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Wikipedia:井戸端/subj/削除依頼・投稿ブロック依頼などの場における「審議妨害」という表現に関して

削除依頼・投稿ブロック依頼などの場における「審議妨害」という表現に関して

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唐突ではありますが昔からの疑問であったため、疲労で頭が働いていないこの機会に、一度ご意見を伺わせて頂こうと思います。

削除依頼や投稿ブロック依頼などの場において、他の参加者さんの投票やコメントでの意見に対する質問・反論を行う、特にそれを複数回行うなどすると、「審議妨害」と見做されてしまうというものが、昔からの一般的な認識としてあるように思います。これはこうした削除依頼や投稿ブロック依頼などの「審議」の場というのは、基本的には各自が粛々と票を投じることだけを行う場である、という認識が、根底にあるのではないかと想像しております。しかしながら「審議」とは言っても、中には明らかに論理的な整合性を欠いた主張に基づく票が投じられるケースも目にします。そうした場合においてですら、指摘を行う事すら罷りならぬというのは、言ってしまえばどんなに論理性を欠いた主張を行っても咎められる事もなく、投票に当たっての論理性の考慮すら事実上要求されない、という場になってしまう事と同義ではないかと思えてしまいます。

「審議」の場であっても通常の(記事のノートなどの)議論と同様に、意見交換によって論点の詰め合いを試みる事はむしろ不可欠なものであると私は考えていますが、それでもこうした削除依頼や投稿ブロック依頼などの特定の議論のみ、そうした意見交換そのものが忌避されるというのは、何か理由などがあるのでしょうか。--Miraburu会話 / 投稿記録 2022年6月1日 (水) 17:34 (UTC)[返信]

  • コメント 審議妨害という言葉の通り、審議を妨害するようなやりとり、を行うことが忌避されていると考えるべきではないでしょうか?論理性を欠いた主張が認められるようなことはあってはなりませんし、時には主張が論理性を欠いていることを示すための指摘であったり、認識の確認が必要な場面はあるはずです。そして、そういった当然必要と考えられるやりとりが審議妨害であると見なされることは(対立相手が、攻撃を目的としてそういったレッテル貼りをすることはあるかもしれませんが)、普通はあり得ないと考えます。
但しこういった行動が行き過ぎると、審議妨害にもなりえるでしょう。例えば、議論に夢中になりすぎて、客観的に見れば相手の主張の問題点は充分に指摘できているのに、主観的に論破できたと判断できるまで、あるいは相手が考えを曲げるまで延々と議論を続けるようだと、それは議論の本筋から離れていきますから、審議を妨害していると捉えられかねません。他には、自分一人しか問題視していない観点について延々と議論を要求する、といったことも、コミュニティが議論したい観点からずらすという意味で、審議妨害と捉えられることもあるかもしれません。例示を先にしましたが、どのような場でもコミュニティとしての合意形成のために議論をしていることを、忘れないようにすることが肝要と思います。相手を説得するのに十分な材料を提示してもなお相手が翻意しないのであれば、それが相手が翻意しないのが悪いのか、自分の説得の仕方が考え方に問題があったのかは、コミュニティが判断してくれるでしょう。議論の観点にしても、本当にそれが重要な観点であれば、自分以外にも同調して議論すべきだと主張する人が現れるはずです。そのあたりの見極めができず、自分本位で議論したいことを押し通そうとするのが、審議妨害に繋がっているのではないかと思う次第です。 --紅い目の女の子(会話/履歴) 2022年6月3日 (金) 05:24 (UTC)[返信]
  •  追記 削除依頼や投稿ブロック依頼で特に審議妨害が忌避されるのは、どちらも後戻りできない結果に至る可能性があるゆえに、議論の対立が起こりやすいからではないかと想像します。これは今思いついたただの感想です。 --紅い目の女の子(会話/履歴) 2022年6月3日 (金) 05:27 (UTC)[返信]
  • コメント 端的には、削除依頼の場に於いてはWikipedia:削除依頼#注意事項に『削除依頼上で他利用者コメントに対し持論を開陳することは、(主張の如何に関わらず)コメント除去に発展する可能性があること』が太字を以て強調明記されているため、基本的には「議論」自体が迷惑行為、議論を発生させること、議論を継続することもまた同様であるという共通認識があるものと思いますし、本来的にはその必要があれば(特定個人間での議論紛糾、意見交換であってWP:CONLEVELに照らし審議参加者全員の議論参加必要性が認められない下位レベルの合意形成ならば)逐次ノートに移動すべきかと思います。ただ、実際にはそのような厳密厳格な運用は為されておりませんし、現状でありとあらゆる審議上に同様の問題が発生しているわけでもないので、慌ててルール改定に動かなくともいいかなとも。
投稿ブロック依頼の場に於いても削除依頼と同様に「自身の賛否意見表明(投票)」が第一であるので、それが自身と意見の異なる他者との対立や議論によって賛否内容が変化する可能性を持つのであれば、審議の場ではない別の場所で特定利用者同士で納得行くまで存分に話し合えば良い(全員に関係しないのならよそでやれ)、的な考え方が基本になるかなとも。
◆そして、仰るような場面、「そうした場合においてですら、指摘を行う事すら罷りならぬ」という点ですけど、根本的に、『それ(咎め立て)を(自分が率先して)審議上で(特定個人に対し)行う必然性』がないのでは? 個人向けの注意諫言なら当人の会話ページに赴けば良いし、特定集団に関係するならノートに議論を移動しその旨を報告するだけでいい。極端な話、(審議妨害になると考えた時点で)一切反応せずにスルーするだけで良いし、むしろ確実な審議妨害の場面であり誰もが同意できるなら管理者伝言板に通報すれば管理者裁量で短期ブロックになるでしょう。逆に考えて、その(ルール違反者に対する)咎め立ては審議を中断させてでもその場で即時的、可及的速やかに行われるべきである、審議の円滑な遂行よりも明らかに優越する、とする根本理由は何なのか。そこが争点かなと思いました。--Nami-ja [会話 履歴] 2022年6月3日 (金) 10:06 (UTC)[返信]
  • まあ、限度ってもんはあるでしょうけど、私も、議論(意見のやり取り)が多少発生しただけでなんかすぐに「審議妨害」って言い出す人が多いなあという印象がありますね。そもそも「審議」という言葉は、必要に応じた参加者間での議論もその過程として当然含んでいると思うんですけどね。過度な「意見交換そのものが忌避」が起きているのは、相手するのが面倒くさいとか、ページの可読性が悪くなって嫌とかなのかな。前者なら単に相手しなければいいだけだと思うんですけどね。後者なら議論をノートに移すとか折り畳むとか何らかの処置を取ればいいと思いますが、その根拠に「審議妨害」を置くのではなく、単純にそのまま「可読性の悪化」を根拠にすれば余計な角も立たないと思うんですけどね。--Yapparina会話2022年6月4日 (土) 01:34 (UTC)[返信]
  • コメント そもそも、何を以て「議論」とするか「審議妨害」とするかその線引きがまず曖昧であり、また個々の捉え方や閾値が異なりすぎているため、決定的な答え(を利用者:Miraburu会話 / 投稿記録氏が望んでいるかどうかはさておいて)を導き出すのは不可能でしょう。以下に私が見た範囲内で考えられることを申し述べます。
削除依頼においては、利用者:Nami-ja会話 / 投稿記録氏も触れていますがWikipedia:削除依頼#注意事項での明記が一種の抑止力的なものになって「議論は依頼本体ではなくノートページやコメント依頼などで行うもの」という認識が一応定着していると考えるのが自然で、また実際問題として、真の意味で議論が行われている削除依頼もありますが(一例ではWikipedia:削除依頼/特筆すべき活動実績のない天才てれびくん関連の人物20211109とかでしょうか)、一方で「初版立項者などが自論を開陳するためにやってきて、自論などを述べるほか、反対票投じたユーザーに食いつきまわっている」という例を見受けられます。後者の場合は当然「審議妨害」と見做される高いでしょうし、またカンバス類似行為としてそういう行為を嫌悪するユーザーもいましょう。そしてその背景として立項者の特筆性等々の認識が全く見当はずれである(と複数の審議参加者から指摘されている)・・・など、「立項者サイドにそもそも認識の問題があった」というパターンが多い印象があります。言い方もあるのでしょうけど、「依頼の場での意見交換そのものが忌避」というのは正しくないようには思いますし、IPユーザーが大量に入り込んだパターンを除いては多くのユーザーは可読性をさほど気にしていないのではないでしょうか。
一方、投稿ブロック依頼においては、依頼の段階で依頼者コメント、被依頼者コメント、第三者による投票コメント節がそれぞれ設けられており(たまに設けるのを忘れる依頼者もいますが)、依頼者、被依頼者、第三者それぞれが各節で持論を開陳することで事実上議論が成り立っている場合が多く、投稿ブロック依頼での審議妨害と言えば、「被依頼者が専用のコメント節があるにもかかわらず、第三者の節に入り込んで自論開陳」し審議妨害と判断されるパターンがほとんどのような感があり、この場合は単に「被依頼者の認識不足」で片づけられるでしょう。
共通項としては、両依頼とも「依頼者」という表現が使われているように「投票の場」という認識が刷り込まれているのもありましょうし、現状のシステムではどちらも票入れと同時にコメントも添える仕組みになっておりますから、「それらの積み重ねが事実上の意見交換」と見なされている、それプラス先述の「議論は依頼本体ではなくノートページなどで行うもの」という規定や認識なども相まって、「依頼自体でわざわざ意見交換しなくてもいい」という空気が形成されている可能性もあります。
結論・・・というほどの大層なものでもないですが、実際に議論が行われている依頼もある事、投稿ブロック依頼ではそれぞれが意見を述べる場がある事、ノートページやコメント依頼などの存在・認知度等々を踏まえると、Miraburu氏が「憂慮」(と表現して差し支えなければ)するような事態はそんなに起こっておらず、むしろ杞憂ではないかとさえ思います。少なくとも、削除依頼や投稿ブロック依頼で意見交換を今以上に活発にするようなルール改正とかは、今も今後も不必要でしょう。--Ogiyoshisan会話2022年6月4日 (土) 10:41 (UTC)[返信]

多くのコメント、ありがとうございます。以下は頂いたご意見に対する、私なりの考えになります。

  • 可読性上の問題があるという点に関しては仰る通りですので、場合によってはノートでコメントの上で、依頼本文の方では「ノートでコメントしました」とだけ返信する、といった配慮は必要かなというケースは、あると思います。
  • 審議における反論については、相手の方の翻意を求めるというよりは、相手の方の主張と自身の主張を突き合わせ、どちらが論理的な整合性があるのかを比較考量する事で、裁定を行う管理者さんや削除者さんに、より論理的に正しい主張の方を採択して頂く、というためには必要なのではないかと思っています。
  • とはいえ私の確認した範囲が偏っていただけという場合も仰る通りありますので、今後はそうしたケースを見掛けた場合は、見掛けた私自身の言葉でお声掛けしていくべきなのかなとも感じました。--Miraburu会話 / 投稿記録 2022年6月5日 (日) 19:51 (UTC)[返信]