Wikipedia‐ノート:WikiProject Mathematics
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先日から数学関連の記事を徹底的にmathタグ化してきましたが、行の中(文中)でmathタグを使ってはいけないというルールがあったのを見逃していました。申し訳ありません。
ただ、なぜ行の中でmathタグをつかっていけないのかについて釈然としないところがあります。
mathをつかわない理由として、次のようなものがあがっています
- フォントのサイズは普通のものよりいくらか大きく、数式を含んだテキストが読みにくくなる。
- ベージをダウンロードする速度がたくさんのイメージを含んでいると遅くなる。
これらは、いずれもユーザ設定の「HTML if possible or else PNG」を使えば解決します。読みにくいとか重いとか思うユーザだけがこの設定を使えばよいと思います。
- (以下に書くような)HTMLは、ほとんどの行の中での簡単な数式には適切で、テキストだけのブラウザにも向いています。
この理由の趣旨をいまいちまだ理解できていませんが、たとえば
のような数式は、わざわざ
x<sup>2</sup>+y<sup>2</sup>=λ
みたいな書き方をしなくても、mathタグで書いて、「HTML if possible or else PNG」を選択しておけばこの通りのHTMLを生成してくれるので、最初からmathタグを使ったほうがよいような気がします。
記事の生データのなかにx<sup>2</sup>+y<sup>2</sup>=λ みたいな文字列が残ると、たとえば後にWikipediaの数学の記事をあつめて出版しよう、などと考えた場合に、TeXを使って出版するのが妥当でしょうから、この部分を修正する手間ができてしまいます。データの一貫性という意味からも、mathタグの徹底使用を推し進めたいのですが、いかかでしょうか Hoge- 14:20 2003年5月22日 (UTC)
TeXを使うといろんなことができるのですが、例えば、実数全体の集合を
と書くと、これは常に、PNGとして表示されます。外部から来た読者は「HTML if very simple or else PNG」になっていると思うので(違うかも?)、TeXで統一的に書くと、かなりの部分がPNGになります。ただ、HTMLで書く弱点は、数式の途中でスペースが入ると改行されてしまうことが多くなることで、そのために、 を多用することになります。それにもかかわらず、僕自身の考えとしては、必要でない時にはすべてHTMLで通した方がいいということです。必要な時というのは、積分、極限、などを用いた和や積(ただし、回避できる場合もあります)、分数、行列などを表示する場合です。
その他ここで言及されていない、新しく考えるべき問題として
- イプシロン-デルタ論法は間に半角のハイフンを挟んでいますが、これを標準とすべきなのか、それともイプシロン=デルタやイプシロン・デルタのように書くべきなのかという問題をKkさんが提起していらっしゃいました。ガウス=ルジャンドルのアルゴリズム、ハイネ=ボレル、ボルツァーノ=ワイエルシュトラスのように連名の場合は=を使うのが(慣例にも従っているし)いいと思います。用語の問題ももちろんあります。一対一対応というのは捨てがたいかなと最近思い始めいています。
- 数学記号に関しても。群の演算は +, *, ×, · の内のどれを使うべきでしょうか。それとも省略して ab (= a * b) といった風に書くべきでしょうか。
- 命題の否定は , , ¬P, ~P などの内どれを使うべきでしょうか。それとも、そもそも記号を使うべきではないかも知れません。「かつ」や「または」を
- で書くと、それだけで意味が分からない読者がたくさんでてきてしまいそうです。
- 行のなかでの数式またはアルファベットの前後には半角のスペースをはさむべきではないでしょうか。
出でやる 13:22 2003年5月24日 (UTC)
- 対処法を考えるには僕は完全に役不足ですが、例えば、実質的に同じ意味の表記法の内どれを採用し、どれを採用しないかについては、Wikipedia:数学関連の表記法 みたいなものを設け、主要な記事やWikipedia:スタイルガイドからリンクを張るとかいう対処法もあるでしょうか。鉄道関連や年月日関連では多くの記事に共通の表記法やフォーマットを統一する努力がありますが、何かそれに相当するものを数学関連でもできるでしょうか? Tomos 15:52 2003年5月24日 (UTC)