Wikipedia:井戸端/subj/辞書の検索結果の転載
|
Yahoo!辞書の検索結果の転載は是か非か
[編集]お世話になります。
斎藤一のノートで、Yahoo!辞書の検索結果をそのままコピーしていると思われる文章に出会ってしまいました。いちおう執筆した方にその旨を指摘してみましたが、ご本人には著作権にかかわる問題だという認識はまったくないようです。どうもYahoo!辞書を読む限り、コンテンツの提供元は著作権をきちんと留保しているように思われるので、手続きを踏まずに利用するのは問題があるように思います。この場合、どういうふうに対応したらよいか、アドバイスがいただければ幸いです。Wikipediaのヘルプもいろいろ読みましたが、どのガイドラインももっぱら記事本文の記述を前提としているように読めます。ノートでの記述についても適用できるものなのかよくわからず、ここでご相談する次第です。
そもそも、ご本人があまりにも平然としておられるものですから、この事案が著作権侵害にあたるのかどうかも自信が揺らいでおります。あわせてアドバイスいただければと思います。よろしくお願いします。--呆庵入道 2006年11月4日 (土) 15:01 (UTC)
どことどこの文章のことをいっているのかが分かりませんが、基本的に完全な引用は自分に著作権がない限りしない方がいいというのが前提だと思います。著作権の切れているものに対しては気にする必要はありませんが、ネット上の文章の引用でもしないことが好ましいです。その一方で「~から引用した」などのように記述されていれば、ある程度の問題の回避は可能かと思います。もし、著作権問題で指摘されたら削除すべきですがこの辺りは非常に難しいと思います。上の方でも云ったとおり、現在の日本の著作権法は考え方が非常に時代遅れ気味です。現代のネットが広まった現状からすれば前時代の著作権法をそのまま適用するのは難しいと思いますし、「共有できるものは共有すべき」なネットの考え方と相反してしまいます。勝手に「他の人のものを自分のもの」といってしまうのはダメですが、「~のものである」ということを明確にすれば、何ら問題ないと考えるのは間違っているのでしょうか。 --Mzm5zbC3 2006年11月4日 (土) 15:39 (UTC)
- 出典を明示しておくことが法的にも議論の上でも望まれます。著作権の問題は、本文記事でもノート欄でも同じですので、引用のガイドラインなどを参考にしてください。ただ、「辞書のなかのある単独の項目の記述」に著作物性が認められるかどうか、というのは難しいなあ。誰か、信頼できる意見を見た事がある方がいれば、ご指摘頂きたい。たぶんそれが争われた事はないのではないかと。実際に訴えられる可能性はそうとう低いでしょうから、削除依頼に出すかどうかの判断はお任せします。
- Mzm5zbC3さんの「~のものである」ということを明確にすれば、何ら問題ない」というのは、恐縮ながら間違っています。発想としては間違ってないですが、問題がある場合もしばしばあるのでご注意下さい。著作権法が時代遅れである事には同意しますが、時代遅れの法であっても従わなければ、処罰の対象となります。著作権法自体について、法改正などを視野に入れた意見は、ウィキペディアではなく、文化庁著作権課や官邸の知的財産戦略本部宛に送る事が望ましいです(年に1~2回はパブリックコメントも募集しているはずです)。--58.80.90.4 2006年11月4日 (土) 16:32 (UTC)ログアウトしてたので再署名--Ks aka 98 2006年11月4日 (土) 16:37 (UTC)
送信可能化の点から見れば、ノートでも本文と同じでしょう。引用の要件、すなわち「引用元の明示」、「引用の必要性」、「主従関係」、「引用であることの明確性」を満たしていれば問題ないです。ご指摘の例では「無知の意味をご存じないようなので~」以下がこれにあたるとお見受けします。厳密には上記要件を満たしてはいませんが、どの辞書をひいても同じような表現でしょうから、まあ問題ないのではないでしょうか(Yahooの元は大辞泉、別にexite、大辞林が元)。ところであちらでの議論がだいぶ紛糾しているようですが、Wikipedia:コメント依頼のご利用をお勧めします。--Calvero 2006年11月4日 (土) 16:26 (UTC)
- 著作権法は親告罪だから訴えられるまでは罪じゃないだろ--かびお 2006年11月4日 (土) 21:19 (UTC)
- Wikipedia は個人サイトではないので著作権配慮は大変重要です。著作権侵害は著作者に対しても Wikipedia に対しても Wikipedia の管理者、他のウィキペディアンに対してもその他多数に対して迷惑以外の何者でもありません。マナーなどを考えてください。また、言葉遣いもコミュニティにおいて重要な意味を持ちます。 --Mzm5zbC3 2006年11月4日 (土) 22:29 (UTC)
既に皆さんが書いていることなのですが。ノートでも著作権侵害は適用されると思います。しかし、「無知」の意味をウェブ辞書から転載したものが著作権侵害の虞があるとは思えません。そうだからといって転載してもいいとは言っているのではありません。引用として処理すべきだろうと思います。つぎに、相手の方が著作権侵害に気付かず、また、問題にもしなくとも、あなたが著作権侵害の虞があると考えるのであるならば、削除依頼に出すべきだと思います。因みに、該当ノートは以前にも削除依頼に出されていますが、その記録がないところを見ると「存続」で処理されたようですね。履歴を見れば分かるのですが。その時の一方の方が、いまあなたが相手にしているユーザーです。念のためお知らせまで。--Namuami 2006年11月5日 (日) 06:16 (UTC)
- みなさんこんにちは。ご助言ありがとうございます。非常に参考になりました。
- まず、ノートでの発言も、記事本文の場合と著作権の扱いは同様ということですね。疑問点が解消しました。
- 当該部分が著作権侵害に当たるかどうかはやはり微妙ということでしょうか。ただ、ご教示の「引用のガイドライン」を読むと、引用の要件を満たしてはいないように思われます。やはり、著作権侵害であるという前提のもとに、もうしばらく説得を続けて、ご本人の対応ぶりを見ながら、削除依頼に付すべきかどうかも含めて、もう少し時間をかけて考えてみます。--呆庵入道 2006年11月5日 (日) 11:41 (UTC)