Wikipedia:井戸端/subj/同人サークル・同人作者に関する特筆性の基準
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同人サークル・同人作者に関する特筆性の基準
[編集]- はちみつくまさんの記事に「著名性」タグが張られていました。ここは同人ゲームサークルとしては最大規模のサークルの一つであり、シャッター前配置経験も何度かあるはずです。このレベルのサークルで著名性に問題があるとされると、同人サークルをどこまで掲載してよいのか?という疑問が出てきます。日本のWikipediaではオタク文化に関わる記事の更新頻度が高いとされる議論もあり、既存のWikipedia:特筆性を前提としつつ同人文化に適応した基準の策定を考えるべきだと提案してみます。
- 私自身の専門分野である同人音楽ではサークルを例示した「第三者による商業出版物」として「同人音楽を聴こう!」が典型的に挙げられますが、私自身の現場感覚で言うと「同人音楽を聴こう!」は偏りが大きい上にさほど特筆性の高くないサークルも多数取り上げられており、この本に掲載されているサークルであればWikipediaに掲載してよしというルールでは「著名性」として違和感があります。また、コミケもしくはそれに類する大規模即売会での配置(シャッター前等)を唯一の判断基準とすると、マイナージャンルで特筆性のある活動をしているサークルに対して不当に低い評価を下すことになりかねません。
- 基準策定の参考にはWikipedia:特筆性 (ウェブ)が使えるかもしれません。WP:特筆性(ウェブ)では「些末でない公表著作」にはっきりウェブサイトが明記されており、ウェブサイトに対する価値がWikipedia:信頼できる情報源より一段格上と扱われていることをうかがわせます。本質的にウェブコンテンツとしての面も大きい同人文化に対する議論では、ウェブ評論による評価も根拠として取り上げていくための適切なバランスを検討すべきかもしれません。--きたじま/あかみ 2009年2月21日 (土) 16:34 (UTC)
- (コメント)Wikipedia:特筆性 (ウェブ)(この版)の記述を引用すると「ウェブ特有のコンテンツ」となっているので、Web外(ゲームの企画)に特筆性 (ウェブ)を適用するのは無理かと。Googleでも社員募集の広告くらいしかHitしないし。サークル活動について第三者の公開された評価(これが「信頼できる情報源」に当たります)を具体的に示せないとサークルとして特筆があるとは検証することができないです。つまり「自己紹介(自己Web)」の存在を呈示するのではなく「他人による紹介」の存在を呈示することが必要だと考えます。例えば同人ケームのレビューをしている雑誌・書籍にインタビューとかコラムが載っている場合にその雑誌・書籍のページを提示するとかでないと評判を検証できないということです。--あら金 2009年2月22日 (日) 01:49 (UTC)
- (返信)逆に言うと、「他人(の商業出版物)による紹介」が存在すれば記事を作ってしまって良いのか?という問題があります。精選されたレビューを掲載している書籍は私が知る限り皆無なので……ただ、Wikipediaの方針は文献根拠の存在にこだわるわけで、「第三者による書籍レビューに載っているならやっていい」と言い切ってしまうのもアリはアリかもしれません。--きたじま/あかみ 2009年2月22日 (日) 17:18 (UTC)
- (コメント)本来、Wikipedia:検証可能性を満たすことが必須であるウィキペディア日本語版に於いて、「Wikipedia:特筆性」という概念が何故存在するのかということを考えてみれば、検証可能性を満たすものはすべて記事を作成して良いということではないということが推察できるとは思います。--iwaim 2009年2月22日 (日) 17:50 (UTC)
- Wikipedia:特筆性の基準に従って「特筆性を検証可能なもの」であれば記事を作成してよい、というのも違うと思います。少なくとも、同人音楽のフィールドに関して言えばWikipedia:特筆性に対してさらなる判断基準が必要だ、という提案です。なぜこのような提案をせざるを得ないかというと、近年同人文化に対する注目が高まっている関係で商業出版によるレビュー書籍が着実に出始めているわけですが、精選されたサークルに対してのレビューを掲載する媒体がいまだに存在しないため「レビュー等書籍による言及を用いると、多くのサークルが同程度の特筆性を持つ」という状況に陥っています。「同程度の(高度ではない)特筆性を持つ多くのサークル」に対して記事を書いてしまうという戦略が「Wikipediaのルールに従えば機能してしまう」という問題に対して、どのような対処を考えるかというのが趣旨です。--きたじま/あかみ 2009年2月23日 (月) 03:18 (UTC)
- (コメント)一般論としては「Aという情報源に掲載されている」ということ自体が対象の特筆性を証明している訳ではありません。ですから、その書籍を見たことはないんですが、《「レビュー等書籍による言及を用いると、多くのサークルが同程度の特筆性を持つ」という状況に陥っています》ということはないんじゃないか、と思います。例えば、売上が群を抜いているとかそういう情報があれば、そのことが「特筆性」の指標となるでしょう。《少なくとも、同人音楽のフィールドに関して言えばWikipedia:特筆性に対してさらなる判断基準が必要だ、という提案です。》については理解しています。私はその方面の知識がないため協力はできませんが、がんばってください。--iwaim 2009年2月23日 (月) 07:25 (UTC)
- Wikipedia:特筆性の基準に従って「特筆性を検証可能なもの」であれば記事を作成してよい、というのも違うと思います。少なくとも、同人音楽のフィールドに関して言えばWikipedia:特筆性に対してさらなる判断基準が必要だ、という提案です。なぜこのような提案をせざるを得ないかというと、近年同人文化に対する注目が高まっている関係で商業出版によるレビュー書籍が着実に出始めているわけですが、精選されたサークルに対してのレビューを掲載する媒体がいまだに存在しないため「レビュー等書籍による言及を用いると、多くのサークルが同程度の特筆性を持つ」という状況に陥っています。「同程度の(高度ではない)特筆性を持つ多くのサークル」に対して記事を書いてしまうという戦略が「Wikipediaのルールに従えば機能してしまう」という問題に対して、どのような対処を考えるかというのが趣旨です。--きたじま/あかみ 2009年2月23日 (月) 03:18 (UTC)
- (コメント)本来、Wikipedia:検証可能性を満たすことが必須であるウィキペディア日本語版に於いて、「Wikipedia:特筆性」という概念が何故存在するのかということを考えてみれば、検証可能性を満たすものはすべて記事を作成して良いということではないということが推察できるとは思います。--iwaim 2009年2月22日 (日) 17:50 (UTC)
- (返信)逆に言うと、「他人(の商業出版物)による紹介」が存在すれば記事を作ってしまって良いのか?という問題があります。精選されたレビューを掲載している書籍は私が知る限り皆無なので……ただ、Wikipediaの方針は文献根拠の存在にこだわるわけで、「第三者による書籍レビューに載っているならやっていい」と言い切ってしまうのもアリはアリかもしれません。--きたじま/あかみ 2009年2月22日 (日) 17:18 (UTC)
- 長い目で見るならば、同人関連のプロジェクトを作って、その中で合意を、ウィキペディア全体の方針と整合性をもった基準の作成についての合意を得られれば、それで十分だと思います。ただ特筆性に関する境界事例はおそらく多くなるであろうことが予想され、記事の単独・統合、存続・削除に関して、自己宣伝とファン対アンチの抗争が入り乱れるであろう事が予想されます(もちろんこれは程度は違えどおよそどの分野でも同じことですが)。「このサークルを知らないなんて君はモグリだな!」「いやそれは君が信者だからそう思うだけだ」みたいな。短期的な視点で言うならば、とりあえずまずは同人サークルなどの記事に各分野の著名なサークルを記述してみて、そしてその作業の過程の中で、少しずつベストな記述の形を探って行く、という方法を取るのが良いのではないかなと思います。--was a bee 2009年2月22日 (日) 07:37 (UTC)
- (返信)うーん、そう考えると「将来的には削除されることを前提に」しながら、いったん高いレベルの特筆性にこだわらずに大量の記事を書きまくるという手も考えられますな。記事書きまくってみますか。--きたじま/あかみ 2009年2月22日 (日) 17:18 (UTC)
- うーん、削除前提で記事を書きまくる、と言われてしまうと、それは完全に同意できません。削除審議に多数の人の手間と時間がかかるため、失礼ながらここではそれは荒らしに近い行為になってしまいます。これはしばしばウィキペディア上で取られるやり方ですが、まず編集対応可能な形で、すでに存在する記事の中、例えば書かれた音系同人の記事の中などに「著名なサークル」といった節を設けて、そこにいくつかサークルを書いてみる。そしてそこへ出典付ける作業を行ってみる、ということをしながら、どういう種類の出典がどういう場所にあるか、記述に関してどういう難しさがあるか、またサークルから解像度を落とした画像などをクリエイティブ・コモンズライセンスで提供してもらうにはどうしたらいいか、そういう記事執筆を行うさいに使えるノウハウが手に入れていくのが順当だろうと思います。で、そうした節内の記述が十分なボリュームでよい形になれば、自然と「これは単独記事として独立させたほうがいい」といった話になるでしょう。少なくとも、単独記事であれば、まずはちみつくまさんの記事から、何らかの形で特筆性を確認できるような記述や出典が付けれないと、他のサークルへ手を進めていくのはなかなか難しいでしょう。--was a bee 2009年2月22日 (日) 21:31 (UTC)
- 同人音楽で「著名なサークル」という節については、実は過去に削除された経緯があります。まったくもっておっしゃるとおりで「このサークルを知らないなんて~」という文脈での議論でした。となると「特筆性が検証できる範囲ですべてのサークルを記述する」という戦略になりますが、この分野で一般的な商業出版物「同人音楽を聴こう」でレビューされたCDは400枚、サークル数も軽く3桁行くのでこれまたWikipediaで良いとはされない「単なる羅列リスト」に堕してしまいます。というわけで、サークル一覧は同人音楽の記事中に執筆されるよりはカテゴリのほうで執筆されるのが筋が通っているかと考えます。ひとまずサークル個別記事を書くための出発点としてはちみつくまさんの特筆性を検証する手法を検討してみます。全領域に目配りしたレビュー本が最近出てないはずなので、同人音楽より議論が複雑になりそうな予感はしますが。--きたじま/あかみ 2009年2月23日 (月) 03:18 (UTC)
- うーん、削除前提で記事を書きまくる、と言われてしまうと、それは完全に同意できません。削除審議に多数の人の手間と時間がかかるため、失礼ながらここではそれは荒らしに近い行為になってしまいます。これはしばしばウィキペディア上で取られるやり方ですが、まず編集対応可能な形で、すでに存在する記事の中、例えば書かれた音系同人の記事の中などに「著名なサークル」といった節を設けて、そこにいくつかサークルを書いてみる。そしてそこへ出典付ける作業を行ってみる、ということをしながら、どういう種類の出典がどういう場所にあるか、記述に関してどういう難しさがあるか、またサークルから解像度を落とした画像などをクリエイティブ・コモンズライセンスで提供してもらうにはどうしたらいいか、そういう記事執筆を行うさいに使えるノウハウが手に入れていくのが順当だろうと思います。で、そうした節内の記述が十分なボリュームでよい形になれば、自然と「これは単独記事として独立させたほうがいい」といった話になるでしょう。少なくとも、単独記事であれば、まずはちみつくまさんの記事から、何らかの形で特筆性を確認できるような記述や出典が付けれないと、他のサークルへ手を進めていくのはなかなか難しいでしょう。--was a bee 2009年2月22日 (日) 21:31 (UTC)
- (返信)うーん、そう考えると「将来的には削除されることを前提に」しながら、いったん高いレベルの特筆性にこだわらずに大量の記事を書きまくるという手も考えられますな。記事書きまくってみますか。--きたじま/あかみ 2009年2月22日 (日) 17:18 (UTC)
- 議論の出発点として、同人サークルが特筆性あると認められるための基準を提示してみました。利用者:Orihime1024/特筆性(同人サークル) 問題点は残りますが、議論の出発点にはなるはずです。--きたじま/あかみ 2009年2月25日 (水) 04:08 (UTC)
- ある程度大手であれば特筆性があると言えるでしょう。--応援 2009年6月18日 (木) 16:27 (UTC)