 - 4代目)
    • C46
    • C50
    • C54
    • C60
    • C64(初代 - 3代目)
    • C70(4代目のみ)
    • C74
    • C80(4代目のみ)
    • C90
    • C100(初代 - 3代目)
    • C120(4代目のみ)
  • STAMINA X II
    • C46
    • C54
    • C60
    • C64
    • C70
    • C74
    • C80
    • C90
    • C120
  • Purestyle X II
    • C46
    • C54
    • C60
    • C64
    • C70
    • C74
    • C80
    • C90
    • C120
  • Xtune2
    • C46
    • C54
    • C60
    • C64
    • C70
    • C74
    • C90
    • C120
  • X IV(初代のみ)
    • C46
    • C50
    • C54
    • C60
    • C64
    • C74
    • C90
    • C100

CM

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参考文献

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