Wikipedia‐ノート:GFDL1.3のリリースについて
再ライセンス適格性
[編集]再ライセンス適格性 (eligible for relicensing) の解釈がHelp:GFDL1.3のリリースについてには二通り示されている気がします。具体的には
「 | 新ライセンスでは、2008年10月31日以前にウィキペディアのような大勢が共同で執筆するようなサイトに投稿されたGFDL文書はそのままCC-BY-SA3.0へ移行が可能になりますが、11月1日以降の投稿分については、移行できないことになっています。 | 」 |
と、
「 | 外部のGFDL文書は、11月1日以降にウィキペディアに投稿したとしても、ウィキペディアがCC-BY-SA3.0へ移行するとなった場合、ライセンス違反で削除する必要が生じます。 | 」 |
です。前者は11月1日以降事実上投稿不能であり、GFDL 1.3について(八田真行) :sourceforge.jpも前者の解釈です。しかし、GFDL 1.3 11 条は後者に読めます。後者に読む根拠は、MMC が MMC サイト上の work の任意の set であり、当該 MMC サイト外初出の GFDL 1.3 素材を含まない様な set については eligible for relicensing の and if 以下が適用されないから、です。
Help:GFDL1.3のリリースについて#GFDL1.3についてのまとめ節の「制限」項は
「 | GFDLのもとで最初に発行され、その後、2008年11月1日以降にその全部あるいは一部がウィキペディアのコンテンツに組み入れられていた場合 | 」 |
となっており、上記のいずれの解釈なのか曖昧になっています。「GFDLのもと、ウィキペディア外で最初に発行され」でしょうか。「ウィキペディア外」をつけないと、ウィキペディア内または Wikipedia 間で2008年11月1日以降にコピー・アンド・ペーストした場合が怪しくなる気がします。--Jms 2008年11月24日 (月) 07:21 (UTC)
- 「GFDL1.3についてのまとめ」のほうについてだけ、コメントします。
- いちおう「その後」という単語にはじめはウィキペディア外で発行されたという趣旨をこめたつもりですが、ウィキペディア日本語版内でコピー・アンド・ペーストした場合にどうなるのか不明確というのは確かですから、明確にするために「ウィキペディア外」とつけても良いと思います。
- ただ、MMCサイトの範囲というのは、ウィキペディア全言語版で一つのMMCサイトという解釈で良いのでしょうか。GFDL 1.3の言い回しだと“any World Wide Web server”なので、理論的に単一のサーバー、つまりIPアドレス1個という基準であれば、ja-two.iwiki.icu、en-two.iwiki.icu、ja.wikibooks.orgもすべて同じIPアドレス(208.80.152.2)が帰ってくるようですから、ウィキメディア財団のすべてのプロジェクトとも考えられるように思います。--mizusumashi(月間感謝賞を応援します) 2008年11月24日 (月) 08:38 (UTC)
- ウィキペディア全言語版で一つのMMCサイトという解釈で良いと思います。その意味では最初に持ち込まれたのがいつか、というのだけが効いてくるので、
- ウィキペディア外で最初に発行された GFDL 1.3 コンテンツは、その全部あるいは一部が2008年10月31日までにウィキペディアのコンテンツに組み入れられていた場合に限り、CC-BY-SAで再ライセンスできる。それ以外のウィキペディア外 GFDL コンテンツの場合、すなわち、GFDL 1.1 または 1.2 に限定したコンテンツ、ならびに、GFDL 1.3 でもウィキペディアのコンテンツに最初に組み入れられたのが2008年11月1日以降の場合はCC-BY-SAでの再ライセンスはできない。
- といったところでしょうか。くどい気もしますが。--Jms 2008年11月24日 (月) 18:46 (UTC)
- ウィキペディア全言語版で一つのMMCサイトという解釈で良いと思います。その意味では最初に持ち込まれたのがいつか、というのだけが効いてくるので、
- 「GFDL1.3についてのまとめ」節の編集を行いました。しかし、「ウィキペディア外で」というのは入れましたが、2008年11月24日18:46 (UTC)のご意見を反映したものにはなっていません(むしろ、逆方向というべきか、全体としては簡素化しました)。
- 「GFDL1.3についてのまとめ」節の内容は、もともと問題のポイント示すというニュアンスで書いたものであって、読むのに躊躇するような複雑な文になることには抵抗があります。それよりは、「GFDL1.3についてのまとめ」節の前か後に、より詳しく正確な内容を加筆してはどうかと思います。--mizusumashi(月間感謝賞を応援します) 2008年11月25日 (火) 09:32 (UTC)
Jmsさんがこの節の冒頭で挙げられている2つの解釈の内、どちらかと言えば後者が正しいようだと僕も思いましたので、そのように訂正しました。
ただ、GFDL 1.3の11条を読んだ限りでは、実はどちらの解釈も間違っているのではないかという感じもします。それについて簡単に書いてみます。
Eligibilityが何について言われているかというと、「サイト」について言われています。あるサイトが、一定の条件を満たしていれば、そのサイトのコンテンツのライセンスを移行できる、満たしていなければ、移行できない、というのがこの11条の書き方になっていると思います。
つまり、外部サイトからの、11月1日以降の持ち込みがあるサイトは、ライセンス移行を実施する資格がない、というのが要旨ということになります。一部のコンテンツは移行可能、一部のコンテンツは移行せずに残す、というような措置はとれないということになります。また、移行資格を得るためには、事前にそのような外部サイトから11月1日移行に持ち込まれたコンテンツを削除しなければならないという風にも読めます。
これは、僕の感触では結構ウィキペディアにとって都合の悪いもののような感じもします。Tomos 2008年11月29日 (土) 06:23 (UTC)
- Eligibility の対象はコンテンツのセット、つまり、記事素材のある集合ならびに記事のある集合であって、サイト (GFDL 1.3 Art. 11 的にはサーバ?) 全体ではありません。したがって、単一サイトに GFDL 1.3 コンテンツと CC-BY-SA コンテンツの共存も可能です。来年 8 月以降は、同一サイト内にあってもコピーペーストが一方向にしか行えなくなる、ということだと理解しています。--Jms 2008年11月29日 (土) 07:04 (UTC)
- そうですね。僕の早とちりでした。MMC SiteとMMCの定義が11条には含まれていますが、Eligibilityの対象はMMC Siteではなくて、MMCの方ですので、Jmsさんのおっしゃる通り、コンテンツの集合ということになりますね。素早いフォロー、どうもありがとうございました。Tomos 2008年11月29日 (土) 07:52 (UTC)
文書の位置づけ検討のお願い
[編集]文書整備ありがとうございます。議論を追っていなかったので後からいい出す形になってしまいましたが、このページはHelp名前空間ではなくWikipedia名前空間にあるべき文書ではないでしょうか。著作権とからむものですし、いちおうHelp名前空間のものは技術的なヘルプが中心とすることになっているはずだと思います。最終的に移動するかしないかの判断はお任せしますが、文書が埋もれて迷子になってしまうので、移動するにしてもしないにしても文書のカテゴリ付けと文書一覧への記載(ヘルプのままなら Wikipedia:ヘルプ、Wikipedia名前空間に移すならWikipedia:Wikipedia名前空間の文書一覧)をお願いいたします。--Aotake 2008年11月27日 (木) 15:03 (UTC)
- Help名前空間が作られるときの議論に参加していなかったので、細かな違いがわからないのですが、この文書はGFDL1.3というものの存在と、これまで検討されてきたその理解についてまとめたもので、何かを定めたもの、指針を示すというものではないですので、Help名前空間が適当かと思いました。どんなもんでしょ。--Ks aka 98 2008年11月27日 (木) 16:57 (UTC)
- Help名前空間はたぶんメディアウィキの設定の都合のほうでできたので、作るに至った議論はないと思います。実際、突然現れて、そのまま放置されていたと思いますし、どういうふうに使うかもプロジェクトによってばらつきがありますし、日本語版においてもそれをどう使うかというコンセンサスについて大々的に形成されたことは私の記憶ではないとおもいます。が、つい最近Miyaさんが訳してくださったm:ヘルプ:ヘルプには「メタのヘルプ名前空間は、MediaWikiソフトウェアに関するヘルプのためにあり、全プロジェクトで統一されていることが望ましいものです。後日、メタから他の姉妹プロジェクトに自動配信されるようになるかもしれません。そのため(このページは例外として)これ以外には、ウィキメディアのトピックをヘルプ名前空間に作成しないでください。」とありますし(もととなった英語には2004年9月から同趣の説明あり)、Wikipedia:ウィキプロジェクト プロジェクト関連文書でプロジェクト関連文書を整備する時には、メディアウィキをいじる方法についてのヘルプを置くという理解がいちおう共有されていたと思います。先にもいいましたが、私としては当座は文書が孤立していなければいいので、どこの名前空間にあるかについては固執しません。--Aotake 2008年11月27日 (木) 18:15 (UTC)
- Wikipedia空間への移動に賛成します。文書名も、リリースの事実についての単なる告知が目的ではないため「リリース」の文言は取り除き、いっそシンプルにWikipedia:GFDL 1.3あたりでもよいかなと思いますがいかがでしょう。 --Vantey 2008年11月29日 (土) 20:32 (UTC)
- Wikipedia空間の方がよさそうに僕も思います。名前はあまり名案もないので他の方にお任せしたいところです。Tomos 2008年11月30日 (日) 01:46 (UTC)
- Wikipedia 名前空間に移すなら、「Wikipedia:著作権/GFDL 1.3」といったところかと思います。ただ、現状では GFDL 1.3 に対しどう対応するかといった点があまりに漠然としている状況なので、この文書はWikipedia 空間にはなじまない気がしますし、またそれ故にWikipedia:著作権のノートでも問題提起をせずにいます。その意味で、Help 名前空間に作成されたのは妥当だとわたくしは思っていました。--Jms 2008年11月30日 (日) 02:24 (UTC)
- 1ヶ月以上放置になっているので、もう一度発言します。Ks aka 98 さんと Jms さんにお尋ねしたいのですが、Wikipedia名前空間にある文書はなにかを定めたものや指針、漠然としていない明確な内容であるべきであり、指針以外の解説類はHelp名前空間がふさわしい、というご理解はどこからくるものでしょうか。私は、Wikipedia名前空間には漠然としたもの、エッセイ、リスト、依頼を含めて、とにかく、記事ではなく、プロジェクトそのものに関わる文書がおかれるもの、それに対して Help 名前空間はメディアウィキの操作方法を中心とした技術的ヘルプがおかれるものと理解していました。もちろんこの2つを明確に弁別するのは難しいですし、他の言語版でもあまりすっきり分けられていないところが多いですが。日本語版の状況に関して言えば、少なくとも、今まで移動・作成されてきたHelp名前空間の文書は、どれも Category:ヘルプ におかれて違和感のないものだったと思いますし、逆に違和感のあるものはHelp名前空間の本格活用開始時に Wikipedia 名前空間に送られています。私にはこの文書は Category:ヘルプ に入れることに違和感がありますが、お二方はそうはお感じになりませんか。あるいはHelp名前空間にある文書で、Category:ヘルプ 以外のカテゴリに属させる文書群があってよい、とお考えでしょうか。そうであるならば、もっといろんなものがHelp名前空間に移動されるべきことになると思いますし、それをどのようなカテゴリにするか検討が必要だと思いますが、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。
- とにかく、現状この文書は孤立に近い状態にあります。そして、プロジェクト文書の量は膨大になる一方で、作成された文書をどこかにまとめておかなければ忘れられるか、同じような文書が作られていきます。作成者の方々には文書の位置づけをぜひお願いします。--Aotake 2009年1月10日 (土) 10:56 (UTC)
- Wikipedia 名前空間に移すなら、「Wikipedia:著作権/GFDL 1.3」といったところかと思います。ただ、現状では GFDL 1.3 に対しどう対応するかといった点があまりに漠然としている状況なので、この文書はWikipedia 空間にはなじまない気がしますし、またそれ故にWikipedia:著作権のノートでも問題提起をせずにいます。その意味で、Help 名前空間に作成されたのは妥当だとわたくしは思っていました。--Jms 2008年11月30日 (日) 02:24 (UTC)
- Wikipedia空間の方がよさそうに僕も思います。名前はあまり名案もないので他の方にお任せしたいところです。Tomos 2008年11月30日 (日) 01:46 (UTC)
- Wikipedia空間への移動に賛成します。文書名も、リリースの事実についての単なる告知が目的ではないため「リリース」の文言は取り除き、いっそシンプルにWikipedia:GFDL 1.3あたりでもよいかなと思いますがいかがでしょう。 --Vantey 2008年11月29日 (土) 20:32 (UTC)
- Help名前空間はたぶんメディアウィキの設定の都合のほうでできたので、作るに至った議論はないと思います。実際、突然現れて、そのまま放置されていたと思いますし、どういうふうに使うかもプロジェクトによってばらつきがありますし、日本語版においてもそれをどう使うかというコンセンサスについて大々的に形成されたことは私の記憶ではないとおもいます。が、つい最近Miyaさんが訳してくださったm:ヘルプ:ヘルプには「メタのヘルプ名前空間は、MediaWikiソフトウェアに関するヘルプのためにあり、全プロジェクトで統一されていることが望ましいものです。後日、メタから他の姉妹プロジェクトに自動配信されるようになるかもしれません。そのため(このページは例外として)これ以外には、ウィキメディアのトピックをヘルプ名前空間に作成しないでください。」とありますし(もととなった英語には2004年9月から同趣の説明あり)、Wikipedia:ウィキプロジェクト プロジェクト関連文書でプロジェクト関連文書を整備する時には、メディアウィキをいじる方法についてのヘルプを置くという理解がいちおう共有されていたと思います。先にもいいましたが、私としては当座は文書が孤立していなければいいので、どこの名前空間にあるかについては固執しません。--Aotake 2008年11月27日 (木) 18:15 (UTC)
移動しましょか。en:Wikipedia:Namespace#Helpを見てもいまいちわからんですが、Wikipediaをチラチラ見ると、metaと同じような使い方なのかなあ。
ぼく自身はどっちでもいいというか、よくわかっていないし、どうしたほうがいいということを考える以前の段階にいると思ってます。2008年11月27日 (木) 16:57 (UTC)の書き込みは、どっちが適切かという判断じゃなくて、初版をHelp名前空間に置いた者として、当時の考えを述べたつもりでした。わかりにくいですね。すみません。
ぼくの発想は、いわゆるヘルプページをヘルプ名前空間に、そうでない文書はウィキペディア名前空間に、というようなことなのではないかというのが、名前空間ができたときの直感でした。「何かを定めたもの、指針を示すというもの」ではなく、GFDL1.3本文さえあればいいものなんだけど、それだけでは理解が難しいこともあるので、この文書を「ヘルプ」として置くのがいいだろう、と。Aotakeさんの説明で、違いというか、これまでの認識のされかたはわかったので、移動が適切だと思います。Jmsさん、ひとまずはWikipedia名前空間に動かしませんか?--Ks aka 98 2009年1月10日 (土) 11:33 (UTC)
- すでに書いたことと重複しますが、Wikipedia 空間に移すなら、位置づけとしては、「Wikipedia:著作権/GFDL 1.3」あたりでしょう。あるいは、「Wikipedia-ノート:著作権/GFDL 1.3のリリースについて」の方がより適切かもしれません。メタな議論としては、名前空間というのは一種のカテゴリですから、Help 名前空間にある文書をみなCategory:ヘルプに、というのは無駄だと思っていますが、それはHelp:GFDL1.3のリリースについてについての議論とは異なる話だという気がします。Help:GFDL1.3のリリースについてが Help に適切かといわれるとそうだとは言い切れないが、かといって Wikipedia 名前空間がなんでもかんでも状態になっているのも使いにくい、というのが率直なところです。Help:GFDL1.3のリリースについての移動に反対しているわけではありません。Ks aka 98 さんの「当時の考えを述べたつもりでした」というのはわたくしが Ks aka 98 さんの 2008年11月27日 (木) 16:57 (UTC) の文を読んだ際の理解で、だからこそわたくしの考えについても「思っていました」と過去形で書きました。--Jms 2009年1月10日 (土) 13:31 (UTC)
- とりあえずそのままウィキペディア名前空間に移動しました。著作権のサブページに置くのは、ちょっと疑問が。これは方針の一部じゃなくて、意味合いとしては、ガイドラインとか、「ヘルプページ」で、普通にウィキペディア名前空間においておくほうがいいような気がする。--Ks aka 98 2009年1月12日 (月) 09:41 (UTC)
- どうもありがとうございます。いろいろぎゃーぎゃー騒いですみませんでした。ここで話すことではないですけど、「Wikipedia 名前空間がなんでもかんでも状態になっているのも使いにくい」(Jmsさん)というのは同感です。名前空間を増やすことは技術的に可能なので、検討してみる価値はあると思います。--Aotake 2009年1月12日 (月) 12:29 (UTC)
- とりあえずそのままウィキペディア名前空間に移動しました。著作権のサブページに置くのは、ちょっと疑問が。これは方針の一部じゃなくて、意味合いとしては、ガイドラインとか、「ヘルプページ」で、普通にウィキペディア名前空間においておくほうがいいような気がする。--Ks aka 98 2009年1月12日 (月) 09:41 (UTC)
グローバル大百科事典からの持ち込み
[編集]ko:위키백과:사랑방/2008년 제48주#GFDL 1.3에 대한 주의점でグローバル大百科事典からの持ち込みは問題がないことが最終的に確認されましたので、
- もともと~で始まる行の「報道では~わからないところがあります。」を「ダウム側でGFDL1.3問題に対応する処置を行いましたのでウィキペディアに搬入しても問題がありません。」に変更すべきです。
- ダウム・グローバルで始まる行の「ダウム・グローバル~議論を行います。」のところは問題がないことが最終的に確認された以上、議論をする必要性がなくなりましたので削除すべきです。--hyolee2/H.L.LEE 2008年11月29日 (土) 02:39 (UTC)
- GFDL 1.3 ならば、ダウム側で英文の GFDL を掲げているはずなので、それを確認できると思うのですが、 たどりつけませんでした。URL がわかればお教えいただければ幸いです。また、ダウム側で行われた処置というのは結局何だったのでしょうか。--Jms 2008年11月29日 (土) 02:47 (UTC)
- GNU自由文章使用許可書(韓国語)にあるGFDL1.3 (英語)にあります。ダウム側で行ったのは[1]の翻訳「ウィキペディアで、GFDLやCCのどのライセンスに従うことが決まろうが、ダウムのコンテンツはウィキペディアの著作権政策によるライセンスに準して許容しています。」(hyolee2翻訳)と回答が来たことです。(ダウム側により「ウィキペディアで、GFDLやCCのどのライセンスに従うことが決まろうが、ダウムのコンテンツはウィキペディアの著作権政策によるライセンスに準して許容しています。」との回答が来ましたのでウィキペディアに搬入しても問題がありません。としたほうがよいかも。)--hyolee2/H.L.LEE 2008年11月29日 (土) 04:23 (UTC)
補足的な論点いくつか
[編集]Foundation-lで11月に入ってあったGFDL関連の議論を改めて通して読んでみました。 いくつか気になったことがあるので、以下に報告します。一応、個別の論点毎に節を設け、署名をしておきました。(個別に議論などができるように)。
このページの役割としてひとつ重要なのは持ち込みを禁止するという話のように思うのですが、そうだとすると、以下に書くこと(の一部)は別ページを立てるのがいいのかなということを感じています。
Tomos 2008年11月29日 (土) 09:40 (UTC)
GFDLについて残っている問い
[編集]- 他のウィキメディアプロジェクトで最初にGFDLで公表されたものの持ち込みは可能でしょうか?
日本語版ウィキペディアがひとつのMMCサイトに相当するのか、複数のウィキペディアがまとめてひとつのMMCサイトに相当するのか、あるいは更に、複数のウィキプロジェクトがまとめてひとつのMMCサイトに相当するのか、というのは議論を見た限りではやや不透明さが残っているように思います。
サーバーが単一であるかどうかを根拠とするという提案が上Wikipedia:井戸端/subj/一部のテキストの持込の一時制限の提案で出ており、それにも一定の合理性を感じますが、決定打という感触は持ちませんでした。
ウィキペディアのデータベースサーバーは現在ひとつのシステムかも知れませんが、一台のサーバーではなかったように思います。ホストしている場所も、一時期は日本語版ウィキペディアなど一部が韓国のクラスターになっていた記憶があります。現在どうなっているかは調べないとわからないですが。 Tomos 2008年11月29日 (土) 09:40 (UTC) (一部修正、出典へのリンク追記Tomos 2008年11月29日 (土) 09:57 (UTC))
現在のサーバーの配置がどのようになっているかは、メタのmeta:Wikimedia_servers(ここに掲載されている情報は古い可能性がある旨の警告がついていますが)から、2008年11月時点のサーバー構成図として示されている図から伺えそうです。 meta:Image:Wikimedia-servers-2008-11-10.svg
ソウルとアムステルダムのクラスターにはSquidとLoad balancerだけがあり、データベース・サーバーはないようです。
ただ、データベースサーバーは、英語版、ドイツ語版+コモンズ、その他、と3つのシステムに分けられているように図からは伺えます。このような事情を考えると、サーバーが単一であるとか、同じサーバークラスターに属しているとか、その他にもいくつか技術的な切り口があるように思うのですが、どれかひとつが決定的な基準に相応しいか、ちょっと今のところはよくわかりません。(技術的な側面には弱いので考えてもよくわからないところもありますし。。)半端ですが、とりあえずご報告します。
Tomos 2008年11月29日 (土) 10:12 (UTC)
ライセンスの移行についての財団の方針について
[編集]財団は単にライセンスの移行を実施するということでないようです。
FSFとの交渉の過程で、財団側は、ある約束をしています。それは、移行に際して、CC-BY-SA 3.0へ移行するのではなくて、GFDLとCC-BY-SA 3.0のデュアル・ライセンシングへ移行するということを財団からコミュニティーに提示し、投票にかけるということです。
投票でデュアルライセンシングが却下された場合にはどうなるのか、財団はライセンスの文言上はCC-BY-SA 3.0のみのライセンスに移行することができますが、同時に、財団が他の約束をしている(移行するならデュアルライセンシングに移行する)としたら、財団はそうはできないでしょう。交渉にあたった財団側のメンバーの一人である事務副総長のエリックさんは、そうなったらまた時間のかかる交渉が始まるということを示唆しています。 Tomos 2008年11月29日 (土) 09:40 (UTC)
この点について説明している主なメールは以下の3つです。いずれもErik Moellerさんによるもので、"[Foundation-l] GFDL 1.3 Release"というタイトルのものです。
- Mon Nov 3 23:00:16 デュアルライセンスをコミュニティに提案するとFSFと約束したと述べた投稿
- Tue Nov 4 00:03:01 コミュニティがデュアルライセンスを却下した場合の展望や、どうしてこのような約束をFSFと交わすに至ったかを説明した投稿
- Mon Nov 3 23:21:13 リチャード・ストールマンさんからのメールを引用しつつ、デュアルライセンスのより具体的な形についての情報を提供している投稿
リンクは現時点では有効ですが、MLの投稿のURLは不定期で変更されるようで、いつまで有効かわからないので投稿日時を書いておきました。
Tomos 2008年11月29日 (土) 10:33 (UTC)
今後の手続きについて
[編集]エリックさんは、今月下旬に、移行の提案を発表し、Foundation-l上で告知します、と述べています。(今のところそのような告知はないようです。)
移行の提案については、メタ(メタ・ウィキメディア)で編集するとしています。
財団の顧問弁護士であるマイク・ゴドウィンさんは、移行に関わるFAQ(よくある質問集)を作成するので、そこに収録されているべき質問を挙げてほしい、と呼びかけています。 Tomos 2008年11月29日 (土) 09:40 (UTC)
この件に関する主な投稿は以下にあります。
- Wed Nov 5 22:54:56 Mike Godwin さんによる投稿(Suggestions for GFDL-CC harmonization FAQ) ライセンス変更に関するFAQを作成すること、そのための質問を募集する呼び掛け。
- Mon Nov 3 21:50:15 Erik Moeller さんによる投稿([Foundation-l] GFDL 1.3 Release)今後の手続きとして、11月中に、移行の提案を発表し、Foundation-lで告知すること、および、この提案文書はメタで編集すること、を説明しています。長文投稿ですが、"What's next?"の節にその記述があります。
メタの文書は見当たりませんが、エリックさんのアカウントの投稿記録からたどると、作成された折には見つけられるかなと思います。meta:Special:Contributions/Eloquence
Tomos 2008年11月29日 (土) 10:48 (UTC)
続報がありました。
- Tue Dec 2 17:30:37 Erik Moeller さんによる投稿 ([Foundation-l] GFDL 1.3 Release) Mike Godwinさんがライセンス変更に関するFAQの草稿を作成したことを報告しています。11月中に移行の提案が発表される予定でしたが、これは12月中に予定変更されたことも示唆されています。
Tomos 2008年12月3日 (水) 16:14 (UTC)
[Foundation-l]ではその後、ウィキメディアのコンテンツを外部で利用する場合にどの程度著作者表示を省略してよいかについて、長い議論が行われました。そもそも著作者表示は不要という論も、全ての著作者の名前が表示されるべきという意見もあり、合意らしい合意が形成されていないと言ってよいと思います。この点についての投票を準備中だと、Erik Moellerさんは2月19日の時点で述べています。 [8]
ライセンスの移行の是非を問う投票は、4月の財団理事会に間に合わせるスケジュールで実施する意向だと同じメールで述べられています。
Tomos 2009年3月1日 (日) 16:14 (UTC)
著作者表示をどうするかについての意見調査が、http://survey.wikimedia.org/index.php?sid=69514 で公開されています。 現在、英語とドイツ語のみで、特に日本語などに翻訳される予定はないようです。
Erik Moellerさんが解説と、これまでの結果を報告するメールを投稿しています。
Tomos 2009年3月3日 (火) 14:40 (UTC)
GFDLのその他の改訂について
[編集]9条の許諾の終了に関わる部分が非常に大きく変わったように思います。
これはウィキペディア日本語版上でも一時期議論があった点で、また、GPLv3の改訂に際しても気になっていた点なのですが、終了の条件が緩和されてかなりウィキペディアには都合がよくなったような印象を持ちました。(第一印象以上のものではありませんが。)
ちょっとした間違いによって発生したライセンス違反については、削除などですぐに対応すれば、それを理由に許諾が自動的に終了することはない、ということがかなり確かになったように思います。