Tp 62 (魚雷)
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Tp 62は、スウェーデンで開発された長魚雷。輸出名称はT2000(Torped 2000)となっている。
概要
[編集]Tp 613の後継として、ボフォースなどにより1980年代末より開発検討が開始された。1991年に2億スウェーデン・クローナの予算でもって[1]、本格開発が開始となり、1990年代中頃の開発完了予定であった。開発は遅延し、スウェーデン国防装備本部 (Försvarets materielverk, FMV)に納入されたのは2001年のことであった[2]。スウェーデン軍への引き渡しは2004年であり、スウェーデン海軍への公式な引き渡しは2010年となった[3]。
アクティブ・パッシブソナーを備え、有線誘導も可能となっている[4]。
スウェーデン海軍では、潜水艦に搭載されており、2012年からは性能向上型の開発も開始されている[5]。
要目
[編集]脚注
[編集]- ^ http://www.janes.com/articles/Janes-Naval-Weapon-Systems/Tp-61-Tp-62-Torpedo-2000-Sweden.html
- ^ http://www2.saabgroup.com/SaabGroup.Web.WebSite/Templates/PressRelease.aspx?NRMODE=Published&NRNODEGUID=%7BC0AA8263-9E03-4267-89C7-7FFBC109CD63%7D&NRORIGINALURL=%2Fus%2FMediaRelations%2FPressreleases%2Fpressrelease.htm&NRCACHEHINT=Guest&Year=2001&PressreleaseId=30987
- ^ http://www.fmv.se/WmTemplates/page.aspx?id=5040
- ^ 最強の水中兵器『長魚雷』の最新動向,多田智彦,軍事研究 2010年9月号,P199-209,ジャパン・ミリタリー・レビュー
- ^ “Swedish Navy contracts Saab for Torpedo 62 system upgrade”. naval-technology.com (2012年12月20日). 2014年3月22日閲覧。