コンテンツにスキップ

WOW (Nakanoまるのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『WOW』
NakanoまるEP
リリース
ジャンル ロック
J-POP
時間
レーベル 花とポップス
Nakanoまる アルバム 年表
MOM
2017年
WOW
(2019年)
『WOW』収録のシングル
ミュージックビデオ
「QU」 - YouTube
「俺たち、クズ人間」 - YouTube
テンプレートを表示

WOW』(ワオ)は、Nakanoまるの1stミニ・アルバム2019年8月28日花とポップスから発売された。

概要

[編集]

1stアルバム『MOM』より約1年9ヶ月ぶりの全国流通リリース[1]。アルバムタイトルは、レーベルの代表であるつるうちはなの「『MOM』の後に『WOW』が来たら面白いよね。」という言葉に由来している[2]

本作には、配信限定でリリース済みの「ドキ死」や「とっても明るい未来」の2曲を含む「人との関係性」を題材とした6曲を収録[3][4]。本作について、Nakanoまるは「どの曲も伝えたいことが伝えられたと思うし、胸を張って聴いてくださいと言えることが嬉しいし、自分がどんどんオープンになってきている。この作品でやっと等身大の自分になれた気がする。」とコメントしている[3]

アルバムのコンセプトは2018年の夏頃より考えられており、当時は音楽業界人の出資により話が進んでいたものの、途中で立ち消えになったことにより、『MOM』と同様にクラウドファンディングによって必要な費用が集められた[3]

ヴィレッジヴァンガード購入者特典として「ドキ死」の劇中歌唱バージョンが収録されたCD-R[5]タワーレコード購入者特典として未発表曲「平成J-POP浅草編」が収録されたCD-R、ディスクユニオン購入者特典としてオリジナルキーホルダー、HMV購入者特典としてポストカードが付属する。

収録曲

[編集]
全作詞・作曲: Nakanoまる、全編曲: タカユキカトー
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.とっても明るい未来NakanoまるNakanoまる
2.「QU」NakanoまるNakanoまる
3.ドキ死NakanoまるNakanoまる
4.「いかのお寿司」NakanoまるNakanoまる
5.「俺たち、クズ人間」NakanoまるNakanoまる
6.「喧嘩」NakanoまるNakanoまる
合計時間:

曲の解説

[編集]
  1. とっても明るい未来
    配信限定シングル。
  2. QU
    Nakanoまるの旧友であり唯一の親友でもある人物に向けて書かれた楽曲[2]。「とっても明るい未来」と同時に出来た楽曲[6]
    ミュージック・ビデオも制作されており、2019年7月18日YouTube上の公式チャンネルにて公開された。監督・撮影は森岡千織が担当[7]
  3. ドキ死
    配信シングル。Nakanoまる主演映画『ドキ死』主題歌。
  4. いかのお寿司
    「幼い子供達が誘拐されない様に気をつけよう」[2]「差別やいじめ、セクハラがあっても絶対に生き抜いていこう」という趣旨の楽曲。歌詞は電柱に貼りつけられた「いかのおすし おかしもな」という標語に対して、「こんな場所で小さく表現されているだけでは、世間に伝わるはずがない。」と考えたことからできた[6][3]。Nakanoまるは、「幼稚園とかで歌いたい」とコメントしている[2]
  5. 俺たち、クズ人間
    Nakanoまるが尊敬している女性シンガーソングライターがもう1人の友人に彼氏を寝取られてしまったという出来事と、別の男性の友人が浮気をしていたことに対して怒りを感じて書いた楽曲[2][6]。タイトルにもある「クズ人間」という言葉は、寝取った側の友人と男性の友人の発言から取られている[6]
    2019年10月27日にライブ映像を交えたミュージック・ビデオが公開された。監督は川村大輔で、川村とエドソウタによって撮影された[8]
  6. 喧嘩
    Nakanoまるが元恋人と喧嘩したときに書かれた楽曲。Nakanoまるは、「軽い気持ちで聴いて、みんながハッピーになれたら良いなと思う。」とコメントしている[2]

参加ミュージシャン

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ “Nakanoまる、MOOSICLAB2018短編部門3冠受賞の「ドキ死」含む新作ミニアルバム発売決定”. ガジェット通信 GetNews (東京産業新聞社). (2019年6月13日). https://getnews.jp/archives/2167186 2019年7月13日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f ミュージック・マガジン』51巻2019年9月号、株式会社ミュージックマガジン pp. 123
  3. ^ a b c d “インディペンデントに活動を続けながらユニークな個性を発揮するNakanoまるが、新作『WOW』で開いた未来。”. 【es】エンタメステーション (ソニー・ミュージックエンタテインメント). (2019年8月28日). https://entertainmentstation.jp/519679 2019年8月29日閲覧。 
  4. ^ “Nakanoまる、MOOSICLAB2018短編部門3冠受賞の「ドキ死」含む新作ミニアルバム発売決定”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2019年6月13日). https://tower.jp/article/feature_item/2019/06/13/0706 2019年7月13日閲覧。 
  5. ^ ヴィレッジヴァンガードオンラインストアの2019年7月2日のツイート2019年7月13日閲覧。
  6. ^ a b c d “Nakanoまるは、目一杯、生きてます──「あの子」に届ける新作『WOW』”. OTOTOY (株式会社オトトイ). (2019年8月28日). https://ototoy.jp/feature/2019082801 2019年8月29日閲覧。 
  7. ^ “Nakanoまる「QU」のMVを公開! リリースを記念したインストアイベントも開催決定!”. エキサイトニュース (エキサイト). (2019年7月18日). https://www.excite.co.jp/news/article/Rooftop_26737/ 2019年7月19日閲覧。 
  8. ^ 俺たち、クズ人間- Nakanoまる【Official Music Video】 - YouTube