Wikipedia:良質な記事/良質な記事の再選考/ドナー隊 20120117
表示
選考終了日時:2012年2月16日 (木) 07:14 (UTC)
- (除去)en:Donner Party の翻訳として立項され、Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ドナー隊 20110611での選考によって良質な記事に選出されていますが、技術的な問題が散見する状態のように思えます。結果として出典と乖離した内容になっている疑いが残るため、英語版とのより精密な読み合わせ、あるいは出典の直接照会によって内容が担保されるまで、いったん良質な記事から除去することを提案します。参考までに目に付いたところから10点を選抜して対訳表を示します。--枯葉 2012年1月17日 (火) 07:14 (UTC)
- 現時点での作業終了分まで反映しました。が、やはりまだ全部が全部をチェックきれるわけもなく、私が手を入れた部分も含めてもうちょっと触ってやる必要がありそうな感触です。やりかけで放置するのは気持ちが悪いので最後までやりますが、とりあえず選考期間内での私の作業はこの辺でご容赦いただきたく思います。--枯葉 2012年2月6日 (月) 17:36 (UTC)
- (コメント)主執筆者として除去か存続かに関してはコメントを控えますが、訳の誤りを発見されたのでしたらぜひ訂正などして記事の質の向上化に協力していただきたくお願い申し上げます。
なお対訳表に載っていた「ジョージ・ドナーとジェイコブ・ドナーの兄弟関係」ですが、これはen:Donner Partyの方が誤りで、「ジョージの弟・ジェイコブ」で正しいものと思われます。ドナー隊に関する唯一の日本語文献『カニバリズム』青弓社 1993年や、それを元にした日本語版外部リンク*ドナー隊の遭難にはいずれもジェイコブが弟とされ、さらに英語版en:George Donnerの記述には
George Donner (1784? – March 1847) Jacob (c1789-1846) と記されており、明らかにジェイコブ側が年下です。--タクナワン 2012年1月17日 (火) 14:26 (UTC)
- もちろん記事に手を入れるのにやぶさかではないのですが、正直なところ、私に良質な記事にふさわしい水準の翻訳が提供できるとは思えませんし、分量と私個人のスケジュールからいっても3月くらいまでかかってしまいそうです。しかしまあ、ゆきがかり上とりあえず草稿を練って再選考終了1週間前を目処にできたところまでポストしたいとは思いますので、もし草稿を見てお気づきの点がありましたらコメントいただけると助かります。なお、ドナー兄弟の件は英語版のノートに確認をお願いしておきました。--枯葉 2012年1月19日 (木) 17:34 (UTC)
- 主執筆者のおひとり Moni3 さんから回答いただきましたのでご報告です。George Stewart, Ordeal by Hunger, p19 を典拠として、「ジェイコブは60代半ばで、ジョージ・ドナーの長兄にあたります。ジェイコブの年齢はたしか64だったように何かで見た覚えがありますが、ソースはちょっと思い出せません」。スチュワートの著作は1936年のものなのでおそらく時代遅れな部分はあると予測しますが、しかしいずれにせよスチュワートがこう書いていることは、1990年のグレイソンの小論 Donner Party Deaths の p.226 にあるドナー隊の名簿からも裏づけがとれます(この名簿ではジョージ62歳、ジェイコブ65歳ですね)。--枯葉 2012年1月24日 (火) 04:40 (UTC)
- もちろん記事に手を入れるのにやぶさかではないのですが、正直なところ、私に良質な記事にふさわしい水準の翻訳が提供できるとは思えませんし、分量と私個人のスケジュールからいっても3月くらいまでかかってしまいそうです。しかしまあ、ゆきがかり上とりあえず草稿を練って再選考終了1週間前を目処にできたところまでポストしたいとは思いますので、もし草稿を見てお気づきの点がありましたらコメントいただけると助かります。なお、ドナー兄弟の件は英語版のノートに確認をお願いしておきました。--枯葉 2012年1月19日 (木) 17:34 (UTC)
- 確認しました。『カニバリズム』のP66からP76に記載された「ドナー隊の悲劇」には「ジョージの弟・ジェイコブ」とあり、死亡者一覧表を作成する際に参考にした外部リンクDonner Partyにはジョージ・62歳か60歳、ジェイコブ・56歳と書かれていましたので「弟」としましたが、実際は兄と見て間違い無さそうですね。なお、適切な訳をしていただいて心よりお礼申し上げます。--タクナワン 2012年1月24日 (火) 15:13 (UTC)
- コメント昨年の選考で賛成票を投じた一人です。そのときの投票(およびそれに先立つ執筆コンテストの選考)においては、翻訳元の英文との対照までは行なっていませんでした。今回、枯葉さんの対照表を見て驚きましたが、ご指摘の点は確かにいずれも誤訳(それも一部は文意をほぼ正反対のものとしている)と判断せざるを得ません。英語版に忠実である必要はないにせよ、日本語版のそれが適切な情報であるかどうかは(上記の兄弟関係の点などのように)、大元ないし独立した出典に依拠した検証が欠かせないものと思います。ですので、印象深い主題であり、労作であるだけに残念ですが、ひとまず過去の賛成票を実質的に取り下げる意味での除去票を投じるべきかと悩んでいます。再選考期限近くまで、改善状況について様子を見たいと思います(上記の外部リンク先には『カニバリズム論』という別の文献への言及もありますが、そういう日本語文献に依拠して記述を洗い直し、日本語の出典をつけていくだけでも記述の信頼性は上がるのではないでしょうか)。--Sumaru 2012年1月18日 (水) 04:40 (UTC)
- (追加コメント)選考期限を2月18日と思い込んでいたので(多分自分の上のコメントを投稿した日と混同していたのだと思います)、最終的な票を投じる機会を逸してしまいました。このケースの場合、「問題点の改善に取り組む表明がなされた場合は最大で1ヶ月の延長が可能」に該当するように思えるため、とりあえず期間を延長するという手もあったかとは思います(ただそれは枯葉さんに期限を区切った改稿を要求しているようにとられかねないと思い、提案しあぐねていました)。いずれにせよ、すでにかなり質が向上しているように思えるため、さらに良い記事になっていくことを祈念致します。--Sumaru 2012年2月17日 (金) 14:09 (UTC)
- コメント先の執筆コンテストでこの記事の審査しましたが、語学力の不足から訳の正確性を検証することまではできませんでした。ひとまず、ここで挙げられている日本語の文献が入手できるようであれば、それをもとに記述を検証していきたいと思います。--Pastern 2012年1月18日 (水) 08:44 (UTC)
- (除去)現時点で10か所も純粋に技術的な問題(翻訳の問題)が指摘されている段階で、一旦除去が妥当でしょう。もちろん再選考中に改善が行われれば票を変える事も有り得ますが、大事なのは「現時点」であって「将来的な発展可能性」ではありません。【「良質な記事」としての表示がされている現状】が【記事内容の現状】と整合しているかどうかが重要です。--Kinno Angel 2012年1月30日 (月) 15:10 (UTC)
- コメント枯葉さんの草稿に従い、一部を訂正させていただきました。--タクナワン 2012年1月31日 (火) 15:45 (UTC)
再選考終了時点で除去2票のため、維持となります。--Tam0031 2012年2月20日 (月) 14:23 (UTC)