Wikipedia‐ノート:削除依頼/森麗勇樹

特筆性について整理

本件依頼の依頼者の主張が失当であるとの立場からですが、特筆性（独立記事作成の基準）について、改めてまとめておきます。

• 特筆性については記述がいくつかのページに分散していますが、Wikipedia:独立記事作成の目安に「後述の一般的な目安あるいは各分野での特筆性の基準を満たすならば、取り扱う対象は、独立記事として作成、収録するだけの価値を有すると推定される」とあるように、いずれかの条件を満たしていれば特筆性が推定できます（推定であり、削除可否は最終的には合意によります）。
• Wikipedia:独立記事作成の目安#一般的な目安にあるように、「対象と無関係な信頼できる情報源から有意な言及」の存在を示すことが、特筆性を推定する担保になります。
• 「有意」かどうかはコミュニティの判断に委ねられますが、個人的には存続の根拠として取り上げた[1]および[2]は、当該力士が主体的に取り上げられており、十分に有意な言及であると判断しております。単に番付表や勝敗に名前が出ているだけの状況ではなく、ほとんどのスポーツ選手が上記のような取り上げられ方をしているものと依頼者は前提を置いているようですが、そのような前提は存在していないと考えます。
• 最高位が十両以上の力士には特筆性があるとする合意は承知していますが、あくまでもWikipedia:特筆性_(人物)#スポーツ選手に加えられる基準になります。これは付加的な基準ですし、1番目に示したように一般的な目安を覆すものではなく、最高位が幕下以下の力士の立項を認めないという合意にも、そのような主張の根拠にもならないと考えます。

以上より、改めて、依頼者の主張は失当であると判断します。依頼全体を通しても、依頼者が特筆性について適切な理解をしていないか、文書で定められた内容よりも自分の感覚のほうを重視しているかのように感じております。 --Tamago915（会話） 2023年11月23日 (木) 07:25 (UTC)