コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

V (スポックス・ビアードのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『V』
スポックス・ビアードスタジオ・アルバム
リリース
録音 カリフォルニア州パサデナ Lawnmower & Garden Supplies[1]
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル アメリカ合衆国の旗Radiant Records/メタル・ブレイド・レコーズ
欧州連合の旗インサイド・アウト・ミュージック
プロデュース ニール・モーズ、スポックス・ビアード
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 37位(ドイツ[3]
  • スポックス・ビアード アルバム 年表
    Don't Try This at Home
    (2000年)
    V
    (2000年)
    There & Here
    (2001年)
    テンプレートを表示

    V』(ファイヴ)は、アメリカ合衆国プログレッシブ・ロックバンドスポックス・ビアード2000年に発表した5作目のスタジオ・アルバム

    背景

    [編集]

    「ソーツ(パートII)」は、バンドのセカンド・アルバム『ビウェア・オブ・ダークネス』(1996年)収録曲の続編に当たる[4]。6つのパートに分かれた組曲「ザ・グレイト・ナッシング」は、ニール・モーズの自伝的な内容で、モーズは1997年よりこの曲の作曲に着手し、歌詞に関して「鬱状態になった後、音楽の力で立ち直ったミュージシャンの視点で書かれた」と説明している[5]

    反響・評価

    [編集]

    ドイツのアルバム・チャートでは2週トップ100入りして最高37位を記録し、バンドにとって初めて、同国でチャート入りを果たした[3]。ジョセフ・R・スコッティはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「彼らのキャリアにおける頂点」「売れ線を狙った瞬間もあるが、天才的な技巧も持ち込まれ、最終的には精巧に作られた作品として印象に残る」と評している[2]

    収録曲

    [編集]

    特記なき楽曲はニール・モーズ作。

    1. アット・ジ・エンド・オヴ・ザ・デイ "At the End of the Day" - 16:28
    2. レヴェレイション "Revelation" (Neal Morse, Alan Morse, Ryo Okumoto, Nick D'Virgilio) - 6:05
    3. ソーツ(パートII) "Thoughts (Part II)" (N. Morse, A. Morse) - 4:39
    4. オール・オン・ア・サンデイ "All on a Sunday" - 4:04
    5. グッドバイ・トゥ・イエスタデイ "Goodbye to Yesterday" - 4:39
    6. ザ・グレイト・ナッシング "The Great Nothing" - 27:01
      • I:フロム・ノーウェア "From Nowhere"
      • II:ワン・ノート "One Note"
      • III:カム・アップ・ブレッシング "Come Up Breathing"
      • IV:サブメージド "Submerged"
      • V:ミスト・ユア・コーリング "Missed Your Calling"
      • VI:ザ・グレイト・ナッシング "The Great Nothing"

    参加ミュージシャン

    [編集]

    アディショナル・ミュージシャン

    脚注

    [編集]
    1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
    2. ^ a b Scotti, Joseph R. “V - Spock's Beard - Album”. AllMusic. 2024年3月29日閲覧。
    3. ^ a b Offizielle Deutsche Charts
    4. ^ Spock’s Beard's 2nd album 'Beware of Darkness' turns 25 years old”. The Prog Report (2021年1月25日). 2024年3月29日閲覧。
    5. ^ Spock’s Beard fifth album V turns 20 years old”. The Prog Report (2020年8月22日). 2024年3月29日閲覧。

    外部リンク

    [編集]