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Wikipedia:井戸端/subj/リダイレクトから新規に書き起こされた記事が削除対象のときに全削除は許されるか

リダイレクトから新規に書き起こされた記事が削除対象のときに全削除は許されるか

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記事に初版に削除対象となるような記述(著作権侵害、プライバシー侵害など)が見つかった場合(で、その事実が削除議論中に確認された場合)は当然に全削除で処理されているわけですが、リダイレクトから記事を新規に書き起こす際に同様の削除対象記述がなされた場合、特定版削除を行ってリダイレクトに戻すことをせずに、全削除をしてリダイレクトを再作成することが広く行われています。特定版削除(正確には特定版復帰)機能が実装されたのは2004年末と聞いていますが、「Wikipedia:削除依頼/コピペ」(2005年4月12日)や「Wikipedia:削除依頼/関ジャニ∞」(2005年7月14日)など、実装間もない頃から全削除の運用が行われているようです。

特定版削除には手間がかかると伺っており、「特定版削除に管理者各位がかける手間」と「リダイレクト作成の履歴を残す重要さ」を天秤に掛けると、少なくとも私は「全削除+リダイレクト再作成」の運用に賛成ですが、例えば、「初版・第2版がリダイレクトで第3版が著作権侵害」の案件(具体的にいうと、「Wikipedia:削除依頼/氷殺ジェットほか」で議論中の記事「LPガス」がこれにあたります。)について、初版・第2版を削除してもよい明確な削除理由が、Wikipedia:削除の方針(または即時削除の方針、リダイレクト削除の方針など)から説明できるかどうかといえば、正直いって自信がありません。あえていえば「該当する個別案件ごとに審議し、ケースZの「削除が妥当だと思われる場合」を適用(たとえば「特定版削除の手間を考えれば、全削除してリダイレクトを作り直すのは合理的であり妥当である」などの提案)して、コミュニティの合意の元に(特定版削除ではない)全削除を実施している」と説明せざるを得ないと考えます。

上記例の「初版・第2版がリダイレクトで第3版が著作権侵害」の案件で、どなたか初版・第2版を削除してもよい明確な削除理由を説明できる方はいらっしゃいますでしょうか。あるいはこの運用自体に反対で、原則どおり「特定版削除でリダイレクトに戻すべきである」という方はいらっしゃいますでしょうか。--tan90deg 2007年10月2日 (火) 15:25 (UTC)[返信]

リダイレクト再作成まで含めて処置完了と考えれば削除したことになりません。「全削除+特定版復帰」と「全削除+リダイレクト再作成」の違いは編輯履歴に何が残るかですが、定型文字列#REDIRECTとリダイレクト先の記事名の羅列に著作性があるとは考えられないのでリダイレクト作成者の記録を残す必要はありません。リダイレクト作成時刻も重要とは思えません。もし、要約欄に文芸っぽいものがあったとしてら恐らく目的外使用だから削除当然。例外はあるかもしれません。HOTUMA 2007年10月2日 (火) 16:11 (UTC)[返信]
というよりも、版指定方法を細かく定めた方針がありません。審議に委ねられています。ちょっと例は挙げられませんが、リダイレクトに限らず、削除対象を前に伸ばしたり(削除版投稿者が微細な編集を繰り返していた場合)、後ろに伸ばしたり(依頼者が安全版にリバートした後に不毛な編集合戦が続いていた場合)することはたまにあります。初版まで含めた全削除はその特殊ケースと考えてはどうでしょうか。--Kinori 2007年10月2日 (火) 16:59 (UTC)[返信]
うっかりWikipedia:削除依頼/日本郵政グループほかでやってしまった口ですが。HOTUMAさんのようなプラグマティズムに対しては「俺は間違った編集やってねーぞ」と反発するしかなくなりますね。その反発すらも「そうはいっても楽できるものは楽できるように作業標準を決めておきましょう」となれば受け入れるしかないでしょうし。例外はちょっと思いつきません、ねえ。--naka64 2007年10月2日 (火) 20:59 (UTC)若干修正--naka64 2007年10月2日 (火) 21:08 (UTC)[返信]
naka64さんの「うっかり...やってしまった」は何のことを仰っているのか分かりません。Wikipedia:削除依頼/日本郵政グループほかに関係するnaka64さんの編輯は一回のみ[1]ですが、これが「間違った編集」ですなどという議論にはなっていません。このリダイレクト改良の功績(著作権)を主張したいということなのでしょうか。もし、そういうことなら、そういう意見が出るとは全く予想していなかったので考え直したいと思います。HOTUMA 2007年10月3日 (水) 12:27 (UTC) 追記HOTUMA 2007年10月3日 (水) 12:36 (UTC)[返信]
確かに「このリダイレクト改良の功績」…「を主張したい」が叶わない、というのは不満の点ではあります。しかし、周囲との協調とを考えあわせれば、かかる不満は飲み込むほかなかろうな、というのが当方の意見です。間違ってなくても消されるときは消される、というのはWikipediaの当然の前提で、これを否定してかかったら単なる××でしょう。だからこそ「意見」とせず「反発」「不満」と表し、ラップでくるんだものを意見としたい、ということです。なお、「うっかり…」は、この作業標準を失念して削除依頼の場で「特定版削除」を主張したこと、です。--naka64 2007年10月3日 (水) 22:49 (UTC)[返信]


(インデントを戻します)皆様、ご意見ありがとうございます。naka64さんにも経験がおありのように、私(tan90deg)も「Wikipedia:削除依頼/ヴァンデモン」で指摘されるまでは、リダイレクトを含めた全削除の運用を知りませんでした。HOTUMAさんの「定型文字列#REDIRECTとリダイレクト先の記事名の羅列に著作性があるとは考えられない」というご意見を拝見して、「あ~、なるほどなぁ~。」と納得しました。確かに、「リダイレクト機能」本来の目的である、「略称や別名や別の表記で記事を検索しても、実際に存在する記事へ自動的に転送されるように」するということを考えると、リダイレクトの文字列は誰もが思いつくような「略称や別名や別の表記」になる(=著作性が認められない微細な編集である)のが当然でですね。逆に、「著作性のあるリダイレクト(?)」などが存在しうるかどうかも考えたのですが、「[[ひなぎくの絵を描くピンクの象]]から[[愛]]へのリダイレクト(「Wikipedia:リダイレクト削除の方針」より)のように、それ自体が削除対象になってしまうことでしょう。また、Kinoriさんの「版指定方法を細かく定めた方針がありません。審議に委ねられています。」というご意見で指摘されるまで、明文化された方針がほとんど存在しないことに気づきませんでした。唯一見つかったのが「原則として問題版から最新版まで(場合によっては差し戻し版まで)を削除」とする規定(「Wikipedia:削除の方針」ケースB-1)でした。これは、特定版削除における版指定は上記原則の例外を認める余地があり、個別の審議における合意事項が常に優先されるということを意味します。以上から、

削除対象となる版より前の版がリダイレクト(またはそれ以外で著作性のない内容)である場合、そのリダイレクトもろとも全削除してよい。ただしこれは必須ではなく、個別の削除審議で異論が出た場合は、当該審議での合意事項が常に優先される。

という結論を導くことができる(あわせて、もし「このリダイレクト改良の功績」…「を主張したい」方が現れた場合でも対応できる)と思うのですが、みなさまはどのようにお考えでしょうか。賛成でも反対でもそれ以外のコメントでも結構ですので、ご意見をお聞かせ願えれば幸いです。--tan90deg 2007年10月5日 (金) 11:45 (UTC)[返信]

ここの節での同意として構わないように思います。ではどこかのページに明文化するのか、となると「どこに?」と迷いますけれど。--スのG 2007年10月7日 (日) 14:52 (UTC)[返信]