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TAKUMA FESTIVAL JAPAN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

TAKUMA FESTIVAL JAPAN(タクマ フェスティバル ジャパン)は、俳優脚本家演出家宅間孝行が主宰する演劇プロジェクト。略称、タクフェス

概要

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劇団「東京セレソンデラックス」を2012年12月に解散した宅間孝行により、2013年に立ち上げられた。演劇というジャンルにとらわれない、お祭りイベントのように観客も一緒に参加して楽しめるような参加型の新たなエンターテインメントプロジェクトを目指し[1][2]、第一弾公演として同年10月から12月にかけて宅間の3年ぶりの新作となる『晩餐』が上演された[3]

「楽しめる、グッとくる、盛り上がれる!」をモットーに、開演前の舞台セット・舞台裏の見学ツアーや出演者がステージ上でサインや写真撮影に応じるふれあいタイム、公演中に出演者の写真撮影が可能なサービスタイム、終演後のアフタートークで出演者と観客が歌って踊るライブタイムなど、「ライブ」の楽しさを追求したステージおよび劇場空間全体のプロデュースを行っている[4]

2017年春には新シリーズとなる「タクフェス春のコメディ祭!」を始動し、切ない泣ける作品とは打って変わり、笑いに特化した作品を上演[5]2018年には、いつも会場全体が盛り上がるライブタイムをライブハウスでやってみようと、ライブツアー『タクフェス冬のバンド祭り』を開催した[4]

2018年のタクフェス第6弾公演『あいあい傘』では、舞台版とともに小説版と映画版の同時展開が行われた[6][7]

2022年の第10弾公演『ぴえろ』では、舞台の公演に先駆けて宅間の書き下ろしによるスピンオフドラマ(全19話)がYouTubeTikTokで配信された[8]

公演

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  • 晩餐(2013年、タクフェス第一弾公演)
  • 夕 -ゆう-(2014年、タクフェス第二弾公演)
  • つじたくvol.1(2015年)
  • くちづけ(2015年、タクフェス第三弾公演)
  • つじたく2016(2016年)
  • 歌姫(2016年、タクフェス第4弾公演)[9]
  • What a wonderful life!(2016年、タクフェス特別公演)
  • わらいのまち(2017年、タクフェス春のコメディ祭!)
  • ひみつ(2017年、タクフェス第5弾公演)
  • タクフェス冬のバンド祭り コントもあるよ‼︎〜武道館への道vol.1〜(2018年)
  • 笑う巨塔(2018年、タクフェス春のコメディ祭!2018年公演)
  • あいあい傘(2018年、タクフェス第6弾公演)
  • 流れ星(2019年、タクフェス第7弾公演)[10]
  • 仏の顔も笑うまで[注 1](2020年、タクフェス春のコメディ祭!)[注 2]
  • くちづけ(2020年、タクフェス第8弾公演)[12]
  • 天国(2021年、タクフェス第9弾公演)[13]
  • ぴえろ(2022年、タクフェス第10弾公演)[14]
  • 晩餐(2023年、タクフェス第11弾公演)[15]

脚注

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注釈

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  1. ^ 『Happy』(2004年、東京セレソンデラックス)を改題[11]
  2. ^ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、全公演中止。

出典

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  1. ^ “宅間孝行の新プロジェクトが始動 TAKUMA FESTIVAL JAPAN『晩餐』が開幕”. シアターガイド (モーニングデスク). (2013年10月4日). https://web.archive.org/web/20131011044004/http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2013/10/04_03.php 2018年8月11日閲覧。 
  2. ^ “TAKUMA FESTIVAL JAPAN「晩餐」宅間孝行が仕掛ける、新・エンターテインメントプロジェクト始動!!”. e+(イープラス) Theatrix! (イープラス). (2013年10月17日). http://etheatrix01.eplus2.jp/article/377786897.html 2018年8月11日閲覧。 
  3. ^ “セレソン解散から約1年、宅間孝行“タクフェス”始動!”. ORICON NEWS (oricon ME). (2013年9月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2029063/full/ 2018年8月11日閲覧。 
  4. ^ a b 「タクフェス冬のバンド祭り コントもあるよ‼︎〜武道館への道vol.1〜」あのタクフェスが東京・名古屋・大阪のライブハウスに!WIZYでグッズ付きライブチケットを販売!』(プレスリリース)レコチョク、2017年10月31日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000858.000002747.html2018年8月12日閲覧 
  5. ^ 岩本恵美 (2017年3月20日). “タクフェス春のコメディ祭!『わらいのまち』会見レポート 会見もタクフェス流のおもてなし”. SPICE (イープラス). https://spice.eplus.jp/articles/110743 2018年8月11日閲覧。 
  6. ^ “セレソン「あいあい傘」タクフェス第6弾として再演、映画化&ノベライズも”. ステージナタリー (ナターシャ). (2017年10月18日). https://natalie.mu/stage/news/253140 2018年8月12日閲覧。 
  7. ^ ““日本一泣ける劇団”幻の名作よみがえる!「あいあい傘」映画&小説化、再演が決定”. 映画.com. (2017年10月18日). https://eiga.com/news/20171018/5/ 2018年8月12日閲覧。 
  8. ^ “タクフェス第10弾『ぴえろ』スピンオフドラマ全19話が公開 シークレットゲストの出演も”. 2.5ジゲン!! (サムライト株式会社). (2022年9月16日). https://25jigen.jp/news/79807 2022年9月30日閲覧。 
  9. ^ “AKB48入山杏奈がタクフェス第4弾の純愛物語『歌姫』で初舞台&ゲネプロチラ見せ!”. SPICE (イープラス). (2016年9月15日). https://spice.eplus.jp/articles/77556 2024年9月21日閲覧。 
  10. ^ “タクフェス第7弾は「流れ星」、出演に田中美佐子・飯豊まりえ”. ステージナタリー (ナターシャ). (2018年10月9日). https://natalie.mu/stage/news/302910 2018年11月9日閲覧。 
  11. ^ 宅間孝行; モト冬樹; 樋口日奈; 肥後克広(インタビュアー:宮崎新之)「宅間孝行、モト冬樹、樋口日奈(乃木坂46)、肥後克広(ダチョウ倶楽部) インタビュー|タクフェス 春のコメディ祭!『仏の顔も笑うまで』」『ローチケ演劇宣言!』、ローソンエンタテインメント、2020年1月16日https://engekisengen.com/genre/play/19999/2020年1月26日閲覧 
  12. ^ “タクフェス「くちづけ」に金田明夫・小島藤子ら、宅間孝行「決定版を届けたい」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2020年8月7日). https://natalie.mu/stage/news/391090 2020年8月7日閲覧。 
  13. ^ タクフェス第9弾『天国』公式サイト”. 2022年2月14日閲覧。
  14. ^ タクフェス第10弾『ぷえろ』公式サイト”. 2022年9月30日閲覧。
  15. ^ タクフェス「晩餐」、初演を観劇した山崎静代が映像出演「衝撃と感動を受けた」”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年10月3日). 2023年10月3日閲覧。

外部リンク

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