VB-6 フェリックス
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VB-6 フェリックス | |
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VB-6 フェリックス誘導爆弾 | |
種類 | 対艦ミサイル / 誘導爆弾 |
原開発国 | アメリカ合衆国 |
運用史 | |
配備期間 | 実戦投入されず |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
開発史 | |
開発者 | 国防研究委員会 |
製造期間 | 1945年 |
諸元 | |
重量 | 545kg |
全長 | 231.6cm |
直径 | 47.2cm |
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弾頭 | アマトール炸薬 |
炸薬量 | 454kg |
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エンジン | 推進装置なし |
誘導方式 | 赤外線 |
VB-6 フェリックス(英:VB-6 Felix)とは、第二次世界大戦中にアメリカ合衆国で開発された誘導爆弾である。この兵器は現代の対艦ミサイルの前駆の一種であった。
製作は国防研究委員会(National Defense Research Committee、NDRC)による。フェリックスの目標探知は赤外線に依存しており、また目標への誘導は、天候が良く、夜間の海上にいる艦艇に行われるものだった。闇を見通す猫(Felidae)の能力にならい、この特性は本兵器の名前を生むこととなった。
フェリックスは1,000ポンド(454kg)汎用爆弾の前部に赤外線シーカーを搭載し、八角形の誘導フィンを尾部に装備したものである。ナチス・ドイツのフリッツXなど他の兵器と異なり、フェリックスは自律型だった。後の世代ではこれをファイア・アンド・フォーゲットと呼んでいる。また視認のため、尾部にフレアが装備された。
試験の成功により、1945年、フェリックスは量産体制に置かれるに至ったものの、実戦投入される前に戦争が終了した。
参考文献
[編集]- Fitzsimons, Bernard, editor. "Felix", in The Illustrated Encyclopedia of 20th Century Weapons and Warfare. Volume 9, p. 926. London: Phoebus Publishing, 1978.