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Wikipedia:井戸端/subj/スポーツ新聞は「信頼できる出典」となりうるのか

スポーツ新聞は「信頼できる出典」となりうるのか

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表題の件ですが、各トピックのノート単位での議論は起こっているものの、井戸端でのトピックとしては存在していません。 また、信頼できる情報源を参照しても、正直なところどこまでが許容であるのかが難しい(よく言えば幅を持たせた)書き方になっています。

さらに、スポーツ新聞と同じレベルと考えられるの情報源として、民間の情報会社(例:MANTAN、ITmedia等)の情報もあります。 そして、これらの情報は時に大手新聞社が記事を購入し、自社のニュースに組み込むこともあります。 (Wikipedia内において、大手新聞社は出典としてある程度の信頼性を持つと考えられているようです。このことについての議論を含めてもかまいません。)

これらを踏まえ、以下のことを論点に挙げさせていただきます。

  • スポーツ新聞は「信頼できる出典」となりうるのか(表題)
  • 民間の情報業者の情報はそのまま情報源としてもよいのか
  • 民間の情報業者の情報を新聞社が購入し(ご指摘を頂いたので条件から削除)、自社のニュースとして再発表していた場合、出典とするのは出版元のリンクと新聞社のリンクのどちらが望ましいのか

ケースバイケースである、という意見でも構いません。皆さんの意見を伺いたい次第です。

以上

--Nekopiano会話2018年3月11日 (日) 12:16 (UTC)[返信]

返信 はい、加えて民間の情報業者の中にも大手新聞社の関連会社が含まれていることを知っての質問です。逆に言うと、そうであるからこそ難しい議論に思えます。

--Nekopiano会話2018年3月11日 (日) 12:29 (UTC)[返信]

  • コメント それこそ、「状況による」以上の結論は出ないと思います。たとえば、本業であるスポーツの結果についてスポーツ新聞を出典としたときの信頼性に問題があるという人はいないとは思いますが、スポーツ団体内部の泥仕合とか、芸能・政治といった話題については、一定のフィルターをかけて考えないといけないとは思います。--Jkr2255 2018年3月12日 (月) 03:28 (UTC)[返信]
返信 (Jkr2255宛) 私個人の意見としては、Jkr2255様と基本的には同意です。3つ目の点についてはいかがでしょうか?--Nekopiano会話2018年3月12日 (月) 08:25 (UTC)[返信]
「購入」かどうかはそもそもどうやって分かるのでしょうか。分かる例はありますか?広告記事(この場合は逆にお金を受け取っているはずです)やネイティブ広告といったケースもありますので、「再配信」という事実だけをもって協賛しているとか、わざわざ「購入」したからには内容に確信を持っているだろう……というような推定は勇み足かもしれません。 --202.214.230.29 2018年3月12日 (月) 09:31 (UTC)[返信]
返信 (利用者:202.216.230.29宛) おっしゃる通りです。再掲載している場合、を広く考えていただければ結構です。--Nekopiano会話2018年3月13日 (火) 02:43 (UTC)[返信]
  • コメント ケースbyケースかと。WP:NOTRSによれば、大衆紙は信頼できない情報源です。これを政治や存命人物の記述に特別な理由なく使用できませんが、そうでない記述にまで目くじら立てようとは思いません。ITmediaはスポーツ新聞よりも信頼できる情報源と判断しています。まーこれも使い方次第でしょうけど。--JapaneseA会話2018年3月12日 (月) 10:39 (UTC)[返信]
  • コメント 信用出来る出来ないであれば、全否定は出来ませんがはっきり言うとやや信頼性は落ちるものであるといえます。しかし運用に関していえばそれは内容次第であって、存命人物の記事を除けばこのジャンルでは駄目このジャンルではOKというのは正確ではありません。方針文章にあるとおりでありそれ以上のことは各ノートによって議論されるべきであって、井戸端等での受け答えをそのまま当てはめられるわけではありませんし(明らかにどの記事でどのようなことがあったのかなど、指定した上でここで議論するなら別ですが)、それをなかば言質が取れたとかコミュニティの意思であるかのように他で利用するのは正しいとはいえません。スポーツ新聞も民間の情報業者も、少なくとも専門分野を扱っているのであれば信頼できる出典として使用することに異論はないかと思います。逆にいえば、まんたんもITmediaも専門分野とは異なる報道に関してはスポーツ誌とは何ら変わりないものと考えてよいかもしれません(場合によっては政治が絡むと大手新聞社すら怪しくなります)。が、いずれにしても内容次第ということは心にとどめておいていただけるとよいかと。3番目に関しては、Template:Cite newsにあるよう「author」と「publisher」を併記すればよいでしょう。たとえばこの編集であれば、使用しているテンプレートはTemplate:Cite webですが執筆は「author=DELTA」、掲載は「publisher= Full-count」として私は記載しております。これに関してはどれが正解だといったものはないとは思いますが、参考になれば幸いです。--Aiwokusai会話2018年3月12日 (月) 11:50 (UTC)[返信]
    • 情報元と新聞社両方に全く同じ内容が掲載されている場合は、リンクに関しては出来れば消えにくい方を使用するべきかと思いますが、この質問は「大手新聞社が再掲載したことで記述についての特筆性を満たす、もしくはそうしないと誰かからクレームがつく」ここまでを想定してのものなのでしょうか?そういうケースが実際にどの程度存在するのか分かりませんが(ライブドアニュースは怪しいのが沢山ありますが)。--Aiwokusai会話2018年3月12日 (月) 12:00 (UTC)[返信]
返信 (Aiwokusai宛) そこまでを考えた質問ではありません。上のテンプレートの存在は知りませんでした。ありがとうございます。--Nekopiano会話2018年3月13日 (火) 02:43 (UTC)[返信]
  • コメント このwikipediaにおいて、スポーツ選手(主に野球)、芸能人(声優など)の記事を中心に執筆、編集をさせて頂いている者です。その立場からコメントをさせて頂きます(スポーツ、芸能人関係以外のことについては、自分からは一切タッチしません)。
    編集していて、まず感じるのは、スポーツ新聞(これはwebにアップされているスポーツ新聞の記事を含めてです)の出典なくして、スポーツ選手の記事はほぼ成立しづらいでしょう…、ということです。確かに近年は、いわゆるネットメディア(例えば野球だと、Full-Countさんベースボールチャンネルさんベースボールキングさんなどが該当)が増えており、ケースバイケースではありますけど、スポーツ新聞だけに頼らなくても、むしろネットメディアの方が出典として使えそうな場合も増えている感覚は抱いてます(というか、スポーツ新聞、一般紙、ネットメディア、それぞれに「よさ」があるのでは?という感覚ですかね)。
で、一つ、自分が何回か編集に参加させて頂いている、ある野球選手の記事を例として挙げさせて頂きますけど、この選手の場合、出典の内訳として、「一般紙・地方紙(4)、スポーツ紙(31)、ネットメディア(6)」とあります。やはり特に、試合の印象的な活躍とかを加筆して出典に載せたい場合でだと、スポーツ紙の方がより細かい描写をしてくれるので、ということ、その一方で選手のより細かい特徴を加筆して出典に載せたい場合にだと、ネットメディアは結構そういう記事が書かれていたりするかな、と(あくまでも傾向であって、必ずしもこの限りにあらず、でもありますが)。
ですので、スポーツ新聞がもしも「信頼できる出典」ではない、といわれたら、スポーツ選手は、(wikipediaの)記事としてほとんど成立しなくなるでしょうねえ…、というのが、正直な本音ではあります。ですけど、「(スポーツ新聞、一般紙、ネットメディアを問わずして、)担当記者の署名が言及されている記事であれば、(出典に用いる際に)より信頼性が高まる感じにはなり得るのでは?」とは、正直感じています。一例として、スポーツニッポンさんの記事を複数、リンクを貼っておきます。この記事この記事この記事。いずれも、末文に記者の署名があります。
まあ、芸能人関係の記事でだと、スポーツ新聞にあまり頼らずとも、雑誌とかの紙媒体(主にインタビュー記事を出典として用いて、それをベースにして人物像に言及した加筆をしたい場合)、「オリコン」「まんたんウェブ」「映画.com」などのネットメディアの記事が割と充実している印象はあるかな、とは思いますが(まあ結局、ケースバイケースではあると思いますけどね。でも、雑誌なりネットメディアなりでのインタビュー記事でも、「取材(インタビュアー):○○(担当者)」という署名入りがあるかどうかは、ある程度参考にはしていますが)。
念のため述べますと(自分は、政治、経済とかの記事は原則としてノータッチですので…)、恐らく、政治、経済(ITmediaを例として言及してるということは、経済を念頭に入れてるのかな?とも思ったりしますが)の分野においては、恐らく、スポーツ新聞は、「信頼できる出典ではない」とまでは思いませんけど、スポーツ新聞が出典になりそうなところは、恐らくあまりないでしょうねえ…、と思いますということを、申し添えておきます。自分からは以上です。--愛球人会話2018年3月12日 (月) 22:25 (UTC)[返信]
返信 (愛球人宛) 信頼できる情報源#用語の定義を参照する限り、必ずしも署名があることが信頼に足りる基準ではないように思えます。私個人としてはむしろ個人名が入っていないほうがより中立性を増す気もします。
ITmediaを例示したのは、本業のIT関係の「@IT」やエンタメ、芸能サイトの「ねとらぼエンタ」も運営しており目にする機会が個人的に多いため(ITmedia#主な提供サイト参照)であり、特定の分野を意識した質問ではありません。--Nekopiano会話2018年3月13日 (火) 02:43 (UTC)[返信]

なお、一部コメントを見やすくするよう編集させていただきました。あしからず--Nekopiano会話2018年3月13日 (火) 02:43 (UTC)[返信]

コメント既に述べられていることと大差ないですが、ことスポーツ分野におけるスポーツ紙は、タブロイド紙ではなく、専門紙として扱うべきです。検証可能性で書かれている信頼性に乏しい情報源の「タブロイド新聞(夕刊紙やスポーツ紙のような娯楽中心の大衆紙)」というのは、一般常識に従って捉えるのであれば、政治や経済などが念頭になっているものと考えられます。--EULE会話2018年3月13日 (火) 13:21 (UTC)[返信]


質問者です。意見が止まったようですので、大枠でまとめさせていただきます。


  1. スポーツ新聞にせよ、その他の民間の情報会社による情報にせよ、専門分野に関しての情報は専門誌としての扱いにおおむね準ずる形で用いても許容されうる。
  2. 専門以外の分野に関しては、各ノートページにおいて議論されるべき問題ではあるが、信頼性にはいささか疑問が残るため、別媒体における情報があれば当然そちらが優先されるべきである。また、使用する場合においても一定のフィルターをかけて参照すべきである。(WP:NOTRSを参照--2018年3月17日 (土) 06:27 (UTC)追記)
  3. 信頼性の高いと考えられる情報源が信頼性の低いと考えられる情報源の情報を再掲載している場合は、Template:Cite newsにあるよう「author」と「publisher」を併記すれば問題がない。

結論とまではいいませんが、今後同じような疑問を持った利用者(特に新規参加者)の、一つの指針となればと考えています。

以降、コメントをされる方は上のまとめについての意見という形でお願いいたします。--Nekopiano会話2018年3月16日 (金) 11:54 (UTC)[返信]

賛成 補足ありがとうございます。追記しようと検討していたところでした。--Nekopiano会話2018年3月16日 (金) 23:21 (UTC)[返信]
  • コメント 1について。単純な事実報道の内容であれば基本的にはそのとおりの認識でも差し支えないと思いますが、専門的な分析・評価・検証を必要とするような内容の場合、たとえば特定のプロスポーツ選手の成績不調や引退の原因についての解説を記述するような場合、百科事典に収録すべき特筆性と情報精度を担保するという見地からすれば、必ずしも当該競技の学術的研究者としての専門教育を受けていない元選手などの解説者や選手の実際の心境や身辺状況について十分な取材時間と情報源を持たない記者によって書かれた可能性のあるスポーツ新聞の報道記事が、専門分野の権威ある科学者によるスポーツ医学・科学の論文や本人やコアな取材源からの長年の豊富な情報収集を元にプロジャーナリストが著した伝記などの文献と同等の評価を得るとは考えられないので、それを一般に当てはめることができるのは、あくまでも分析・批評を必要としない単純な事実の確認に限ってということにはなるのだろうと思います。--ディー・エム会話2018年3月18日 (日) 02:28 (UTC)[返信]
  • コメント 方針「検証可能性」によれば、記事対象に対する適切な査読・校閲がなされているかが信頼性に影響しているようです。科学や医学記事であれば大手新聞の記事でも不十分な場合があり、専門家による査読がなされた学術文献が必要になります。また、記事執筆者が査読を上回る信頼性を持つような場合は、記名であれば出典として使える場合があります。仮に何かのスポーツの部活動や学生の大会に対し、名古屋大学の内田良先生が記名で論考を寄稿していた場合、それがスポーツ新聞であっても使えることがほどんどでしょう。
記事対象に対して相対的に信頼性が乏しい情報源で発信された記事が、例えばYahoo! Newsに取り上げられたような場合は自分も悩みます。Yahoo! Newsのフィルターを通ったということで出典に採用する場合もあれば、この記事のこの内容に対しては信頼性不十分と無視する場合もありますし、他の方に差し戻されたケースも記憶しています。結局は記事・記述対象に対して適切な査読・校閲がなされたかということが、使用できるかどうかの判断基準になると考えています。
なお、本件は記事対象と記述内容、著者や査読の内実でケースバイケースなところがありますので、なかなか簡単にまとめて欲しくないという気持ちもあります。実際、後に投稿ブロックされた編集者が以前の議論の一部を捉えて、方針やガイドラインの趣旨に反した主張をすることがありましたので……(Wikipedia:井戸端/subj/夕刊フジの特別扱い参照)。--Assemblykinematics会話2018年3月24日 (土) 17:10 (UTC)[返信]