Type-Zero
表示
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
この記事は広告・宣伝活動のような記述内容になっています。 (2018年3月) |
Type-Zero(タイプ ゼロ)は、タイトーが1998年に開発したアーケードゲーム基板である。当時、セガが先行していた MODEL3 の上をゆく性能を持つ事を目標に、開発された。Main CPUが同じPowerPC 603系である事や、4角ポリゴンを直接処理できる事など、MODEL3を意識した仕様である事が窺える。
仕様
[編集]- Main CPU - PowerPC 603e
- Sub CPU - 東芝 TMP95C063F
- GPU - TCG020AGP。会津大学と共同研究・開発された、固定機能エンジン。約100万ゲートの論理素子から成る、セミカスタムのASICとして実装されている。
- パースペクティブコレクションを伴うテクスチャマップ
- バイリニアフィルタのテクセルフェッチ
- 半透明処理
- 単一平行光源によるフォンシェーディング
- グーローシェーディングが主流だった当時では、画期的な機能だった。シェーディング時の演算要素は、拡散反射光・鏡面反射光・自発光・環境光。
- 疑似球面環境マッピング
- バンプマッピング
- 4角ポリゴン演算
- 3角に分解せず、直接処理する機能。OpenGLの仕様を踏襲した物。
- フォギング
- RAM - 32 MB
- 補助記憶装置 - HDD 。 PC等に使われる市販の物であり、EEP-ROMや光磁気ディスクが主流だった当時では、画期的な選択だった。
- 基板間通信規格 - IEEE 1394