Wikipedia:井戸端/subj/脚注での表現方法について
|
脚注での表現方法について
[編集]言葉ではうまく説明できないのですが、海兵隊の脚注などを見ていただけたら分かっていただけるかと思います。最近このような脚注を見かける気がします。
見たところ脚注の内容(今回のケースは出典)をソースコード中ではなく別の場所に記しているのですが、その記載場所が「参考文献」の節であり、脚注節には参考文献に書かれた出典への内部リンクがズラズラと並んでいます。なので、脚注リンク([1]とかのことです)をクリックすると一旦脚注節に飛び、さらにそこにある内部リンクをクリックしないと参考文献に書かれた出典にたどり着けないのです。Help:脚注では本文とは別の場所に脚注コメントを記す方法が紹介されていますが、紹介されている方法では脚注節に脚注の内容を書いているので、脚注リンクをクリックすると脚注節のコメントに飛ぶという標準的な動作をします。
つまりHelp:脚注で書かれている記述方法なら、出典が本文中にあろうが別の場所にあろうが『出典リンククリック→脚注節にある出典を確認』という動作なのに、海兵隊では『出典リンククリック→脚注節にある出典(参考文献節)への内部リンククリック→出典を確認』という流れになります。
上記の海兵隊の脚注方法は特に間違えているといった訳ではないのでしょうか。私は今まで脚注の内容は本文中に書いてきたのですが、いくつかの記事で海兵隊と同様の記述方法が見受けられたので何か意味があるのかと思い質問させていただきました。Help:脚注では海兵隊のような脚注については触れられていないと思うのですが、もし何らかの形で海兵隊での脚注方法が明文化されていたらすみません。--Elma(会話/履歴) 2014年3月14日 (金) 18:21 (UTC)
- 脚注と書誌情報の分離は、本来、ひとつの文献の複数個所を参照している場合に有益なものです。例えばコスタリカの歴史などをご覧ください。同じ著作(モリーナ)から複数回、その都度違うページが参照されています。ページ情報がなければ、分厚い本の中からどのページを開けばいいのかわからなくなってしまうので、文献の何ページ目に基づいた記述なのかをはっきり示すことは有益です。しかし単純な参考文献リストの方式では、参照するページごとに参考文献リストに項目を設けると、書誌情報が何度も反復されて大変冗長です。かといってひとつにまとめてしまうとページ情報が書けません。そういったケースを想定しているとお考えください。
- 海兵隊の記事は特にページ情報などが記述されているものではないため、現状ではこの方式をとる積極的な理由はありません。ただ、本来ならば「小林」「上田」などの何ページ目かが明記されることが望ましく、そのときにこの分離は意味を持ってきます。
- もう一点、編集者目線で脚注・書誌情報分離方式のメリットを述べるならば、
<ref>~</ref>
の中身が短くなるため、ソースが読みやすくなると言う点もあります。ただ、このメリットは、<ref>~</ref>
を本文中ではなく<references>~</references>
の中に書く方式(H:LDR)によっても得られるものなので、ページ番号が問題でないならばそちらを用いたほうが読者に優しいでしょう(1度のクリックで書誌情報にたどり着ける)。--朝彦(会話) 2014年3月14日 (金) 19:05 (UTC)
出展の示し方にハーバード方式とバンクーバー方式というものがあることは初めて知りました。私は今まで同じ文献からの出典でもページ毎に書誌情報を反復して脚注に書いていたため、「通常の書き方では同じ文献から多数の情報を得ているケースでは反復し冗長になり、まとめるとページを示せず出典として不十分」という説明で理解できました。これからは状況に応じて使い分けしていきたいと思います。朝彦さん・アルビレオさん、どうもありがとうございました。--Elma(会話/履歴) 2014年3月15日 (土) 10:04 (UTC)
- ほぼかぶっておりますが、やや別の視点から。脚註と書誌情報との分離については、(1)「脚註が読み易い」(2)「ソースが格段に読み易い」(refsはかなりスキルのある方でないと使えません)、(3)「文献リストが完全なものに近づき、統一性があり、読み易い」と言うメリットがあるでしょう。(3)はつまり・・・ref内に直接ぶちこんでしまっては、読者から見て、脚註と参考文献一覧に多数の文献が散在するのはメリットにならない、読み難いと言うことを指します。50音順にも年代順にもジャンル順にもなりません(規模が大きいと書籍・新聞・論文で仕分けされることは当然あり得るのに!)。ただ、refでの登場順にはなりますので、バンクーバー方式に近いものにはなりますが・・・。私の経験上ですと、大規模な記事ではこの脚註分離形式の方が、良い結果を生む様です。とにかく、ぱっと見た時の可読性が良いのです。反面、短い記事では普通に直接refにぶちこんだ方が、ワンクリック分お得かもしれませんね(個人的には短い記事で手抜きをする時だけでしたね、refに書誌情報まで詰め込むのは)。比べれば、ちゃんと書誌情報一覧を設ける場合、jaではバンクーバー方式よりハーバード方式の方がずっと一般的な様ですね。また、単一の文献で複数のページを出典として用いる場合には・・・朝彦氏が既に言及されていますね。なお、refは短ければ短いほどソースレベルで短く可読性が良く生産性が高いと思われますが、Template:sfnを使うのが一番短い感じです。Bf110のソースなど、如何でしょう。まあsfnにするかどうかはrefにするかはともかく、仮にもしですよ。全ての脚註にrefで書誌情報を丸丸ぶちこんでいたら・・・想像してみて下さい。悪夢の様なソースとなっていたことでしょう。現状でも十分悪夢ですが。大体執筆者自身がまともに執筆できません。まあ、結局は主執筆者の裁量でいいんですけどね。なお如意ヶ嶽の様に、著者名ベースではなく文献名ベースと言うのも許されますよ。なお私は参考文献一覧でバンクーバー方式を意図して使った事はありません。別に否定している訳ではなく、ただの好き嫌いとか手クセです。--Hman(会話) 2014年3月15日 (土) 20:13 (UTC)
アドバイスありがとうございます。バンクーバーかハーバードか直接記述か、分けるにしても文献名ベースか著者名ベースか、最終的には執筆者たちの裁量でいいということなのですね。私はハーバード方式の脚注方法を見たとき「このタイプの記事はこういう風にしなさい」といった決まりごとがあるのかと思っていました。これからはノートページなどを使って記事の状況に合わせた方式を話し合い、うまく編集していきたいと思います。Hmanさんありがとうございました。--Elma(会話/履歴) 2014年3月17日 (月) 03:42 (UTC)