Wikipedia:良質な記事/良質な記事の再選考/香港の戦い 20150720
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選考終了日時:2015年8月19日 (水) 04:52 (UTC)
- 除去 2006年11月の月間新記事賞を経て良質な記事となった記事です。以下の点において良質な記事の水準を満たしているとは思えないので再選考させていただきたいと思います。
- 全体的に脚注出典が不足しており、WP:Vへの配慮が不足している。個人的には脚注出典が少ないだけで再選考に出そうとは思わないのですが、本記事はデリケートな話題を含んでいます。このような記事に対しては各記述に対する丁寧な出典付を求めます。少なくとも「良質な記事」とするならば必ずやってほしい。例えば「影響」節の捕虜の話や陥落後の市内の様子の話には、1つ1つの内容に対して丁寧に出典を示してもらいたいし、必要に応じて意見や主張の論者を明確にするようにしてほしい(WP:WEASEL)。
- この分野の知識を持ち合わせているわけでもなく、記事全体にわたって中立的観点の問題があるとは思いませんが、中立的観点(WP:NPOV)への配慮不足が気になります。例えば、出だしで「香港の戦い~~は、~~日本軍による~~攻略戦である。」とありますが、イギリス側から見れば「防衛戦」では? 最初の定義が片方の視点に寄っていると思います。
- また、参考文献が日本において作成された資料しかなく、「日本軍側からみた戦記」という形になっています。「相手側の資料も取り入れれば中立的観点が達成される」という単純な話ではないかもしれませんが、今の日本側の資料しか参考文献として取り入れていない状態にはWP:NPOVの視点から見ても危うさを感じます。これはどこまでできるのか分からないので努力目標のようなものとして受けとってもらえれば幸いですが、外国語文献も含めてイギリス側・中国側の資料・証言にも当たった信頼性の高い文献を取り入れて記事を構成して、例えば証言に食い違いがあれば両論併記などの手法で対処してほしいもらえればと思います。
- 細かい部分ですが、今の脚注4の独自研究的な文も気になるところです。言いたいことは分かりますが、他の事実を掲示できる文献が無いのなら、「防衛庁防衛研修所戦史室の戦史叢書によると~~としている」というように内容を出典先に帰属させる形にする程度しかないできないと思います。
- 以上です。--Yapparina(会話) 2015年7月20日 (月) 04:52 (UTC)
- 除去 英語版と比較しながら検討しました。英語版は英語版で、英連邦諸国軍の香港防衛戦を中心に据えられていて、攻撃側の立場があまり触れられていないという問題はあるのですけど、やはり双方の立場を検討すると、もう少し相手の立場に立った資料を揃えてうまく書き整えていかなければならないと感じました。またノートでも指摘されているのですけど、英語版にあるような日本側の残虐行為が日本語版ではほんの一言で済まされているというのも、内容が不足と感じられる点になっています。また出典の明示の仕方も、現在の求められる水準には達していないでしょう。全体としてみると、これが選考に掛かった時には賛成しなかっただろうな、という内容になっているかと思います。--Tam0031(会話) 2015年8月3日 (月) 14:45 (UTC)
再選考終了時点で除去2票のため、現状維持となりました。--Yapparina(会話) 2015年8月19日 (水) 15:09 (UTC)