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Wikipedia:削除された悪ふざけとナンセンス/緑の救急車

緑の救急車とは、頭のおかしい人のところに来て、鉄格子のついた病院へ連れてゆく為の救急車である。「ミド救」とも呼ばれる。

目的

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最大の目的は、緊急の差し迫った異常者を迅速かつ秘密裏に専門の病院へ搬送することである。一応「秘密」ということになっているが、車体の色と搬送理由のインパクトが強いためであろう、いつの間にか噂は広まり、もはや「緑の救急車」の存在は日本国民の過半数が知るところとなっており、多数の書籍が出版されている。通常の救急車と違い、危険防止のために患者の関係者が同乗することはできない。

構造

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車体の形は普通の救急車と同じである。色は地方によって違い、北海道と東北、関東の一部では黄(『キチガイ色』からか)、茨城県では青が優勢であり、稀に紫色の車両も見られる。覆面パトカーのようにランプのみが緑(黄)に光るものも存在し、なかなか捕まる隙を見せない患者の追跡に使われる。

患者を収容するスペースは、危険行動や脱走を防ぐために2重ロックのできる檻で囲まれている。この檻はアーム筆入れと同じ素材で作られており、が踏んでも壊れないほど丈夫である。また、エンジンにはスワンボートの技術が使用されている。

基本要員は運転担当者1名、医師1名、隊員3名となっており、患者の状態によって増減される。 緊急を要する場合、最寄りの精神病院所有のグリーン・へリによって病院に運ばれるという。

なお、緑色である理由は

  • 患者の心を落ち着かせるため
  • 自衛隊(陸上・海上)の車両が採用しているものであり、そこからデザインのヒントを得た
  • 外国のものを参考にした

など様々な噂があるが、資料が阪神・淡路大震災の折に焼失したため、詳しいことは分かっていない。

出動

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頭のおかしい人を見つけたら、119に電話をかけ「ミド救お願いします」と言うと、どこにいても数分後には到着し、患者を引き取ってくれる。通報すると、口止め料も兼ねて高校生以下は3000円、それ以上は5000円の謝礼を貰える。が、お金欲しさに嘘の通報をした場合、患者の代わりに連れて行かれてしまうので注意が必要である。

通報された患者は、車内から現れた屈強な男たちによって取り押さえられ、両手足の手錠で車内の収容スペースに固定される。そして、都市部から離れたところにある赤い屋根の病院へ連れて行かれ、強制的に入院させられてしまう。

多くの精神科医が、そのような色の救急車で、患者が搬送されたところを見たことがないと証言しているが、うっかり秘密を漏らしたら最後自分が緑の救急車に載せられてしまうため、必死で存在を隠蔽しようとしているのである。しかし、医療関係者ではない一般人は何を話そうと勝手であり、親や教師が「そんなことしていると、緑の(黄色い)救急車が迎えにくるぞ」と脅す場面もしばしば見られる。

危険

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稀に、ごく普通の市民が言葉巧みに緑の救急車への乗車をもちかけられることがあるが、これは業績を上げるため無理やり異常者を仕立て上げようとしているのであり、興味本位で近づくと取り返しのつかないことになる。絶対について行ってはならない。特に多いのは肉親の病気を装うパターンで『あなたのお母さんが事故にあった。今から病院へ行くので一緒に来てほしい』と言われるままに乗ってみたら覆面救急車だったということも有りうる。危険を防ぐには、少しでも怪しいと思ったらすぐにその場を去り、両親や知り合いに確認を取ってみることである。ちなみに、普通の人を緑の救急車に乗せるのは違法行為であるため、たとえ未遂であっても警察に届けるべきである。

九州地方において、成年男性が連れ去られて壁一面が赤く塗ってある部屋に監禁され、精神を病んでしまう事件も発生しているが、病院側はこの事実を否定し「悪質なデマである。信じないように」との通告を出している。

事件

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2016年3月21日、静岡県掛川市の高校生の兄と小学生の弟が119番に電話をかけ、この緑の救急車を要請した。 その3分後、彼らの自宅に緑の救急車が到着し、彼らが連れていかれるのを監視カメラがとらえた。 この二人は、いまだ行方不明のままである。

人権問題

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2007年4月、緑の救急車使用に関して『精神障害者を異常者として強制的に収容するのは人権侵害であり、許されることではない』という訴えも出たが、厚生労働大臣は『市民の皆さんの安全を守るためです』とコメントしている。これに対して、精神障害者が他人に危険を及ぼすという間違った考えを増長するとして批判が集まり、野党3党が罷免要求を総理大臣に提出、いずれも拒否された。大臣はのちに発言を撤回、謝罪している。

内部リンク

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