Wikipedia:秀逸な記事の選考/ステンレス鋼 20200920
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賛成/条件付賛成/保留/反対 3/0/0/0 この項目は選考基準の「賛成票が3票以上」かつ「賛成票が全体票数の3/4以上」を満たしています。2020年11月21日 (土) 05:46 (UTC)(2020年11月21日 (土) 14:46 (JST))までに異論が無ければ、この項目は秀逸な記事となります。
- (推薦)記事として完成できたと思いますので推薦します。歴史関連はステンレス鋼の歴史へまとめ、具体的な種類についての説明はオーステナイト系ステンレス鋼、フェライト系ステンレス鋼、マルテンサイト系ステンレス鋼、オーステナイト・フェライト系ステンレス鋼、析出硬化系ステンレス鋼の5つへまとめて、この記事自体はステンレス鋼全般に関わる基礎的な話一式に焦点を合わせ、内容を肥大化させないようにしつつ、内容を充実させてまとめたつもりです。--Yapparina(会話) 2020年9月20日 (日) 00:46 (UTC)
賛成ステンレス鋼の歴史は既にFAになっていますが、こちらも同様に、非常に充実した記事だと思います。--電鉄新幹線(会話) 2020年10月3日 (土) 11:53 (UTC)ブロック破り (LTA:HEATHROW) の票を取り消し- コメント 電鉄新幹線氏は、LTA:HEATHROWとしてグローバルロックされました。Wikipedia:秀逸な記事の選考#投票の仕方に基づき、票は無効となります。--610CH-405(会話) 2020年10月10日 (土) 08:36 (UTC)
- 賛成 :内容の是非について判別する能力を持ちませんが、わかりやすくまとまっており、一部の専門用語が絡む部分を除き、全く知識のない人間でも概ね理解できるものとなっているように感じられます。出典もしっかりしているように思われ、秀逸な記事として問題ないと思います。--TEN(会話) 2020年10月12日 (月) 17:26 (UTC)
- コメント この分野について詳細な知識があるわけではないので表面的なチェックしかできませんが、様々な観点から詳細に取りまとめられているものと思います。私としては、たとえ歴史の観点を他の記事に振ってあったとしても、こちらでもダイジェストをもう少し厚くする方が好みですが、これは編集判断でしょう。いくつか疑問点があり、説明か対処がされれば賛成としたいと思います。
- 「基本金属組織と合金元素の関係」の節、「ステンレス鋼は0.01桁や0.001桁の低い炭素濃度パーセンテージで製造」この0.01桁というような表現は耳慣れないのですが、こういうものなんでしょうか。ダブルクオートでくくって検索してみても、小数点第2位を指す表現として少し出てくるくらいですが。0.01パーセントから0.001パーセントの低い濃度で、という意味なのでしょうか。
- 「分類」の節を読むと、5種類の金属組織による分類が説明されています。かなりあっさりとした説明で、もっと特徴が説明できるのではと考えて、読んでいくと「強度・機械的性質」「物理的性質」の節ではおおまかに各組織分類による差異が説明されています。そうであれば、「耐食性」の節でももっと説明できるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。耐食性の節の冒頭で簡単に説明されていて、組織分類よりも化学組成が影響するとのことですが、これくらいしか説明できないということでしょうか。
- 「精錬」の節、ステンレス鋼の基本的な脱炭過程が箇条書きにされていますが、「鋼中のクロムが酸化反応を起こす」というのは正しいのでしょうか。脱炭ですから、炭素が酸化して鋼中から除去される話を説明しているのかと思ったのですが、クロムが酸化されて一酸化炭素が生成されて除去、というのはよくわかりませんでした。炭素の誤りなのでは。その後で普通に脱炭すると炭素量が低下した領域でクロムが酸化する話があるので、何か混同しているでしょうか。
- 乗り物での使用については、航空機では軽量性を優先するからアルミ合金なのだろうというのは容易にわかりますが、ステンレスを全体に使うのは鉄道車両くらいで、自動車でも船舶でも部分的な使用に留まるのは、やはりコストの問題が大きいのでしょうかね。このあたりはなかなか比較を説明できる資料はないと思うので単に感想ですが。ステンレス鋼がなぜ耐食性を実現するのかという機構の部分など、なるほどと思わされるところがあり、楽しく読めました。--Tam0031(会話) 2020年10月30日 (金) 14:35 (UTC)
- 指摘1点目について、私もそんなに一般的ではないあと思います。別に材料工学でよく使われる表現というわけでもありません。小数点第2位のオーダー(0.01~0.09)または小数点第3位のオーダー(0.001~0.009)にあることを簡潔に表現したくて、そういう表現を採用しました。検索してみると、多量ではないもののいくつか用例はありますし、何となく意味は通じると思いますし、私はこれでいいかなと思いますが、どうしたものでしょうか。
- 指摘2点目について、耐食性の節の冒頭で「組織分類よりも化学組成が影響する」と書いてあるとおりです。機械的性質と物理的性質は、組織構造が大きく影響し、記事の説明も組織分類別のそれぞれの鋼種と深く結びつきますが、耐食性は化学組成が支配的なので、記事の説明も組織分類別と関連させずに元素の影響を軸としたステンレス鋼総論として書いてます。その辺の狙いがもうちょっと伝わるように、耐食性の節の冒頭をちょっと改良してみました。教科書・専門書類の実態も、耐食性については組織分類別と関連させながら記述していることは少ないです。
- 指摘3点目について、ご指摘のとおり、炭素の誤記です。ありがとうございます。記事の方も直しておきました。
- (その他)自動車・船舶については、まあ、コストの問題でしょうね。塗料・塗装の技術も進歩していますからね。自動車なんかだと、ボディ全体をステンレス鋼金属光沢でキラキラさせても、逆にどぎつくて消費者にそこまで受け入れられなさそうだなあと思います。歴史節の文量については、現状の記事が長大になっていることも踏まえて、独立記事を持つ歴史は最要点だけにしてミニマムする方針としました。--Yapparina(会話) 2020年10月31日 (土) 07:12 (UTC)
- 賛成 ありがとうございます。脱炭の件はクロムが酸化して、それが炭素と反応して一酸化炭素を生成し、クロムは還元されるという流れなんですね。納得しましたので、賛成とさせていただきます。--Tam0031(会話) 2020年10月31日 (土) 07:38 (UTC)
条件付賛成非常に丁寧で充実した解説がされているものと思います。細かいですが以下の点が解消できれば賛成としたく存じます(自分で直そうかとも思ったのですが、表現をどうするか迷ったので、全体を練られたYapparinaさんにご対応いただけますとありがたいです)。- 以上です。ご検討いただけますと幸いです。--Mogumin(会話) 2020年11月8日 (日) 08:44 (UTC)
- てにをはがおかしい件については、修正しました。後者は、てにをはというより、へたくそな複文のせいで係り受けがわかりづらくなっていたせいですね。文を分けました。
- 「異種金属接触腐食」節については、どうするか悩みましたが、カッコ書きを使ってここでの「卑」「貴」の意味が分かるように配慮してみました。腐食工学や電気化学の特有の言葉遣いなんですが、ウィキペディア記事でリンクするのにちょうど良い記事は、ちょっと見当たりませんでした。--Yapparina(会話) 2020年11月13日 (金) 12:46 (UTC)
- 賛成 Yapparinaさん、ご対応ありがとうございました。卑と貴については、義務教育修了者が概ね理解できそうな説明にしていただきましたので充分と思います。秀逸な記事への選出に賛成とさせていただきます。--Mogumin(会話) 2020年11月14日 (土) 05:46 (UTC)
「賛成票が3票以上」かつ「賛成票が全体票数の3/4以上」で1週間経過しましたので、選考通過で終了します。--Yapparina(会話) 2020年11月21日 (土) 05:54 (UTC)