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Theチェリー・プロジェクト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Theチェリー・プロジェクト
ジャンル 少女漫画、恋愛、フィギュアスケート
漫画
作者 武内直子
出版社 講談社
その他の出版社
中華民国の旗大然出版社
香港の旗天下出版社
掲載誌 なかよし
レーベル KCなかよし
発売日 1991年5月9日 - 1992年4月6日
発表期間 1990年10月号 - 1991年12月号
巻数 全3巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

Theチェリー・プロジェクト』(ザ・チェリー・プロジェクト)は、武内直子による日本漫画作品。

概要

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なかよし』(講談社)にて1990年から1991年まで連載された。フィギュアスケートを題材としているスポーツ漫画である。

なお、本作の単行本第3巻には番外編読み切り『ドリーム・パークでまってて』(『なかよしデラックス』1990年5号に掲載)と『その後のま・り・あ』が収録されている。

あらすじ

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中学生・飛鳥ちえりは、父親が元プロスケーターであるため、幼い頃からスケートに親しんできた。憧れはジュニアチャンピオンの続正紀で、彼の写真を引き伸ばし、部屋に飾っているほどである。

ある日、父親と訪れた青空スケートリンクで、実況めいた口調で喋りながらスケートを楽しんでいるちえりを物陰から見ている少年がいた。後日、仲間とともにちえりのクラスに転入してきた彼・続正紀は、学祭でスケートリンクを作り、ちえりとペアのショーをやることを提案する。

登場人物

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飛鳥ちえり(あすか ちえり)
本作のヒロイン。通称はチェリー。元・スケートチャンピオンの父がいる。母親は他界しているが、遺品である水晶のペンダントを大切にしている。クラス委員長。父親の血が濃いのか、振り写しで完璧に滑れるほどのスケーティング技術がある。
続が憧れの存在で、彼の言葉を受けてスケートクラブに入ることを決めた。以降、数々の嫌がらせに耐えながら成長していく。続をパートナーにして、スケートペアNo.1になるのが目標。
続正紀(つづき まさのり)
本作の男性主人公で、天才スケーター。実家は資産5億ドルの大財閥。中学を卒業したらスケートをやめ、アメリカに行くことになっていたため、ペアのパートナーを探していた。
西村ゆに(にしむら ゆに)
ちえりの親友。クラス副委員長。裁縫が得意でちえりのスケート用の衣装を担当する。
秋山コーイチ(あきやま コーイチ)
続の友人。続とともに名門「グリーンガーデン」から転入してくる。ハーフであり金髪を長く伸ばしている。
藤原ヒロシ(ふじわら ヒロシ)
続の友人。続とともに転入してきた。スケートショーやちえりの演目の音楽を担当する。
桜田春菜(さくらだ はるな)
ちえりのクラスの担任。保健体育の教師。単行本第3巻に収録されている短編『ドリーム・パークでまってて』の主人公・桜田冬菜の姉でもある。『美少女戦士セーラームーン』では英語教師として登場。
森(もり)
ちえりを指導するコーチの女性。かつては続のコーチをしていた。
キャンティ秋山(キャンティ あきやま)
ちえりのライバルとなる天才女性スケーター。通称はプリンセス・キャンティ。コーイチの妹。

書誌情報

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