Wikipedia:発表/30000項目達成
ウィキペディア日本語版が2004年2月9日(日本時間)に30,000項目を達成しました。
項目数が20,000から30,000を迄に要した日数は64日。10,000から20,000迄に要した日数より早く到達しました。
30,000項目目はKahusi氏による音声学の記事の更新。日本時間の15時19分の事でした。
経過
[編集]20,000項目に到達した12月8日から約2ヶ月の間にもウィキペディア上で様々なことがありました。学術分野ではWikipedia:ウィキプロジェクト 生物が立ち上がり、数量の比較関係で多くの記事の増加がありました。また、医療関係、日本史、法律関係なども若干ながら増加のペースがあがっています。各国の国歌や軍事関係の記事もふえています。
テレビやラジオ等の放送、放送局、スポーツ関係の記事が大きく増えたこともこの期間での大きな特徴と思います。麻雀、将棋の基本ルールも一気に充実しました。これまで大きく増えていた鉄道関係の記事の増加は若干緩んでいるようです。
記事、参加者ともに増えたことにより、トラブルも増加しました。著作権侵害と思われる投稿や悪戯、悪質な投稿なども相次ぎ、管理者の行使できる機能にユーザーIDのブロックが追加され、外部リンクによる画像の掲載が禁止されました。逆に管理体制も強化され、 0null0さん、T. Nakamuraさん、Michey.Mさんと開発者のTim Starling さんが新たに管理者となりました。昨年夏頃からあまり改訂されていなかったプロジェクト関係の記事の追加翻訳、新たなルールの作成もゆっくりとですが進んでいます。
この2ヶ月はサーバトラブルの期間でもありました。12月5日に導入した新しいサーバがクリスマスまでは順調でしたが、その後停止し、1月の末には代替機の代替機の代替機まで使用しての運用となりました。これに伴いハードウェア的に余裕を持ってプロジェクトを動かすため、12月26日からジンボ・ウェールズさんによって$20,000の寄付を募る声明が出され、12月31日までに$40,000近い寄付が集まりました。ちょうどその寄付で購入したサーバが届き、設定をしている最中に30,000記事へと到達しています。
記録
[編集]30,000項目達成時点でのサイトの統計は以下の通り。
- データベース内には 52,253 ページのデータがあります。この数字には「会話ページ」や「Wikipedia関連のページ」、「書きかけのページ」、「リダイレクト」など、記事とはみなせないページが含まれています。これらを除いた、記事とみなされるページ数は約 30,000 ページになります。
- ページの総閲覧回数は 2,336,174 回*です。また、ソフトウェアの更新 (2002/06/20) 以来、251,644 回の編集が行われました。平均すると、1 ページあたり 4.82 回の編集が行われ、1 編集あたり 9.28 回閲覧されています。
ちなみにこの記事はフライングしました。
関連項目
[編集]- 1万項目(2003年6月15日)
- 3万項目(2004年2月9日)
- 4万項目(2004年4月1日)
- 5万項目(2004年5月25日)
- 6万項目(2004年7月18日)
- 7万項目(2004年9月6日)
- 7万5000項目(2004年9月29日)
- 10万項目(2005年2月11日)
- 15万項目(2005年10月24日)
- 20万項目(2006年4月9日)
- 25万項目(2006年8月28日)
- 30万項目(2006年12月15日)
- 40万項目(2007年8月10日)
- 50万項目(2008年6月25日)
- 60万項目(2009年7月8日)
- 70万項目(2010年8月31日)
- 80万項目(2012年4月3日)
- 90万項目(2014年3月14日)
- 100万項目(2016年1月19日)
- 110万項目(2018年3月22日)
- 120万項目(2020年4月13日)
- 130万項目(2021年11月12日)
- 140万項目(2024年1月15日)