恋のバック・ホーム
「恋のバック・ホーム」 | ||||||||||
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スレイド の シングル | ||||||||||
B面 | ワンダリン | |||||||||
リリース | ||||||||||
規格 | 7インチシングル | |||||||||
ジャンル | グラムロック | |||||||||
時間 | ||||||||||
レーベル | ポリドール | |||||||||
作詞・作曲 | ||||||||||
プロデュース | チャス・チャンドラー | |||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
後述を参照 | ||||||||||
スレイド シングル 年表 | ||||||||||
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「恋のバック・ホーム」(こいのバック・ホーム、原題 : Take Me Bak 'Ome)は、スレイドの楽曲。1972年にシングルとして発売され、全英シングルチャートで最高位1位を獲得[1]。作詞作曲はノディ・ホルダーとジム・リーで、プロデューサーはチャス・チャンドラー。オリジナル・アルバムには未収録となり、コンピレーション・アルバム『スレイデスト』でアルバム初収録となった。
なお、原題は「Take Me Bak 'Ome」とスペルを間違えている[注釈 1]が、これは意図的なもの[2]。
背景
[編集]スレイドは、ボビー・マーシャンのカバー曲「Get Down Get With It[注釈 2]」を1971年5月に発売し、商業的な成功を収めた。立て続けに発売されたシングル『だから君が好き』と『恋の赤信号』、ライブ・アルバム『スレイド・アライブ』もまたヒットチャートの上位に入った。
1972年5月に本作がシングル盤として発売され、直後にリンカンで開催された「THE GREAT WESTERN FESTIVAL」に出演。同イベントにおけるライブ・パフォーマンスが高く評価され、シングル盤は全英シングルチャートで最高位1位を獲得し[1]、ヨーロッパのシングルチャートでも上位にチャートインした。なお、アメリカにおいては、本作がアメリカデビュー・シングルとなっており、Billboard Hot 100で最高位97位を獲得[3]。
1984年にリーは「『恋のバック・ホーム』は僕が長い間足蹴にしてた古い曲だった。それをビートルズの『エブリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー』のフレーズをわずかながら引用して変えたんだけど、誰も気付かなかった。」と述べている[4]。なお、曲の中間部分のリフは、ホルダーによるアドリブ。
リリース
[編集]「恋のバック・ホーム」は、イギリス、アイルランド、ヨーロッパ全土、スカンディナヴィア、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、イスラエル、レバノン、日本などの国で7インチシングルとして発売された。B面には「ワンダリン」が収録され、2007年に発売されたコンピレーション・アルバム『B-Sides』に収録された。
プロモーション
[編集]本作のミュージック・ビデオは制作されていない。
イギリスでは、『トップ・オブ・ザ・ポップス』、『Lift Off with Ayshea』、『2Gs and the Pop People』などの音楽番組で披露された。1973年には『Sports En Fete France』や『TopPop』、オランダの音楽番組『Popgala』で披露された。
シングル収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「恋のバック・ホーム」(Take Me Bak 'Ome) | ||
2. | 「ワンダリン」(Wonderin' Y) |
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合計時間: |
クレジット
[編集]チャート成績
[編集]チャート (1972年) | 最高位 |
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オーストラリア (ARIA)[5] | 9 |
ベルギー (Ultratop 50 Wallonia)[6] | 11 |
ベルギー (Ultratop 50 Flanders)[7] | 11 |
オランダ (Single Top 100)[8] | 5 |
フランス (SNEP)[9] | 45 |
ドイツ (GfK Entertainment charts)[10] | 10 |
アイルランド (IRMA)[11] | 4
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南アフリカ (EMA) | 8 |
UK シングルス (OCC)[1] | 1 |
US Billboard Hot 100[3] | 97 |
カバー・バージョン
[編集]1973年にヴァンダイク・ブラウンが、コンピレーション・アルバム『Million Copy Hit Songs Made Famous by Slade, T. Rex, Sweet』でカバー。同作には同じくスレイドのカバー曲「カモン!!」と「だから君が好き」も収録された[12]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2020年9月12日閲覧。
- ^ Du Noyer, Paul (2003). The Illustrated Encyclopaedia of Music (1st ed.). Fulham, London: Flame Tree Publishing. ISBN 978-1-904041-96-2
- ^ a b “The Hot 100 Chart”. Billboard. Prometheus Global Media (1972年9月30日). 2020年7月2日閲覧。
- ^ Charlesworth, Chris (1984). Slade, Feel the Noize!: an illustrated biography. London: Omnibus Press. p. 36. ISBN 0-7119-0538-X
- ^ “Go-Set Australian charts - 4 November 1972”. Go-Set Australian charts (1972年11月4日). 2020年7月2日閲覧。
- ^ "Ultratop.be – slade – Take Me Bak 'Ome" (in French). Ultratop 50. 2020年9月13日閲覧。
- ^ "Ultratop.be – slade – Take Me Bak 'Ome" (in Dutch). Ultratop 50. 2020年9月12日閲覧。
- ^ "Dutchcharts.nl – slade – Take Me Bak 'Ome" (in Dutch). Single Top 100. 2020年9月12日閲覧。
- ^ “InfoDisc : Tout les Titres par Artiste”. Infodisc.fr. 2013年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月12日閲覧。
- ^ "Offiziellecharts.de – slade – Take Me Bak 'Ome". GfK Entertainment Charts. 2020年9月12日閲覧。
- ^ “The Irish Charts - Search Results - Slade”. Irish Singles Chart. 2022年3月27日閲覧。
- ^ “Medium: Million Copy Hit Songs Made Famous by Slade, T. Rex, Sweet - Vandyke Brown, Unicorn Express and Indigo Blue (1973)”. Second Hand Songs (21 February 2011). 2012年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- Take Me Bak 'ome - Geniusの歌詞ページ