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Wikipedia:井戸端/subj/編集チェック:編集初学者向け、ビジュアルエディタ対応の新ツールを開発中

編集チェック:編集初学者向け、ビジュアルエディタ対応の新ツールを開発中

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Screenshot showing the reference Edit Check being activated at ar.wiki
イメージ図:アラビア語版ウィキペディアの編集チェック・ツールの画面。

編集チームで開発中の新ツールはビジュアルエディタ対応です。名称は 編集チェック(Edit Check)といいます。

編集チェックは編集初学者を対象に、記述に出典を補うように促します。またこのプロジェクトの本来の趣旨として、編集初学者が記事に新しい情報を追加して投稿する〈前〉に出典を追加してくれるようになると、全体としてどのプロジェクトにとっても有益だと考えています。

よろしければ皆さんもこの新ツールの初版を試用して、ご感想を教えていただけないでしょうか。試用の具体的な方法は以下の「試用の手順について」をご参照ください。

これを開発する理由は?

現在のところ、記事編集の方針「情報源を出典として示すこと」に気づいていない人でも記事の編集自体は可能で、典拠のないまま事実を追加してしまいます。こういう編集は結果として巻き戻されることがしばしばですし、投稿したご本人はさぞ、がっかりすることでしょう。あるいは経験を積んだ編集者は相手は違っても、何度も似たような低湿な編集をチェックしなければならず、イライラが蓄積しがちで、しかも経験が浅い利用者のトークページに注意喚起のメッセージを書いても、相手が気づかないままだと未読になります。

そこで当チームは、現状では出典の追加に着目していますが、今後はどんな注意喚起をするか、さまざまなニーズがあると予測しています

試用の手順について

皆さんのコミュニティに機能の試用をしてもらえるようにしますので、初版に関するフィードバックをお寄せください。

この編集チェックは、以下の手順どおりに有効にした場合のみ、使えるようになります。つまり、現状ではまだ編集初学者には可視化してありません。

日本語版ウィキペディアでこの編集チェックツールを試用する方法。

  1. ビジュアルエディタに切り替え、記事名前空間にあるお好きなページを編集モードで開きます。
    • この機能の対象は記事ページ限定です。
  2. ブラウザのURL欄の文字列末尾に &ecenable=1 と追加します(以下のサンプル、太字部分)。
    • 例:https://ja-two.iwiki.icu/wiki/%E5%A4%8F&action=edit&section=1&ecenable=1
  3. そのURLのまま、ブラウザの再読み込み(リロード)をします。
  4. どこかに新しい文を加筆しますが、最低、50文字を記し、この部分には出典はまだ、追加しません。
  5. 公開…ボタンを押します。
  6. すると、右の通知文が表示されるはずです。"出典を追加する"
  7. ✅ これでテストは成功です。
    • ただし、ここでページを保存しないでください。保存してしまうと、その結末は予想されますよね?

では、以下の質問項目をお読みください。

皆さんからのフィードバックをとても重視しています。このプロジェクトが全ての言語版のウィキペディアに対し、次にどう動けば良いか、ぜひ判断材料をご提供願います。

当チームでは、次の各点に関心を寄せています。

  1. 日本語版ウィキペディアで、この機能を編集初学者向けに提供すると仮定して、どう思われますか?
  2. こうしたらもっと改善できるというご指摘はありませんか?
    • ご留意点:せっかくのご指摘をいただいても、全ての変更点を即座に盛り込むことは不可能かと思われます。グローバルなニーズを頭に置いて、ご協力願えましたら誠に幸いです。
  3. この機能を試用してみて、何かおかしいとか、わからないと感じられた箇所はありませんか? それはなんでしょうか?

上記の3問に縛られず、どうぞご意見やご指摘をお聞かせください。よろしくお願いします。Trizek (WMF)会話2023年10月31日 (火) 16:32 (UTC)[返信]

返信 お疲れさまです。試してみました。
1に関しては、良い機能だと思います。2についてですが、最初に表示されるメッセージが、「出典を追加することで、読者がこの情報の出所を理解できるようにします。」となっていますが、より積極的に出店追加を勧奨する文言、例えば、
「記載した文章には、出典をつけることが推奨されています。WP:CITE」とハッキリ書いた方が良いのではないか、と。
3について、ですが、特に不具合はありませんでした。--Anesth Earth会話2023年11月2日 (木) 13:59 (UTC)[返信]
コメント ここで試すのは怖いのでtestwikipediaで試してみましたが問題はありませんでした。--Chqaz会話2023年11月9日 (木) 00:07 (UTC)[返信]
I'm sorry to use English for my reply. I hope this is okay for you. 邦訳にご協力ください. ありがとうございました。.
Thank you for testing the feature, @Anesth Earth @Chqaz.
We plan to provide this feature to newcomers at Japanese Wikipedia. Newcomers would be reminded to add citations. Experienced users would see less edits with not citations.
The goal is to work together on a feature that fits your needs, along with other communities' needs. Do you think we can create a small group of Japanese Wikipedia users interested by this topic?
よろしくお願いします。--Trizek (WMF)会話2023年11月16日 (木) 16:02 (UTC)[返信]
返信 (利用者:Trizek (WMF)宛) All right. If you would like to set up a small group to test this feature, I would be willing to join.--Anesth Earth会話2023年11月23日 (木) 13:57 (UTC)[返信]
@Anesth Earth, thank you!
If you know some other users who would like to participate, please let them know about this conversation.
Before we give this feature to more users, we need to clarify two points.
  1. We don't want to show Edit Check to everyone, as experienced users don't reallyneed it. At the moment, we plan to show the Edit Check to users with less than 100 edits. What do you think?
  2. Edit check is activated when a certain number of characters/kanjis/kanas are added. The default is 50 characters now, but this number may not be adapted to Japanese language. What do you think?
We can configure more options, directly on Japanese Wikipedia.
Thank you again! Trizek (WMF)会話2023年11月23日 (木) 16:04 (UTC)[返信]
この機能は、経験ある参加者の手間を減らすことはでき、新規参加者のうち、ある程度強い動機を持って参加する人たちには有用ですが、試しに書いてみようという人たちを排除してしまう点には注意が必要だと思います。
日本語版ウィキペディアは、比較的出典を示すことに厳しく、定着してきたように思いますが、新規参加者に、提案の形で出典を求めるのは、参入ハードルを高めてしまうように感じます。
書き込んだ後に出典をつけろと言われても、準備していない場合、どうしたらいいかわかりません。慣れない新規参加者であれば、投稿をあきらめ、参加をあきらめるでしょう。せっかく書き込んだ内容を保存して、後日再投稿するとまでは考えないと思われます。
日本語版の新規編集者は、かなり若い編集者も多く、また大学でも十分論文作法を身につけていない場合もあります。日本語版での編集が多いとされるポップカルチャーの記事に関しては、DVDやテレビ、ラジオなど放送媒体など、出典の取り扱いが難しいことも少なくありません。また、ウィキペディアで求められる出典の粒度や頻度は、一般的な論文で求められるものよりも厳しいと思われます。法学などは、ウィキペディアと同程度の出典を付けますし、社会学や文化研究でも同程度の出典が必要とされることはありますが、数学や物理学ではだいぶ違います。出典の必要性の意味合い自体が異なります。こうした参加者たちを、門前払いしてしまうという形です。
既に参加している編集者にとってはコストとなりますが、書いてみて、会話ページで怒られたり説明されたりして、というステップを踏むほうが、新規参加者の定着率は高いと考えます。ここはトレードオフで、どちらのために導入するか、というところでコミュニティが判断すればよいと思います。
表示される文章は、語順をいれかえて「読者がこの情報の出所を理解できるように、出典を追加していただけますか。」、それよりも書き手の利益を示す「あなたが書いた情報の信頼性を担保するために、出典を追加していただけますか。」のほうが効果的であると考えます。
「いいえ」を選択したときに表示される「出典を追加しない理由」は、「しなくてもいい理由」と受け取られる可能性がありそうです。わからない、広く知られているといった理由は、出典をつけなくてもいい理由にはなりません。また、変更と出典に関係がないという判断は新規参加者には難しく、間違った判断を促すでしょう。「検証可能性の方針を確認し、出典が必要とされると考えられる場合は、後日でも出典を加筆していただければ幸いです」のようなメッセージがよいのではないでしょうか。
むしろ、これはすべての編集者に対しての注意喚起として考えたほうがよいかもしれません。出典が書かれていれば表示されないのであれば、経験ある編集者がメッセージを見ることはありません。出典をつけ忘れたことをチェックしてくれるならば、歓迎されるでしょう。経験があっても出典を付けない編集者には、注意喚起をする必要があります。慣れない新規参加者が出典を付けないことよりも、経験がある編集者が出典を付けないことのほうが、問題です。編集回数は制限を付けないことを提案します。
文字数に関しては、2バイト文字なら連続した20文字、または30文字程度の記述なら、おおむね出典が必要な記述となりそうです。--Ks aka 98会話2023年11月28日 (火) 12:20 (UTC)[返信]
私は日本語が書けないので、DeepLを使ってこの答えを書いています。私の答えの中に不明瞭な要素があったらごめんなさい。その場合は教えてください。
@Ks aka 98詳細な回答をありがとうございました。もしよろしければ、もっとお聞きしたいことがあります
いくつかのウィキで同じような会話をしていますが、Edit Checkは、自分が追加した情報の出典を追加することがウィキペディアのとても重要な側面であることがわかるので、ただ書いてみたいという利用者の助けになると聞いています。あなたがおっしゃるように、それは義務になるようなものです。私たちは、出典がないために多くの編集が差し戻されていることを知っています。私たちは、利用者が公開前にこれを修正する機会が増え、その結果、自分の編集がウィキに公開されたままになるので、モチベーションが保たれると期待しています。あなたがトークページで説明したほうがいいと書いているように、日本のウィキペディアでは異なる文化的アプローチがあるのかもしれません。私たちの観察によれば、ウィキではそのようなことはめったにありませんし、せいぜい、適切な説明をしないあらかじめ決められたメッセージで行われる程度です。
引用を求めることが本当に妨害になるのかどうかを見極める必要がある。そのためにはテストするしかない。プロセスの各段階で放棄率を測定することができる。私たちは、通常の経験と比較するために、一部のユーザーに出典の要求を提供します。これが、私たちが日本語版ウィキペディアにこのテストを実施する許可を求める理由です。
もしあなたがこのテストの実施に同意してくだされば、あなたのコミュニティとの実りある協力が始まることも期待しています。編集チェックの進化を定義するために、あなたは私たちを助けてくれるでしょう。そうすることで、あなたのウィキに合った機能を持つことができますし、私たちが大多数のウィキに合った機能を作る助けにもなります。
メッセージの文言については、いつでも変更することができます。どのようなメッセージに関しても、あなたのコミュニティからの同意が必要です。誰でもtranslatewiki.netで変更することができます。
編集チェックを全ユーザーに提供し、文字数を20-30文字に設定するというあなたの提案を、私は好意的に受け止めています。
このプロジェクトに関するご配慮に改めて感謝いたします。何かお手伝いできることがありましたら、お知らせください。
Trizek (WMF)会話2023年11月30日 (木) 14:58 (UTC)[返信]
こんにちは。皆さんお元気でしょうか。 この度、新規のお客様を対象にエディットチェックのテストを行いたいと思います。そのために、A/Bテストを実施しようと考えています。新人のあるグループには編集チェ(Edit Check) ックを有効にし、別のグループには編集チェックを表示しない。テストは数週間続きます。 私たちの目標は、2つのグループの間で比較を行い、ソースの追加を促すことが人々をブロックするのか、それとも実際にソースが追加される結果になるのかをチェックすることです。結果はまたお知らせします。 このテストの間、日本のウィキペディアコミュニティは特別なことをする必要はありません。テストがいつ始まるかは、まもなくお知らせします。もし私たちが対処できないような異議があれば、テストは行われません。ですから、ご質問やご意見があれば、喜んでお答えしますので、以下にお書きください。 実りあるコラボレーションを楽しみにしています。ご清聴ありがとうございました。--Trizek (WMF)会話2023年12月6日 (水) 16:57 (UTC)[返信]
@Anesth Earth @Chqaz @Ks aka 98
こんにちは。来週月曜日にこの機能を導入する予定です。新参者の50%だけがこの機能を見ることになります。残りの50%はコントロールグループとしてキープされます:目的は、この機能が誰にも害を与えないかどうかを検証することです。
質問があればいつでもどうぞ。ご協力ありがとうございます。
Hello. We will deploy this feature next Monday. Only 50% of newcomers will see it. The remaining 50% are kept as a control group: the goal is to verify if the feature is not harming anyone.
I remain available if you have any question. thank you for your assistance.
Trizek (WMF)会話2024年2月16日 (金) 09:17 (UTC)[返信]
こんにちは
「出典チェック」についての試行レポートを発表しました。その結果をご紹介したいと思います。
日本語版ウィキペディアでは、これまで25.2%のIPユーザーと新規ユーザーが引用を追加していました。2024年2月18日から4月4日までの期間中、私たちが「参考文献チェック」を促すことで、この数字は49.7%に増加しました。これは重要な増加です。この変化に気づかれたかどうかを是非教えてください。
上記の数値は、テストを実施した他のウィキで観察されたものと同様です。報告書全文(英語)はこちらです
日本語版ウィキペディアでのテストはとても役に立ちました。近日中に試行段階を終了し、すべての新規利用者にこのツールをデフォルトとして提供する予定です。そうすることで、引用を追加することが必須であることを学ぶことができるでしょう。
私たちは早々に新しい 「チェック 」機能に取り掛かります。編集中にユーザーに情報を表示することで、他にどのような(問題視されている)編集傾向が改善されると思いますか。新しいアイデアを募集していますので、ご意見をいただけると本当に助かります。
Trizek (WMF)会話2024年6月6日 (木) 10:00 (UTC)[返信]