Wikipedia:削除された悪ふざけとナンセンス/マン破綻計画
マン破綻計画(マンはたんけいかく)とは、編集合戦中、オセアニア合衆国 (United States of Oceania) が大量破壊兵器製造のために国内の科学者・学生・暇人を総動員した一大国家計画である。筆舌に尽くしがたい構想と非の打ち所のない完成予想図まで作成された時点で計画は放棄され、大量破壊兵器が完成することはなかった。
計画の目的
[編集]マン破綻計画が目指した大量破壊兵器はある種の化学兵器であり、ガスマスクなどの防御を行わない限り、効果に個体差はあるものの、周囲の生物全てに無差別に被害を与える。この毒ガスは、その存在を感知されにくいように普通無臭である他の多くの毒ガスとは異なり、対象の嗅覚に強烈な刺激を与えることそのものを目的とする。計画名の「マン破綻」とはこの毒ガスを浴びた直後にとる、鼻をつまむなどのヒトの奇妙な行動のことを指し、計画の科学者が「『人間 (Man)』の『破綻』である」と形容したことによる。
計画の背景
[編集]USO は人口・産業規模ともに小規模な国家であり、大国の近代的な軍事力に対抗しうる力は無い。そのため歴代の政権は外交努力によって武力紛争に巻き込まれるような事態を回避しつつ、小国でも大国に十分に対抗できる新兵器の開発を密かに目論んでいた。
その際、領域付近に旧植民地宗主諸国の核実験場の位置する USO では核兵器に対する恐怖や嫌悪感が強く、核開発は初めから考慮されなかった(オセアニア地域はラロトンガ条約の規定する非核地帯である)。また大規模なプラントなどの開発施設の建造は大国の注意を引きかねず、従って偽装が容易で施設も小規模で済む兵器が理想とされた。
計画の実行
[編集]1984年、フランスで生化学を学んだクサ・インネ博士が生物の消化器官内で生成されるガスの兵器への転用に着目、翌1985年に報告書にまとめて政府に提出した。報告書では1954年に発見されたハナ=モー=ゲラーの法則を理論的裏付けとした新しいタイプの毒ガス兵器の提案と、開発に当たって USO の豊富な生物資源を最大限に生かすことができるという利点が強調されていた。
インネ博士の報告はそのまま国家プロジェクトとして採用され、USO の首都ホニアラに国中の科学者や学生、ついでに暇人たちが召集された。大規模な召集を偽装するため、対外的には「オセアニア地域の動植物の研究調査」という発表がなされた。
招集された人々は、半年以上に渡る議論の末に「マン破綻計画」という計画の名称を決定したが、秘匿名称であり、割とどうでもいいことだった。その後も議論は続けられ、理想や青写真、計画の将来像など多くの提案がなされたが、実際の兵器開発はまったく行われなかった。何の成果も出せないながらもそれなりに計画は続けられたが、計画が長引くにつれ脱走者や内部からの批判は増え続けた。1989年、マン破綻計画は正式に放棄された。
計画の影響
[編集]実際のところ、元から実現不可能であったマン破綻計画だが、計画途中に作られた予定通りであれば、使い方によっては実際に編集合戦の全参加者を一時的に戦闘不能にするだけの効果が期待できなくはなかったし、特別な資源を必要としない無差別大量破壊兵器というアイデアは一部の人々にある程度の衝撃を与えたかもしれない。1995年のアンタラー・アホーンダーラー博士によるアンチヒスタミンの開発は、明らかにこの小国による悪魔の兵器の開発という事件のショックを受けたものである。
この記事は、4月1日に立てられました。この記事の中身はまったくのデタラメです。
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