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Wikipedia‐ノート:削除依頼/嫌阪流20090419

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みや1229さんが提示の削除理由に対するtan90degの反論

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みや1229さんから削除提案がなされるとともにその理由が提示されました。2009-04-19T06:37:12Z におけるみや1229さんの指摘事項(以下「本件削除提案理由」と略記)に対して私は次のように考え、コメントといたします。以下、1段インデントがみや1229さんの本件削除提案理由、2段インデントがそれに対する私(tan90deg)の反論です。--tan90deg 2009年4月25日 (土) 04:59 (UTC)[返信]


  • 前回の削除議論では休刊した雑誌と一つの新聞記事での使用例を根拠としていますが、その後の使用例が見られません。
    • Wikipedia:特筆性という文書をお読みください。この文書は草案であり拘束力はありませんが、拘束力のある文書で特筆性の詳細に言及しているものは存在せず、かつ当文書は既に起草(翻訳)から2年4ヶ月が経過しており一定の議論も経ているものです。とりたてて当該文書を解釈に使用してはならない理由が見つからない限り、本件議論の参考にしてもよいと私は考えます。当文書の節「#特筆性は一時的なものではない」には、
      • もし記事主題がある時点で一般的な特筆性のガイドラインを満たしたことがあるなら、その言及は継続している必要はありません。
    • とあります。言い換えれば、過去に一度でも特筆性が担保されたことがあるならば、必ずしも当該特筆性に対して継続的に言及している必要はないということです。先の削除議論(Wikipedia:削除依頼/嫌阪流)において特筆性が担保されていることを確認済みですから、これを覆すような新しい事情が出てこない限り「審議済み事項の蒸し返し」の批判を免れることはできないのではないかと思います。そこで、次の事項が「これを覆すような新しい事情」に該当するか検討してみましょう。
  • これらは速報性を優先する媒体であるため用語を十分に検討して使用しているとは言い切れません。
    • お気に触るようでしたら申し訳ないことを事前に断った上で1点だけ確認事項が必要なので、落ち着いて聞いてください。雑誌「スレッド」のほうは私も知りませんが、産経新聞の当該記事はお読みになった上でそのようにおっしゃっているのですよね。もし読んでいないのならば、「みや1229さんは参考文献として挙げた当該新聞記事すら十分に検討して提案しているとは言い切れません。」というお言葉でお返しするしかありませんから、今すぐ当該文献(『産経新聞』 2006年4月20日 大阪夕刊8面)を何らかの形で取り寄せてください。以下、みや1229さんが当該新聞記事をきちんとお読みになった上でそのように主張しているものと仮定して反論します。
    • 当該新聞記事は産経新聞の大阪版で定期的に連載されているコラム「ネットウォッチング」(※私は北関東在住なので、当該連載を読んだことはありません。当該新聞記事はG-search新聞記事検索で入手しました)で取り上げられたものです。通常の速報記事とは異なり、コラム、すなわち評論家(※当該コラムの執筆者はペンネームで(磨)とだけ書かれており、おそらく同社の新聞記者ではないかと推測しています)による短評論であり速報性に欠けるものですから、みや1229さんが「速報性を優先する媒体である」ことを理由に「十分に検討して……いるとは言い切れ」ないと結論付けた理由が私には理解できません。もう少し、当該新聞記事の内容に言及した上で詳しくご説明いただけますでしょうか。
  • 事典に載せるほど普及しているとは言えないと判断
    • 本件記事は社会事象について記述された記事です。社会事象そのものの特筆性が担保されていれば足り、用語の普及は特筆性担保手段の一つに過ぎません。私は当該社会事象の特筆性を証明するために当該新聞記事を挙げたのであって、特筆性の証明はそれで十分であると考えます。(逆に、用語の普及をもって私が特筆性担保の証明とした案件にWikipedia:削除依頼/野良妊婦があります。)
  • 地域差別の意味合いが強くWikipediaに載せることで広く使われることを助長してはいけないと判断
    • そのような削除の方針はありません。あえて言えば、「他者の名誉等を傷つけ、結果的に名誉毀損罪・侮辱罪・信用毀損罪などに問われる可能性のあるもの」「他者の利益を侵害する可能性のあるもの」「合法ではない可能性があるもの」といった高い法的リスクを削除する方針(ケースB)でしょうけど、少なくとも私にはそのような法的な問題が見つかりませんでした。当該記事が何らかの法に抵触するような事情があるのであれば当該条文を提示してください。
    • 以下、傍論です。Miyazakimangoさんが挙げた反論について、私からも追加説明をさせてください。確かに「嫌阪流」は地域差別用語です。このことは産経新聞の記事でも証明できますし、「スレッド」もおそらく同じでしょう。しかし、地域差別用語を掲載していることが直ちに「広く使われることを助長」することになる旨の主張はいくらなんでも論理が飛躍しすぎていませんか?Miyazakimangoさんも言及されていますが、みや1229さんが懸念されているような「広く使われることを助長」することを防ぐために、私たちウィキペディアの編集者がすべきことは何でしょうか。それは当該記事を削除することではなく、編集により努めて中立的な観点(NPOV)からの言及になるように文章を修正していくことではないでしょうか。そのような努力の上で成り立っている記事に「きちがい」「穢多」「ジャップ」などがありますから、これらの履歴やノートページなども一度ご覧になってみると良いかと思います。
  • 事例が少なく広まっていないと判断できる
    • それはみや1229さん個人の判断・見解ですよね。私に言わせれば「既に取り上げられ、かつ特筆性が担保されたものをあえて消す理由はないのではないかと判断できる。」といったところです。

以上、反論とさせていただきました。私は本件記事の主執筆者の一人ですので、本件議論に私自身が管理者権限を行使するのは適切ではないと判断し、一利用者かつ主執筆者の一人として上記意見を申し述べました。よろしくお願い申し上げます。--tan90deg 2009年4月25日 (土) 04:59 (UTC)[返信]