Wikipedia:井戸端/subj/商標を含む写真のアップロード
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商標を含む写真のアップロードについて
[編集]日本語版Wikipediaでは商標となっている画像をアップロードできないことは承知しておりますが、「商標を含む写真」についてはどのような規則ないし著作権法上の判断になっているのでしょうか?例えば、渋谷駅前交差点では画像にHMVやUCカードなど複数の商標が含まれていますが、風景として容認できるだろうというのは私、素人ながら推測できます。反面、マックスコーヒーに掲載されている写真は、仮にコカコーラ社のブランドたる「ジョージア」や「マックスコーヒー」の商標の画像をそのまま掲載した場合と、どのような違いがあるのでしょうか?今後の参考にさせていただきたく質問させていただきました。--Seragaki 2007年1月6日 (土) 07:28 (UTC)
- 法律には疎い自分ですが、以前JR東日本のICカード「Suica」の画像についての議論(ノート:Suica)を見たことがあり、ご参考までに書かせていただきます。「登録商標」というものは、登録者以外が「商用で」その商標を使用することを禁止しています。日本語版ウィキペディアでは、画像や文章などは「商用利用可能」と規定されているため、「ジョージア」や「マックスコーヒー」の商標画像そのものを記載することはできません。これは、商標法の侵害になってしまいます。ちなみに、アメリカでは「フェアユース」といった概念があり、著作権や商標権の所在を明示さえすれば、権利者に断りなく、その著作物や商標を使用することができます。英語版のウィキペディアで、芸能人の写真や、企業のロゴを多く見かけるのはこのためです。一方、「マックスコーヒーの缶に印刷されているロゴ」はどうかというと、日本語版では、ロゴを含む画像を排除する、というルール自体はありません。風景や製品の画像に写りこんだロゴを削除する例など(例:画像:Haneda Bigbird NorthWing.jpg)はありますが、これは日本語版で見られるローカルな動きであって、ウィキメディアプロジェクト全体の合意ではありません。記事に対して適切な画像であれば、使用できると思います。(例:画像:Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ, Fuchu Branch.jpg)詳しくは、Wikipedia:写真中のロゴについても参照してみてください。--Genppy 2007年1月6日 (土) 09:06 (UTC)
- 商標法は商品を指し示す呼称や記号として使用する際の規制に関する法律であり、商品から切り離しての使用に関しては商用非商用を問わず法の範囲外になります。法的問題になるとすれば著作権ですが、建造物などの形で屋外に著作物が存在する場合、その「風景」に対して著作権を主張することはできないとされています。ロゴが主題でない写真のロゴが処理されている理由には法的問題というより宣伝性の排除という趣きが強いと思われます。--Extrahitz 2007年1月6日 (土) 09:28 (UTC)
- ノート:Suica、Wikipedia:写真中のロゴについてが大変参考になりました。ありがとうございます。マックスコーヒーのように商標が主題となっている写真の取り扱いについて、ja版ウィキペディアでは合意はなく、フェアユースに「類似した」取り扱いで運用されていると認識しております。--Seragaki 2007年1月9日 (火) 01:37 (UTC)