Ubie
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種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町二丁目4番3号 日本橋堀留町2丁目ビル 6F |
設立 | 2017年5月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7010701034132 |
事業内容 |
Web問診票サービス Web受診支援サービス |
代表者 | 代表取締役 阿部 吉倫・久保 恒太 |
資本金 | 107億2000万円 (資本準備金含む) |
純利益 |
▲38億4330万6000円 (2023年12月期)[1] |
総資産 |
19億0842万6000円 (2023年12月期)[1] |
従業員数 | 280名 (2024年1月現在) |
外部リンク | https://ubie.life/ |
Ubie株式会社は、2017年5月、医師とエンジニア(技術者)が、テクノロジーで人々を適切な医療に案内するというミッションを掲げて、東京都中央区日本橋室町に創業した、ヘルステック・スタートアップ。AI(人工知能)をコア技術とし、大きく2つのサービスを開発・提供している。
診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージ「ユビ―メディカルナビ」、生活者の受診行動をサポートする症状検索エンジン「ユビー」のサービスを連携させることで、「誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくり」を目指す。
概要
[編集]医師である阿部吉倫と、元エンジニアである久保恒太の2名が共同代表を務める。2024年1月現在の従業員数は280名、現役医師も在籍している。
会社紹介資料
[編集]https://speakerdeck.com/ubie/ubie-hui-she-an-nei-202211
社名の由来
[編集]Ubieという言葉には、老若男女が指先から医療へアクセスするという意味が込められている。
沿革
[編集]- 5月、Ubie株式会社を共同で創業する。
- INDEE Japanによるアクセラレーター ZENTECH DOJOに採択。[2][3]
- 生活者向け「Dr.Ubie(Android版)」をローンチ。
- 医療機関向け「ユビーAI問診」をローンチ。初めての社員が入社。D4Vから6000万円の資金調達。
- 東京都医師会IT担当理事の医師の医院で、導入により「初診時記載時間が6分半短縮した」ことを公表。
- 大規模病院6施設で導入・試験導入・共同研究開始(亀田総合病院、慶應義塾大学病院、恵寿総合病院、順天堂医院、東大病院、長野中央病院)。
- 関西電力等から計5.1億円の資金を調達、AI問診Ubie導入医療機関が200を超える。
- 一般社団法人 日本医療受診支援機構 の有志団体設立に参画。
- Dr.Ubieの後継となる症状検索エンジン「ユビー」をローンチ。
- 院内感染対策としてCOVID-19トリアージシステムを拡張し、全国の医療機関に提供開始。
- NTT東西と共同で、非インターネット接続で高セキュアに導入できる「閉域VPNプラン」を提供開始。
- 第3回日本サービス大賞「厚生労働大臣賞」と「審査員特別賞」同時受賞。
- 4月、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、全国のクリニックに「AI問診ユビーforクリニック」を、利用料1年分無料で提供開始)。
- 株式会社スズケンと、資本参加を含む業務提携契約を締結。
- 10月、シンガポール法人を設立。
- 12月、製薬事業を本格始動し、アストラゼネカ株式会社との協業を開始。[4]
- 12月、神奈川県海老名市において、海老名市・海老名市医師会・海老名総合病院が2020年12月9日より活用する「AI受診相談システム」を開発・提供。[5]
- 4月、希少疾患の早期発見を目指し武田薬品工業株式会社との協業を開始。[6]
- 7月、生活者とかかりつけ医をつなぐクリニック向け新サービス「ユビーリンク」を開始。[7]
- 10月、ファイザー株式会社と過活動膀胱(OAB)の早期発見に向けた協業を開始。[8]
- 11月、バイエル薬品株式会社と婦人科系疾患の早期発見に向けた協業を開始。[9]
- 12月、東京都医師会と新型コロナウイルス第6波を見据えた連携を開始。[10]
- 2月、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社と肺線維症領域の早期発見に向けた協業を開始。[11]
- 3月、千葉県御宿町とデジタル化による持続可能な地域医療体制づくりの支援に関する包括協定を締結。[12]
- 6月、広島県三原市と地域医療のデジタル活用支援に関する連携協定を締結。[13]
- 6月、症状検索エンジン「ユビー」の月間利用者数が500万人を突破。[14]
- 6月、アキュリスファーマと「睡眠エコシステム」の構築を目指し協業を開始。[15]
- 7月、ユビーAI問診、医療機関の導入数が1,000件を突破。[16]
- 7月、シリーズC ファーストクローズで35億円の資金調達を実施。[17]
- 7月、Ubieと中部電力が医療・ヘルスケア分野の協業に向けた業務提携に合意。[18]
- 8月、甲賀湖南医師会と地域医療のデジタル化で連携。[19]
- 9月、生活者とクリニックをつなぐサービス「ユビーリンク」導入医療機関数が15,000件を突破。[20]
- 10月、シリーズC総額62.6億円で資金調達を完了。[21]
- 11月、石川県小松市と地域医療のデジタル活用支援に関する連携協定を締結療機関数が15,000件を突破。[22]
- 12月、米国現地法人設立に関する告知。[23][24]
- 2月28日 (火)、 第1回「Ubie Pharma Summit」を開催。[25]
- 2月、Ubieと協和キリン、FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症の早期発見を目指し協業を開始。[26]
- 3月、Ubieとファイザー、症状検索エンジン「ユビー」と「UUI相談室」の連携で約17,000人の医療機関受診に繋がる。[27]
- 4月、全正社員を対象に退職後の権利保有・行使も可能な税制適格ストックオプション制度を導入。[28]
- 4月、武田薬品と希少疾患・消化器系疾患における適切な医療への案内を目指したDX推進に係る包括連携協定を締結。[29]
- 4月、GoogleのAndroid のプラットフォーム「ヘルスコネクト」に日本国内のローンチパートナーとして連携。[30]
- 4月、Ubie、国内最大級の製薬業界カンファレンス第2回「Ubie Pharma Summit」を7月4日に開催することを発表。[31]
- 6月、症状検索エンジン「ユビー」、サービス開始3年で累計利用回数1億回を突破。[32]
- 7月、症状検索エンジン「ユビー」、8月10日「健康ハートの日」に賛同。[33]
- 7月、Ubie、医療・ヘルスケア領域における生成AI等のイノベーションと安全性の両立を目指す研究組織「Ubie Lab」を創立。[34]
- 8月、Ubie、製薬企業の患者中心な企業文化・活動の実現度を可視化する「ペイシェント・セントリシティ アセスメント」を開発。[35]
- 8月、500名以上が参加、国内最大級の製薬業界カンファレンス第2回「Ubie Pharma Summit」を開催しました。[36]
- 10月、Ubie、生成AIを活用した初の機能を医療機関向け「ユビーメディカルナビ」で提供開始。[37]
- 11月、ユビー、「Google Play ベスト オブ 2023 優れた AI 部門」で大賞を受賞。[38]
受賞
[編集]- 2020年 - 第3回日本サービス大賞「厚生労働大臣賞」と「審査員特別賞」同時受賞
- 2021年 - Linkedin Top Startups 第1位
- 2022年 - Forbes Asia 100 To Watch 2022
- 2023年 - Google Play ベスト オブ 2023 「優れた AI 部門」大賞
脚注
[編集]- ^ a b Ubie株式会社 第6期決算公告
- ^ 医師とエンジニアで起業。AIによる医療サービス「Dr.Ubie」「AI問診Ubie」
- ^ 世界を目指すヘルスケアスタートアップが黎明期にやったこと
- ^ 患者と治療のマッチングを支援する新ソリューション「Ubie Decision Support Information」を2021年初頭より提供開始 PR TIMES. 2020年12月1日閲覧。
- ^ おうち診療ぷろじぇくと 海老名総合病院
- ^ “Ubieと武田薬品、希少疾患の早期発見を目指し協業を開始”. PR TIMES. 2021年4月21日閲覧。
- ^ 症状検索エンジン「ユビー」にあなたのクリニックを無料掲載しませんか?
- ^ “Ubieとファイザー、過活動膀胱(OAB)患者さんへのさらなる貢献を目指し協業開始”. PR TIMES. 2021年10月15日閲覧。
- ^ “Ubieとバイエル薬品、子宮内膜症など婦人科疾患での協業を開始”. PR TIMES. 2021年11月24日閲覧。
- ^ “Ubie、東京都医師会と新型コロナウイルス第6波を見据えた連携を開始。「ユビーAI受診相談」で新型コロナ関連症状に対応可能な発熱外来、都内約2,000件が検索可能に”. PR TIMES. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “Ubie、日本ベーリンガーインゲルハイムと肺線維症領域での協業を開始”. PR TIMES. 2022年2月2日閲覧。
- ^ “千葉県御宿町とUbie、デジタル化による地域医療体制づくりで包括協定”. 株式会社 日経BP. 2022年3月16日閲覧。
- ^ “Ubie、広島県三原市と地域医療のデジタル活用支援に関する連携協定を締結”. 株式会社 PRTIMES. 2022年6月3日閲覧。
- ^ “症状検索エンジン「ユビー」の月間利用者数が500万人を突破”. PR TIMES. 2022年6月16日閲覧。
- ^ “Ubieとアキュリスファーマ、「睡眠エコシステム」の構築を目指し協業を開始”. PR TIMES. 2022年6月29日閲覧。
- ^ “ユビーAI問診、医療機関の導入数が1,000を突破”. PR TIMES. 2022年7月25日閲覧。
- ^ “Ubie、シリーズC ファーストクローズで35億円の資金調達を実施”. PR TIMES. 2022年7月27日閲覧。
- ^ “Ubieと中部電力が医療・ヘルスケア分野の協業に向けた業務提携に合意”. PR TIMES. 2022年7月27日閲覧。
- ^ “Ubie、甲賀湖南医師会と地域医療のデジタル化で連携”. PR TIMES. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “生活者とクリニックをつなぐサービス「ユビーリンク」導入医療機関数が15,000を突破”. PR TIMES. 2022年9月7日閲覧。
- ^ “Ubie、シリーズC総額62.6億円で資金調達を完了”. PR TIMES. 2022年10月6日閲覧。
- ^ “Ubie、石川県小松市と地域医療のデジタル活用支援に関する連携協定を締結”. PR TIMES. 2022年11月22日閲覧。
- ^ “米国現地法人設立に関するお知らせ”. PR TIMES. 2022年12月8日閲覧。
- ^ “Japanese Healthcare Startup Ubie, Inc. Closes Extended Series C Round at $45 million, Establishes Subsidiary in NY”. Ubie. 2022年12月8日閲覧。
- ^ “2月28日 (火) 第1回「Ubie Pharma Summit」を開催”. PR TIMES. 2023年2月1日閲覧。
- ^ “Ubieと協和キリン、FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症の早期発見を目指し協業を開始”. PR TIMES. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “Ubieとファイザー、症状検索エンジン「ユビー」と「UUI相談室」の連携で約17,000人の医療機関受診に繋がる”. PR TIMES. 2023年3月13日閲覧。
- ^ “Ubie、全正社員を対象に退職後の権利保有・行使も可能な税制適格ストックオプション制度を導入”. PR TIMES. 2023年4月7日閲覧。
- ^ “Ubie、武田薬品と希少疾患・消化器系疾患における適切な医療への案内を目指したDX推進に係る包括連携協定を締結”. PR TIMES. 2023年4月10日閲覧。
- ^ “Ubie、GoogleのAndroid のプラットフォーム「ヘルスコネクト」に日本国内のローンチパートナーとして連携”. PR TIMES. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “Ubie、国内最大級の製薬業界カンファレンス第2回「Ubie Pharma Summit」を7月4日(火)開催”. PR TIMES. 2023年4月21日閲覧。
- ^ 症状検索エンジン「ユビー」、サービス開始3年で累計利用回数1億回を突破
- ^ “症状検索エンジン「ユビー」、8月10日「健康ハートの日」に賛同”. PR TIMES. 2023年7月28日閲覧。
- ^ “Ubie、医療・ヘルスケア領域における生成AI等のイノベーションと安全性の両立を目指す研究組織「Ubie Lab」を創立”. PR TIMES. 2023年7月31日閲覧。
- ^ “Ubie、製薬企業の患者中心な企業文化・活動の実現度を可視化する「ペイシェント・セントリシティ アセスメント」を開発”. PR TIMES. 2023年8月22日閲覧。
- ^ “500名以上が参加、国内最大級の製薬業界カンファレンス第2回「Ubie Pharma Summit」を開催しました”. PR TIMES. 2023年8月30日閲覧。
- ^ “Ubie、生成AIを活用した初の機能を医療機関向け「ユビーメディカルナビ」で提供開始”. PR TIMES. 2023年10月16日閲覧。
- ^ “ユビー、「Google Play ベスト オブ 2023 優れた AI 部門」で大賞を受賞”. PR TIMES. 2023年11月30日閲覧。
参考
[編集]- “カルチャーで社内を「分化」。機能別の組織で事業成長を加速する、Ubieの組織づくり”. RELATIONS株式会社. 2021年3月29日閲覧。
- “Ubie(ユビー)株式会社との資本業務提携について”. 関西電力株式会社. 2021年3月29日閲覧。
- “生活者と医療機関をつなげ! 新型コロナで変わる受診形態にAIを”. 株式会社 日経BP. 2021年3月29日閲覧。
- “Ubie社のAI問診システム×閉域網サービスによる、高セキュアなVPNプランの提供開始”. 東日本電信電話株式会社. 2021年3月29日閲覧。
- “資本業務提携に関するお知らせ”. 株式会社スズケン. 2021年3月29日閲覧。
- 「事前のAI問診で頭痛の問診時間を3分の1に」『日経ヘルスケア』第363巻、株式会社 日経BP、2020年。
- “海老名市・海老名市医師会・海老名総合病院が「AI受診相談システム」の活用を開始。地域医療圏でのニューノーマルな「医療のかかり方」実現へ”. PR TIMES. 2020年12月9日閲覧。
- “【LinkedIn独自調査】最も勢いのある日本のスタートアップ10社”. LinkedIn. 2021年9月27日閲覧。
- “Ubie、甲賀湖南医師会と地域医療のデジタル化で連携”. PR TIMES. 2022年8月9日閲覧。
- “症状検索エンジン「ユビー」、サービス開始3年で累計利用回数1億回を突破”. PR TIMES. 2023年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月14日閲覧。