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Wikipedia:井戸端/subj/SOCKETS人物データベースについて

SOCKETS人物データベースについて

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goo辞書の「人名事典」におきまして、「SOCKETS人物データベース」が出典としてよく出てくるのですが、これはWikipediaにおいても出典として用いて特に問題ないものでしょうか? どうやら音楽などのエンタメ関連をメインとしたデータベースのようですので、それらの分野の人名記事を執筆するような場合はかなり使われそうな気がします。"SOCKETS人物データベース"でWikipedia内を完全に一致で検索したところ今のところ9件でした。私はついさっき知ったばかりで、このデータベースの信頼度などがまったくわかりませんのでお訊ねした次第です。よろしくお願いします。ちなみに私は普段は出典用としては「コトバンク」をよく使っています。--ねこざめ会話2020年7月3日 (金) 19:01 (UTC)[返信]

  • コメント あくまで個人としての意見ですが、「ダメではない、が、取り扱い注意(それしか情報源がない場合には特に注意)」ぐらいの感じじゃないでしょうか。
  • 基本的にWP:RSは、信頼できる執筆者によって書かれる、信頼できる査読が行われている、ということによって高まるものとされています。なので、同じ辞典類でも、ブリタニカやエンカルタなど、記事単位で著者の記名のないものは信頼性が劣ることが示唆されています。この観点ではSOKETS人物データベースは、誰がどのように執筆しどのように査読されているのかが不明です。
  • コトバンクの場合、[1]にあるように、基本的には単独で成立している辞典類を参照している格好になっています。紙の文献の内容をネットでも閲覧できる、という方式です。ただし参照されている辞典類もいろいろです。古典的な辞書類は、それ相応の信頼性があるでしょう。一般論ですが、記事毎にその分野に相応の見識がある学者が執筆し、相応の編集者がいて、最終的に小学館の名で刊行されるということで、然るべき見識による2、3重の査読がなされた上で世に出ているだろう、ということで信頼性が高くなります。コトバンクでは参照できなくても、ふつうは紙の辞典には誰が記事を担当したかが列記されており、それが信頼性を担保する格好です。一方、ウェディング用語辞典とかチョコレート・ココア辞典とかになってくると、その分野で宣伝や商売をやっているであろう事業者の情報源は、査読や中立性の観点で不安があるかもしれません。ただ一応、コトバンク(朝日新聞出版)に採用される程度には内容の保証があるということはいえるでしょう。日外アソシエーツの人物事典類も多数ありますが、これも古典的な事典類よりは取扱注意度はあがります。「物故者」を扱うものは安全側でしょうけれど、「現代外国人名録2016」とか存命人物になってくると要注意です(生年月日とかの単なる事実はセーフでも、評価の情報源としては要注意)。芸能人にとっては「出生地」「誕生日」も時として商業上の理由で虚偽の情報を公称するというむきもあるでしょうし、「公式情報」が100%真実・事実とも言えないこともあるでしょうし。
  • これに比べてgooでは[2]に情報源リストがありまして、コトバンクよりはかなり劣ると感じます(情報源にはWikipediaもある)。問題の「SOCKETS人物データベース」は、[3]が提供しているようです。[4]によれば「各専門家と情報解析技術」がデータベースをつくっているとのことですが、抽象的でよくわからないというのが正直なところです。誕生日だとかの簡単な事実であればそう問題はないでしょうけど、評価に関する場合には、もしかすると宣伝的な情報を提供しているのではないか、という点で中立性に疑問がつくかもしれませんよね。なので、これが唯一の情報源になるようだと、かなり注意を要するというところでしょう。
  • たとえばgoo人名事典で、いわゆる不祥事(逮捕、実刑判決レベルの)を起こした芸能人・スポーツ選手を検索してみるとSOCKETS人物データベースに色々書いてあるのですが、なんかフィルターがかかっている人とそうでない人がいるような、明らかに情報に偏りがあるような感じはします。はっきり逮捕歴も書いてある歌手、まったく触れられず美辞麗句の並んでいるアイドル、生年月日と出生地しか書かれていない人物など。刑の軽重には比例していないような。--柒月例祭会話2020年7月4日 (土) 01:03 (UTC)[返信]
  • ほかにも、お笑い芸人を検索すると「天才」とか「ド天然」とか「多彩」とか書かれていて、ちょっとね、という感じ。--柒月例祭会話2020年7月4日 (土) 01:10 (UTC)[返信]
  • (コメント)そのデータベースの運営はソケッツというマザーズ上場企業です。全く信用できないというわけではないでしょうが、小学館平凡社とは比べないであげてください。--6144会話2020年7月4日 (土) 03:35 (UTC)[返信]
    • コメントありがとうございました。あまり有名ではない人、比較的新しい人も検索にヒットするということで便利な反面、注意して取り扱う必要がありそうですね。人物の説明文を読んでいると、場合によってはくだけ過ぎていて、ちょっとこれは…、と同じく感じます。SOCKETSは情報をメインに取り扱う会社のようですので、このWikipediaにおける発言も読むかも知れませんし、それが改善につながってくれたら嬉しいな、と少し思ったりもしましたが、当面は見かけない名前の人を調査するときの、足がかり的な使い方が適しているかな、という印象です。もし出典として使うようなときは、十分に注意して取り扱うように致します。
    • それと、6144さん、投稿内容のサブページへの移動ありがとうございます。次に話題を投稿する際は新しいサブページを作成するように致します。--ねこざめ会話2020年7月5日 (日) 00:55 (UTC)[返信]